日本車のスバルが大人気のワケ!海外の反応は?

若者のクルマへの反応が変化し苦境に立たされているのは日本車だけでなく海外のメーカーも同様です。 そんな今、業績を伸ばしているのがスバルです。日本車が支持されている海外の中でもスバルは米国での反応が好調です。 その理由は水平対向エンジンとAWDです。

日本車のスバルが大人気のワケ!海外の反応は?のイメージ

目次

  1. 1スバルの歴史【日本車スバルへの海外の反応】
  2. 2歴代スバル車の特徴【日本車スバルへの海外の反応】
  3. 3スバルの四輪駆動(AWD)【日本車スバルへの海外の反応】
  4. 4スバルの水平対向エンジン【日本車スバルへの海外の反応】
  5. 5スバルの「アイサイト」とは【日本車スバルへの海外の反応】
  6. 6スバルの人気車種【日本車スバルへの海外の反応】
  7. 7スバルのシェア【日本車スバルへの海外の反応】
  8. 8熱烈的ファン「スバリスト」とは【日本車スバルへの海外の反応】
  9. 9パトカーを救出するスバル車【日本車スバルへの海外の反応】
  10. 10まとめ【日本車スバルへの海外の反応】

スバルの歴史【日本車スバルへの海外の反応】

出典: http://archive.is

スバル360

出典: http://clubrz.jp

スバル1000

初の水平対向エンジンを搭載しました。

海外の反応が好調なスバルの正式名称は、現在は株式会社SUBARU(Subaru Corporation)ですが、以前の社名は、富士重工業株式会社という社名でした。

日本車スバルのブランド名は、プレアデス星団の「昴」に由来し、六連星(むつらぼし)とも呼ばれています。

現在の日本車スバルは主に自動車を製造するメーカーですが、じつは、スバルは元々は飛行機メーカーだったんです。

飛行機を製造していた頃の社名は「中島飛行機」で、エンジンや航空機機体の自社開発、製造を行っていて、東洋では最大、世界でも有数の航空機メーカーとして知られていました。

中島飛行機は、元海軍機関大尉の中島知久平が作った会社で、創業者の出身地である群馬県で産声をあげました。

中島飛行機は、日本の航空機メーカーのパイオニア的存在として今でも有名で、1919年には、民間航空機メーカーとして初めて当時の陸軍からの受注に成功し、その後会社は大きく発展していきます。

(ちなみに、この中島飛行機の成功を見て、後から参入したのが三菱重工業や川崎航空機といったメーカーになります。)

日本帝国陸軍を代表する戦闘機として知られている「隼」は、中島飛行機が開発した戦闘機です。

また、帝国海軍を代表する戦闘機「零戦」を開発したのは三菱重工業ですが、中島飛行機でもライセンス生産が行なわれ、零戦の半数以上は中島製だったそうです。

その為、中島飛行機の工場は太平洋戦争末期には米軍の主要攻撃目標とされました。

敗戦後は、GHQにより中島飛行機は解体されますが、解体後に元航空機技術者が作った会社がスバルです。

このように、かって航空機を作っていた高い技術をクルマ造りに応用して成功したのがスバルであり、
このあたりに、現在のスバル車の人気の秘密があったりするのかも知れません。

ちなみに、スウェーデンの自動車メーカーとして知られていた「サーブ(Saab)」も、もともと航空機メーカーでした。

日本車スバルの本社は長い間、東京都西新宿に置かれ、本社ビルに設置されている「新宿の目」は、新宿のランドマーク的存在になっています。

また、現在スバルは、かってGHQから禁止された航空機分野に再参入を果たし、ボーイング787の開発にも関わっています。


海外の反応が好調な日本車のスバル車は、世界中で成功しているわけではなく、北米では好調ですが、韓国からは撤退しています。(同時期に三菱自動車も韓国から撤退しました。)

韓国の輸入車市場はベンツなどのドイツ車が70%を占めていて競争が激しいことで知られています。

どうやら、中国でも韓国でも「車はドイツ」という神話があるようで…これは日本でもある程度存在していますよね。

歴代スバル車の特徴【日本車スバルへの海外の反応】

海外の反応が好調な歴代の日本車スバルのクルマ達は、その昔、東洋では最大で世界でも有数の航空機メーカーとして、高い技術を保有していた会社の技術者たちが集まって開発したクルマなので、いい意味でのこだわりというか、他の自動車メーカーには無い、数々の特徴が見られ、
そこが、ファンを引きつけているといった側面もあったりします。

日本車スバル車の特徴を列挙すると、

・四輪駆動(AWD)
・水平対向エンジン
・アイサイト
・モータースポーツ(ラリー競技)で培った技術

が有名で知られています。

また、元航空機メーカーとしての伝統として、日本車スバルのクルマは視界がいいと評判です。

他の自動車メーカーのクルマの中には、デザインを重視しすぎて運転席からの視界が犠牲にされることが少なくありませんが、海外の反応が好調な、スバルのクルマは、伝統的に視界が良好に確保されていて、そこが日本車スバル車の魅力の1つになっています。

実際に、スバル車を運転すると、他社のクルマに比べて疲れにくいという声が多かったりします。

このあたりに、スバルのクルマづくりに対する真面目な態度が表れていると思います。

スバルの四輪駆動(AWD)【日本車スバルへの海外の反応】

海外の反応が好調な日本車のスバルの四輪駆動は、シンメトリカルAWDと呼び、他社の四輪駆動技術との差別化を図っています。

ちなみに、初の日本車スバル製四駆モデル車は「レオーネエステートバン」で1972年に作られています。
これは、本格的量産ラインで生産される世界初の四輪駆動乗用車でした。

一方で、四輪駆動車モデルの世界標準的存在であるアウディ社のクワトロの発売は1980年であり、
スバルの四駆技術の歴史はドイツの名門アウディのクワトロをも上回るもので、
これは日本車が世界に誇れる技術と言ってもいいと思います。

海外の反応が好調な日本車スバルのシンメトリカルAWDモデルの特徴は、
エンジンを中心としたパワートレーンが左右対称に一直線に配置されていることで、
このレイアウトが4個のタイヤの接地性を確保し、
4輪駆動のポテンシャルを最大限に引き出すことで
雪道や雨水がたまった道、高速道路などでも安定した走行が可能になります。

スバルの水平対向エンジン【日本車スバルへの海外の反応】

海外の反応が好調なスバルの水平対向エンジンは、一般的なエンジンである直列エンジンやV型エンジンに比べて重心位置が低く軽量でコンパクトに設計できるという特徴があります。

また、ピストンが向い合っているので、お互いの振動を打ち消し合うように作用し、振動の少ないスムーズなエンジンフィールを可能にするメリットがあります。

現在、量産型の乗用車エンジンとして水平対向エンジンを採用しているのは、世界の自動車メーカーの中でも日本車のスバル社のモデルとドイツのポルシェ社のモデルだけです。

海外の反応が好調なスバルの水平対向エンジンは、日本車はもちろん世界の中でも、稀有な存在なんです!

スバルの「アイサイト」とは【日本車スバルへの海外の反応】

海外の反応が好調なスバルのEyeSight(アイサイト)は、「スバル」と「日立製作所」「日立オートモティブシステムズ」が開発した(市販車用の)日本車初のシステムです。

海外の反応が好調な日本車のスバルのアイサイトの成功を見て、他の自動車メーカーもこの分野に注力していますが、アイサイトは他社を1歩も2歩もリードしている状態であり、人気のアイサイトを理由に日本車スバル車を選ぶ消費者も少なくありません。

スバルの人気車種【日本車スバルへの海外の反応】

海外の反応が好調な日本車スバルの現行人気車種には、次のようなものがあります。

・インプレッサスポーツ(日本車スバル人気車)
・スバル XV(日本車スバル人気車)
・スバル WRX(日本車スバル人気車)
・スバル レヴォーグ(日本車スバル人気車)
・スバル フォレスター(日本車スバル人気車)
・スバル インプレッサG4(日本車スバル人気車)
・スバル エクシーガクロスオーバー7(日本車スバル人気車)
・スバル レガシィアウトバック(日本車スバル人気車)
・スバル BRZ(日本車スバル人気車)
・スバル レガシィB4(日本車スバル人気車)

ちなみに、インプレッサは、
日本カー・オブ・ザ・イヤー(2016-2017)を受賞しました。

海外の反応が好調なインプレッサ購入者の口コミ評価は、どんな感じなのか調べてみました。

・全体の質感、デザインは良いです。(インプレッサ購入者の口コミ)
・車の運動性能は最高です。(インプレッサ購入者の口コミ)
・スバルらしい質実剛健なデザインですがカッコ良さはありません。(インプレッサ購入者の口コミ)
・外観デザインの他は完璧と言っていい出来です。(インプレッサ購入者の口コミ)

スバルのシェア【日本車スバルへの海外の反応】

4年連続して過去最高益を更新するなど人気で海外の反応が好調な日本車メーカーのスバルですが、
スバル社のシェアはどの程度なんでしょうか?

・国内シェア:5%、
・北米シェア:3.3%、
・世界シェア:1%

実は、海外の反応が好調ながらスバル車のシェアは小さいことが分かります。

シェアが小さいからこそ、同社の中期経営ビジョンでは
「お客様の心の中で“際立つ”存在に」
をスローガンに、強い個性的を持ち質の高い企業を目指すことを宣言しています。

これから、増々日本車メーカーとしてスバル車の人気は増々上がり魅力的になっていくと思います。

熱烈的ファン「スバリスト」とは【日本車スバルへの海外の反応】

「スバリスト」とは、海外の反応が好調なスバル車に乗り続ける熱心なファンのことで、他社にもそれぞれファンは存在しますが、スバリストのように、名前までついているケースは珍しいです。

海外の反応が好調な日本車メーカーのスバルの人気ぶりが分かります。

パトカーを救出するスバル車【日本車スバルへの海外の反応】

2014年、アメリカは記録的な大寒波に襲われました。
大雪の中で、街中の交通は混乱し、それを収集する役目を担っているハズのパトカーまでが雪にスタックして立ち往生する程の状態でした。

そんな混乱が続く中、動けなくなってしまったパトカーを救出したのは、海外の反応が好調なスバル社のWRXだったんです。

このパトカー救出劇の様子を撮影した動画はSNSでシェアされ拡散され続け、
再生回数は400万回を突破し、海外のスバルファンだけではなく
一般の人々にも大反響を呼びました。

この時の海外の反応を紹介します。

・警察は全てのパトカーをスバルにしないとな!(アメリカや海外の反応評価)
・パトカーの動画みたけど雪や路面凍結ならスバルの4WDモデルは敵なしだよね。(アメリカや海外の反応評価)
・やっぱスバル車を選んでおけばよかった。(アメリカや海外の反応評価)
・雪道のスバル車に不可能などない!(アメリカや海外の反応評価)
・冬の間の雪で、スバルに何回助けられたことか…(アメリカや海外の反応評価)
・パトカー動画みて思った。次は絶対にスバル車を買うことになるだろう!(アメリカや海外の反応評価)
・スバルがスバルたる所以がこれ!(アメリカや海外の反応評価)
・雪の日、スバル車は文句なしの車だよ。(アメリカや海外の反応評価)
・最初スバルを買う時、妻は反対だった。今では彼女もスバルの大ファンになってる。(アメリカや海外の反応評価)
・四輪駆動モデルの車が欲しいと思ってるなら、 スバル車以上に優れた一台はない。(アメリカや海外の反応評価)
・乗せる家族や友人の安全を考えるなら、スバルを買っておけば間違いない。(アメリカや海外の反応評価)
・本当にスバルは雪の日でも安心して乗れるの。(アメリカや海外の反応評価)
・スバルは東洋のベンツだと思ってる!(アメリカや海外の反応評価)
・今まで色々乗ってきて、結局スバルの4WDモデルに落ち着いた。(アメリカや海外の反応評価)

ちなみに、スバルが撤退した韓国での反応も気になるので調べてみました。

・日本車のスバルは10年ぐらい先を進んでいるね。(韓国での反応)
・日本車のスバル>>>>>>>>>韓国・現代ですね。(韓国での反応)
・パトカー悲惨だね~四駆は日本車のスバルです。(韓国での反応)
・日本車のスバルの技術力は分からないけど安全性は最高だよ。(韓国での反応)

まとめ【日本車スバルへの海外の反応】

出典: http://nlab.itmedia.co.jp

海外の反応が好調なスバルは決して大きい日本車メーカーではありませんが、業績は好調をキープしています。
その理由は、元航空機メーカーの技術を活かして、小さいながらも業界のパイオニア的技術をコツコツと磨いてきたことなどが消費者に受け入れられた結果に他なりません。

スバリストという言葉が存在するように、日本国内では「知る人ぞ知る」的な存在だった日本車メーカーの同社が、パトカー救出動画をきっかけに、今では世界的にもファンを増やしていることは、同じ日本人として誇らしく思います。

海外の反応が好調なスバル社と魅力的なAWDモデル車達には今後も頑張って欲しいです。

富士重工業の本社移転に伴い、新宿スバルビルの4階から9階までの窓を利用した「リアプロジェクションマッピング」が行われ人々の注目を集めていました。

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