2021年07月21日公開
2021年07月21日更新
プロビデンスの目・ホルスの目・万物を見通す目…意味とは?【フリーメイソン】
謎多き組織フリーメイソン。フリーメイソンのマーク、プロビデンスの目と、1ドル紙幣に描かれたピラミッドとプロビデンスの目、そして、エジプトの天空神ホルスがもつホルスの左目、果たして不思議なこの目の共通点は?1ドル紙幣のピラミッドとフリーメイソンの秘密に迫ります。
目次
- 1フリーメイソンという組織
- 2フリーメイソンの発足
- 3現在のフリーメイソン
- 4フリーメイソンメンバーになるには
- 5フリーメイソンのメンバーには、どんな人達がいるの?
- 6フリーメイソンのマーク プロビデンスの目が表すもの
- 7プロビデンスの目:万物を見通す目とは!
- 8プロビデンスの目:万物を見通す目の由来はホルスの目とされる説
- 9ホルス神がモデルになった物語や映画
- 10プロビデンスの目の由来:ホルス神の左目(ウジャトの目)
- 11ウジャト(ホルス神の左目)とプロビデンスの目(万物を見通す目)、ヤハウェの目 の関係性について
- 12第三の目とされるホルスの目と松果体
- 131ドル紙幣に書かれた、プロビデンスの目(万物を見通す目)とピラミッド
- 141ドル紙幣のピラミッドとプロビデンスの目に隠された、フリーメイソンの国家陰謀論
- 151ドル紙幣(ピラミッドとプロビデンスの目)とフリーメイソンの陰謀に関する真実
- 161ドル紙幣(ピラミッドとプロビデンスの目)とフリーメイソンの関係性
- 17プロビデンスの目・ホルスの目・万物を見通す目とフリーメイソンとの関係:まとめ
フリーメイソンという組織
出典: https://ja.wikipedia.org
フリーメイソンリーが用いるシンボルの一つ、プロビデンスの目
フリーメイソンは、秘密結社や陰謀論などと共に都市伝説的に語られることが多い謎多き組織ですが、現状は対等は関係を持つ会員で構成されている、世界規模の友愛組織です。
日本国内にも、もちろん存在しています。
彼らの掲げる下記の誓約、教理によって友愛組織であることが証明されています。
”フリーメイソンは、他者に対する寛容を教える
フリーメイソンは、人種、国、宗教、信条による差別を排し、人類の普遍性を尊重する
フリーメイソンは、兄弟愛の絆で結ばれた人々の団体であることを誇らかに宣言する。
フリーメイソンは、事業を営んだり政治活動を行うことによって、メンバーの利便を訴えようとはしない。
フリーメイソンは、一党一派に偏るような事案を議するための場ではない”
また、フリーメイソンを宗教組織と勘違いしている方も多いですが、メンバーには宗教の自由が認められているため、何らかの教えを強要する組織ではありません。
メンバーになることで組織の内容を簡単に知り得ることからも、秘密結社ではなく、公開された結社と位置付けることが正しいと考えられます。
フリーメイソンの発足
出典: https://ja.wikipedia.org
石工が働く様子 1505 Leopold-Altar
フリーメイソンは、元々中世ヨーロッパ時代に結成された石工組合の組織から始まったとされています。
限定的な職種だけの集まり、いわゆるギルドの一種として作られたものです。
当時移動の多かった石工たちは、本物の石工であることを見極めるために、合言葉や、変わった握手方法などを生み出し仲間意識を強め、この慣例が現代のフリーメイソンにも受け継がれている文化となっています。
しかし各地の石工組合は時代の流れと共に消滅していきました。
そんな状況の中で残ったイギリスの組合が、17世紀頃、現在のフリーメイソンの元となる組織へと変わっていったとされています。
現在のフリーメイソン
出典: https://ja.wikipedia.org
フリーメイソンのメンバーか否か、見分ける秘密の握手方法があるとされています。
世界最大の友愛組織であり、世界中にメンバーがいるフリーメイソンですが、メンバー全てが一つの管轄にまとめられているわけではなく、各国・地域ごとに存在するロッジと呼ばれる管轄に所属し、活動を行っています。
現在、日本でもいくつかのロッジが存在し、メンバーは1700人ほど存在しています。
所在地は、以下URLの日本フリーメイソンのHPにて確認可能です。
フリーメイソンメンバーになるには
出典: https://ja.wikipedia.org
1800年頃の入会儀式
現在のフリーメイソンメンバーの紹介がなければメンバーにはなれない、と思われているようですが、入会したい気持ちがあれば、日本の場合、以下の手順を踏むことでメンバーになることが出来ます。
日本のロッジでは、男性のみの入会となっています。
”日本にあるロッジを選び、会員と親交を持つ。
申請書を提出する(知り合ったロッジメンバーの保証人が2人必要)
ロッジメンバー数人との面談。
面談結果が良い場合、メンバー認可の無記名投票。
投票結果が良ければ、メンバー認可。”
晴れて、メンバーになれた場合、日本の各ロッジによって変わりますが、
入会費は約45,000円、
年会費が約8,000円
となっています。
また、日本のフリーメイソンロッジでの公用語は、日本語と英語となっています。
また、日本国内各地にあるそれぞれのロッジで、伝統や定例会の開催時間なども異なっているそうです。
フリーメイソンのメンバーには、どんな人達がいるの?
歴史的著名人や、有名人の中にもフリーメイソンのメンバーは多数存在していました。
何名かをここでご紹介いたします。
アメリカ初代大統領 ジョージ・ワシントン
出典: https://ja.wikipedia.org
1732年2月22日生まれ、1799年12月14日没。
アメリカの初代大統領として知られている
フランクリン・ルーズベルト
出典: https://ja.wikipedia.org
1882年1月30日生まれ、1945年4月12日没。
アメリカの政治家であり、第32代のアメリカ合衆国大統領。
ダグラス・マッカーサー
出典: https://ja.wikipedia.org
1880年1月26日生まれ、1964年4月5日没。
アメリカの陸軍元帥で、連合国軍最高司令官 (SCAP)を務め、また第2次大戦後、日本占領のGHQ責任者となりました。
高須 克弥
出典: http://www.huffingtonpost.jp
1945年(昭和20年)1月22日生まれ。
日本の美容外科・整形外科の医師であり、高須クリニック院長。
フリーメイソンメンバーであることも明かしており、2016年には日本の京都御門ロッジ最高位のWorshipful Masterに就任しています。
フリーメイソンのマーク プロビデンスの目が表すもの
フリーメイソンの象徴1
出典: https://ja.wikipedia.org
フリーメイソンのマークとして知られているのが、画像にあるコンパスと定規を組みあわせた三角形の中に、「G」と書かれたものです。
このマークが初めに使われたとされるのが、1762年だと言われています。
三角形の真ん中に書かれた「G」の意味は、神(God)や、石工の技能である幾何学(Geomentry)を意味するとも言われています。
フリーメイソンの象徴2
出典: https://ja.wikipedia.org
プロビデンスの目
プロビデンスの目(Eye of Providence)すなわち、万物を見通す目(All seeing eye of god)を意味します。
三角形の中に左目が書かれたモチーフのマークが使用されることもあります。
これは、アメリカの1ドル紙幣にも、ピラミッドと共に描かれています。
プロビデンスの目:万物を見通す目とは!
プロビデンスの目・万物を見通す目が表すもの
出典: https://ja.wikipedia.org
プロビデンスの目・万物を見通す目は、父(神)と子(キリスト)と聖霊の一体が唯一神とする、三位一体の象徴を意味するとされています。
三角の中に書かれた左目のマークは、教会建築などに使用される紋章として、様々な場所で見られるマークとなっています。
また、三位一体を象徴するものとされていることからも、プロビデンスの目・万物を見通す目のことを、父(神)である、ヤハウェの目と表現することもあるようです。
古代イスラエルの唯一神 ヤハウェ
出典: https://ja.wikipedia.org
フェニキア文字、アラム文字、ヘブライ語、それぞれの活字で表記したヤハウェの名
三角が表す三位一体に含まれる父(神)とは、ユダヤ教・キリスト教で信仰されている神(ヤハウェ)を表しています。
ユダヤ教では、唯一神としてヤハウェが信仰されています。
モーセに率いられたヘブライ人たちが、エジプトを脱出し後、シナイ山でヤハウェによって十戒を授けられたというエピソードは有名です。
この十戒には、「神の名をみだりに唱えてなならない」という戒めがあるため、ヤハウェは「主(アドナイ)」に置き換えられることがあります。
また、ヤハウェはへブル文字YHWHと表記されこともありますが、全てが子音であることから、本来の正確な発音は不明とされています。
また神ヤハウェの起源も、その詳細は不明となっています。
聖書にみられるプロビデンスの目・万物を通す目の記述
出典: https://ja.wikipedia.org
『エマオの晩餐』1525 ヤコポ・ダ・ポントルモ
この絵の中のキリストの上に、プロビデンスの目が描かれています。
ヤハウェの目、つまりプロビデンスの目・万物を通す目を意味する記述は、旧約聖書にも記されています。
”主はその聖なる宮にいまし、主のみくらは天にあり、その目は人の子らをみそなわし、そのまぶたは人の子らを調べられる。”
旧約聖書、詩編 第11篇4節
”見よ、主の目は主を恐れる者の上にあり、そのいつくしみを望む者の上にある。”
旧約聖書、詩編 第33章18節
”主の目は正しい人をかえりみ、その耳は彼らの叫びに傾く。”
旧約聖書、詩編 第34篇11節
”神は大能をもって、とこしえに統べ治め、その目はもろもろの国”民を監視される。
そむく者はみずからを高くしてはならない。”
旧約聖書、詩編 第66篇7節
プロビデンスの目:万物を見通す目の由来はホルスの目とされる説
プロビデンスの目の由来:エジプトの神 ホルス神
出典: https://ja.wikipedia.org
ホルス神
ホルス神とは、エジプト神話に登場する神様の一人で、天空神・隼の神様であるホルスと、オシリスとイシスの息子のホルスの同名の神が習合されたものだとされています。
隼の頭を持ち、左目(ウジャト)は月の象徴、右目(ラー)は太陽の象徴を意味するとされています。
ファラオとホルス神:ホルスの名を持つファラオたち
出典: https://ja.wikipedia.org
ファラオ
エジプトの王であるファラオは、古王国時代にはホルスの化身として考えられていました。
ホルスの名を受け継ぐファラオたちは、「太陽の子」と呼ばれ、エジプトの人々に神格的印象をもたらしていました。
ホルス神がモデルになった物語や映画
映画『キング・オブ・エジプト』ホルス神とセトの戦い
出典: https://www.amazon.co.jp
古代エジプトを舞台とした、アクション・ファンタジー。
オシリスの子、ホルスと主人公の青年が力を合わせ、暴虐なセトに立ち向かう物語。
漫画『イマドキ☆エジプト神』 ホルスなどのエジプト神がスーツ姿で現代に
出典: https://www.amazon.co.jp
イマドキ☆エジプト神 1巻表紙
スーツ姿のエジプト神たちが、現代に降臨した4コマ漫画です。
スーツ姿のエジプト神たちが、現代に降臨した4コマ漫画です。
プロビデンスの目の由来:ホルス神の左目(ウジャトの目)
出典: https://en.wikipedia.org
ウジャトの目
ホルス神の左目を表現する際に用いられるウジャトとは、
コブラの姿、または頭上にコブラをのせた女性の姿をした、エジプトの守護女神ウジャトです。
ウジャトの目(ホルス神の左目)が、満ち欠けを繰り返す月を象徴とされているため、回復・修復と言った意味をもつとされています。
また、ウジャトの目(ホルス神の左目)は、セト神との戦いで失われましたが、月の神トート神によって後に癒されたウジャトの目(ホルス神の左目)が、ホルスに返されたエピソードがあります。
そのためウジャトの目(ホルス神の左目)は、癒し・再生などのシンボルの意味として用いられることがあります。
ウジャト(ホルス神の左目)とプロビデンスの目(万物を見通す目)、ヤハウェの目 の関係性について
出典: https://ja.wikipedia.org
アルゼンチンのサルタ大聖堂にあるプロビデンスの目
プロビデンスの目・万物を見通す目は、しばしば古代イスラエルの唯一神、ヤハウェから名前を取り、ヤハウェの目と呼ばれています。
この左目のマークは、キリスト教における、三位一体の象徴として使用されるデザインであること、また、聖書にヤハウェ(神)の目に関する記述があることからも、プロビデンスの目・万物を見通す目、ヤハウェの目は同一であると考えられます。
このことからも、左目のデザインの原案が、宗教の違うエジプト神話の神様、ウジャトの目(ホルス神の左目)とする説は真実ではないと考えられます。
プロビデンスの目・万物を見通す目とヤハウェの目と、ウジャトの目(ホルス神の左目)は同一視されるものではないと言えます。
第三の目とされるホルスの目と松果体
ホルスの左目(ウジャトの目)の反対にある右目(ラーの目)は、太陽の象徴とされています。
このホルスの右目が、人間の脳の中のある松果体に似ていることから、第三の目を意味するのではないか、と考えられています。
ホルスの右目(ラーの目)
出典: https://ja.wikipedia.org
ホルスの右目(ラーの目)は、太陽を象徴するものとして考えられています。
脳の神秘的存在 松果体
出典: https://ja.wikipedia.org
中央、黄色の丸が松果体
松果体とは、左右の大脳半球の間に存在する内分泌器官の1つで、ノルアドレナリン・ヒスタミン・メラニンなどのホルモンを分泌しています。
一部の生物は、松果体を光を感じる器官として使っています。
このことから、松果体は第三の目と、呼ばれることもあるようです。
松果体とホルスの目(ラーの目)
松果体は元来、脳の奥深くにあることは確認されていましたが、正確にどのような機能を果たしているのかが定かでない時代には、松果体は神秘的存在とされていました。
哲学者デカルトは松果体を「魂のありか」と称し、ヨガにおけるチャクラ(第三の目)と考えらえることもあるようです。
第三の目とも考えうる神聖なホルスの目(右目)と、松果体の形が似ていることから、人間の松果体はホルスの目(ラーの目)を意味するという考え方もあるようです。
1ドル紙幣に書かれた、プロビデンスの目(万物を見通す目)とピラミッド
ピラミッドとプロビデンスの目(万物を見通す目)
出典: https://ja.wikipedia.org
1ドル紙幣の表面
現在のアメリカ合衆国で使用されている1ドル札は、1935年に採用され、表の面にはジョージワシントンの肖像画が描かれています。
裏面に記されたデザイン ピラミッドとプロビデンスの目・ハクトウワシ
出典: https://ja.wikipedia.org
1ドル紙幣の裏面
1ドル紙幣の裏面の、右側には白頭鷲が翼を広げた国章と、左側には未完成のピラミッドの上の三角形の中に、目玉が描かれたデザインとなっています。
このピラミッドの三角の中に書かれた目玉は、プロビデンスの目(万物を見通す目)とされています。
1ドル紙幣のピラミッドとプロビデンスの目に隠された、フリーメイソンの国家陰謀論
出典: https://en.wikipedia.org
1ドル紙幣裏面に書かれたマーク(拡大図)
ピラミッドの謎 ピラミッド下部に記された文字
出典: https://en.wikipedia.org
1ドル紙幣裏面に描かれたピラミッド下部に書かれた「MDCCLXVI」が、ある数値を表しているとされています。
「MDCCLXVI」をローマ数字に置き換えると、
M=1000 D=500 C=100 L=50 X=10 V=5となり、
これらの数値を変換して足し算を行うと、1776という数が算出されます。
この数値は、フリーメイソン系ドイツの秘密結社、イルミナティの設立した年を表しているとされ、フリーメイソンの陰謀説となっています。
ピラミッドとプロビデンスの目(万物を見通す目) ピラミッドに浮かぶ六芒星とMASONの文字
出典: http://blog.livedoor.jp
六芒星と「MASON]
ピラミッドと三角の中にあるプロビデンスの目(万物を見通す目)が書かれたマークに、目を頂点として六芒星を描くと、六つの頂点がMASONの文字を記していることから、MASON(メイソン)と読めるため、アメリカを支配しているのがフリーメイソンという、もう一つの陰謀論として考えられています。
1ドル紙幣(ピラミッドとプロビデンスの目)とフリーメイソンの陰謀に関する真実
アメリカ合衆国の国章(グレートシール)
出典: https://en.wikipedia.org
国章が描かれたアメリカ合衆国のパスポート
1ドル紙幣の裏面に書かれている、ハクトウワシと三角の中に書かれたプロビデンスの目(万物を見通す目)のデザインは、アメリカ合衆国の国璽のデザインとして1782年に採用されたものです。
1ドル紙幣の発行前にデザインされていました。
アメリカ合衆国の国章の表面 (ハクトウワシ)
出典: https://ja.wikipedia.org
国章の表面
表面がハクトウワシ、裏面が三角の中に書かれたプロビデンスの目(万物を見通す目)となっています。
表面のハクトウワシは、13枚の葉がついたオリーブの枝、13本の矢を足に持ち、頭上には13個の星が並べられています。
13という数字が、13番目の悪魔サタンを表すものとして、キリスト教では不吉な数字とすることから、フリーメイソンがアメリカにたいして悪意を向けたもの、とする陰謀論説もあります。
しかし、これらのマークの13が表すのは、本来はアメリカが独立した際の州の数13に由来したものとなっており、
キリスト教の忌み数に当てはめた考えは、少々無理に作った陰謀論と言えるでしょう。
アメリカ合衆国の国章の裏面 (ピラミッドとプロビデンスの目) ピラミッドの謎の数字
出典: https://en.wikipedia.org
国章の裏面
裏面のピラミッドと、三角の中に書かれたプロビデンスの目は、「万物を見通す目」を表わしていると、されています。
このマークの、未完成のピラミッドは、新しく生まれた国家が光を浴びる様子を表し、その上にある三角の中に書かれたプロビデンスの目は、神の目が人類を監視している様子を表しています。
「MDCCLXVI」をローマ数字に置き換えた数字、1776はアメリカの独立年を表現しています。
イルミナティがフリーメイソン系の団体で、ドイツバイエルンで結成された後、約10年間の短い活動の後解散していることから、また1776の数字はアメリカの独立年を表していることからも、
1776年がイルミナティの設立年とする陰謀説の信憑性は低いと考えられます。
1ドル紙幣(ピラミッドとプロビデンスの目)とフリーメイソンの関係性
出典: https://en.wikipedia.org
前述した理由のほかに、国璽デザインの決定にフリーメイソンメンバーが関わっていたのではないか、とされる陰謀論説も唱えられています。
しかし結論として当時の国璽デザイン決定者がフリーメイソンメンバーで無かったことや、教会や大学の紋章など様々な場所で使用されていた、プロビデンスの目を象徴のマークとして、偶然にフリーメイソンが使用していたと考えるのが正論のようです。
従って1ドル紙幣のデザインとフリーメイソンの陰謀説は、特に何ら関係の無いものと考えられます。
プロビデンスの目・ホルスの目・万物を見通す目とフリーメイソンとの関係:まとめ
謎の組織、フリーメイソンとプロビデンスの目(万物を見通す目)について、またその象徴であるマークから囁かれる、陰謀論や意味について、いかがでしたでしょうか?
大々的な宣伝を行わないことが誓約として掲げられていることもあり、秘密や陰謀に結び付けられてしまうことが多いフリーメイソンですが、公式ホームページには入会方法なども書かれており、また、一般公開のイベントなどを行っていることからも、特に秘密結社と呼ばれるものではないことが分かりました。
分からない、知らないからこそ、都市伝説的に語り継がれてしまうことあるようですが、歴史的背景や、聖書、神話などを詳しく調べてみると、世間で囁かれる陰謀論や秘密の実態が、より明らかになり、その真相が分かるかもしれませんね。