ミニマリストの食事とは？ルーティンメニューや食費まとめ

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皆さんは「ミニマリスト」という言葉をご存知でしょうか？2015年に注目を集め、その年の流行語大賞にノミネートされたミニマリストとは、必要最小限の物で生活をする人々のことを言います。

では、冷蔵庫も持たないミニマリストは一体どのように自炊を行い、食事をしているのでしょうか？
冷蔵庫を持たない生活環境の中で生み出されるルーティンメニューなどの食生活から食費事情までご紹介します！

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ミニマリストの生活風景画像

先ほども少し触れたように、ミニマリストとは2015年に話題を集め、その年の流行語大賞にノミネートされました。ミニマリストは、最小限（ミニマル）、最低限の物だけで生活する生活スタイルのことで上の画像を見て分かるように基本的に家具、家電がほとんど置かれていません。収納ケースなどもないのですが、そもそも収納する必要がないほど物が少ないのです。

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ミニマリストの生活風景画像その2

ミニマリストは掃除も非常に楽で、引っ越しの際にも荷造りに30分、荷解きは1時間～1時間半程度しかかからないそうです。ある人はミニマリストになるために通常の部屋から断捨離をしたところ部屋にあったものを95%捨てたそうです。現代は様々なものがデジタル化できるため、物を持つ必要がなく、ミニマリストの生活を送ることで心が豊かになるのだそうです。

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一般的な食事

ではそんな最小限のもので暮らしているミニマリストはどんな食生活を送っているのでしょうか？ミニマリストの食生活について調べてみると、ミニマリストによってある程度差が出ているようでした。なぜかというとミニマリストは衣食住全てにおいて自然と必要なもの以外を削っていくようになるそうなのですが、その中でも食は一番削りにくい部分だからです。

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健康的で美味しそうなメニューです

勿論ミニマリストの中にも冷蔵庫を持たずに1日1食で済ませるような人もいるのですが、大抵の人は3食きちんと食べるそうです。
ただ、ミニマリストになると「本当に大切なもの」に対する感度が上がるようで、基本的に皆さん健康志向であったりシンプルな食生活を送るようになるのだそうです。
では、実際にどれくらいシンプルで健康的な食事をしているのか、3人を例にルーティンメニューなどを見てみたいと思います。

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画像のような砂糖、カフェインが入っているものは基本的に食べないのだそうです

まずはミニマリストの中でも特に持ち物が少なく、冷蔵庫も持っていないミニマリストの食事スタイルについて見ていきましょう。まずこの方の食生活には以下のような特徴があります。

1.食事は1日1食、夕食のみ食べる
2.缶詰を多めに使用する（添加物不使用）
3.ルーティンメニューが決まっており、同じものをよく食べる
4.常温保存できる食材を使用する（冷蔵庫がないため）
5.砂糖、カフェインの入っているものは食べない

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食費が1万5000円というのは、一人暮らしでは非常に安いですね

以上のように、1食しか食べないのですが毎食を玄米にするなど非常に健康的なメニューをルーティンとしています。また、食事は1日1食であるため、食費が安く上がり月1万5000円程度の食費で済むのだそうです。

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また、このミニマリストの方は基本的な調理器具を持っていません。
画像のような包丁、まな板、その他にも調理用ボウル、鍋、電子レンジがないため、フライパンで熱を加える以外の調理ができません。そのため、食事のメニューはルーティン化し、シンプルなものになりやすいようです。

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朝はカフェイン抜きのコーヒーのみ、昼食は画像のような野菜ジュース、もしくは豆乳を1パックだけ飲みます。朝食を食べない理由は、がっつり食事すると眠たくなるからという理由のようです。朝も昼も全く何もお腹に入れないわけではありませんが、非常にシンプルです。

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※画像はイメージです

夕食はマグロアボカド丼と味噌汁、もしくは焼いた魚と味噌汁＋α（納豆や豆腐など）、もちろんご飯は全て玄米です。この方は健康志向が非常に高いため特に魚やアボカドを多く食事に取り入れているのですが、基本的に調理ができないためメニューはシンプルなものになります。また洗い物が少ないという理由で丼ぶりものになることも多いそうです。

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このミニマリストの方は、それぞれの栄養素に対して使う定番の食材があるのだそうです。炭水化物であれば玄米やアボカド、缶詰のフルーツ、たんぱく質であれば魚、ごま、海苔などを使用して栄養バランスを整えているそうです。

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確かに栄養素ごとに食材を決めていたら栄養バランスの調整に悩まずにすみそうです。また、先ほども少し触れたように食費が月に1万5000円と非常に安いのですが、1日1食しか食べないため1食に集中して食材を厳選しお金をかけることができるのだそうです。

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健康志向の強いミニマリストですが、もちろん友達との付き合いで食事をすることもあります。その際、どうしても食事のスタイルが友達と合わないこともあるのですが、そういった場合は、自分のルールに縛られず友達と自由に食事をするのだそうです。食にこだわりすぎて人間関係が壊れてしまっては本末転倒ということのようですね。

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※画像はイメージです

次の方は、先ほどの方とは違い家庭を持っているミニマリストの方です。もちろんお子さんもいる状態ですので、冷蔵庫もないという状況は難しいようで、ある程度調理器具もそろっているようです。そんな中でもミニマリストとしてメニューをシンプルにしたり、ルーティン化などは行っているのだそうです。

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この方は先ほどの方とは違い、3食きちんと食べています。しかし、しっかり調理した食事にするのは夕食だけ、朝食と昼食はほとんど調理を行わないシンプルでルーティン化された食事を毎日しているのだそうです。

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この方は朝は納豆＋ご飯＋（味噌汁やキムチなど）の1パターンで食事をし、昼食はご飯＋目玉焼き＋サラダの1パターン、ただしサラダはできるだけ多くの野菜を使いビタミンを補っているのだそうです。ドレッシングもオリーブオイルと塩のみの非常にシンプルなものでした。

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このようにメニューを1パターンにすると、食材の管理が楽になり、冷蔵庫に食材を余らせて腐らせることもなくなります。さらに、メニューが1パターンであれば、メニューに悩む時間がなくなるので時間の節約にもなります。また、メニューがシンプルであるため、食費は非常に安くなるのだそうです。勿論子供がいる土日は別の物を作ったり、外食などもしているそうで、無理のない範囲で行えばメリットはとても大きいようです。

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最後に紹介するミニマリストの方も、1日3食食べているのですが、ミニマリストとしての生活を始めてからやはり健康への意識が非常に強くなり、自然と健康的な食生活にシフトチェンジしていったのだそうです。この方はメニューのルーティン化などはしていないようですので、食事で気を付けていることについて見てみたいと思います。

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バターコーヒー

バターコーヒーとは、文字通りコーヒーにバターを入れたもの、ダイエット食品として近年話題になっています

この方が食事で意識していることは、朝はバターコーヒーを飲むこと、炭水化物をできるだけ取らないこと、外食を減らすこと、食事は野菜から食べて血糖値を上げにくくすること、夜7時以降は食べないこと・・・などです。健康にいいとされている食事法はかなり実践されていました。特にバターコーヒーを飲み始めてからお腹周りの脂肪が目に見えてすっきりとしたようで、健康的な生活の効果も出てきているようでした。

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今回ミニマリストの食事について調べてみたところ、調べたミニマリストの共通点として非常に健康志向が強いということが分かりました。ミニマリストの方曰く、ミニマリストは必要なものだけを選び取っていく感度が強くなるので、食事に対しても本当にいいものに対する意識が強くなるのだそうです。始めに紹介したミニマリストのように冷蔵庫を持たず1日1食というのは難しいかもしれませんが、自分の食生活の中でも削減できるものはないか、本当にいいものは何か？を探していくという考え方は、私たちの食生活を見直す上で必要なものなのかもしれません。