イヤホンの正しい付け方「シェア掛け」のコツとは?音質UP&外れにくい!

イヤホンの正しい付け方を知っていますか?最近は、音質が良くなると言われているシェア掛けが、イヤホンの付け方として広まってきました。そこで、シェア掛けって何?と思う人のために、イヤホンの正しい付け方「シェア掛け」を調べて見ました。

イヤホンの正しい付け方「シェア掛け」のコツとは?音質UP&外れにくい!のイメージ

目次

  1. 1イヤホンの正しい付け方、「シェア掛け」って何?
  2. 2イヤホンの種類で違う、正しい付け方
  3. 3シェア掛けの正しい付け方とコツ
  4. 4シェア掛けのメリット、デメリットは?
  5. 5ワイヤレスイヤホンの正しい付け方
  6. 6Shure社以外のイヤホンでもシェア掛け
  7. 7イヤホンの正しい付け方、シェア掛けのまとめ

イヤホンの正しい付け方、「シェア掛け」って何?

出典: https://www.amazon.co.jp

イヤホンの正しい付け方「シェア掛け」

耳の上から首の後ろにイヤホンのコードを回している人を見かけたことはありませんか?
これは「シェア掛け」というイヤホンの付け方です。
イヤホンを発売している音響機器メーカー「Shure社」は、イヤホンのコードを耳の上から首の後ろに回す独特な付け方を提案しています。

Shure社が提案するイヤホンの付け方が、やがて「シェア掛け」と呼ばれるようになり、広まっていきました。

出典: http://hanyuu-yuzuru.seesaa.net

イヤホンをシェア掛けしている羽生結弦選手

試合前に音楽を聴いて集中力を高めるアスリートが増えています。
羽生結弦選手もその一人。
イヤホンを50~60本も持っているほどイヤホン好きだとか
そして「シェア掛け」している姿も多数目撃されています。

出典: https://www.shure.co.jp

イヤホンの正しい付け方「シェア掛け」

シェア掛けの元祖、Shure社のカナル型イヤホン
左右を間違えて装着しないようにL(左)R(右)の文字を確認しましょう。

イヤホンの種類で違う、正しい付け方

イヤホンには大別して「インナーイヤー型」と「カナル型」の2種類があります。正しい付け方を知る前にそれぞれの特徴について見てみましょう。

出典: https://www.makuake.com

インナーイヤー型イヤホン

昔はインナーイヤー型が主流でしたが、最近ではカナル型に押されているようです。耳穴に軽くフィットさせて装着するので、カナル型に比べて耳への負担が軽いことが長所。

iPhoneに付属していたイヤホンはインナーイヤー型でした。

出典: http://www.e-earphone.jp

インナーイヤー型のイヤホン

左右で同じ形のインナーイヤー型イヤホン
左右を間違えないように装着する必要があります。

インナーイヤー型のその他の利点として、脱着がカンタンなことが上げられます。開放感があり、オープンで広い音場なのも利点の1つ。カナル型に比べて長時間のリスニングにも耐えられます。

欠点としては、外れやすい、音漏れがするなど、手軽さが裏目に出てしまっている感じです。

インナーイヤー型のイヤホンは、シェア掛けに向いていません。

出典: http://www.e-earphone.jp

耳掛けのイヤーフックがあるインナーイヤー型イヤホン

オープンエアーのインナーイヤー型ですが、耳掛けのイヤーフックがあるので安定した装着感があります。
カナル型が苦手な人向けのイヤホンです。

左右でイヤーフックが異なるので、左右を間違えて装着しないのもメリット

カナル型イヤホン

耳栓のように、耳穴に押し込んで装着するカナル型イヤホン。現在ではカナル型イヤホンが主流となり、豊富なラインアップから選べるようになりました。

遮音性が高く、音漏れが少ないのが特徴。小さな音や低音も聞き取りやすく、臨場感豊かな音質が利点です。

シェア掛けする場合はカナル型のイヤホンがほとんどです。

出典: https://www.amazon.co.jp

カナル型のイヤホン

現在主流のカナル型イヤホン
シェア掛けするタイプが増えています。

シェア掛けの正しい付け方とコツ

音質にすぐれた高価なイヤホンでも、正しい付け方をしていないと本来の性能が発揮できません。音楽を楽しむためにも、正しい付け方でイヤホンを装着する必要があります。

正しい付け方に重要なイヤーチップ選び

多くのカナル型のイヤホンには大、中、小のイヤーチップが付属しています。快適なリスニング環境を整えるためにも、イヤーチップ選びはキチンとするのが正しく付けるコツです。大きすぎるイヤーチップは耳が痛くなりますし、小さいと遮音効果が得られなかったり、視聴中に脱落する恐れがあります。

出典: https://www.shure.co.jp

Shureカナル型イヤホン

キチンと自分の耳にあったイヤーチップを選ぶのも正しい付け方のコツ。

Shure社推奨、イヤホンの正しい付け方と装着のコツ

まず初めに、イヤホンの左右を確認します。
装着のコツは、ケーブルでイヤーフックの形を作って、このフックの部分を耳の上から掛け、イヤーチップをやさしく耳の中に、耳栓をするようにできるだけ深く押し込んでください。
イヤホンが安定し、快適に装着できていることを確認しましょう。
Shure社のイヤホンの場合は、Shureロゴが右上に向いていれば正しく装着されています。

ソフト・フォーム・イヤーパッドを使用する場合は、フォームを指でつぶしてから耳に挿入するのがコツです。

ケーブルを耳の上側にかけると、ケーブルは正面または首の後ろ側のどちらにも通すことができます。

パフォーマンスやエクササイズなど、動きが活発な状況でイヤホンを使用する場合は、スライドチューブでケーブルを首の後ろまで絞ると安定感が増します。

さまざまなイヤーチップのサイズとスタイルを試して、自分に最もフィットするイヤーチップを使用してください。

シェア掛けのメリット、デメリットは?

Shure社製のイヤホンで推奨されるシェア掛けですが、他社製のイヤホンでもカナル型であれば、シェア掛けしたほうがメリットがあります。

それでは、シェア掛けにはどのようなメリット、デメリットがあるのか見てみましょう。

シェア掛けのメリット

まず、タッチノイズが削減できることが大きなメリットです。
コードが服や体に当たったときに、振動が伝わりノイズが起こります。このタッチノイズが、シェア掛けしている場合はコードが耳に沿って装着されているので、ノイズが耳に届く前に抑えられるため不快なタッチノイズが少なくなるのです。

また、しっかりと耳に固定されるので密閉率が高くなり、低音が良く聞こえるようになります。

最後に、シェア掛けした場合は安定して装着できるので、イヤホンがはずれにくくなります。イヤホンが落下する心配が減るので、快適なリスニングができるのは大きなポイントでしょう。

出典: http://www.e-earphone.jp

シェア掛けのデメリット

カナル型のイヤホンをシェア掛けするデメリットはほとんどありません。しかし、イヤホンによっては断線する可能性があるので注意が必要です。
コード部分を強く曲げないとシェア掛けできないようなイヤホンの場合はやめたほうがいいでしょう。

デメリットというわけではありませんが、イヤーフック付きのイヤホンは、そもそもシェア掛けの必要がありません。イヤーフックでしっかり固定できるのであれば、その付け方がベストでしょう。

出典: http://www.g-mark.org

イヤホンを取り付けできるケーブルホルダー付きのメガネ

イヤホン装着可能なメガネですがシェア掛けとの相性は悪そうです

メガネを掛けている人はシェア掛けができないかもしれません。メガネがじゃまでイヤホンのコードが耳にかけられない恐れがあります。イヤホンを装着してからメガネをかけると大丈夫かもしれませんね。

ワイヤレスイヤホンの正しい付け方

iPhone7からイヤホンジャックがなくなり、ワイヤレスで接続できるイヤホンに注目が集まるようになりました

出典: https://www.apple.com

iPhone用ワイヤレスイヤホン

iPhone用ワイヤレスイヤホン
Lightningケーブルで充電できるiPhone用のイヤホンです。
デザインの親和性もiPhoneとバッチリ!
iPhoneで音楽を聴くときに安心して使えるのが大きなポイント
首の後ろにコードを回してスッキリ装着できます。

出典: https://www.apple.com

iPhone用ワイヤレスイヤホン

左右非対称で首の後ろにコードを回すタイプのワイヤレスイヤホンです。

イヤーフック付きのイヤホンもありますが、イヤーフックの付いてないカナル型のワイヤレスイヤホンの場合はシェア掛けしてコードを首の後ろに回すのが見た目もスッキリしていいですね。

出典: http://www.e-earphone.jp

Shure社以外のイヤホンでもシェア掛け

出典: https://www.amazon.co.jp

ゼンハイザー IE80 カナル型イヤホン

ドイツの音響機器メーカーのカナル型イヤホンです。

出典: http://www.sony.jp

ソニー密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-EX1000

ソニーの高品位イヤホン
シェア掛けするようになっています。

出典: http://www.sony.jp

イヤホンとしても使えるソニーウォークマン

音響機器メーカーだったソニーのウォークマン
ワイヤレスイヤホンとしても使えるソニーウォークマンもシェア掛けで安定した装着感を実現しています。

イヤホンの正しい付け方、シェア掛けのまとめ

イヤホンにはさまざまなタイプがあり、メーカーによって推奨されるかけ方が違う場合があります。しかし、カナル型イヤホンの場合は、シェア掛けしたほうが安定して装着することができ、音質もアップすることが期待できるようです。コードを首の後ろに回して装着すればスッキリして邪魔にならずに済みます。

メガネを掛けていたり、インナーイヤー型イヤホンの場合はシェア掛けに向きません。
そもそもメガネの場合はイヤホンとの相性が悪いのですが、シェア掛けの場合は耳にコードを掛けるのでメガネとバッティングしてしまって、より掛けづらくなります。

自分の環境にあわせてシェア掛けを試してみてください。

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Cherish編集部

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