『闘牛』ってなに?日本沖縄で行われる闘牛大会や闘牛の最後とは?【動画】

沖縄で闘牛の大会がある! なんて聞くと、「日本で闘牛なんてやっている?」と思いますよね。 実は、現在でも沖縄を始め各所で闘牛の大会が行われているのです。 今回は日本の『闘牛』の歴史や文化、また動物愛護の観点や賭博としての側面などもご紹介していきます。

『闘牛』ってなに?日本沖縄で行われる闘牛大会や闘牛の最後とは?【動画】のイメージ

目次

  1. 1日本の闘牛の歴史と、闘牛が行われている地域!
  2. 2沖縄の闘牛
  3. 3日本の闘牛は本当に虐待なのだろうか?
  4. 4動物愛護ってなんだろう?
  5. 5動物愛護を叫ぶなら
  6. 6徳之島の闘牛は賭けの歴史
  7. 7沖縄闘牛ツアー
  8. 8日本の闘牛について動物愛護団体の見解
  9. 9日本の闘牛の海外での反応
  10. 10日本の闘牛の伝来は中国から
  11. 11沖縄の闘牛の最後と取り組み
  12. 12日本の中で沖縄が牛文化なのは何故?
  13. 13『闘牛』ってなに?日本沖縄で行われる闘牛大会や闘牛の最後とは?
  14. 14まとめ:沖縄の闘牛

日本の闘牛の歴史と、闘牛が行われている地域!

日本の闘牛大会の歴史と文化

闘牛は、稲作と共に中国や韓国から日本に渡って来て、約400年前に薩摩藩と島津藩が奨励し、急速に発展したと言われています。だから西日本や沖縄に根付いたのかも知れません。

後は沖縄は昔独立国家で、中国との交易も盛んだったので、早くに闘牛が渡って来て発展したとも考えられています。

他には琉球王国の独自の文化もあったのかも知れません。
他の闘牛が行われている地域でも古来の伝承に基づいています。

元々は五穀豊穣の神事でしたが今は観光と娯楽になっています。
沖縄や宇和島等は観光ツアーも組まれています。

闘牛の場所としては屋外が多かったのですが、今は、ドーム型の闘牛場や、ナイター設備のある闘牛場もあります。
一方、昔ながらの素朴な闘牛場もあります。

沖縄の闘牛は、観光スポットとしても、娯楽としても確立されている気がします。

沖縄を含む日本の闘牛が行われている地域

出典: http://www.urumajikan.com

沖縄県うるま市の闘牛

沖縄県うるま市は日本の中で1番闘牛が盛んで、ドーム型闘牛場から草闘牛場まで闘牛が行われています。

出典: http://mtdt7657.blog113.fc2.com

宇和島の闘牛

愛媛県宇和島市と南宇和町で闘牛の大会が行われている。
本土よりも九州や琉球王国等が近く交流があったと思われる。
島国や大陸に近い場所で闘牛が行われている場合が多い。

実は闘牛の大会は東は岩手県から、西は沖縄県まで、結構広い範囲で行われています。

【闘牛の行われている場所】

岩手県山形村
新潟小千谷市、長岡市山古志地区
島根県隠岐島
愛媛県宇和島市、南宇和島町
鹿児島県与那国島、徳之島
沖縄県北部
本部町
今帰仁市
名護市
沖縄県南部
うるま市
沖縄市
宜野湾市

沖縄県では、特にうるま市が闘牛が盛んで、小さな闘牛場~ドーム闘牛場まで多岐に渡り闘牛場があり大会が開かれています。

中国大陸から来ただけあって、琉球王国や西の島々等大陸に近い地方で盛んなのがわかります。

しかし、新潟と岩手だけ何故本州で残ったのか?
新潟は、比較的大陸に近いので、朝鮮半島や中国と交流があったのではと言われています。

岩手の場合は信心深い地域なので神事として闘牛が残ったのではと言われています。

新潟県山古志地区の闘牛は角突きと言って、1000年の歴史があって、南総里見八犬伝にもその様子が描かれています。
中越地震で、甚大な被害が発生した中、闘牛の牛を救出し伝統文化を守ったというエピソードものこっています。

沖縄の闘牛

うるま市の闘牛大会

この動画はうるま市の公式動画です。
うるま市の力の入れ方が伝わってきますね。

沖縄の闘牛大会は、沖縄の観光資源でもありますが、信心深い沖縄の文化と観光資源としての闘牛が確立されてます。
特にうるま市は、闘牛場が大きなドーム型から草闘牛場までいくつもの闘牛場が存在します。
五穀豊穣、子孫繁栄、そして娯楽…
沖縄の闘牛は観光資源でもあるので、そこまで残酷性は無いように思われますが、卑劣な行為や、危険な行為が行われる場合もあるのが現状です。

勿論事故もあります

この動画は闘牛の事故の様子です。
牛に踏み潰される勢子さんの様子。
勢子(せこ)とは、牛を煽ったり、止めたりする牛使いの人です。
彼等は命懸けで闘牛を仕切ります。

この画像の様な事が毎回起こるわけではありませんが、残酷かって聞かれても、それは職業なのだから覚悟の上でやってるし、それは勢子さんも例えば競馬の騎手やレーサーなんかも変わりません。
命懸けってリスクを承知の上でその職業に就くのです。
残酷とか野蛮という前に、闘牛と関わる覚悟をしている、勢子さんや牛主さんの安全にお客様に闘牛を見てもらうと言う姿勢を見て欲しいと思います。

沖縄の闘牛の特徴

この動画をご覧下さい。
沖縄の闘牛の特徴が出ています。

角を突き合いどちらかが、戦意喪失したり、逃げたら負けって言うのが、沖縄の闘牛のルールです。
かなり牧歌的な試合でもあるのです。
ただたまにルールに反する行為で危険な行為に及ぶ事もあるのです。

大会のルールに反する行為

やはりローカル大会故に、危険な行為に及ぶ勢子さんや牛主もいるのです。

角白くんと、角白くんの世話をしている飼い主のおじさんが重症を負いました。 原因は明らかです。 通常、闘牛の試合開始は、闘牛場の真ん中で牛同士の角合わせをします。 しかし、 琉球Zパンダ 対 栄角白 の試合はそうではありませんでした。 経緯はこうです。 琉球Zパンダ、先に入場。 続いて栄角白が入場。 角白は飼い主のおじさんに連れられて来て、勢子に角白を預け(鼻綱を渡し)、 そのまま闘牛場の少し奥の方に移動して、立って様子を見ていました。いつものスタイルです。 主は勢子に入ったり、割りと自分の愛牛を近くで応援します。 角白は入場後すぐ、入場口の付近で気合いをいれる仕草、メーガチを行なっていました。 琉球Zパンダは闘牛場の真ん中にいました。 角白はすぐには相手に向かわず、しばしメーガチ。(これも闘牛試合前にはよく見られる行動です) すると突然、琉球Zパンダを連れた勢子が、まだ柵際にいる角白に向かって、 琉球Zパンダを連れて歩き出しました。 どう見ても角白が不利な位置です。 まだ相手に角を向けておらず、腹を向けている状態です。 つまり、琉球Zパンダから見れば、相手に打撃を与えやすい有利な状況。 そんな不平等な状況にも関わらず、勢子は琉球Zパンダを連れて歩き出します。 ここで通例なら、アナウンサー席から、 「角合わせは中央で行って下さい。」と呼び掛けます。 が、この試合では言いませんでした。 観客の私たちはとても不思議に思いました。なんで言わないんだろう? その瞬間です。 序盤速攻で仕掛けるタイプの琉球Zパンダは、 本能に則り、角白を攻撃します。 角白は不意をつかれ、相手と向き合うことが出来ぬまま(なんせ柵際ですから態勢を変えられません)、 お腹から押し倒し、そのまま柵際(土手際)に沿って押し続けました。。 体重850キロを超える牛、それはもうものすごい勢いで押しました。 その先に、角白の飼い主のおじさんがいました。 琉球Zパンダは角白に突進し、そのままおじさんも一緒に巻き込みました。 琉球Zパンダが角白を柵に押し上げると同時に、 角白の背中に乗った形になったおじさんも一緒に押し上げました。 角白の背中から滑り落ちたおじさんは、場内にいた複数の勢子の一人に助け出されました。 角白は倒れたまま、琉球Zパンダの攻撃を受けています。 角白はお腹に琉球Zパンダの角が刺さり、穴が開きました。 断言は出来ませんが、おそらく、おじさんを刺したのも琉球Zパンダだと思われます。 エゴかもしれませんが、見方によっては、琉球Zパンダの攻撃から、角白がおじさんを守ったようにも見えます。 それが事実です。 事故の原因は、闘牛場内にいたおじさんが悪いわけでも、牛を避け切れなかった事が悪いわけでもありません。 不平等な状況で琉球Zパンダを近付けた事。 場内アナウンスで注意がされなかった事。 それが全ての原因です。 メディアが伝える情報は間違いが多い。 観客は何人も現場を見ているのに、真実は伝えられない。 琉球新報社、沖縄タイムス社、朝日新聞で伝えられた報道には間違いがあります。 まして、朝日新聞に至っては、タイトルが 自分の牛に襲われる でした。 頭にきました。涙が出ました。 タイトルにするなら、 「主催者(共催社)の牛に襲われる」 が正しかったのではないか。 いや、ダメだ。牛が悪いんじゃない。 「人間の欲が招いた事故」 が正しい。起こる事が予想出来た事故、未然に防げたはずの事故。 自分の牛を勝たせたいがために、相手の牛も主も傷つけたんだから。 人間は恐ろしい。

こう言う運営と人気牛の牛主や勢子がズブズブの関係で、欲が人を大怪我させる… そんな事あっては行けないのです。 けれど起こってしまったのです。 そして相手の牛が敵の牛主を角で突いて重症負わせたのに 新聞はこぞって自分の牛主を刺した牛として、牛主を守った牛を悪者にしました。 こんな盛り上げたい為の試合は虐待… と言うよりは下手したら人をあやめてしまうところだった… そんな事あってはならないのです。 こう言う関係が賭け等の対象になるのです。 沖縄では賭け闘牛はあまりやられてない感じすが… こう言うブログを見ると何となく残念な気分になるのです。 このブログを書いた当人も闘牛を愛する故に書いたブログなのです。

日本の闘牛は本当に虐待なのだろうか?

出典: http://www.nihon-kankou.or.jp

仕方ない事

引退後の牛は…
種牛を残して処分される。
仕方ない事なのだが、雄牛は飼料になるか去勢されて
食用になる場合もある。
去勢して筋肉を落としても硬いので、煮込んで食べる事が多いらしい。
仕方ない事だが、牛は手厚く供養される。

仕方ない事ではあるのだけど

そんなにたくさん牛を飼う余裕がある牛主さんはそんなにいません。

スポンサーが付いてますが、地域企業なのでそんなに出せるわけも無く…
沖縄の例で言うと、闘牛協会に牛を売って次の牛の購入資金にします。
売られた牛は…

屠殺され、食すか大抵は飼料になります。

仕方ない事ではあるけれど…

昔は牛主が屠殺して、家族で食したそうです。

有名だった牛は、記念碑が建ったり供養はしっかりしています。

競馬でもそうですが、屠殺した馬は、飼料になったりしますが、供養は本格的にやります。

みんな馬だって牛だって殺されていい筈は無いのだから、供養して忘れずにいて欲しいです。

牛の最後も馬の最後も変わらないのです。
馬は乗馬やセラピーホース等の人生もありますが…

牛…
特に闘牛は、農耕牛になる道も機械化で絶たれ、運搬ももう牛の時代じゃない
皇室ではもう牛車は使わないし(馬車は使うけど)
需要がないのがねぇ…

牛の需要がある仕事はないのでしょうか?
馬の様に第2の人生があるといいのだけど…

動物愛護ってなんだろう?

日本の闘牛大会が虐待だと叫ぶ動物愛護団体

闘牛を見て虐待だ!と言ってる人は実際多いです。
ただ動物愛護と叫ぶ愛護団体は、闘牛だけじゃなく競馬や闘鶏や闘犬サーカス等、後は、動物園やサファリパーク、水族館のイルカやアシカやシャチ等のショー、ウールやカシミヤやアルパカの毛刈りさえも虐待だと叫ぶのです。
確かにスペインの闘牛は、牛を殺すショーみたいなもんで…人も牛も犠牲になるところは、虐待ってよりも牛と人間の殺し合いだから、動物愛護団体が何か言ってもいいと思うのだけど…
本当に日本の闘牛は虐待なのか?
動物愛護のボーダーラインが段々狭くなってませんか?
何でも虐待はそうじゃないと思います。
確かに人間のエゴで動物を使って色々してます。
でも日本の闘牛とは虐待なのか?
同じ様な闘牛スタイルは中国や韓国でも行われていますが…

これは虐待じゃないかと思う

日本じゃない(東アジアのどこか?)闘牛大会です。
突進して即死です。
これは虐待と言えると思います。
死ぬ迄闘わせる…
日本とルーツは変わらないのだとは思いますが…
これが虐待と言うのです。
日本の闘牛は、ルールがあって、きちんとルーツにのっとって殺さずの闘牛を
やっているのです。
日本の闘牛だけが責められる事なんでしょうか?
闘牛をよく見て下さい。
虐待って何か?
もう一度動物愛護とか虐待について考えてみて下さい。
中国漢字が使われているので多分…
牛の最後に見た風景は、多分相手の牛のみだったって感じなのに
人が拍手しながら寄って来ます。
動物愛護とか残酷とか日本の闘牛を非難する前に、他の東アジア地域やインドネシアの闘牛を見て下さい。
日本の闘牛の健全さがわかるはずです。

動物愛護を叫ぶなら

出典: http://bigakukenkyujo.jp

スペインとメキシコの闘牛は禁止になっていない!

出典: http://www.afpbb.com

メキシコでスペインの闘牛士が牛の角に刺されて重体

スペインが闘牛禁止される地域が多くなって来てる中スペインから、メキシコに出稼ぎに行くマタドール(闘牛士)が増えている。
マタドールは闘牛をするのが仕事なので失業者も多いらしい。
そこまでしてマタドールがやりたいのだろうか?

実際残酷と言えば、スペインの闘牛ではないでしょうか?
中心地にあった闘牛場は動物愛護の観点から、閉鎖してサッカースタジアムやショッピングモールに様変わりしています。
今は、限られた所で行われてはいますが、廃止運動が根強いです。
メキシコに出稼ぎの為に行くマタドールもいるみたいで、メキシコの夏は闘牛の季節です。
スペイン発祥の闘牛は、虐待であると訴え続けた動物愛護団体に半分潰された感じでしょうか…
牛追い祭りも中止に向けて、動いてるみたいです。
牛の最後だけじゃなくて人間の最後も見るのは辛いですからね…
日本の闘牛ってかわいいもんに見えます。

徳之島の闘牛は賭けの歴史

徳之島の人の文化が賭け事を生んだ

徳之島の闘牛は勝つとかなりの大騒ぎになります。
この動画の様に…
ここまで嬉しがる理由は…
徳之島はイギリス人の様な人柄なのか…
何でも賭けの対象にしてしまう文化があって…
実際闇で闘牛の賭博が行われているのが現実です。
闘牛の賭けで負けて出稼ぎに行く人もいます。

牛主同士の賭けになると数千万のお金が動くと言われています。
堂々と、賭けの看板を掲げてる人もいます。
町長選挙も賭けの対象になってます。

賭博は犯罪です。
公営化する話も幾度か出てますが、進んではいません。

■江戸時代初期、日本最強の薩摩藩が島に侵略。奄美~沖縄の中で最後まで抵抗したのが徳之島。 ■鉄砲を備えた薩摩藩に刀鍬だけで最後までゲリラ戦。双方に千人規模の犠牲者を出し、あの薩摩藩がビビる。 ■その為、徳之島人の機嫌をとる為に薩摩藩が許したのが闘牛。 支配中も度々反乱し薩摩藩の譲歩を勝ち取る。 ■戦前から貧しさゆえに尼崎、神戸、大阪・東淀川区、川崎等に移住者が多い。 ■移住先のヤクザ(山口組、稲川会等)入る人間も多く「徳之島」(特に伊仙)と言ったらヒットマンの代名詞。 ■山口組の有名な抗争、「山一戦争」「大阪戦争」で活躍したヒットマンの多くが徳之島人 。 ■反対に移住先の大阪府警、兵庫県警、神奈川県警にも島出身者、二世、三世が多い事で知られる。 ■戦後、沖縄と共にアメリカ統治下になったが、ハンスト、組織的な抵抗で大規模な反乱を数年間起こし続ける。 ■奄美復帰運動の指導者は徳之島出身。占領から8年でアメリカがビビって奄美群島だけ日本に返還。 ■戦前、戦後に沖縄に移住した徳之島(奄美大島人も含む)人は、奄美だけ日本に返還された後、沖縄で 全ての権利を奪われ差別された為(日本復帰まで続く)沖縄に対する思いは複雑。 ■沖縄ヤクザに徳之島人が多いのは↑の理由。 沖縄ヤクザの中心に徳之島人脈がおり、山口、稲川の徳之島人脈と交流がある。 ■選挙のたびに島が真っ二つになり内戦を行う土地。 ■選挙のたびに鹿児島県警から機動隊が派遣、数人~二桁単位で犠牲者。 ■島内の争いの時には刃物を使わないという暗黙の了解がある(島外が絡むと違う) ■町長選挙で寝たきり老人のベッドを先頭に機動隊突破、ちなみに寝たきり老人も殺る気マンマン ■衆院選挙(保徳戦争)で選挙管理委員会同志で殴り合い。 ■町長選挙で機動隊にハブ100匹ブチマケ機動隊突破 ■参院選挙で小学生10人先頭に機動隊突破、もちろん小学生も殺る気マンマン ■町長自体が「俺たちは反権力で出来ている」 (ちなみに、保守系しかおらずお馴染みの左翼系組織は形だけいる) ■闘牛賭博が盛ん。鹿児島、沖縄ヤクザのシノギになっている。 ■高校の校則に「闘牛所持禁止」(賭博)とある。 ■闘牛大会の時も数人~二桁単位で犠牲者がでる

高校生まで賭博やるのか… 高校の校則に書かれるとは… 血気盛んな所なんだなぁ… こう言う賭博はヤの付く自由業者さんの恰好のシノギなのが気になる所でしょう。 ヤの付く自由業者さんを怖がらない風土も賭博が広がる原因かも知れません

結構ブログの日本の闘牛の書き方はリアリティーがあります。
目の前で見てる故のリアルなのかも知れません。
引用するのにどこまで許可が出るか心配でしたが、快く引用させてくれました。
感謝します。

何故違法賭博が捕まらないのか?

実際上の引用でもわかるように、沖縄より過激にアメリカと争い日本復帰がかなり早かった徳之島に沖縄からいろんな人が流れて来て、賭場を開き、元々賭け事が好きだった徳之島に根付いて行ったのでしょう。
まぁ警察官も見ないふりしてるのが現状でしょう。

しかも、賭博は現行犯逮捕が基本なので、誰かが情報提供でもしてガサ入れでもしないと捕まられない…
闇競馬や野球賭博や相撲賭博や闇カジノ等も現行犯逮捕が基本です。
あまり捕まえるって感じはないんでしょうね…
まぁ賭け闘牛は止めさせようと徳之島でも動いてはいるんですけどね…
なかなか上手くは行かない様です。

沖縄闘牛ツアー

この動画は沖縄唯一の闘牛実況アナウンサーの様子です。
観光客にも闘牛のルールがわかる様に実況してくれてます。
闘牛を広めるヒーローもいるので、子供でも楽しめると思います。
 

沖縄の闘牛場の周辺は綺麗な海が広がっている

出典: https://www.jalan.net

うるまの海

うるま市には綺麗な海と砂浜が広がっている

出典: https://www.ryukyumura.co.jp

琉球村

琉球の民族衣装体験やいろんな体験が出来る沖縄のテーマパーク。
闘牛を見て、琉球村で遊ぶなど、うるまでかなり楽しめます。

うるま市の闘牛大会はドームもあります

闘牛を見て、琉球村で楽しんだり、海で遊んだり色々楽しむツアーが組まれています。
1度闘牛を見てから残酷なのか違うのか見極めてもいいんじゃないかと思います。
大きな闘牛大会も出来る多目的ドームも見て下さい。
周辺にある牛の慰霊碑にも行って手を合わせるのもいいと思いますよ。

出典: https://pin.it

石川多目的ドーム

雨の日でも闘牛の試合が出来る全天候型の多目的ドーム。
闘牛がない時は色々なイベントが行われる。

日本の闘牛について動物愛護団体の見解

動物愛護団体等の見解はスペインとメキシコの闘牛の見解ばかりで日本の闘牛についての見解はあまり無いようです。
上の動画は宇和島で闘牛の牛が脱走したニュースです。
優しい牛を闘わせるのかwww
って言う2ちゃんねるにありましたが…

環境省_中央環境審議会動物愛護部会 動物愛護管理のあり方検討小委員会 (第20回)議事録

環境庁で闘牛、闘犬、闘鶏についての会議が行われています。
議事録がヒットしたので読んでみました。
特に闘牛については、角を縛って真っ直ぐ伸びるようにしたり、角を研ぐ等の危険な行為が行われている等が日本の省庁で問題になってる様です
賭けの事も問題にしてました。
どこを切り取って引用していいかわからなかったので、リンクで読んでみて下さい。

日本の闘牛の海外での反応

出典: https://blog.ytk.co.jp

船でやって来た他の県の牛

他県との交流の闘牛大会も頻繁に行われています。

闘牛大会をお忍びでチェックしている動物愛護団体

やはりこう言う動物同士の闘いが苦手な人もいるらしく、沖縄でパックツアーで闘牛がパックになってるツアーに行った外国人女性が、悲鳴をあげて失神したって話もあります。
スペインの闘牛が禁止になったのも動物愛護の観点からでしたけど、日本の闘牛も野蛮だと思う外国人もいるようで、観光客に紛れて世界の動物愛護団体がチェックしてる事もあるみたいです。

中国の闘牛の方が荒々しいですけどね。

日本の闘牛の伝来は中国から

歴史的観点から言うと、日本の闘牛の伝来は中国と言う説が根強いですが、多分
中国→朝鮮半島→日本の経由で伝来されたと思われます。
琉球王国は中国から直接伝来した可能性がありますが…
日本と琉球王国は貿易についても、全く違っていたからだと思われます。
中国の闘牛の特徴は、画像で見て頂くとわかる通り、牛を直接走らせてぶつかり合って闘います。
相手がダウンするまで行われます。
これは虐待だと思うにアップした動画の様に両方死ぬ場合もあります。
そして食べます。

日本に伝来した時点で日本は危険な闘牛じゃなく、神事として殺さずの闘牛になっていったのだと思います。
日本の牛は農耕牛が多かっただろうし…
それか、平安時代の牛車の様に人を運ぶとか…

牛が生活に根付いていたから殺さずの闘牛がスタンダードになっていったのだと思います。

日本の闘牛でも興奮して暴走する事もあります。
上の動画は新潟の山古志地区の角突きと言われる闘牛で勝負は決したのに興奮して
暴走しようとした牛を勢子さんがやっと止めた様子です。
勢子さんがしっかり冷静に止める事が出来ないと大事故になります。
日本の闘牛にとって勢子さんと言うのは、いなければならず、いなければ、他のアジア圏の闘牛と変わらないのです。
勢子さんと言う牛使いがいるから日本の闘牛は成立して、安全に行われて来たのです。
そこが日本の闘牛と中国をはじめアジア圏の闘牛と違うところなのです。

沖縄の闘牛の最後と取り組み

闘牛の最後は『仕方ない事ではあるのだけど』に書いた通りでもありますが…
沖縄が始めた取り組みは、闘牛を美味しく食べて貰おうと言う取り組みで…
肉食動物の飼料にするよりも、人の口に入れて貰おうと言う取り組みで作られたのが『闘牛カレー』です。

実は、スペインの闘牛は、食べる為に行われていました。
残酷ですけどね。
闘牛ステーキ等の専門店等もありました。
病気じゃない限り必ず食すのがスペインの闘牛の最後です。
屠殺される変わりに、ショーで殺されるってのもねぇ。
沖縄も闘牛を美味しく食べて貰おうと言う意図で、闘牛カレーを作りました。
雄牛も煮込んだり、出汁用の牛骨なんかでも食されます。
人間のエゴかも知れませんが、人の口に入る事で供養されるのかも知れません。
昔は、すぐに屠殺して食べてたと言います。
牛肉を食べたり、牛骨ラーメンや牛骨スープ等を食する場合もあり、その他にもライン作業で牛が屠殺されてる事実を覚えておかなければと思うのです。
ベジタリアンでもヴィーガンで無い限り、闘牛の牛を食べる文化も受け入れて見るのもいいのではないかと思います。

日本の中で沖縄が牛文化なのは何故?

出典: http://resort-baito.jp

水牛の海渡り

沖縄でもう1つ有名な牛は水牛で、水牛車で海を渡るとか、水牛車に乗って見て回るなど、観光名物になっています。

沖縄は乗り物としての水牛、闘牛としての和牛の雄、食肉用の和牛雌牛とまさに牛の文化が盛んです。
闘牛も実は和牛の雄牛で行われます。
昔は、雌が食肉用、雄は農耕用であったので、五穀豊穣の為の闘牛は農耕用の牛が始まりだったのでしょう。
今は闘牛用に、和牛の雄を育てています。

沖縄の闘牛の牛の種類とは?

上でも書いた様に、沖縄をはじめ闘牛は和牛の雄牛が主で、沖縄では結構な種類の牛が闘牛として育てられています。
まずは岩手県産の赤牛と黒牛多分強い牛を育てる為に岩手県から仕入れて来たのだと思います。
闘牛の北限が岩手県です。
赤牛の中には年を重ねると、毛が白くなり、銀色に見える種類もあります。

次は八丈島産の牛。意外に思うかも知れませんが、昔八丈島でも闘牛が行われていて、今はやっていませんが、沖縄で引き取った牛が今も代を変えながら八丈島と言われる品種になってます。

次に隠岐島。共に闘牛をやってる地域ですので、沖縄の闘牛が隠岐島に行ったり、隠岐島から買ったりするのです。
隠岐島産の牛が「隠岐島」と呼ばれています。

次に徳之島。勿論闘牛が盛んなので、沖縄と牛の売買しています。徳之島産の牛を徳之島と言います。

沖縄はかなりの地域で闘牛の牛が生産されています。
与那国、八重山、本島産、西表産山牛、大東島等の種類があります。
特に西表産の山牛は殆ど自然に育てられているので気性も荒々しくて、勢子さんもコントロールが大変だそうです。

F・1 黒毛和牛とホルスタインの配合種。闘牛をする為に作られた品種で未来の闘牛の主流になるだろうと言われています。

パンダ 白い模様が付いた品種をパンダと言います。
黒毛和牛と外国種の配合種と与那国の地牛がパンダの確率が高いです。
本物のパンダと同じで闘牛界のアイドル的存在です。
大体名前にもパンダ〇〇とか〇〇パンダと付いた牛が多いです。

以上が沖縄の闘牛の牛の種類です。やはり、闘牛が盛んなだけあって週類も多いですね。
 

沖縄は馬よりも牛文化だった

沖縄は本当は牛肉を愛する国民だったのですが、江戸時代に牛を食べるのが禁止になりました。
もうその頃には琉球王国は消滅して、日本の法律が牛を禁止して、牛は農耕用としての役目を担う事になったのです。
馬は、王族の乗り物だったのですが、琉球競馬等に使われたり、今は大人も子供も楽しめる乗馬になってたりします。
宮古馬も与那国馬もポニーを少し大きくした用な馬で天然記念物に指定されてもいて、小さくて大人しい馬なので、農耕向きじゃ無かったんでしょうね。

こうして、江戸時代に牛文化と豚食が根付いていった事は間違いないと思います。
豚食は中国の交易で、中国人が豚食だったので、食べれる豚肉にシフトしていったんだと思います。
興味深いブログを見つけたので一部引用させて頂きました。
沖縄は奥が深いなと思いました。
結構沖縄文化や闘牛のブログが多く、沖縄文化や色んな島や県の闘牛の様子がわかります。
 

実は、豚肉はもともと沖縄の食文化ではメインの食材ではありませんでした。かつての沖縄でもっともよく好まれ、食べられていた肉は…なんと牛肉!かつて琉球料理の代表的な食材といえば豚肉(ポーク)ではなく、牛肉(ビーフ)だったのです。 沖縄は本土とはちがい、肉食をタブーとする文化は育ちませんでしたから、豚や牛だけでなく、山羊や馬、イノシシやジュゴンまで食べていました。その肉のなかでも牛肉は最上級の食材として位置付けられ、村々では冠婚葬祭にごちそうとして出されていただけでなく、牛皮も貢納品として王府に納められていました。 この「伝統的」な琉球牛肉料理は、ある時期をさかいにほとんど無くなり、かわって豚肉メインの料理へと変わっていきます。それはなぜか。実はこの変化は、沖縄の歴史的な展開と密接に関わっていました。 牛は食用のみの目的で飼育されていたのではなく、田畑を耕す農耕用としても使われていました。近世(江戸時代)に入り、羽地朝秀の構造改革が行われてから、行事の際に牛をつぶして食べることを一切禁止されてしまいます。王府の農業振興策で農耕に役立つ牛が食べれなくなったのです。

琉球王国では、実は牛肉がご馳走だったらしいです。馬は王族の乗り物でありました。 江戸時代に農耕用として、重宝された牛を潰して食すのが禁止になり、中国人との交易で、豚が大量消費されたので沖縄では牛より豚。馬は王族の乗り物でもあり、農耕馬でもあったのですが、いかんせん琉球王国古来の宮古馬も与那国馬も小さくて、牛の方が農耕には向いてた様です。

上の動画は宮古馬と与那国馬です。
本当に小柄で温厚なので、子供も女性も乗りこなせる馬です。
農耕には向かない気もしますね。
馬より牛が農耕用として使われたのにも納得すると思います。
琉球競馬の様子も動画に載せておきました。
普通の競馬と違い。馬場馬術に近い感じです
闘牛を見たついでに、沖縄原種の日本馬で浜辺の乗馬も楽しいですよ。

『闘牛』ってなに?日本沖縄で行われる闘牛大会や闘牛の最後とは?

沖縄の闘牛大会史上最強の闘牛初代ゆかり号

上の動画は、2代目ゆかり号の闘牛の様子です。
さすがに初代ゆかり号は60年代の闘牛なので画像は発見出来ませんでした。
今は三代目ゆかり号が闘っています。
これも歴史 なんでしょうね。
初代ゆかり号は41勝をあげ慰霊碑も建てられています。

出典: https://pin.it

歴史的名牛初代ゆかり号の慰霊碑

60年代に活躍した最多優勝記録を持つ初代ゆかり号。今は三代目ゆかり号が活躍している。

まとめ:沖縄の闘牛

書いてきた様に、日本の闘牛は、殺さずの闘牛で、観光として楽しめる歴史と伝統に裏打ちされて来た競技です。
確かに、見る人が見たら虐待かも知れません。
でも大陸の全速力で走らせて、ぶつかり合って、両方即死とかそう言う事は無いし、ブログを書いてる地元の闘牛女子もいたりしているのです。
闘牛の勢子さんや牛主の子供達もブログを書いてたり、地元は闘牛を愛しているのです。
牛の最後も、見つめて来てるのです。
そうやって脈々と闘牛を続けて来ているのです。
野蛮だ、残酷だと言う前に一度闘牛を見て下さい。
動画も見て頂けると、日本の闘牛について少しでもわかって貰えると思ってます。
ブログも色々あるので、読んで見ると楽しいと思います。
まぁ闇賭博の問題や色んな問題もあるけれど、殆どは真面目にやってます。
沖縄観光や島観光に行ったら騙されたと思って闘牛見て下さい。
闘牛の最後については、考える余地もあるとは思いますが、日本の闘牛牛の相撲です。
そう見てくれるといいと思います。
動物愛護についても、大陸文化の闘牛と比べたら本当に優しいです。
日本の闘牛に偏見だけは持たないで下さい。

この記事を読んでる人はこんな文も読んでます。

江戸時代の盛り場のサーカス”見世物小屋”とは?日本のフリークショーまとめ | Cosmic[コズミック]

関連するまとめ

編集部
この記事のライター
Cherish編集部

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ