2021年08月31日公開
2021年09月28日更新
昔のラブホテルにあった「エアシューター」という料金支払いの仕組みがワクワクする
昔のラブホテルにもあったエアシューターですが、現在でもラブホテルや病院などで使われているそうです。どことなくレトロな雰囲気が漂うエアシューターでの支払い方法が、今密かに話題を集めているそう。確かに一度は利用したい!後世にもぜひ残して欲しいシステムですね。
目次
昔のラブホにあったエアシューターとは?
出典: http://seesaawiki.jp
これで支払いが出来るなんて、不思議ですね。
エアシューターと言ってピンと来る方もいらっしゃるかも知れませんが、昔にあったシステムなので、知らない方も多いかと思います。
仕組みは単純なんですが、これが盛んに使われていた時期もあったみたいで、何と!昔のラブホテルでも、支払いの時に使われていたそうです。
ラブホテルを使用した後、支払いの時にこのエアシューターを使うんですが、お釣りがもらえないんじゃないか?と不安になるものの、お金の支払いが終わると、すぐにこのエアシューターでお釣りがこの装置に乗ってやってくるんですね。
すぐに取りに行かないといけないという不便さはあるものの、これのおかげで、受付を通さないでも、ラブホテルなどの支払いが容易に出来たんですね。
しかもラブホテルでこのエアシューターを使った場合、お釣りは封筒に入ってきて、サービス券などが同封されてくるという、かなり賢い仕組みだったみたいです。
エアシューターが使われていた時代は、これが今でいうメールとかの代わりだったんですね。
誰が考えた仕組みなのかはわかりませんが、当時はかなり便利だったみたいです。
以下に、エアシューターについて簡単にまとめてみました。
病院では今でもエアシューター使ってるんだね(築10年の比較的新しい病院)。。。古いラブホでしか見たこと無かったわ(^_^;)
— たけ坊 (@tilt_kiha187) January 5, 2018
ラブホのエアシューターの支払いはわくわくする?
出典: http://lovenavi.cside4.com
こっそりとお金を払う仕組みがレトロっぽいですね。
どことなくレトロな支払いが人気のエアシューター。
今でも使われているホテルや病院などありますので、使い方を知っておくと便利かも知れません。
ゲーム好きの方なら「ホムンクルスの培養器」なんて思うかも知れませんね。
確かに、中に何か生き物が入ってそうなイメージがありますし、空気圧という仕組みがすごく昭和の香りがしませんか?
お金を入れると、上にスルン!と上がっていくのを見たら、きっとわくわくしますよね?
ゲームセンターのような感覚で支払いが出来るのが、いかにもって感じで素敵だと思います。
カプセルシューターという仕組みは、フロントに行かなくて済む分、顔を見合わせるのが恥ずかしいラブホテルなどで使われていたそうです。
カプセルは筒状をしていて、これが精算機にもなるんですよね。
お金が降りてくるのもなんだか、おもちゃみたいで楽しい気分になれるかも?
古い映画には出てくるらしいですが、実際に見ることが出来る場所は、残念ながら少ないです。
北海道でも見られるホテルがあるらしいですが、他にも愛知とかでも現役で稼働中なんだとか。
仕組みを知らない人には、謎のシステムでもありますよね?
古き良き伝統ではありませんが、これがあるホテルとか、ぜひ行ってみたいという方も多いみたい。
支払いがエアシューターだと、子供を連れていけるホテルなら、子供も喜びますよね?
ラブホテル以外にも使われているみたいなので、もしかしたら探したら、案外色々な場所で発見できるかも知れません。
エアシューターのホテルで現金払いが最高
— りんぽこ (@acme_bicycle) November 8, 2017
エアシューターの仕組み
出典: http://blog.livedoor.jp
エアシューターの仕組みは単純?
エアシューターは、日本語で「気送管(きそうかん)」なんて呼ばれることもあります。
その歴史は古く、一番最初は、イギリスで1854年に実装され、日本では、明治42年に実装されました。
もちろん、明治42年にはラブホテルはありませんでしたので、実装されたのは郵便局や、株式の取扱所などに実装されたのが始まりとされています。
空気圧を利用して物を運ぶという考え方自体は、1667年にドニ・パパンさんの論文で公開され、これが一番最初の文献とされています。
空気圧を利用した郵送方法とも言えますが、昔は会社でもこれが実装されていて、エアシューターの「シュルルル!」みたいな音が鳴ったら、すぐに書類などを取りに行くみたいな仕事もあったそうです。
現在でも一部の病院やホテルなどでは使われているみたいで、仕組み自体が単純なため、メールなどと違い、電気が通っていなくても使えるというのが便利ですよね。
エアシューターは英語に見えますが、実際は和製英語です。
英語圏で、エアシューターと言っても通じないので、気をつけて下さい。
「気送管ポスト」などとも呼ばれ、発明者はスコットランドの方です。
ただ、ネットの普及などにより、20世紀に入るとほとんどが使われなくなりました。
エアシューターは、一番使われていた時代には、一日に千通以上もの手紙などが送られていたそうで、かなり優秀な装置だったみたいですね。
昔はラブホテルなどのホテルでも使われていたそうですが、効率化で行くと、もしかしたらネットのメールよりも便利かも知れないですね。
受付を通さないで良い分、ちょっと秘密めいたラブホテルで使われていたのも、なんだか頷ける気もします。
こないだ入ったラブホは
— ℕ𝕒𝕟𝕒𝕞𝕚 𝕂𝕒𝕟𝕒 (@nanamikana1128) December 29, 2017
エントランスで部屋パネルをポチッとすると鍵が出てくる。
鍵を開けて入る(昔のビジネスホテルみたいな)。
エアシューターだった。
ソファではなく椅子w
エアシューターのラブホテルでの支払い方法
出典: http://koraibatsubotsubo.blog76.fc2.com
カプセルにお金を入れる仕組み
ラブホテルに限らず、一部のホテルでは、いまだにエアシューターが使える場所があります。
カプセルが入っていて、「これは一体何?」と思うかもしれませんが、このカプセル内にお金いを入れるようになってるんですね。
もちろん、お釣りなどもこのカプセルに入って送られてきます。
簡単な使い方をご紹介しますと。
①フロントに電話をかけ「帰りますので、清算をお願いします。」と言います。
②フロントから支払い金額が伝えられ、エアシュートに中身が空のカプセルが同時に送られてきます。
③カプセルを開け、料金を入れたら、カプセルの蓋を閉め、横にあるボタンを押します。
④お釣りがある場合、またカプセルに入って戻ってきますので、お釣りを取ったら、また同じようにして、フロントに戻します。
⑤支払いは以上なので、後は帰るだけでOKです。
わざわざフロントまで行かないで済むので、非常に簡単ですね。
ただ、使い方がわからない時には、ちょっと手間取るかも知れません。
今はほとんどの場所で使えなくなりましたが、いまだに使えるホテルなどもありますので、やり方を覚えておくと便利かも知れないですね。
大阪市内のどっかのラブホにはエアシューター現役の所があるらしいっすよ?
— 国府宮 (@KL_MP35JM) December 16, 2017
病院でも使われていたエアシューター
出典: http://www.nippon-shooter.co.jp
今も使われている病院があるそう。
エアシューターは、ラブホテルやホテル以外にも、病院などでも使われていたというよりは、現在も使っている病院があるそうで、まだまだ現役というタイプもあるそうです。
カルテなどが電子化した今では、めっきり見当たらなくなりましたが、古い病院なら今も使っている可能性がありますね。
病院の天井に太いパイプがあったら、それがエアシューターかも知れません。
今でもエアシューターのメーカーは健在で、使っている病院があることを伺わせます。
空気圧で送るので、わざわざ看護婦さんが他の階に行って、カルテを取ってくるという手間が省けるんですね。
電子化したといっても、カルテを運ぶ時には、直接看護師さんが取りに行っている病院も数多いので、階数が多い病院ほど、便利なシステムと言えそうです。
お金の支払いに使うのがラブホテルの使い方なら、カルテを運ぶ時に使うのが病院での使い方と言えそうですね。
エアシューターって、田舎よりも都会に多い気がしますね。
最先端だった技術が残っているなんて、ちょっと素敵ですよね。
筑波大病院で新病棟できるまでエアシューターと天井の搬送リフトも使われてた気がする
— たか。 (@end_of_udon) December 8, 2017
まとめ:昔のラブホテルにあった「エアシューター」
ということで、昔のラブホテルにあったというエアシューターについてまとめてみました。
何と!現在でも稼働中のホテル、もちろんラブホテルもそうですが、病院などでも使われているのにはびっくりですね。
カプセルに入って、そのカプセルが空気圧で移動するなんて、なんともレトロな雰囲気で楽しげですよね?
支払いシステムも、当時は斬新だったろうなぁと思います。
というよりは、現在でもこのシステムはある意味斬新だと思います。
ラブホに限らず、エアシューターはこれからも現役で活動して欲しい、もっといえば後世にも残して欲しいステムですね。