天上人の意味や使い方とは?殿上人との違いや天上人が登場する作品も!
天上人という言葉はどのような意味なのかご存知ですか?類義語として殿上人などが挙げられるのですが、天上人は色々な作品でも登場します。実際にどのような使い方をすればいいのか、例文を含めて天上人とはどのような言葉かご紹介します。
目次
『天上人』ってどんな人?
皆さんは「天上人」という言葉をご存知ですか?映画やアニメ・漫画などの作品で登場することが多い言葉ですが、なんとなく言葉から意味を予想しているものの、しっかりと理解していないという方もいらっしゃいます。
この天上人が登場する作品は意外と多く有名なドラえもんやワンピース・グラブルなどがあります。今回はこのような多くの場面で登場する天上人についてご紹介していきます。
『天上人』の意味とは?
まず最初は天上人が登場してくる作品の前に、「天上人」という言葉の意味や読み方について具体的にご紹介していきたいと思います。
『天上人』の読み方は?
「天上人」と書いてどのように読むかご存知ですか?読み方は、人や作品によって多少変わるのですが、一般的な読まれ方としては「てんじょうびと」などが挙げられます。この他にも「てんじょうじん」と読まれる場合もあります。どちらかと言うと、前者の「てんじょうびと」が多い傾向にあるので、てんじょうびとで覚えるのがおすすめです。
『天上人』の意味とは
天上人の読み方についてご紹介しましたが、多くの方が気になるのが天上人の意味ですよね。天上人は漢字からもわかるように、天の上に住む人のことを指します。そのため、物語などに登場してくるとご紹介しましたが、天上人は天国・天空にも世界が存在し、そこに住む住人を指す場合が多いです。
さらに、天の上に住む人だけでなく、雲の上の天国に住むような人で、「身分の高い人」「尊敬に値する人」という意味で使われる場合もあります。
『天上人』の使い方と例文
天上人の読み方や意味についてご紹介しましたが、次は天上人の使い方・例文についてご紹介したいと思います。普段の日常生活では天上人と言う言葉を使う機会がないので、どのように使うのか、迷ってしまう方は多いです。
もちろんなかなか使う機会はないのですが、比喩として使われることもあるので、ぜひ天上人の使い方・例文をチェックして使ってみてください。
例文①「天上人のような存在」
天上人は身分が高い人などを指すことが多いのですが、このような意味での使い方・例文としては「あの人は天上人のような存在」というのがおすすめです。自分自身が天上人だと言う人は少なく、どちらかと言うと周りの人が身分が高い雰囲気がある人や、身分が高い人のことを指して使います。
そのため、このような例文のように、身分が高いと感じるような人を表す言葉として使用されることが多いと言えます。
例文②「天上人になりたい」
天上人は身分が高い人を指す言葉として使われることが多いのですが、自分自身に対して使用することも可能です。自分自身に対しての使い方・例文としては「自分も天上人になりたい」という言葉がおすすめです。自分は現在身分の高い人物ではないが、身分が高い人のようになりたいという意味合いで使われることが多いです。
『天上人』の類語2つ
天上人についての使い方や意味・読み方をご紹介しましたが、次は天上人の類語についてご紹介したいと思います。天上人は雲の上に住む存在や、身分が高い人を表す言葉なのですが、実際に存在する人ではなく、架空の種族・登場人物を表す場合がほとんどです。
もちろん先程ご紹介したように、身分が高い人を指す場合もありますが、そのような架空の種族の人を指すため類語は多いです。ぜひ天上人と合わせて覚えていただけたらと思います。
類語①『天界人』
天上人の類語として使われることが多いのが「天界人」です。天界人も天上人と同様に耳にする機会が多いですよね。天界人の意味は漢字のニュアンス通りで、天界・天国に住む人です。天上人とほとんど同じような意味で使われるのですが、天界人が登場してくる作品で多い点が天界人は人間界に修行している天上人というイメージが強いです。
そのため、天上人ではあるものの、まだまだ修行のみであり、地上に舞い降りているような登場人物を天界人と表すことが多い傾向にあります。
類語②『天空人』
さらに、天界人と同様に、天上人の類語として使用されるのが「天空人」です。天空人もほとんど意味合いは同じで、天空に住む住人のことを指します。名作として知られるドラゴンクエストでは天使が登場してくるような物語が多いですが、天空シリーズが存在するほどです。ドラクエの場合も天空人は天上人と同じ言葉として使われます。天空シリーズはナンバリング6・4・5の順で時系列が進行するので、興味がある方は是非チェックしてみてください。
『天上人』とよく似た言葉『殿上人』の違いは?
天上人の類語についてご紹介しましたが、実は実際の人物に対して使われる言葉で、天上人と似ている言葉が存在します。その天上人と似ている言葉とされているのが「殿上人」です。歴史好きや世界史好きの人は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
次は天上人と似ている言葉「殿上人」について簡単にご紹介していきたいと思います。
『殿上人』の意味とは
天上人と似ている言葉である「殿上人」ですが、殿上人は漢字からは意味合いが直接的にはイメージしにくいです。殿上人の意味は実際に地位があった特別な人物のことを「殿上人」と呼んでいました。今でこそこのような階級が存在しませんが、昔は天皇と会うことができるのは地位がある人のみとされていました。
そのため、天皇と会うことができる地位がある貴族は憧れを抱かれ、このような殿上人という言葉になったとされています。ちなみに殿上人の読み方は天上人と同じで「てんじょうびと」と読みます。
『天上人』と『殿上人』の違い
殿上人についてご紹介しましたが、天上人と殿上人の違いについて気になる方もいるのではないでしょうか。すでにご紹介している点からもわかるのですが、天上人と殿上人の違いは実際に「存在するか」「存在しないか」という点になります。
『殿上人』の類語・対義語とは
殿上人は実際に存在した地位がある貴族のことを指す言葉ですが、実は殿上人には対義語が存在します。天上人の場合の対義語は地底人になるのですが、殿上人の場合の対義語は地下になります。ちなみに地下と書いて「ちげ」と読みます。
殿上人は地位がある貴族のことを指していましたが、地下は全く地位などがない人を指し、平民や農民のことを指す言葉です。そのため、ほとんどの人はこの地下に該当していたと言えます。
『天上人』が登場する作品を7つ紹介!
天上人や殿上人についてご紹介しましたが、次は天上人が登場してくる作品をご紹介します。日本だけでなく、世界中からも人気がある作品でも天上人が登場するので、ファンタジー物語が好きな方はぜひチェックしてみてください。
天上人とアクト人最後の戦い
天上人が登場する作品としては「天上人とアクト人最後の戦い」が知られています。下記の画像をご覧頂いてもわかるように、ムントシリーズの劇場版作品にはなるのですが天上人が未来の世界のことを指しています。ストーリー自体は王道ではあるのですが、天上界の消滅の危機に陥っている所を救いに行くような話になります。
ワンピース
日本でも絶大な人気を誇っていますが、海外でも圧倒的な人気がある作品が「ワンピース」です。今では日本では知らない人がいないのではないかと言われているほど人気なのですが、ワンピースの物語にも天上人が登場します。天上人という言葉をワンピースで初めて知ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まだ天上人の明確な詳細は明かされていませんが、今後は天上人が大きく物語に関わってくる可能性が高いので、ワンピースも要チェックです。
劇場版ドラえもん のび太と雲の王国
ワンピース同様に多くの方に人気を誇る作品では「ドラえもん」なども挙げられます。ドラえもんも様々な物語が登場し、色々な世界を冒険していますよね。そのような多くの世界を冒険するドラえもんですが、ドラえもんにも雲の上にある国が登場してくる作品が存在します。
この雲の上にある国が登場するのは劇場版の作品になるのですが、ドラえもん好きの方は是非チェックしてみてください。
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
男性に人気の作品ではガンダムなども挙げられるのですが、ガンダムシリーズの中でも天上人が登場してくる作品が存在します。シリーズの中ではやや知名度が低いですが、「ガンダムSEED ASTRAY」が天空シリーズと呼ばれています。
物語自体は天空の皇女を中心に物語が動く、成長物語ですが、ガンダム好きや人が成長していく姿が好きな方にはおすすめの作品です。
機動戦士ガンダム00
ガンダムシリーズでも天上人が登場するのはガンダムSEED ASTRAYだけではありません。ガンダムシリーズの中でも「ガンダム00」も天上人という言葉が存在する作品です。直接的に天上人が登場するのではないのですが、物語の中心となる私設の武装組織「ソレスタルビーイング」が日本語に直すと意味が天上人という意味になります。
ガンダムシリーズの中でも00はかなり人気が高いので、まだ観たことがない方はぜひ観てください。
かぐや姫の物語
実は天上人はドラえもんやワンピースをはじめとした有名作品にも多く登場するのですが、ジブリ作品でも登場します。天上人が登場するジブリ作品は「かぐや姫の物語」です。子どもでも知っているほどの童話の作品ですが、かぐや姫は天上人の住人でした。
子ども向けと言うよりも大人向けの作品にはなっているのですが、まだ観たことがない方はかぐや姫の物語もおすすめです。
グランブルーファンタジー(グラブル)
ゲームなどでも大人気のグランブルファンタジーことグラブルも天上人が存在する話です。グラブルでは大々的な天上人という言葉では登場しないのですが、物語は主に空の世界が中心となっています。さらに、グラブルでは空の世界が中心の物語であることから天空の世界も存在します。
そのため、ドラクエのように天空の世界が登場してくる話が好きな方はグラブルで遊んでみるのもおすすめです。さらに最近ではグラブルは本も登場しているので、ゲームをしない方はグラブルの本を探してみるのもおすすめです。
『天上人』以外の架空の種族を6つ紹介!
天上人が登場してくる作品についてご紹介しましたが、最後は天上人と同じように架空の種族・登場人物を指すことが多い言葉をご紹介していきます。ご紹介する言葉もアニメや漫画で登場することが多いのでどのような意味なのかぜひ覚えていただけたらと思います。
宇宙人
宇宙人はほとんどの方がご存知ですよね。現在も宇宙人とは存在するものなのかという議論されることもありますが、地球人も他の星の生物からすれば宇宙人です。最近では月に行く話題もよく耳にするため、将来的には現在の地球人が宇宙人になる可能性も十分ありえます。
地底人
天上人と反対の言葉として使われる地底人も多くの作品に登場します。グレンラガンなどが特に地底人などが登場する作品なのですが、言葉からもわかるように地面よりもはるか下の世界に住むような種族・登場人物のことを指します。
海底人
ファンタジー物語などでも海の世界がテーマにされた作品も多いですよね。このような海が世界の物語で、海の底に住む人・海底人という言葉も登場しやすいです。海底人も言葉からわかるように、海底に住んでいる種族・登場人物で、人魚などもこの海底人に分類されることが多いです。
冥界人
さらに、同じファンタジーの中では冥界・死後の世界をテーマにした作品もありますよね。このような冥界に住むような存在を冥界人と表す場合も多いです。冥界人は薄暗いイメージが強く、死神などがこの冥界人に分類されることが多いと言えます。さらに、死後の魂を導くような人たちもこの冥界人に分類されやすいです。
天界人
天上人と同じような言葉としてご紹介しましたが、天界人もよく様々な作品で登場します。天界人が登場する物語は天界という設定がしっかりとしている場合が多く、天界に住む人のことを指すという事がわかりやすいです。さらに、途中でもご紹介したように、天界人は地上に舞い降りて修行していることが多いので、半人前の天使という設定が多い傾向にあります。
魔界人
ダークファンタジーや王道の物語で登場することが多いのが魔界です。魔界にも人と同じような存在がいると設定されていることが多く、このような存在を魔界人と呼ぶことが多いです。他の人よりも強い力を持っていることが多く、魔術が使えるタイプや化物のような容姿をしている存在が多い傾向にあります。
天上人の意味を知って雑学を増やそう!
今回は天上人についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。天上人とはまさに言葉のニュアンス通り雲の上・天国のような世界に住む人のことを指します。これからもまだまだ天上人が存在する作品が登場する可能性があるので、ぜひ皆さんのご参考にしていただけたらと思います。