【生きた化石】オウムガイの生態とは?アンモナイトとの違いや飼育について

オウムガイと言えば「アンモナイト」に似ており、生きた化石として有名ですが飼育・調理している所もあります。 実際に捕まえて飼育している人もいますし、食べている人もいるのです。 今回はそのようなオウムガイの生態・アンモナイトとの違いについてご紹介していきます。

【生きた化石】オウムガイの生態とは?アンモナイトとの違いや飼育についてのイメージ

目次

  1. 1生きた化石「オウムガイ」を飼育・食べている所がある!?
  2. 2オウムガイとはいったいどのような生物?
  3. 3「オウムガイ」と「アンモナイト」似ているけど一緒?
  4. 4「オウムガイ」と「アンモナイト」の違いとは?
  5. 5オウムガイとは違う!「アンモナイト」とは?
  6. 6アンモナイトと似ている!生きた化石と言われる原因は?
  7. 7オウムガイの生態!生息地や種類は?
  8. 8オウムガイの生態!泳ぎ方や繁殖方法は?
  9. 9オウムガイを飼育!国内でも飼育している人がいる!
  10. 10オウムガイの飼育方法・飼育のコツ
  11. 11オウムガイの飼育様子!飼育している様子の動画
  12. 12飼育以外にも!オウムガイを食べている事実
  13. 13オウムガイの味は一体どのような味?
  14. 14オウムガイの調理画像
  15. 15「まとめ」アンモナイトとは違うがオウムガイにもロマンが!

生きた化石「オウムガイ」を飼育・食べている所がある!?

出典: https://plaza.rakuten.co.jp

オウムガイが身近な存在に!?

オウムガイと言えば生きた化石とも言われるほどの貝類で、水族館などに行くと見れる場合があります。
実際に水中で泳いでいる様はまさに神秘出来で、生きた化石と言われているようにオウムガイのような貝が太古にも存在したと思うとロマンを感じる人も多いと思います。

そのようなロマンが溢れる「生きた化石」のオウムガイですが、飼育していたり、食べている人もいるのでオウムガイの生態と共に、ご紹介したいと思います。

実はオウムガイの人気は非常にあり、水族館の中でも現在注目を浴びています。

オウムガイとはいったいどのような生物?

出典: http://www.e-aquarise.net

オウムガイはどのような生物?

オウムガイはテレビ番組や本などの画像、写真で姿は見たことがあるかもしれませんが、実際にどのような生物なのか詳しく知っている人は少ないです。

オウムガイとはまさに「生きた化石」とも言われれているほどのオウムガイ目、オウムガイ科に分類されるオウムガイです。

オウムガイの一番の特徴と言えば、その姿で、画像を見て頂いてもわかる古代の生物「アンモナイト」に似ていることからも有名です。

さらに、触手が多いのも特徴とされ、オウムガイは90本もある触手を巧みに操ってエサを食べると言われています。

「オウムガイ」と「アンモナイト」似ているけど一緒?

アンモナイトととは違うの?

出典: http://www.rexgroup.co.jp

アンモナイトと違うって本当?

先ほどもご紹介したように、オウムガイはアンモナイトと姿が非常に似ていることから、オウムガイの見分け方を知らない場合には、アンモナイトと勘違いしてしまう人が多いです。

オウムガイは実際に、アンモナイトとは別の存在で、アンモナイトは古代の生物で今では絶滅していると言われています。
しかし、オウムガイはアンモナイトと違って、昔も生存していたが、現在も生存しているという、歴史好き、生物好きにはたまらない生き物とされています。

「オウムガイ」と「アンモナイト」の違いとは?

アンモナイトとオウムガイの大きな違い

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アンモナイトとは異なる?

気になるアンモナイトとオウムガイの大きな違いは殻の断面、中身とされています。
画像を観て頂いてもわかるように、左がアンモナイト、右がオウムガイとされているのですが、アンモナイトは中心に「住房」と呼ばれる丸い部屋が存在します。
しかし、オウムガイはそのような住房は存在せず、中心から渦巻いているような形になっています。

さらに他の大きな違いとされるのが、気管が位置で、アンモナイトやオウムガイはこの気管と呼ばれる管にガスを入れることによって水中でも浮力を調整する泳ぎ方をしているといわれているのですが、アンモナイトはその気管が外替わりあるとされています。

一方、オウムガイは貝の中心に位置するところに気管が存在し、アンモナイトとオウムガイの見分けをする際には一番の目印といえます。

このように、アンモナイトとオウムガイは似ているような生物ですが、実は大きな違いがあります。

オウムガイとは違う!「アンモナイト」とは?

アンモナイトは実在していた!

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幻のアンモナイトは本当にいた?

アンモナイトもオウムガイ同様に非常に有名な貝の生物ですが、アンモナイトも実際に実在していたと言われています。
アンモナイトとも詳しくご存知の方が少ないですが、アンモナイトは実はオウムガイの派生した生物とされ、オウムガイと比べると、オウムガイの方が実は太古から存在するのです。

そのような途中から派生して生まれたアンモナイトですが、生存していた時代はデボン紀から白亜紀までと言われており、恐竜と一緒に絶滅を迎えたと言われています。

アンモナイトはオウムガイの祖先と勘違いしている人が多いですが、実はオウムガイの方がアンモナイトの祖先なのです。

アンモナイトの姿の資料は復元から想像されて作られていることが多いので、実在していたアンモナイトとオウムガイでは見分け方の区別がつかないとされています。

アンモナイトの巨大種も存在!巨大アンモナイトの大きさは?

出典: http://kurokawarika.world.coocan.jp

巨大アンモナイトは人以上の大きさ!?

アンモナイトは基本的には数十センチの個体が多いとされていますが、実は巨大なアンモナイトも存在していたとされています。
その巨大なアンモナイトの大きさは、直径2mを超えているとされ、画像のように、殻が人よりも大きい姿をしていたとされているのです。
この巨大なアンモナイトはドイツで発見されたとされています。

このような大きな体を海中に漂わせていたと思うと、古代歴史が好きな方はロマンを感じる人も多いと思います。

アンモナイトの化石が発掘された場所は?

出典: http://www.hawaiians.co.jp

アンモナイトの化石を発掘できるところも

アンモナイトの化石は先ほどもご紹介したように、ドイツをはじめとした海外でも発掘されたところが多く、アンモナイトの化石は有名です。
しかし、実はアンモナイトの化石は日本の国内でも発掘できるところが多いとされ、現在日本でアンモナイトの化石発掘体験が出来るのが、6か所あるとされています。

福井県の福井県立恐竜博物館や熊本県の御船町恐竜博物館が非常に有名ですので、行く機会がある人はぜひ化石発掘体験が行われているかどうか調べた上で、訪れて頂けたらと思います。

アンモナイトの化石が日本で見れる場所は?

出典: http://kurokawarika.world.coocan.jp

博物館で展示されていることも!

アンモナイトの化石発掘体験が出来る所はご紹介しましたが、アンモナイトの化石は日本の多くの博物館で見ることができます。

特に、恐竜展などが開かれた際には恐竜の化石と共にアンモナイトの化石も飾られていることが多いので、恐竜展などが開かれている際にはアンモナイトの化石を見るチャンスと言えます。

さらに熊本県では御所浦白亜紀資料館というところがありますので、白亜紀の頃に生きた生物として紹介されています。
ぜひ興味がある方は訪れて実際の様子を見て頂けたらと思います。

アンモナイトと似ている!生きた化石と言われる原因は?

出典: http://www.riristone.com

アンモナイトに似ているから?

オウムガイは生きた化石で有名ですが、なんで生きた化石と言われているかご存知ですか?
オウムガイは先ほどもご紹介したように、アンモナイトの祖先とも言われている生物で、およそ4億5千万前には存在したと言われているのです。
さらに、オウムガイのすごいところは、それほど太古から存在しているのにもかかわらず、当時の面影を残しながら進化しなかったため、あまり姿が変わっていないと言われているのです。

そういった点からもオウムガイは生きた化石と言われることが多く、古代の頃からの姿を見れることから人気があるとされています。

次は実際に生きた化石と言われるオウムガイの生息地や繁殖、泳ぎ方などの生態についてご紹介したいと思います。

生きた化石と呼ばれる生物のひとつであるオウムガイは、およそ4億5000万年前に誕生してからほとんど姿を変えず現代まで生き残っている。#雑学
— 生物の雑学bot (@ikizatsu) October 2, 2017

オウムガイの生態!生息地や種類は?

出典: http://karapaia.com

オウムガイはどこに存在している?

まず最初にご紹介するのはオウムガイの生息地や種類についてです。
オウムガイは太古から存在していると言われていますが、現在も存在し、生息地が特定されています。
オウムガイの生息地は南太平洋からオーストラリア近海が生息地とされ、割かし日本の近くを生息地としているのです。

さらに、生息地でなく意外なのがオウムガイは深海にすんでいるイメージを持っている人が多いですが、実は深海ではなく、比較的に浅い所に住んでいます。
水深が深すぎると殻が水圧に耐えられないため、浅い所に住んでいると言われています。
ただ、日本をはじめとした多くの海外でオウムガイも発見されているため、オウムガイもアンモナイト同様に生息地を世界の海としていた可能性は高いとされています。

そのような生息地が日本に近いオウムガイですが、オウムガイの種類は5種類とされています。
しかし、オウムガイの種類はぱっと見だけでは分かりずらく、専門家でも貝殻を見ただけでは判断しにくいと言われています。

オウムガイの生態!泳ぎ方や繁殖方法は?

出典: http://karapaia.com

オウムガイはどのように生態を増やしている?繁殖方法は?

次にご紹介する生態は泳ぎ方や繁殖方法です。
オウムガイの生息地や種類は鮮明な解明をされているのですが、実は泳ぎ方の謎は改名されているものの、繁殖はまだまだ研究段階とされています。
オウムガイの泳ぎ方はアンモナイトの化石の所で少しご紹介したのですが、オウムガイには気管と呼ばれる部分が存在します。オウムガイの泳ぎ方はこの気管を使って泳ぐとされています。
実際の泳ぎ方は水中を漂っているようなイメージが強いのですが、オウムガイはこの気管を使って体にガスを吹き込み、水中に漂う浮遊を調整していると言われています。
水族館などで見かけるオウムガイは何もせずに漂っているように見えますが、実はこのようにガスを調整して泳ぎ方をコントロールしているのです。
さらにオウムガイはたこやいかのような漏斗と呼ばれる部分を持ち、この漏斗の部分から海水を吐き出すことによって泳いでいます。
このような事を駆使してオウムガイは泳ぎ方を調整しています。

さらに凄いのが泳ぎ方だけでなく、繁殖方法とされています。
繁殖については実は詳しくはあまり解明されておらず、現在も繁殖について研究が熱心に行われています。
繁殖の様子は極稀に水族館などで見ることができるのですが、繁殖実験に成功した回数は極めて少ないとされています。
そのため、繁殖の様子を見れた場合にはすごく貴重とされています。

オウムガイを飼育!国内でも飼育している人がいる!

飼育に必要な知識を持ってから育てる!

出典: http://karapaia.com

オウムガイを育てる上には知識を持ってから!

オウムガイは一般的には水族館などで見ることができるのですが、国内でも一般の方がオウムガイを飼っているのはご存知ですか?
海外ではオウムガイを調理して食べるところもあるのですが、飼育することで一種の観賞用ではないですが自宅で楽しんでいる人が多いです。
ネット上でも国内で取引され、オウムガイを育てている人もいますので、周りにアクアリウムなどが好きな方がいましたらオウムガイを育てていないかぜひ聞いてみてください。

オウムガイの飼育方法・飼育のコツ

飼育をするためにはオウムガイを購入する必要が!

出典: http://www.nagoyaaqua.jp

オウムガイはネットでも販売されている?

オウムガイは先ほどもご紹介したようにネット上で販売されています。
主に海水魚を専門としているショップや海水魚を専門とした通販ショップなどで稀に入荷されていることがあるのですが、どうしても飼いたい場合にはお近くのアクアリウム店に訪れて仕入れが出来ないかどうか聞いていただけたらと思います。
大手企業と流通がある場合には仕入れてくれるかもしれません。
しかし、オウムガイ自体は先ほどもご紹介したように、生息地はわかっているものの、繁殖方法まではまだ解明されていないので、貴重とされています。
そのため、入荷が確認してどうしても飼いたい場合には逃さないようにすることをおすすめします。

飼育には機材の準備も!

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水槽で飼える!餌も綿密に!

オウムガイは飼育する状況では広めの水槽が必要となります。
さらにオウムガイは水を汚す傾向があるため、ベアタンクなどがあると水質を維持しやすいので、便利です。
ただ注意していただきたいのが、温度管理です。
オウムガイ以外でも魚を育てるには、綿密な温度管理が必要とされているのですが、オウムガイも同様とされています。
そのため、定期的に温度が分かるような機材も必要で、機材だけでもオウムガイを育てるには十万近く必要とされています。

飼育の環境を整えて!

先ほどもご紹介したように、オウムガイは温度管理が必要とされています。
水温としては20度前後が理想とされ、温度維持をするようにしましょう。

さらにエサは、意外なことに肉が中心で、鶏肉や豚肉の切れ端などをあげると食いつきます。
そのほかにも海老や魚の切り身などをあげても食べますのでエサの手配は簡単だと思います。

上記の動画は実際にオウムガイを飼育している人の環境づくりの動画となっています。
これからオウムガイを飼いたいと考えている方は動画を参考に用意していただけたらと思います。

オウムガイの飼育様子!飼育している様子の動画

上の動画は実際にオウムガイを飼育している人のエサを与える動画となっています。
動画をみてもわかるように、食いつきが非常によく、触手を巧みに扱って食す様が見えます。

オウムガイが食事をする姿はまさに神秘的で不思議な感じを感じれるので多くの方が目を惹きつけられます。

こちらの動画も先ほどと同様で、エサをあげている動画となっています。
先ほどの動画と比べるとよりアップで見れるため、まさにオウムガイの食事の不思議を映し出してくれている動画となっています。
動画にあるように、オウムガイは小魚を食べるため、本当に肉食性であることが伺える動画となっています。

飼育以外にも!オウムガイを食べている事実

出典: http://blog.princehotels.co.jp

オウムガイを調理して食べている人も

最初の方にも触れましたが、オウムガイは飼育されているだけでなく、調理して食べるところがあるとされています。
オウムガイは飼育している段階でも凄いと思いますが、まさか調理して食べているとは思わなかった人も多いと思います。

オウムガイを調理して食べている所で有名なのが「フィリピン」で、フィリピンの一部地域ではオウムガイを調理して食べているとされています。
フィリピンではオウムガイ目的ではないですが、海に出た際に網に引っかかることが多く、その際に食べる習慣があるようです。
観賞用でも楽しめますが、生きた化石と言われるオウムガイを食べていると聞くと不思議な感じをすると思います。


次は実際にフィリピンなどにいってオウムガイを調理して食べた人の感想を参考に、オウムガイを調理・食べ方についてご紹介したいと思います。

オウムガイの味は一体どのような味?

出典: http://meamoyoyyo.blog.fc2.com

オウムガイの味は果たして!?

日本では調理して食べることがないオウムガイですが、フィリピンのような海外ではカタツムリ・貝類と同じような感覚で食べていると思われます。

実際にフィリピンに行ったら食べる機会があるとされているのですが、オウムガイの味はまさに「貝」そのものの味と言われています。
中にはフィリピンではオウムガイを取った際に、新鮮なまま刺身の状態で食べる人もおり、新鮮な味を堪能していると言われています。

オウムガイを食べる際には調理加工はしっかり行うようにしてください。
オウムガイも他の生物同様で、食べれる部分と食べれない部分があるとされています。

次は実際にオウムガイを仕入れて調理している画像をご紹介したいと思います。

オウムガイの調理画像

出典: https://ameblo.jp

オウムガイを茹で上がったお湯の中に!

オウムガイに興味を持って調理している画像をご紹介していきますが、ご紹介していく画像はオウムガイを茹で上げてどのような味を体験できるかの画像となっています。

こちらの画像はオウムガイを食べることができるまで加工した段階です。

出典: https://ameblo.jp

茹でたら他の貝類同様小さく!

こちらの画像は実際にオウムガイを茹でた際の画像となっています。
オウムガイは他の生き物同様に茹でたら一回りほど小さくなるらしく、食べる部分を加工してもオウムガイから食べれる部分は僅かとなっています。
怖いもの見たさで食べる人も多いとされていますが、食べる機会が少ないので貴重な画像となっています。

出典: https://ameblo.jp

「裏側」

こちらは先ほどの茹で上げたオウムガイの画像の裏の部分となっています。
漏斗の部分が茹で上がっているのが画像からもわかり、実際に画像を見ただけではどのような味か想像もつかないと思います。
この画像を見ただけではちょっとグロテスクな雰囲気が漂っています。

出典: http://www.amgyoren.or.jp

オウムガイの味は「サザエ!?」

実際にオウムガイを調理して食べる人・食べた人達のコメントからわかることは、オウムガイの味は「サザエ」のような味だそうです。
サザエでは好き嫌いは当然あると思いますが、好きな人も多いと思います。
やはり、オウムガイは貝の代表でもあることから、同じ貝類の味がするのでしょうか。

サザエのような味ならば、フィリピンの人たちが好んで食べるのもうなずけます。
ぜひフィリピンに行く機会がある場合では、フィリピンの一部地域で食べるとされていますので、聞いてみて頂けたらと思います。
その際にはぜひ食べる機会がありましたら、中々体験できない事なので、フィリピンの方に教わりながら食べるのを体験してみることをおすすめします。

「まとめ」アンモナイトとは違うがオウムガイにもロマンが!

出典: http://diving.tank.jp

今回はアンモナイトにも似ているオウムガイについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
フィリピンの一部地域で調理されている時点で想像外だったと思いますが、オウムガイは泳ぎ方も不思議とされ観賞用でも人気が高いです。
ぜひこれからもオウムガイは生き続けると思いますので、水族館などで見る機会がありましたらオウムガイの神秘的な姿を堪能していただけたらと思います。
フィリピンの一部地域で食べる機会がありましたら、ぜひ食べてください。

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