【Zippo】ジッポライターの使い方特集!手入れ方法から仕組みまで解説

ジッポライターは頻繁にライターを使用する人にとっては便利ですし、何よりカッコイイので人気がありますが使い方や手入れを覚える必要があります。頑丈さが売りのジッポ(Zippo)ですが正しい使い方と手入れの方法を覚えれば、高品質を長持ちさせることも出来ます。

【Zippo】ジッポライターの使い方特集!手入れ方法から仕組みまで解説のイメージ

目次

  1. 1ジッポライターの使い方紹介
  2. 2Zippo(ジッポ)について
  3. 3ジッポライターは真鍮製とスターリングシルバー製
  4. 4ジッポライターの仕組み
  5. 5新品のジッポライターの使い方
  6. 6ジッポライターの使い方:日頃から手入れする
  7. 7ジッポライターのオイルの入れ方
  8. 8ジッポライターの手入れ:フリント(発火石)
  9. 9ジッポライターの手入れ:芯(ウィック)
  10. 10ジッポライターの手入れ:綿
  11. 11ジッポライター使い方:掃除する
  12. 12ジッポライターを掃除する頻度
  13. 13ジッポライターが着火不良時のつけ方
  14. 14ジッポカイロについて
  15. 15ジッポライターの使い方:まとめ

ジッポライターの使い方紹介

ジッポの使い方は難しい?

出典: https://ja.wikipedia.org

ジッポは見た目のカッコよさだけでなく、点火した火を持続させることでも知られています。そんなジッポライターの使い方や手入れの仕方をご存知ですか?

今回はジッポライターの使い方と手入れの仕方をご紹介します。一見難しそうに見えますが、ジッポライターの仕組みを理解すれば手入れをしながら半永久的に使用し続けることも出来ます。

Zippo(ジッポ)について

出典: http://www.gift-only.com

ジッポはアメリカのZippo社から開発されたオイルライターです。発売当初はオリジナル性に富んだ仕組みのオイルライターとして知られていましたが、現在はZippoの構造を真似たコピー用品も含めた総称として呼ばれています。

出典: https://item.rakuten.co.jp

Zippo社は1932年にジッポライターの開発者である「ジョージ・グランド・ブレイズデル」によって生み出されました。ジョージは簡単に着火できて尚且つ長持ち出来るライターを研究した結果、現在のZippoライターに辿り着きました。Zippoの名前の由来はZippo社のあるペンシルバニア州で開発された「ジッパー」の発音をもじっています。

出典: http://www.zippo-street.com

Zippoの魅力は見た目のカッコよさ、簡単に着火できる性能、長持ちする耐久性に加えて「永久保証サービス」にもあります。Zippoは頑丈なので中々壊れませんが破損してしまった場合、Zippo社に送付すれば無料で修理を行ってくれます。勿論送料もZippo社が負担してくれます。Zippoはそれだけクオリティに自信を持って開発された商品であると言えます。

ジッポライターは真鍮製とスターリングシルバー製

ジッポライターは主に真鍮製かスターリングシルバー製で出来ています。

出典: http://www.zippo-flamingo.com

真鍮は現在販売されているほとんどのジッポライターで採用されている素材です。真鍮は銅に亜鉛を混ぜ合わせた合金で、身近な製品で言うとパチンコ玉も真鍮製で出来ています。真鍮は加工しやすいだけでなく、頑丈な合金でもあるのでジッポライターの耐久性の象徴でもあります。

出典: https://www.landing-e.co.jp

スターリングシルバーは約90%の銀を使用した合金で、Zippo社の創立当初によく使用されていました。スターリングシルバーは光の反射具合がとてもカッコよく手触りや重みが調度良いのでジッポライターのカッコよさを演出するのに最適な素材です。

出典: https://item.rakuten.co.jp

現在のジッポライターの販売価格は数千円から数万円まで幅広い価格で販売されています。それらのジッポライターの使い方や仕組みは全く同じですが、外側のデザインによって値段が変わります。

高級感溢れるジッポライターだとデザインを印刷するのではなく彫ってあるので何度使用してもデザインが損なわれることはありませんし、もし削れてしまったとしてもそれはそれで味わい深い見た目を演出してくれます。

ジッポライターの仕組み

ジッポライターは簡単かつ安定感のある火を点けることが出来ますが、かなり独自性のある仕組みによって火を点けることが出来ます。

複雑な仕組みが内蔵されている

出典: http://www.chrome-k.com

ジッポライターの中にはたくさんの部品が内蔵されています。

ケース

ジッポライターのカバーです。真鍮やスターリングシルバーが使用されておりカッコイイデザインが施されている製品もあります。

インサイドユニット

ジッポライターの細かい仕組みが数多く内蔵されています。ここでオイルを貯蔵したり点火したりするのである意味ジッポライターの仕組みの本体と言えます。

カム

キャップの蓋を支えているパーツです。カムはジッポライターの蓋を開けてそのままにするための重要なパーツです。ちなみにジッポライターを開けると「カチン」という小気味いい音が鳴りますが、これはカムがケースに当たることで生じる仕組みになっています。

チムニー

インサイドユニットの上の部分にある穴だらけの部分です。これによりジッポライターの火は風に吹かれても点火し続けることが出来ます。

フリント・ホイール

インサイドユニットに付いている円形のパーツです。ここを指で回すことによって火花が生じて点火することが出来ます。

フリントスプリング

フリントを支えてホイールによって安定感のある点火をキープするために必要なパーツです。下部がネジ上になっていてフリントを交換する時に回します。

フリント(発火石)

ジッポライターを点火させる際に重要なパーツです。これをホイールで回して削ることによって火花が生じます。消耗品なのでオイル同様入れ替える必要があります。

パッド

インサイドユニットの下部についていて、オイルの漏れを防いでくれます。

ウィック(芯)

細長い紐状の部品でこれにオイルを浸み込ませることによって点火することが出来ます。何度も使用しているとウィック(芯)が焦げて使用できなくなることがあるので手入れしたり入れ替える必要があります。

レーヨン(綿)

インサイドユニットの中にある綿です。これにオイルを浸み込ませて貯蔵するのでオイルタンクの役割を果たしてくれます。

新品のジッポライターの使い方

新品のジッポライターの使い方をご紹介します。

新品の使い方:最初にオイルを入れる

出典: http://zippopark.ocnk.net

ジッポライターを新品で購入した場合いきなり火を点けることは不可能です。何故ならオイルが入っていないからです。ジッポライターは必ず中にオイルを入れる必要があります。(オイルの入れ方は次項でご紹介します)

オイルやフリントの使い方は後でご紹介

出典: https://item.fril.jp

新品のジッポライターはオイルやフリントなどの付属品がセットになって販売されている物もありますが、もしジッポライター単体で買った場合は必ずオイルも一緒に購入して下さい。オイルはジッポライターを取り扱っている店かスーパーやコンビニでも買うことが出来ます。

ちなみに新品のジッポライターにオイルを入れた場合、中にオイルが浸透するまで30分程時間がかかります。

ジッポライターの使い方:日頃から手入れする

ジッポライターは半永久的に使用できる事が魅力の一つです。しかし長きに渡って使用するためには日頃から手入れをする必要があります。

日頃から使い方を気にする

出典: http://www.zippo-flamingo.com

ジッポライターの手入れは主に消耗品の交換がメインとなります。日頃から手入れするべきジッポライターの消耗品は「オイル」「フリント(発火石)」「ウィック(芯)」の3点です。

人の使い方によって交換頻度は変わる

出典: http://pika9100.blog47.fc2.com

オイルの交換頻度は使用状況にもよりますが約1週間前後が目安になります。フリント(発火石)は頻繁にジッポライターを使用する人でも1か月程は持つと言われています。ウィック(芯)は頻繁に取り換える必要は無いですが、先端が黒ずんで来たら危険信号が出ていると見ていいでしょう。

ベテランは仕組みや使い方を知っている

出典: http://ksk2014.blog.shinobi.jp

いずれにしても長きに渡ってジッポライターを使用している人ならば、使い心地によって手入れする時期が分かります。ジッポライターはずっと使い続けると「点火しづらい」「火がすぐ消える」「ホイールが重い」などの違和感を感じるようになります。この違和感が手入れするサインです。

ジッポライターのオイルの入れ方

オイルは重要な手入れ

出典: http://www.zippo-ya.com

新品のジッポライターを使用する際やある程度使い続けて中のオイルが切れてしまった場合はオイルを注ぎ足す必要があります。電子ライターの場合使い捨てなので中のオイルが切れてしまったら破棄するしかありませんが、ジッポライターはオイルを注ぎ足すことで半永久的に使用し続けることが出来ます。

出典: http://www.zippo-flamingo.com

オイルはジッポライターのインサイドユニットに注入します。ジッポライターの蓋を開けてインサイドユニットの先端を持ち上げると簡単に取り外すことが出来ます。

インサイドユニットを上下反転させると底の部分にパッドが敷いてありますのでそれを少しめくります。そうするとインサイドユニットの中の綿が見えてきます。

オイルがこぼれないように手入れする

出典: http://piyoblog.blog.so-net.ne.jp

綿を湿らすような感覚でオイルを注入していきます。こぼれないようにゆっくりとオイルを注入して下さい。ある程度オイルを注入してこぼれだしたら中で満タンになった合図です。オイルの注入を止めてパッドを元に戻します。この時にオイルがインサイドユニットや指についてしまったらすぐに拭いて下さい。

インサイドユニットをジッポライター本体に戻します。この時指についたオイルがジッポライターにこびりついてしまう事があるので、ジッポライター全体をティッシュや布などで拭いて下さい。これでオイルの注入の完了です。最期に念のためジッポライターが出来るかどうかチェックして下さい。

ジッポライターの手入れ:フリント(発火石)

フリントはオイルの次に交換頻度の多いパーツです。フリントもオイル同様スーパーやコンビニなどで購入することが出来ます。

フリントを手入れする

出典: http://www.zippo-ya.com

フリントはインサイドユニットの内部に入っているので取り出す必要があります。まずインサイドユニットを取り出して下部にあるネジをマイナスドライバーなどで回します。

回すとスプリングが出て来ますので取り外します。すると中から小さな石(フリント)が出て来ます。もし出て来なかったらインサイドユニットを軽く叩いて取り出してください。

フリントは内蔵されている

出典: http://www.zippo-ya.com

その後新しいフリントを入れてスプリングを戻してネジを巻き直して、インサイドユニットをケースにしまいます。終ったら試しに何度か点火してみましょう。

ちなみにフリントはとても小さなパーツなので紛失してしまう可能性もあります。その場合、パッドと綿の間にしまっておけば無くす恐れが無くなります。

ジッポライターの手入れ:芯(ウィック)

芯を手入れする

出典: http://hiromi.blog.shinobi.jp

芯はそれほど消耗頻度は多く無いですが、火を点火し続けるために重要なパーツなので手入れする必要があります。火を点火し続けられるのはジッポライターの特徴の一つなので是非損なわないように注意しましょう。

芯は先端が黒ずんできたらピンセットで摘まんで中から引っ張り上げましょう。引っ張り上げた黒い部分はハサミで切ってしまえば以前と同様に点火することが出来ます。

ある程度切ったら交換

出典: http://www.zippo-ya.com

しかしそれを何度もやり続けるとインサイドユニットの中にある芯が短くなってしまいます。新品の芯は10cm程あるので5cm以上切ってしまったら新しい芯に取り換えましょう。

芯を交換する際はインサイドユニットに内蔵されているパッド、スプリング、綿、使い古した芯などを全て取り出す必要があります。芯は上部のチムニーから挿入します。芯を奥まで差し込んでもう片方の先端がチムニーに隠れるぐらいまで差し込んだら取り出したパーツを全て元に戻します。

ジッポライターの手入れ:綿

綿を手入れする

出典: http://awgsfoundry.com

ジッポライターのインサイドユニットに内蔵されている綿はオイルを貯蔵する役割を担っています。綿は消耗することが無いので交換する必要は無いですが長く使用したいのであれば手入れをする必要があります。

綿を手入れする頻度はごく稀

出典: https://plaza.rakuten.co.jp

稀にジッポライターの綿に関するトラブルが生じますが、それは綿と芯の絡まり具合が悪くオイルが浸透しなくなっていることが考えられます。そのため綿を詰め直して芯にしっかり当たるように手入れすればより安定した点火を保ち続けることが出来ます。

ジッポライター使い方:掃除する

ジッポライターの手入れは消耗品の交換も大事ですが、普段から掃除してあげることも重要です。

掃除は大事な手入れの一つ

出典: https://seam8.dip.jp

ジッポライターはインサイドユニットの上部にあるホイールやチムニーや蓋の裏側などがススで汚れてしまう事があります。これを放っておくとジッポライターの寿命を縮めることになってしまうのでしっかりと掃除してあげましょう。

オイルで掃除する

出典: http://d.hatena.ne.jp

ジッポライターの掃除はオイルと綿棒を使用します。掃除の仕方は綿棒にオイルを浸して汚れが気になる部分を拭きます。すると汚れがどんどん取れていきます。掃除が終わったらオイルを蒸発させるためにしばらく放置しておきます。

この時にオイルではなく水で拭いてしまうと中々汚れが落ちません。ジッポライターは全体的にオイルが付着しており、水では油汚れは落とせないので同じオイルを使用するべきです。

ジッポライターを掃除する頻度

ジッポライターは一体どれくらいの頻度で掃除すれば良いのでしょうか?

手入れの頻度は人それぞれ

出典: http://pika9100.blog47.fc2.com

ジッポライターは使用者の使用頻度によって汚れ具合が変わるので、決まった掃除の頻度というものはありません。強いて言うならば消耗品を交換する際は、汚れが気になった時に掃除することがベストな頻度かもしれません。

そこまで頻度を気にする必要無し

出典: http://pika9100.blog47.fc2.com

定期的に掃除していればジッポライターを長持ちさせることが出来ますが、むやみやたらと中のパーツを取り出して掃除していると逆に不具合の原因にもなりかねないのであまり多すぎない頻度で掃除すると良いでしょう。

ジッポライターが着火不良時のつけ方

ジッポライターを使用しているとたまに点火し辛い時があります、この様な場合どうすればいいのでしょうか?

出典: http://akabosi.militaryblog.jp

ジッポライターが点火できない原因は「部品の不具合」か「消耗品の消化」が考えられます。
部品の不具合は長期間使用し続けることで内部の部品がズレてしまい、綿と芯が密着していなかったりインサイドユニット自体の設置具合が悪くなっていることがあります。その際はジッポライターの部品を全て取り出してそれぞれの部品が正しく機能するように配置を直しあげて下さい。

消耗品の消化は上記の通り「オイル」「フリント」「芯」が考えられます。オイルとフリントは新しい物に交換してあげて、芯は長さを調整してみて下さい。

出典: http://zenf.cocolog-nifty.com

それでも着火出来ない場合はZippo社に無料で修理を依頼することが出来ます。Zippo社は点火不良の修理であれば無料で行うサービスを利用できます。ただし、カバーや塗装の剥がれなど「点火に支障の無い不具合」はサービスの対象外となります。

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ジッポカイロについて

最期におまけとしてジッポカイロについてご紹介します。

ジッポカイロの使い方

出典: https://plaza.rakuten.co.jp

ジッポカイロはその名の通りZippo社によって製造されたミニカイロです。ジッポカイロは使用する際にジッポライターとオイルが必要になるのでジッポライターを持っている人には便利かもしれません。

ジッポカイロの使い方はまずジッポカイロの中にオイルを注入します。入れ終わったら中の先端にジッポの火を当てて温めます。ジッポカイロに数秒間火を当て続けると熱くなってくるので、専用のケースに入れて保管します。

ジッポカイロの仕組み

出典: http://yamahack.com

ジッポカイロは中で火がずっと点いているわけではなく、オイルを酸化させることで熱を発しています。ジッポカイロは持続力に優れているので、オイルを満タンに入れれば最大で24時間も熱を持続させることが出来ます。

ジッポライターの使い方:まとめ

出典: http://rinrin.ocnk.net

いかがでしたでしょうか。ジッポライターはアナログなライターなので時代に逆行しているかもしれませんが、利便性とカッコよさは今でも変わりません。これを機にジッポライターの使い方を手入れの仕方を覚えてジッポライターを長く使用してみてはいかがでしょうか。

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Cherish編集部

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