エホバの証人 勧誘の断り方！手口や目的とは？かわいい子が訪問!?[ものみの塔]

エホバの証人とはそもそもどういった人たちなのでしょうか？

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「エホバの証人」のパンフレット・DVD

エホバの証人はキリスト教系の宗教団体で、1870年代にアメリカで設立された「聖書研究会」という集団が母体となったものです。
現在でも聖書の内容に関する勉強会などを行っているようです。

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チャールズ・テイズ・ラッセル氏の写真

「聖書研究会」の創始者です。
日本にも宣教のために訪れたことがあるそうです。

エホバの証人という言葉とセットで「ものみの塔」という言葉もよく使われますが、これは何なのでしょうか？

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ものみの塔は正式には「ものみの塔冊子協会」という名前で、「エホバの証人」と呼ばれる人・集団とは同一のものではありません。
「ものみの塔冊子協会」という聖書の研究や、冊子の発行をしている組織があり、その教えに従う人たちが「エホバの証人」であるということのようです。
ただ、そのような違いについてエホバの証人から説明がされるわけでもないので、信者の方が置いていったパンフレットに「ものみの塔」と書かれているのを見て、エホバの証人とものみの塔が同じものであるという風に考える方も多いのではないでしょうか。

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同じく聖書を使用している宗教であるにも関わらず、エホバの証人はキリスト教「系」の宗教団体ということで、一般的なキリスト教とは距離があるようです。
どこに違いがあるのでしょうか。

「同じ聖書」という書き方をしましたが、実はエホバの証人はキリスト教の「新約聖書」や「旧約聖書」とは異なる聖書を使用しています。
エホバの証人が使用しているのが、「新世界訳聖書」というものです。

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新約聖書と旧約聖書

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新世界訳聖書

単に名前が違うというだけではなく、内容も異なっています。
新世界訳聖書は英語で書かれているのですが、聖書原典のヘブライ語やギリシャ語からの翻訳の際に、旧約聖書や新約聖書との差が生まれたようです。
キリスト教徒の中には、これを聖書の「改ざん」であるとしてエホバの証人を批判する方もいます。
また、日本語の新世界訳聖書は聖書原典ではなく英語版の新世界訳聖書からの翻訳になっているということで、これもキリスト教徒からの批判を受けています。

また、聖書をどう解釈するかについても、単純な翻訳の問題にとどまらない違いがあります。
顕著な例としては、エホバの証人では「三位一体」を否定しており、イエスは「神の子」であって神ではなく、聖霊は神の活動力のことである、と教えているそうです。

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至聖三者（三位一体の神）を描いたイコン

三位一体はキリスト教において非常に難解な教義だということですが、エホバの証人(ものみの塔)ではそれをあっさり否定しています。

エホバの証人については、カルト宗教だという批判もあります。

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これは、「ものみの塔」への批判や異論が許されないことや、信者にはエホバの証人としての宗教活動以外の行動(大学進学や就職、結婚など)が制限されること、内部のルールを破った信者は「排斥」されることなどが理由のようです。
ほとんどエホバの証人としての宗教活動しか行っていない人にとっては、排斥されて外部の社会へ追い出されることへの恐怖は大きく、逆らうことができない精神状態に追い込まれてしまうのではないかと思われます。

エホバの証人の排斥制度については批判も強く、宗教行為では済まされない人権侵害であるという見方がされている国もあります。
また、ロシアでは政府やロシア正教への批判を繰り返していたことから裁判所によって「過激主義団体」であると認定され、解散させられることになったようです。
これに対してエホバの証人では、抗議とともに信者にロシアの要人へ手紙を遅らせるキャンペーンを行い、裁判への介入を求めたということです。

エホバの証人が行った、手紙を送らせるというキャンペーンについては洗脳(マインドコントロール)の1種であるという見方もあるようです。

手紙を書くというだけでそれ以外の行動に影響が出る可能性があるというのも、怖い話ではあります。

エホバの証人の勧誘にはどのような方法(手口)があるのでしょうか。

エホバの証人の勧誘方法としては、やはり家庭へ訪問して、冊子などを使ってエホバの内容を説明する、という形が多いようです。
それに対して興味がありそうだと感じられたら、聖書の内容に関する勉強会や、エホバの証人の集会に勧誘し、そこで入信を誘う仕組みになっているようです。

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インターネットの書き込みで、エホバの証人のかわいい女性が勧誘に来た、というものがあります。
真偽は確かめようがありませんが、一方でエホバの証人は平均年齢が高いという情報もあります。

一方で「子供が勧誘のために訪問してくる」という情報は、2世(信者の子供)の信者・元信者の、実際に勧誘をしたという体験談や、勧誘を受けた方の体験談もあり、確かなものと言えそうです。
これは一種の勧誘の手口でしょうか？

エホバの証人の、子供連れれの訪問には
・子供を家で一人にしておかない
・子供にもエホバの証人としての修行をさせる
などの目的があるようで、子供連れであることを利用した勧誘の方法(手口)、というわけではないようです。
信者として熱心であればあるほど、子供にも熱心に修行をして欲しい、という思いがあるのかもしれません。

筆者自身、過去7～8年で累計5組10名様ほどのエホバの証人に訪問を受けた経験があります。
ですが、訪問に来られた方は全員ご年配の方でした。
若い信者が多い地域であればかわいい子が来る可能性はあるかもしれませんが、男女間のあれこれを欲している方の希望に沿うようなことはまずないと思われます。

また、あまり自宅にいない人に対しては、郵便受けに冊子や手紙などを投函して勧誘する、ということもあるようです。
無論投函して終わりではなく、外出する際に信者にかち合ったり、信者が訪問した時に在宅していた場合などに、「手紙を読んでいただけましたか？」といった挨拶から話を進める方法(手口)が取られます。

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インターネットに弱いとも言われることのあるエホバの証人ですが、スマホのアプリで聖書の一説を紹介したり、集会の様子を撮影した動画を見せたりといった方法での勧誘も行っています。

輸血の拒否からは、宗教第一で科学技術を否定するような印象も受けますが、そういうわけでもないようです。

もっとも、ローマ法王もツイッターで信者にメッセージを出す時代ですので、エホバの証人がインターネットを活用しても特に意外なことでもないのかもしれません。

お断りの気持ちがなかなか通じず、しつこいとすら感じられるエホバの証人の勧誘ですが、その目的は何なのでしょうか。

勧誘をする信者自身の救済というのが、熱心な勧誘の裏に目的としてあるようです。

自分勝手な目的で伝道をしているのか、とも思わされますが、エホバの証人には平安が得られない、なかなか辛い宗教という面もあるようです。

エホバの証人の方に訪問されて勧誘を受けた場合、どのような断り方をすればよいでしょうか？

チャイムが鳴っても安易にドアを開けて顔を合わせないということです。
話をするにしても顔を合わせない方が、断る際に余計な罪悪感を持たないで済みます。

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気が弱い方は特に、信者の方と顔を合わせないようにするのが良いです。

「取り付く島もない」と思わせる断り方がもっとも有効です。
付け焼刃で論破しようとして、「関心はあるのか」と思われてしまうとその後も信者による訪問勧誘が続く危険があります。
訪問による勧誘が嫌なのであれば「訪問自体をしないでほしい」ということをはっきりと伝えましょう。

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特に新宗教(新興宗教)の勧誘ではきつい断り方をされるのも修行の一つと考えられているようなので、「断ることで修行を手伝ってあげた」と考えてしまえば少しは気が楽になります。

エホバの証人では、国旗への敬礼や国歌斉唱は偶像崇拝と同様のものだとみなされているようです。
(そのためにアメリカでは裁判になった例もあります。)
ですので国旗を掲揚していれば最初から勧誘を諦めて、訪問して来ないかもしれません。

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国旗の使い方としては邪道なようにも思われますが……。

もし本当にかわいい子が来たとしても、入信はしないけれども付き合いはしたい、というのはうまく行きません。
エホバの証人としての宗教的な活動以外は、もちろん恋愛も含めて厳しく制限されているためです。
宗教でしかつながらなかったわけですから、縁がなかったものと諦めてきっぱりと訪問自体を断りましょう。

勧誘に来たエホバの証人の信者をお断り目的で論破するとどうなるでしょうか。

こちらの動画をアップロードした方はその後勧誘されていないということで、撃退に成功したようですが、うまく行かなかった例もあるようです。
「論破」に失敗すれば次の勧誘のきっかけを自分で作ってしまったようなもの、ということになりますので、よほど議論に自身がない限りは論破しようとはせずに、訪問自体を断るほうが良いと思われます。

キリスト教徒の方の、エホバの証人への接し方についての講義動画です。
論破と言うよりは、相手にエホバの証人の教義の問題に気づかせることをメインとしています。
ここまでとことん付き合う気がないのであれば、論破しようとは考えずに訪問お断り、と言ってしまう方が良いのでしょう。

エホバの証人にはカルト宗教的な面もあるということで、断り方は、きっぱりと訪問自体を断る、というのがベストです。
もっとも、これはエホバの証人に限らず、他の宗教や訪問販売などにも言えることではありますが。
かわいい子に騙されたりせずに、しっかりとした断り方ができるというのは一人暮らしの重要スキルでもあるので、気が弱いとしても自分なりの断り方を身に付けておくべきでしょう。