モスラのモデル「ヨナグニサン」とは?世界最大の蛾を徹底調査

あの伝説の怪獣映画「ゴジラ」に出てくる巨大な蛾の怪獣モスラには実はモデルがいました!その名は「ヨナグニサン」。海外でも大人気で、苦手な人は夢にまで出てくるという、日本にも生息する世界最大の蛾「ヨナグニサン」を今回はまとめます!

モスラのモデル「ヨナグニサン」とは?世界最大の蛾を徹底調査のイメージ

目次

  1. 1世界最大の蛾「ヨナグニサン」はでかいどころじゃない!
  2. 2世界最大の蛾「ヨナグニサン」の動画
  3. 3ヨナグニサンはモスラと同じような柄?
  4. 4「ヨナグニサン」がモデルとなったモスラのデータ
  5. 5世界最大の蛾「ヨナグニサン」の標本が中々モスラ
  6. 6世界最大の蛾「ヨナグニサン」の幼虫時はモスラっぽい?
  7. 7世界最大の蛾「ヨナグニサン」は繭もモスラっぽい?
  8. 8生きるモスラ「ヨナグニサン」は飼育出来る?
  9. 9ヨナグニサンは海外でも大人気!
  10. 10まとめ~ヨナグニサンがモスラすぎる~

世界最大の蛾「ヨナグニサン」はでかいどころじゃない!

通常の蛾の10倍!?

出典: http://itukicreation.com

でかい蛾は沢山いても、ここまででかい蛾はヨナグニサンだけ!

小さな蛾であるコナガの体長が5mm程度。
そして問題のでかい蛾「ヨナグニサン」は大きなメスで50mmを超えますので、なんと10倍以上もでかい蛾なのです!!

一体どうしてこんなことになったのか分からないレベルででかいですね。

蛾なのにすごく美しいことで大人気!

出典: http://karapaia.com

蛾といえば気持ち悪いイメージが強いですが、ヨナグニサンはとても綺麗な羽をしています。

ヨナグニさんはなんといっても美しくて大きい羽が魅力。
このでかい羽部分を合わせると、体長は14cmにもなるんです。

手に持っている画像を見ると、なんだか重そうに見えてしまいますよね!

天然記念物となった、超貴重な蛾

出典: https://ja.wikipedia.org

沖縄県指定天然記念物として登録されているヨナグニサン。絶滅危惧種として大切にされています。

そんな世界最大のでかい蛾であるヨナグニサンは、森林の減少などにより絶滅危惧種に。
沖縄県の天然記念物としても登録されていますので、乱獲は厳禁です。

こんなに綺麗で大きい蛾を見たら捕まえたくなる気持ちはあるかと思いますが、捕まえてはいけません!

世界最大の蛾「ヨナグニサン」の動画

大きいヨナグニサンが手をグルグル回り、羽根をバタバタさせる動画。
もう、何をやっても「大きい」しか感想が出てきません!!

でも可愛いですね♪

こちらは世界最大の蛾、ヨナグニサンの交尾動画。
ヨナグニサンは成虫になってから1~2週間しか生きられないため、交尾を達成しなければ無駄死にしてしまいます。

無事に繁殖活動出来てよかったですね!

ナイトZOOを楽しんでいたら、なんと世界最大の蛾「ヨナグニサン」が突然登場してしまった動画!
大きいので飛んでる姿も迫力ありますね~!

いきなりモスラ現るって感じです!!

ヨナグニサンはモスラと同じような柄?

出典: http://itukicreation.com

確かにモスラの色合いはヨナグニサンっぽいですよね!

皆大好き人気怪獣映画「ゴジラ」に出てくる人気キャラクター「モスラ」。
実はあのモスラのモデルがヨナグニサンなんです!!
顔つきや触覚などに違いあっても、このサイズ感や色の雰囲気を見ていると納得しますよね!!

出典: http://karapaia.com

ヨナグニサンの羽の先端部分はなんとヘビを模しているのだそうです。

実はヨナグニサンの先端の柄はヘビを模した柄となっています!
この羽をバタつかせることで、ヘビがいるぞと威嚇出来るわけですね。

最初はパっと見ヘビに見えなくても、意識すると次第に見えてきますよ♪

モスラの羽の先端はこの柄をしていないので、ここが惜しいポイントです。
でも、モスラのような丸い柄の方が蛾っぽさはありますね!

「ヨナグニサン」がモデルとなったモスラのデータ

出典: https://bokete.jp

ゴジラで大人気のキャラクター、モスラ。大きいどころではありません。

ヨナグニサンがモデルとなった人気キャラクターの「モスラ」ですが、どれくらいのサイズなのかいまいち分かりませんよね?
ということで、モスラのデータもまとめてみました!

ヨナグニサンと比べる、モスラのデータ

出典: http://www.m-arts.jp

蝶巨大な化け物級の蛾「モスラ」とヨナグニサンを比べてみましょう!

体長はヨナグニさんが最大14cmなのに対して、モスラは羽を広げると100m。
あまりにも大きいのでもはやよく分かりません。(笑)

100mといえば400mグラウンドの四分の一ですので、その四分の一を蛾が覆い尽くしているところをご想像下さい!

出典: https://ja.wikipedia.org

モスラはこちらのヤママユガもモデルにしているそうです。丸い柄がモスラっぽいですよね!

ヨナグニサンの他に、ヤマママユガもモスラのモデル。
羽の柄がモスラっぽいですよね。
ヤママユガも8.5cmにもなる大きい蛾ですが、流石にヨナグニサンには敵いません。

世界最大の蛾「ヨナグニサン」の標本が中々モスラ

出典: http://itukicreation.com

標本で見ても、蝶に負けずおとらずの優雅な羽。生きるモスラですね!

ヨナグニサンの標本はとても人気があり、オークションやネットショップでも多数売買されています。
標本購入価格は一個数千円程度とそんなに高くはありません。

天然記念物なのに標本が出回る理由としては、ヨナグニサンは成虫になってから死ぬまでがとても短いので、死んでしまったヨナグニサンを採集するのは結構容易だからなのでしょうね。

出典: http://yuttari.diy-sound.net

2対のヨナグニサン標本。羽の先端が段々とヘビに見えてきます。

こちらの標本はヨナグニサンのメスオスペア二対。
標本で見比べてもやっぱりメスは大きいですね!!

柄の雰囲気、迫力もメスの方がかっこいいです。

世界最大の蛾「ヨナグニサン」の幼虫時はモスラっぽい?

出典: http://fujukan.lib.u-ryukyu.ac.jp

ヨナグニサンの幼虫の画像。成虫になったあとは幼虫時に蓄えた養分で生きるため、かなりでっぷりしていますね!

ヨナグニサンの成虫は口がありません。
そのため栄養を摂取することが出来ず1~2週間で死んでしまいます。

その1~2週間の栄養は、この幼虫時代に蓄えなければいけないので、こんなに立派な幼虫になるのですね!
このあと、大量の繭も作らなきゃいけないので、幼虫も大忙しです。

出典: http://blog.livedoor.jp

こちらはモスラのおもちゃの画像。幼虫時はヨナグニサンに似てはいませんね。

こちらはモスラのおもちゃ。
成虫はモスラに似ていますが、幼虫はどうやらかなり似てない様子。
モスラの幼虫は小さな時から強そうですね!!

ヨナグニサンの幼虫はおデブ感が強いですが、モスラの幼虫は戦車の如き様相です!

世界最大の蛾「ヨナグニサン」は繭もモスラっぽい?

出典: http://kabirairino.sakura.ne.jp

こちらはヨナグニサンの繭画像。あまりモスラの繭とは似ていません。

ヨナグニサンの繭は画像のように、ちょっと歪な形をした繭になっています。
普通に幼虫が絹糸を出して作るのですが、こんな形になってしまうのですね。

海外ではヨナグニサンから絹糸をとるために普通に飼育されていますので、この繭を沢山見かけることもあるかもしれません。

出典: http://apg.blog3.fc2.com

こちらはモスラの繭画像。東京タワーを壊してまで繭を作るはた迷惑なモスラ。

モスラの繭はひょうたん型でまんまるな形をしています。
幼虫も繭もあまりヨナグニサンとは似ていないみたいです。

それにして繭まででかすぎますね。
成虫と同じく、モスラの繭も100mはありそうです。

生きるモスラ「ヨナグニサン」は飼育出来る?

出典: http://animalbattles.wealthyblogs.com

インドでは絹糸をとるためにヨナグニサンを飼育しており、実際にヨナグニサンの絹糸で作られた製品も売っています。

画像はインド。
インドではヨナグニサンを実際に飼育し、幼虫が出す絹糸で製品を作っているそうなので、仕事としてヨナグニサンを飼育しています。

ヨナグニサンから出す糸を仕事にするほど飼育しているのであれば、相当な数を飼育しているのでしょうね!

出典: https://ameblo.jp

ヨナグニサンは口がないため、食事が出来ません。生きても1~2週間程度なのです。

ヨナグニサンは日本では与那国島などにいる沖縄天然記念物で絶滅危惧種です。
ですので飼育するために捕獲することは出来ません。

また、仮に飼育をしたとしても、美しい成虫は口を持っておらず、1~2週間しか生き延びられないため、あまり飼育を楽しめないようです。
口を持たない、食べることが出来ない餓死するだけの成虫って凄いですよね。

ヨナグニサンは海外でも大人気!

出典: http://tropicalplant.air-nifty.com

触覚や顔つきまで、何から何まで素敵なヨナグニサンは海外でも大人気!

youtubeでも沢山の動画が見つけられるほど、海外でも大人気のヨナグニサン。
世界最大ともなれば、世界中の人の好奇心をくすぐりますよね!

蛾といえば気持ち悪いイメージも強いはずですが、綺麗な柄をしているせいか、皆嬉しそうに手にのせたり指に止まらせたりします。
ヨナグニサンには口もないので攻撃される心配もないからかもしれませんね!

出典: https://ameblo.jp

海外なら大量に繁殖させているところもありますので、沢山見れるかもしれません!

ヨナグニサンは日本では数が減っていますが、海外にはヨナグニサンの過ごしやすい地域がまだまだあります。
また、繁殖も成功しているようで、絹糸をとるための蚕としての役割も果たしています。

ヨナグニサンは漢字で「与那国蚕」(ヨナグニサンと読む)と書きますので、本来は蚕として人間と暮らしていてもおかしくはないのです。

まとめ~ヨナグニサンがモスラすぎる~

出典: http://k-much.doorblog.jp

華やかな女性と手乗りモスラ♪サイズ的にはオスでしょうか?女性も怖がる様子を見せず、楽しそうにしていますね。

今回のヨナグニサンまとめはいかがでしたでしょうか!!

私自身もまとめながら、その大きさに驚くばかりでした。
しかもこんなに大きなヨナグニサンが日本にいるなんて驚きですよね!
沖縄に行けば偶然会えるかもしれないということで、沖縄旅行に行かれる際は幸運を祈りたいところです♪

また、沖縄県の天然記念物に指定されており、絶滅危惧種でもありますので、絶対採集せず、自然のままに放っておいてあげましょう!

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