2021年09月09日公開
2021年09月09日更新
お守りの中身ってなに?種類別の中身一覧&見てはいけない理由まとめ
皆さんはお守りの中身を見たことはありますか?お守りの中身って気になりますよね。でも、お守りは開けてはいけないとよく言われていますよね。今回はお守りの中には何が入っているのか、また、なぜお守りの中身を見てはいけないのかを調べました。
目次
お守りって何が入っているの?
お守りの中身
お守りに入っているものは御神璽(ごしんじ)と呼ばれる木板や紙、絵、それからお札や護符といった物が入っています。
それぞれお守りに入っているものの紹介をします。
出典: http://niikawajinjya.com
御神璽(ごしんじ)
これが御神璽(ごしんじ)と呼ばれているものです。
出典: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
お札
写真下にあるものがお札です。これもお守りの中に入っていることがあります。
写真のお守りは中身が自由に選べて入れ替え可能なもののようです。
出典: http://kyoto-kotoan.com
護符(ごふ)
これが護符です。真ん中に描かれる絵は悪魔のようで少し怖いと感じる方もいるかもしれません。お守りの中身だけを出してこれが出てきたらちょっと怖いですね。
出典: http://1205cnpc09.blog105.fc2.com
お守りの中に入っていた絵
お守りの中に入っていた絵です。紙に小槌の絵が描いてあります。
お守りの中身は全て一緒ではない!?
種類によって中身が違うお守り
神社に行くとたくさんの種類のお守りが売られていると思います。合格お守り、金運お守り、恋愛運のお守りなどなど多種多様のお守りがあります。皆さんも種類が多すぎてどれを買ったらいいのか迷ったことがあるのではないでしょうか。
実は、お守りは種類によって中に入っているものが違います。
お守りの中身だけを出すと紙に絵が描いてあるものが出てきたり、護符のようにちょっと怖いものが出てきたりなど多種多様です。
出典: http://fusuma444.com
中身だけ出してみると、開けなかったほうが良かった、と思うような怖い絵やものが出てくることも...
出典: http://kyoto-kotoan.com
悪魔でも封印するのか、というくらい忌々しい護符。お守りの中身が入れ替えられていて、このようなものが出てきたらゾッとしそうです。
お守りの種類別の中身
では、これから実際にお守りの中には何が入っているのか挙げていきます。
ここでは、神社に行けばよく売られているお守りの中身を挙げていこうと思います。
出典: http://3nacs.com
安産お守り
安産お守りの中身です。入っていたものは護符です。中身だけを見ても神聖なものを感じます。
出典: http://blog.hangame.co.jp
縁結お守り
縁結びのお守りの中身はお札です。かなり厳重に包まれていますね。
出典: http://photozou.jp
家庭円満お守り
家庭円満お守りの中身を出すとこのような金属片が出てきます。紙や絵ではなく、金属片が出てくるのは珍しいですね。
出典: http://genkan-fusui.com
金運お守り
金運お守りには本物の五円硬貨が入っていたり、金色のものが入っていることが多いです。
出典: http://kenko-san.com
学業お守り
学業お守りの中身です。中身だけを見ると縁結びお守りと似ていますね。
このようにお守りの中にはこのようなものが入っていることが多いです。中身を見て、なんかちょっと期待外れだと思った方もいるかもしれません。
ですが、中身が気に入らないからといってお守りの中身を入れ替えるのはあまり良いとは言えないです。
理由は後のほうに書いてあるので、見ていただければ分かると思います。
これは珍しい!ユニークなお守りの中身
珍しいお守りの中身
一般的なお守りの中身を見ていきましたが、ここからは少し変わったお守りの中身を見ていきます。
出典: http://soushihagi.jugem.cc
犬神のお守り
予約で買えるお守りです。このお守りには花の種が入っていたようです。中身だけを出して種を植えるといった用途もあるかもしれません。
出典: http://newsnewsz.seesaa.net
萌えキャラのお守り
このお守り自体も珍しいですが、中身も遊び心がありますね。中身だけ出して、絵を眺めるという用途なんでしょうね。
出典: http://blogs.yahoo.co.jp
高岩寺(こうがんじ) とげぬき地蔵尊お守り
高岩寺のとげぬき地蔵尊のお守りです。このお守りは例外で身体に異常が出た場合に開けても良いみたいです。このお守りの中身が下の写真です。
出典: http://blogs.yahoo.co.jp
高岩寺(こうがんじ) とげぬき地蔵尊のお守りの中身
高岩寺のとげぬき地蔵尊のお守りの中身です。これを痛いところに貼ったり、飲んだりすると良いとされています。
この他にも梅干しの種がお守りの中に入っていたり、折り紙のようなものが入っているお守りもありました。
なぜ?お守りを開けて中身を見てはいけない理由
なぜお守りを開けてはいけないか
皆さんお守りの中身だけ出してみたいという気持ちがあると思いますが、よくお守りの中身を出してはいけないといわれたと思います。お守りを開けてはいけない理由には諸説あります。
中身を見ると効力がなくなるから
お守りの中身を見てしまうと効力がなくなるという説があります。お守りには神社の神様が宿ります。神様というのは私たち人間が見ていいものではありません。
お守りの中身を見るということはお守りに宿る神様を見るということになり、神様が去ってしまうということになります。
出典: http://free-fortune.jp
お守りの中身を見てしまうと効力がなくなるというのはよく聞く話ですね。
お守りの中身を出すとバチがあたるから
お守りの中身を出すとバチがあたると聞いて、怖くて開けなかった、という方がこの記事を見ている人にはいるかもしれません。そんなことを言われたら怖いですよね。
バチがあたるのかどうかは正直分かりませんが、バチがあたるという説があるのは事実です。
神様は人目には触れないのが当たり前なので、それを破ると、「なんだコイツお守りのルールも知らないのか。無礼者だな。」といった風になりバチがあたるということなのかもしれません。神様といえどもルールを守らない人には悪魔のように制裁を加えるということなのかもしれません。
出典: http://www.webase.jp
神様
こんな神様でもルールを破られたら、怒って悪魔みたいになりますよ。普段朗らかな人が怒ると怖いですね。
「なんだ、こんなもんか。」と思ってしまうから
お守りの中身を知りたい方の中には、お守りの中にはどんなにすごいものが入っているんだろうか、と思っている方がいるかもしれません。ですが、実際中身だけ出すと、なんだ大したことないや、と思ってしまうかもしれません。入っているのが、紙や絵や木の板ですから無理もありません。
このように見てがっかりすると、お守りを大切にしようと思わなくなりますよね。お守りは大切にしなければその効果は得られません。だから、お守りの中身は出すな、ということです。
出典: http://www.seinaiji.jp
お守りの中身への期待が大きかった人ほど、落胆が大きいと思います。だって入っているのが、紙とか木の板ですから。
かといって、中身を入れ替えしてしまうとお守りではなく、完全にアクセサリーとなってしまいますね。
少し怖い?お守りの中身についての都市伝説
お守りの中身についての怖い話
皆さんはお守りについての都市伝説を聞いたことはありますか?
簡単に概要だけ説明します。
あるところに貧しい母子家庭の家がありました。家族は母と娘の2人だけです。娘は勉強と家事の手伝いに勤しんでいました。
娘が大学受験の時、母親は娘に
「お守りの中身は開けちゃダメだよ。効力がなくなるから。」
と言い手作りのお守りを渡しました。
そのお守りのおかげか娘は大学に合格し、就職。初任給で母親に旅行をプレゼントしたそうです。
しかし、母親はその旅行の途中に不慮の事故で亡くなってしまいました。
途方に暮れた娘は大学受験の時にもらった母親のお守りを思い出し、開けてみることにしました。
中身を出すと、紙が出てきました。その紙には...
「お前がいなければもっと楽な生活が送れるのに。大学なんて...お前なんか死んでしまえばいいのに。死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね....」
と書いてあったそうです。
まるで娘を憎んでいたかのような文面ですね。悪魔が書いたとしか思えません。
やさしかった母親の裏には娘を疎ましいと思う悪魔の人格がいたということですね。
出典: http://mtrl.tokyo
お守りの中身を出して、入れ替えたのでしょうか?まるで悪魔ですね。お守りの中身が死ねと書かれた紙だと分かっていたら、絶対に中身を出すなんてことはしませんよね。
お守りは中身を開けず、返納しましょう
お守りは返納
お守りの中身が気になってしまう気持ちはよく分かります。中身を出すと良くないということは分かっていても出してみたいと思うことがあると思います。ですが、お守りは神社などに返納するのが義務となっています。また、中身を入れ替えてしまうのは御利益を受けたい人にとっては意味がありません。
中身を入れ替え、アクセサリーとして楽しむ分には良いかもしれませんが、本来の効果はなくなってしまいます。
ですので、本来の効果を発揮させたいという人は中身は入れ替えないほうがいいかと思います。
そして、誰かからもらったお守りだったとしても何が入っているか分かりませんので、中身を開けてしまうのはお勧めしません。もしかしたら、まるで悪魔のように自分を憎むようなことがずらっと書いてあるかもしれません。
ですので、お世話になったお守りは中身を開けず、感謝の気持ちを込めて神社に返納しましょう。
出典: https://plaza.rakuten.co.jp
皆さんお守りはちゃんと返納しましょう。