2021年09月09日公開
2021年09月09日更新
【裏の世界すぎる。。。】ホームレスの知られざる生活を徹底的に洗い出しました!
日本には生まれながらにして裕福な生活をしている人と地べたに這いずり回りながら生きている人がいます。 本日は後者であるホームレスの生活を調査致しました。
ホームレスとは
出典: https://www.nenshuu.net
ホームレスとは様々な理由から、住む家を持っておらず、路上で生活する人々のことを指します。
一般的には公園や路上、高架線のした、公共施設・河原・橋の下、車の中で日常生活を営む人たちです。
ちなみに言葉としてのホームレスとは名前の通り”ホーム”がない状態を指す形容詞となります。
ホームレスになるケースは大きく分けて二つあります。
1つ目は働いて自立をしていたのですが、何かがきっかけで家賃を払うことができなくなり、身内に頼ることもできず路上生活を始めてしまうケースがあります。
例えば、とび職をしていたが怪我をしてしまい、働けなくなったり、同じ飲食店で務めていたが不景気でつぶれてしまい、再就職先が見つからなかったケースなどもあります。
ここでも大きく分けると自分が病気や怪我で働けなくなるパターン(内部的要因)と不景気や職場がなくなってしまうパターン(外部的要因)の二つにわけることができます。
内部的要因に関しては自分でコントロールできるギャンブルに手を出して失敗するケースなどでホームレスになる方もいます。
逆に外部的要因としては不景気などが目立ちますね。
2つ目にホームレスになるケースとして、自立したことがないままホームレスになることがあります。
例えば、障害を生まれた時からもっていたり、いじめや虐待などから引き込もりになってしまい、親に頼って暮らしていたが、親が死んでしまったりするケースなどがあります。
義務教育を受けたことがないような人や自分の名前しか漢字で書けない人、
親から虐待を受けており、なんでも「はい!」と答えてしまうような人
父親からバットで殴られ続け、肉親はみんな自殺してしまった人
など理由は様々あります。
そういった方々が普通の生活をお送ることができずホームレスになるケースもあります。
ホームレスの生活とは
出典: https://dot.asahi.com
ホームレスの方はいったいどうやって暮らしているのでしょうか?
基本的な収入源は日雇い労働や空き缶回収などがあります。
例えば引っ越しの日雇いバイトをされる方や高級住宅街のごみを漁る方もいます。
意外にまだまだ使えるコートやラジカセ、DVDなど使えるものを捨てる方は多いので、こういったものをリサイクルショップにもっていくことで収入を得ている方も多いです。
また、よく見かける物乞いスタイルのホームレスもいます。
路上や公共の場に座っているだけでお金を求める方もいます。
ただし、やはりなかなかお金は集まりにくいようです。
また、その反面ボランティアが持ってきてくれるごはんだけ頼ったり、ごみ箱をあさって食料を手に入れる人もいます。
一概にホームレスといってもやはり色んなタイプの人間がいますね。
また、生活に関しては一種の村のようなイメージを想像してもらえるとイメージが付きやすいかと思います。
何かあれば近所のホームレス同士で助け合ったりとご近所付き合いがすごいですね。
例えば、公共の場で寝泊まりをしているホームレスの家は市町村が掃除のため撤去を依頼することがあります。
そんなときは地域のホームレスみんなで荷物をまとめてくれたりと助けてくれます。
また、食事もみんなでBBQをしたり、外でお酒を飲んだり、昼間っから外で将棋をしたりと中々楽しそうです。
意外に自家発電をしている人もいて、ブルーシートの中ではクーラーを使ったり、洗濯やお風呂もしっかりと入ってる方もいます。
上記からわかるようにホームレスの中でも二通りのパターンがあります。
1つ目は社会復帰を目指して、必死にお金を作ろうとしているホームレス。
2つ目はホームレス生活を楽しんでいるホームレス。
一般の人たちが思うよりも貧乏なのでホームレスになるというのは違うのかもしれませんね。
ホームレスを支える制度とは
出典: https://dot.asahi.com
厚生労働省からホームレスを支える自立支援制度というものが発行されています。
上記でホームレスの中でも”生きる”といったことに特化したホームレスの方はいいのですが、逆に引き取り手のない方や障害を持ってホームレスをしている方もいます。
こういった方に対して、実態把握とアクションプロモーションを策定し、NPO法人の立ち上げや自立支援センター事業の立ち上げなどにお金を投下しています。
こういった取り組みのもとで都会のホームレスは2003年ころから比較すると1/4にまで減少したといわれています。
また一方で生活保護をもらうケースもあります。
生活保護には現金支給や現物給付といった種類のものがあります。
それに加えて就労支援や相談援助といったサービスもあります。
こうした生活保護を受けて、ホームレスから脱却するようなホームレスも多くいるのが現状です。
海外のホームレスの生活
出典: https://www.nenshuu.net
海外のホームレスは基本的に物乞いをメインに生きているイメージが強いです。
少し私見となりますが、ヨーロッパでは一般的に物乞いがメインでした。
また、宗教的にも貧しい人にお金を分け与えることが善という考え方もありかなり物乞いもうまくいっているように思われました。
また、住んでいる場所としては電話ボックスに家族で寝泊まりしている家族もいました。
また、廃墟に100人くらいで住んでいる人たちもいたりと、日本とはまた違った生活をしていることが見れました。
そもそも海外全体を日本と比較するとやはり日本は裕福な国ということもあり、海外の貧困層よりもよりよい生活が出来ています。
海外では生まれながらにして、生活できない人がたくさんいます。
教育を受けることができなかったり、生まれながらに日雇い労働をしたり、盗みに走ったりといった生活をしています。
そんな生活と比較すると日本にうまれたことは幸せですね。
ホームレス体験談
出典: https://matome.naver.jp
これはホームレスを経験した人の体験談を紹介致します。
田中(仮)さんは広告卒業後、東京の印刷会社へ就職し、33歳で独立します。
仕事は順調で当時かなり稼いでいたのですが、ワープロが登場してからたちまち経営難に陥ります。
そして、しばらくはアルバイトを週末にしていたのですが、ついに平成4年に廃業になります。
その後は仕事を転々としていたのですが、長続きせず、夫婦仲も悪くなり、喧嘩が増えるようになりました。
そして、ある日田中(仮)さんは家を飛び出してしまいました。
そして、飛び出した際の所持金もなくなり、野宿生活を送るようになりました。
今はの生活に関してはボランティアの人たちの炊き出しや食べれる弁当が捨ててあったりといい生活を送っているそうです。
収入に関しても日雇い労働で月収3万円ほどあり、台風や雪の日などはカプセルホテルに泊まったりもするとのこと。
毎日、気の合う仲間と酒を飲みながら麻雀したり、将棋をしたりして一日が過ぎていくので、ストレスフリーの生活をしています。
このようにもらい癖がついてしまい、仕事をする意思も失ってしまって今は悠々自適に暮らしています。
こういう田中(仮)みたいな生活も憧れる人もいるかもしれませんね。
ホームレス生活のまとめ
今回はホームレスの生活をまとめてみましたが、一口にホームレスといっても様々なタイプがいることがわかりました。一概にお金がすべてではなく、少ない月収で毎日お酒を飲めて楽しく過ごしている方も多いということですね。
固定の家賃がない分、好きなことをして、だれにも迷惑を掛けず、好きな生活を出来るのはある意味幸せなのかもしれませんね。