【世界三大奇虫】サソリモドキは食べられる?生態や毒性を調査

世界三大奇虫「サソリモドキ」(別名ビネガロン)をご存知でしょうか?サソリモドキ(ビネガロン)はサソリにそっくりな昆虫で、なんと日本にも生息している危ないヤツ!!見た目がかっこよくて飼育する方も多いサソリモドキ(ビネガロン)の生態や毒性などを調査しました!

【世界三大奇虫】サソリモドキは食べられる?生態や毒性を調査のイメージ

目次

  1. 1サソリモドキ(ビネガロン)ってどんな虫?
  2. 2サソリモドキ(ビネガロン)がサソリに勝ってしまう問題の動画
  3. 3サソリモドキ(ビネガロン)に毒はあるの?
  4. 4サソリモドキが別名ビネガロンな理由
  5. 5サソリモドキ(ビネガロン)の天敵は?
  6. 6サソリモドキ(ビネガロン)は日本・沖縄にも生息している!!
  7. 7サソリモドキ(ビネガロン)を駆除したいときは?
  8. 8サソリモドキ(ビネガロン)は食べられるどころか、フライにするとうまい
  9. 9サソリモドキ(ビネガロン)を飼育してみよう!
  10. 10まとめ~サソリモドキはうまいらしい~

サソリモドキ(ビネガロン)ってどんな虫?

出典: http://www.monstersproshop.com

サソリモドキ(ビネガロン)はサソリのような外見をした、一見するとサソリのような昆虫です。

サソリモドキ(ビネガロン)とは、名前の通りサソリのような外見をした昆虫。
クモ綱サソリモドキ目に属しており、クモ綱にはクモやダニやサソリなど幅広い生物がいます。

一応同じクモ綱ではありますので、遠い親戚ではありますね!

出典: http://www.monstersproshop.com

サソリモドキ(ビネガロン)が草むらから出てきたら、サソリにしか見えなくて絶対に逃げちゃいますよね。

なんといっても特徴は立派なハサミと尻尾ですよね。
サイズはそこまで大きくはなく、大体3cmもないくらいです。

大型のサソリモドキになると85mmになるものもいるそうですが、あまり多くはないようですね。

サソリモドキ(ビネガロン)がサソリに勝ってしまう問題の動画

超気になる、サソリモドキvsサソリの戦い!!
なんと結果は、サソリモドキの勝利!!

サソリの毒針がサソリモドキの硬い表皮を貫けず、決定打に欠けてしまいました。
本家より強いとは恐るべしですね!

サソリモドキの動きの早さに注目です。
ゴキブリもカサカサと早く動く昆虫ですが、負けず劣らずでサソリモドキも早いのです。

あっという間にゴキブリを捕獲。
最後はバラバラにして捕食してしまいます!

サソリモドキ(ビネガロン)に毒はあるの?

出典: http://www.monstersproshop.com

どう見ても毒を持っている外見なのに、実はサソリモドキに毒はありません。

サソリモドキはかなりサソリっぽい外見なので、毒を持っていそうですよね?
でも実はサソリモドキには毒はありません。

お尻の、サソリだったら毒針を持っているところは毒攻撃をするためのものではなくて、サソリモドキ独特の攻撃をするためのものなのです。

サソリモドキが別名ビネガロンな理由

出典: http://moumantai1030.sakura.ne.jp

ビネガロンという別名はビネガー=お酢からきています。

サソリモドキが外国でビネガロンと呼ばれるのは、お尻の尻尾から出す強烈な酸性の液のせい。
威嚇するときに出す賛成の液はとても酸っぱい匂いがするため、ビネガロンと呼ばれるようになりました。

出典: http://www.monstersproshop.com

お尻から出してくる酸っぱい匂いの液は要注意!

酸っぱい香りももちろん嫌なのですが、皮膚につくと皮膚が少し焼けてしまったりする可能性もあるそうですので、迂闊に手を出さないようにしましょう。
万が一目に入ったりすると危険ですので、あまり近づかないほうが無難かも?

サソリモドキ(ビネガロン)の天敵は?

出典: https://ja.wikipedia.org

サソリモドキの天敵はアカテガニなどの甲殻類。

アカテガニは30mm程度のカニの一種。
このアカテガニなどの甲殻類がサソリモドキの天敵だそうです。

なんとなくサソリモドキの方が強そうな感じがしますが、サソリモドキも硬すぎる天敵には適わないのでしょうね!

出典: https://ja.wikipedia.org

イソヒヨドリなどの鳥類も天敵です。

サソリモドキも所詮は小型の昆虫ですので、鳥類が天敵となります。
大きな鳥類よりも、小型鳥類が天敵のようですね。

サソリモドキ(ビネガロン)は日本・沖縄にも生息している!!

出典: http://arkpet.ocnk.net

伊豆諸島の八丈島や九州南部、沖縄に生息しているアマミサソリモドキ。

サソリモドキは外国にばかりいるのかと思いきや、日本にも普通に生息しています。
アマミサソリモドキは日本の南部。
九州や沖縄に生息しています。

日本でサソリはいないだろうと考えていたところに、突然サソリモドキが出てきたらきっと驚きますね!
沖縄に遊びにいくときは要注意です!

出典: http://mushinavi.com

沖縄から離れた、八重山諸島に生息するタイワンサソリモドキ。

もう一種類、日本で生息しているサソリモドキがタイワンサソリモドキ。
タイワンサソリモドキは沖縄本島から400kmほど離れた、八重山諸島に生息しています。

八重山諸島とは石垣島や与那国島などの、日本最南西端の島々。
遠い南国に生息しているのですね!

日本に生息しているのはこの二種類だけですので、サソリモドキに会いたい時は基本的に沖縄に行くことになります。
沖縄はそのほかにも色んな生き物が見れますので、珍しい虫の宝庫ですね!

サソリモドキ(ビネガロン)を駆除したいときは?

出典: http://plus-times.com

サソリモドキは生息地にいけば多数いる昆虫。駆除しきるのは難しいようです。進入を防ぐ薬や機械を使うしかないようですね。

サソリモドキの生息地(沖縄など)に行くと、結構頻繁に見かけるらしいサソリモドキ。
中には家の中に何十匹も入ってきて駆除出来なくて困る人も。

周辺環境に何か原因があって大量発生してしまったものと考えられますが、なかなか根本的な解決・駆除は難しいところです。

出来る駆除方法としては、殺さないまでも、虫を忌避する薬を家の周りにまいてサソリモドキがこないようにする方法。
この駆除方法でしたら薬をまいておくだけなので簡単です。
定期的に駆除活動をする必要が出ますが、その地域に住んだ宿命として受け入れるしかないかもしれません。(笑)

駆除は薬だけじゃなく、画像のような電池式のものもあるそうですので、色々と検討してみましょう!

サソリモドキ(ビネガロン)は食べられるどころか、フライにするとうまい

出典: http://www.monstersproshop.com

サソリモドキのフライ。フライにすると食べやすく、実はうまいらしい・・・。

サソリモドキは食べられます。どころか、うまいらしいです。

サソリモドキをフライにすると、食感はやはり昆虫なのでカリっとしているそうですね。
味はエビっぽくてうまいのだそうです。

昆虫ってやっぱりエビっぽい味が多いですね!

出典: https://blogs.yahoo.co.jp

テレビでもフライで食べていました。食べ方はフライがベターみたいです。

テレビではキモうまと紹介されていましたね!
やはりサソリモドキはうまいのです。

食べ方はフライがベター。
フライは高温で揚げるため、菌などが殺されて安全な食べ方です。

フライで食べる前に、十分に威嚇させて酸性分泌液は出来るだけ出しておきましょう。
数回分の分泌液を持っているそうですので、何回も威嚇しましょう。(笑)

酸性の分泌液が残ったままフライにすれば酸味のあるサソリモドキフライが完成するかもしれませんが、もし体に危険があってはいけないので、万が一に備えた方が無難です。
分泌液はうまいのか調べたい人は、自己責任で!

サソリモドキ(ビネガロン)を飼育してみよう!

出典: http://blog.livedoor.jp

サソリモドキは結構捕獲しやすいため、お値段もあまり高くはありません。

サソリモドキを飼育したいとなったら、まずはお値段が気になりますよね!
でも実は値段はあまり高くありません。

オークションでも出回っており、オークションでの値段は1000円~2000円ほど。
ネットショップでの値段は3~4000円ほどのようです。

ペアになってくると値段は8000円くらいになったりもしますが、もし生息地に住んでいる、または生息地に行く予定があればネットショップで高い値段で買うよりも採集してきたほうが良さそうです。

ただ、飼育が不安な方はネットショップで買うのもありだと思います。
値段を払っているだけあって、サポートもしてくれたりします。

出典: http://mushinavi.com

複数飼育するのなら大きめの飼育ケースを用意しましょう!単独飼育ならそれほど大きな飼育ケースでなくても大丈夫です!

サソリモドキは共食いをすることもあるため、大きめの飼育ケースを使うことと、大きな石を置いたりして身を隠せるようにすること、しっかり餌を与えることなどが大切です。

単独飼育ならもちろん共食いは起きませんので、気楽に育てられますね。

餌はダンゴムシやコオロギ、ヤスデやバッタなど何でも食べるそうですので、その辺りで捕まえてくることで容易に育てられます。
餌の頻度は週2、3回でいいそうです。

出典: http://mushinavi.com

ピートモスと呼ばれる材を敷いてあげることで湿度が保たれます。

サソリモドキは地面に潜ったりするのと、湿度を保ってあげることが大切ですので、画像のようなピートモスと呼ばれる湿度のあるマットを使ってあげると良いらしいです。

ピートモスであれば潜りやすいですし、湿度も保たれます。

出典: http://mushinavi.com

採集してきたサソリモドキがメスだった場合、既に交尾を終えていて卵を産むことも。

飼育の醍醐味、繁殖ですが、育てきれる場合のみ繁殖させましょう!
もし捕まえてきたサソリモドキがメスだった場合、元々交尾を終えていて卵を産むことも。

マットにもぐって卵を産むため、下から除くと分かります。

出典: http://mushinavi.com

一ヶ月半くらいで卵から孵化します。親離れしたら親とは別の飼育ケースに移しましょう。

一ヵ月半と長い間抱卵した後に孵ります。
親離れする段階までいくと親が子を食べてしまう恐れもありますので、違う飼育ケースに移してあげましょう!

出典: https://ja.wikipedia.org

餌を与えすぎるとコナダニが発生してしまうことも。

サソリモドキを愛するあまり餌を与えすぎるとコナダニが発生することがあるそうです。
このコナダニが発生すると、呼吸器官が塞がれてしまうことがあるそうで、最悪窒息死してしまいます。

実はコナダニも天敵なのですね。飼育する際は気をつけましょう!

まとめ~サソリモドキはうまいらしい~

出典: https://namamono-moratorium.com

天ぷらなら比較的安全に食べられますので、食べてみたい方は捕まえてきてチャレンジしてみてください!

今回のサソリモドキまとめはいかがでしたでしょうか!

強そうな虫ってロマンがありますよね!
飼育はそこまで難しくないみたいですし、お値段も高くはないので、チャレンジしてみたい人はネットショップをチェックしてみましょう!

また、あまり多くはないとは思いますが、食べてみたい人もいるかもしれません。
いざ食べてみるとうまいとはいえ、口に運びづらいですよね。
もし食べる際はフライにして滅菌をきちんとするようにしましょう!

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