2021年07月01日公開
2021年07月01日更新
「反重力」が実現か!質量が0以下の物質が発見される。研究まとめ
反重力が実現したら、あなたはまず何をしてみたいですか?UFOに乗りたいとか色々想像は広がりますね。反重力物質が研究されていますが、ハチソン効果など、まだ原理が知られていない未知の世界でもあります。質量が0以下の物質(反物質)の研究結果をまとめてみました。
目次
反重力物質って何?
出典: http://www7a.biglobe.ne.jp
反重力エンジン、その実装も近い!?
反重力物質の技術は兵器にも転用可能?!
反重力って、聞いたことはあるかもしれませんが、何のことかはっきり分かっている方は、少ないと思います。
反重力物質と言うのは、簡単に言ってしまうと、質量が0以下の「負の質量をもった物質」のこと。
重力に反発されるとも言われていて、良くSFや漫画の世界では見かける物質ですね。
私の愛読書の「ARMS」という漫画にも、反重力物質が出てきますし、ちょっと身近な所では「ドラえもん」も歩く時に、床から浮いて反重力を利用して歩いていると言います。
本来なら作ることが出来ないとされていた反重力物質が、ある研究チームが生成に成功したんだとか!
兵器の転用などに使われるかも知れないということで、一部では話題になっています。
反重力物質が出来るとしたら、出来れば兵器以外にも使い道があると嬉しいと思いますが、なかなか探すのは難しいかも知れないですね。
ということで、以下に反重力物質について、簡単にまとめてみました。
ドラえもんは浮いている!
— ドラえもんおもしろ画像!おもしろ雑学! (@omosiro_dora) September 26, 2017
足は反重力機能により地面から3ミリメートル宙に浮いている。
なので、靴を履いていなくても汚れない。#知らなかったドラえもん知識 pic.twitter.com/oxdBMwAxyF
反重力の不思議:負の質量とは?
出典: http://karapaia.com
驚きの研究結果が…
負の質量には、奇妙な性質があった?!
反重力物質では、負の質量があるとされています。
負の質量を語る上で「ニュートンの運動方程式」というのを例に取ってみますと。
ニュートンの運動方程式では、「物体に働く力とは、物体の質量と物体の加速度を掛けたもの」と言っています。
つまりはどういうことかと言いますと。
この運動方程式を、ちょっと違った面から見てみるとわかるのですが、方程式を負の質量用にアレンジします。
「物体の加速度とは、物体の力を物体の質量で割ったもの」と変化させるだけで、OKなんです。
物質に、負の質量をあてはめるだけで、マイナスの加速度までがわかるんですね。
例えば、反重力物質を指で押せば、押された方向の反対側に飛んでいきます。
普通は押した方に動くものですが、反重力物質には負の質量があるため、通常とは逆に進むんですね。
実験結果では、この反重力物質を生成したとのことで、話題になったんですね。
例えば、簡単な例で取ってみると、良くUFOが宙に浮いている姿が映画などで見られますよね?
実はあの浮遊状態こそが、反重力だと言われています。
「人間が想像できるものは、やがて真実になる」なんて言われますが、反重力物質まで作れるようになったとしたら、どんな風に使えるのか、わくわくしますね。
ただ、破壊以外に使い道がないとしたら、それはそれで残念ですが…
21世紀の未来は皆全身タイツみたいなスーツ着て、透明なチューブの道路を反重力の乗り物が走ってっていうイメージ、元ネタはどこからだっけ。藤子不二雄?#ひよっこ
— 平豆 (@hirataimame) September 25, 2017
反重力の不思議:ダークマターが現実に?!
出典: http://www.hi-ho.ne.jp
ダークマターが現実になる?!
負の質量がダークマターの謎を解くかも?!
物を押した時に、押した側と反対に飛んでいくのが、負の質量の特徴だとしたら、すごい発見ですよね!
我々の日常生活には、なんら関係ない話かもしれませんが、一部の科学者の間では、負の質量を作れるというのはかなり深刻な問題だそうです。
というのも、反重力物質の負の物質が作れるようになれば、ブラックホールの仕組みや、こちらもSFではお馴染みのダークエネルギーやダークマターなどの謎が解明されるかも知れないんです。
今まで訳が分からない物質とされていた負の質量が、謎解明のカギになるかも知れないとしたら、ちょっと興味が沸きませんか?
ただ反重力物質の奇妙な性質が、物理法則を破ってしまう可能性も指摘されていて、今回の発見では、アインシュタイン氏の一般相対性理論と矛盾する所もないと言います。
アインシュタイン氏は、この負の物質のことも考えていたんでしょうか?
だとしたら、彼は間違いなく、天才だったと言えます。
60年代から研究され続けたハドソン湾の反重力についても、ワームホールやブラックホールや仮想物質や宇宙定数やダークマターやダークエネルギーについても説明がつく、負の質量について、ワシントン州立大学の研究者チームが「負の質量」の生成に成功した。一般相対性理論と矛盾無く立証された。
— DJ.ひ~くん・ブラックモア (@hideyuki5150) August 6, 2017
反重力の不思議:量子的液体とは?
出典: http://blog.livedoor.jp
量子的液体とは何?どんな技術がいるの?
量子的液体は、負の質量をもつ?
今回反重力物質を発見した研究チームの実験では、まず、こんな実験がされたそうです。
まず、元素の1つ「ルビジウム」をレーザーで絶対零度にぎりぎり近い状態まで冷却します。
この実験によって、「ボース・アインシュタイン凝縮」と呼ばれる状態に持っていくんだそう。
この状態になれば、量子的液体は、波のように動き始めて、量子効果が巨視的に現れた「超流動」の状態になると言います。
するとこの実験の目玉でもありますが、液体が容器の壁面をつたって外へあふれ出るようになり、あの小さい原子の隙間に浸透するという結果が出たそうです。
更に実験は続き、超流動となった「ルビジウム」に、レーザーを照射することで、原子の動きを変えます。
するとどうなるかと言うと、「ルビジウム」が、負の質量のように動きだすと言います。
つまりは、押した方向の反対側に動き出すという実験結果に。
技術的には、実験でもわかる通り、負の物質を作ることも可能になったわけです。
反重力が解明されれば、UFOのような飛行技術も作ることが可能に!と言うわけで、実験の結果は、多くの学者に波紋を呼んだわけです。
【個展告知】
『反重力建築展』
主催・監修:姉咲たくみ
期間:10/10(月)〜15(日)
時間:11時〜20時(最終日18時まで)
場所:アートコンプレックスセンター
レクチャーイベント:『反重力建築の姿と世界』
期間:14日(土)17時
ゲスト:姉咲たくみ×押山玲央
— 反重力建築展/2017.10.10-15 (@Anomary_AA) September 24, 2017
反重力装置は、開発出来るのか?
出典: http://panoramahead.blog123.fc2.com
反重力装置は実現可能なの?
UFOのような反重力装置は、技術的に可能?
実は、厳密に言うと反重力装置(反重力エンジン)ではないのですが、今でも一部のステルス爆撃機には、UFOなどのように反重力で浮くことが可能と言われています。
ただ、反重力装置(反重力エンジン)は、まだまだ謎が多く、実現に向けて研究や実験が行われていると言います。
現段階で浮いていると言うのは、実は反重力で浮いているのではなく、電位差を持つ二つの物体の間に、電気的な力が生まれることで、その力の大きさが、物体にかかる重力の大きさを超えたことから、その力と重力の合力に差が生まれて、浮き上がったに過ぎないと専門家は指摘します。
「ビーフェルド-ブラウン効果」と言うのがありますが、「電気の力で気体を動かし、推力にする」というものです。
気体にもわずかではありますが、質量があります。
その質量が、推力に変換されるわけですね。
例えば、扇風機やエアコンは気体を動かしますが、反重力ではないですよね?
ですので、気体を動かす=反重力ではないんです。
結局は、今現在のUFOの発進のように見える動きは、反重力ではなく、電気の力などを利用して浮かび上がっているに過ぎないんですね。
ただ、何度も言いますが、人間が想像できるものは、そのうち実現化されると言います。
今回負の質量を生み出すことに成功したのは、大きな一歩と言えそうです。
ufoに接触したと自称する人間の話はとても興味深い、宇宙人がufoは反重力で飛んでいるとか、金星にも人が住んでいて、草や花が咲いているとか、説明する。
— フィリベルト (@ladron_del_ciel) September 14, 2017
はたしてそれは真実なんでしょうかと、状況証拠を探しだす楽しみがある。
ufo 研究
反重力の不思議:ハチソン効果とは?その1
出典: http://ascension.jp
ハチソン効果とは何でしょう?
ハチソン効果とは、一体どんな効果なんでしょう?
ハチソン効果というのは、1979年に自称発明家「ジョン・ハチソン」によって、発表された効果のことです。
簡単に言ってしまうと、反重力物体浮遊の現象を発表したんですね。
ハチソン氏が見つけたということで、今ではハチソン効果と言うそうですが、実態については、疑問視される声も多く、ハチソン効果が実際にあったのかどうかも、議論が続いているそうです。
ちなみに、ハチソン効果は、高周波・高電圧を発生する共振変圧器「テスラコイル」や、静電高圧を発する「ヴァン・デ・グラフ発電機」を使った実験中に、偶然発見されたものなんだとか。
では、具体的にどんな実験だったのか、以下にまとめてみます。
ああ、俺も超常現象は実際目の当たりにしなければ信じられないな。藤原はハチソン効果を知っているか?ハチソンと言うカナダの自称発明家が自分で開発した機械で反重力浮遊現象、金属の湾曲現象、金属の融合化現象、物質の破砕現象…それらをビデオで撮影し一役有名になったが…俺は信じ難いよ。
— ダブルエースの先生な涼介bot (@HAKUSHIKI_aniki) September 25, 2017
反重力の不思議:ハチソン効果とは?その2
出典: http://mots.jp
ハチソン効果とは?
ハチソン効果の概要
ハチソン効果の実証は、私達が思っている更に斜め上を行く大発見でした。
ハチソン効果の概要は、まず反重力による物体の浮遊現象から始まり、金属物質の破砕、しかもこれは誰でもが夢に描いていることかも知れませんが、物体のテレポーテーションまで出来たんだとか。
更には、金属と木の融解など、今でも実現が不可能と思われる実験を、行えたのは技術力のお陰でしょうか?
そもそも、本当にそんなことが可能なのでしょうか?
ただ、ハチソン効果がどのように実現したかは、わかっていないんですね。
ハチソン氏の発言によると…「一連の現象は、電磁波がヴァン・デ・グラフ発電機に作用し、零点エネルギーに働きかけることで、物体の浮遊といった現象が引き起こされている」と推測しているとのこと。
とすごい実験結果が出たわけですが、その真偽のほどは、未だに論争中です。
当然そうなると、否定的な意見も出てきます。
以下に否定派の意見をまとめて、検証してみました。
ハチソン効果
カナダの自称科学者が、テスラコイルやその他様々な機器を共振させたりすることで起こったとされる諸現象。
反重力を起こしたり、金属と木材を分子レベルで結合させたり、壁のすり抜け現象が起こったりと様々な事象が観測されたらしい。
再現可能性は今の所証明されていない。
— 霜月しゅーと@NZ留学中 (@tesla_Y2K) March 26, 2017
ハチソン効果の否定派意見とは?
出典: http://diysome.web.fc2.com
ハチソン効果とは?なぜ否定されるの?
ハチソン効果は、一部で否定されています。
否定している方の言い分は、こんな感じです。
まず、ハチソン効果が復元不可能であるという意見。
オカルトに近く、実際はあり得ないのではないか?という意見。
テレビで再現されたけれど、実は再現VTRではピアノ線を使っていたという意見。
今でも研究はされていますが、研究結果が間違っていたとしたら、更なる研究が必要になりますね。
実験結果の再現がされていないと、研究自体も間違っているのでは?となりますから。
他にも日本でも、パソコンの画面が次々に壊れて行くと言う怪奇現象が起きましたが、これらの現象もまたハチソン効果と同じように、オカルト扱いされ、結局原因は不明です。
一部では、ポルターガイスト現象とも呼ばれましたが、これらの現象=ハチソン効果だとしたら、それはそれでつまらないですね。
反重力とか次元からエネルギとかフリーエネルギ界隈ぽくてちょっとな。電気重力理論とかハチソン効果とか以外と公立図書館に解説書があったりする印象
— こりゃ(´д`)まいったね (@route127) January 12, 2016
反重力装置のリフターって何?
出典: http://www.hushigi.net
リフターの原理も未だわかっていません。
反重力エンジン:リフターの概要
リフターは、別名「イオンクラフト」とも呼ばれる反重力装置(反重力エンジン)です。
どういうものかと言いますと、電気の力だけで物質を浮遊させることが出来る反重力装置(反重力エンジン)なんですね。
リフターは、電気の力で、物質を浮遊させていると言いますが、実は原理が良くわかっていません。
浮遊させると言えば、ヘリコプターや飛行機がありますが、両者はどちらも反重力装置(反重力エンジン)で動いているわけではないですし、一つ所に留まって浮遊させるのは至難の業です。
最近では、ドローンが有名ですが、そんな中でも、リフターは注目されています。
リフター自体の原理がわかれば、兵器にも転用が可能ですし、感電にさえ気を付ければ、かなり安全な反重力装置(反重力エンジン)だからです。
この先、リフターも研究が進むと思いますが、本当の意味での反重力物質が出てくるのも、そう遠くないかも知れません。
ただ、兵器などに転用されないように、厳重に注意して、災害時の避難手段などに使われるようにして欲しいものですね。
回転する物はエーテル繊維の結びつきによって引き合う。これが大統一場理論の解って事か。だから反重力を作るためには逆回転させればいいわけで、陽電子で帯電させるとリフターが浮く訳はそういう事か。
— 月 停 (@chatohagettei1) December 24, 2015
反重力物質:ゼロンとはなに?
出典: https://ameblo.jp
ゼロンとは何か?技術的に可能なの?
ゼロンは、兵器にも転用可能なの?
反重力の物質として、ゼロンが騒がれることがありますが、果たしてゼロンは反重力物質なのでしょうか?
実は、ゼロンという物質は、実在していないと言われています。
負の質量であると言われるゼロンは、研究はされているみたいですが、技術的にも無理と言われていて、存在しないと言うことは、兵器に転用は出来ないということです。
ゼロンは実在している物ではなく、また反重力物質ではありません。
原理どうこう以前に、磁石で浮いているのを、ゼロンと勘違いしたという説が一般的です。
ゼロンがもしあるとしたら、間違いなく兵器に転用されていたでしょう。
その意味では、ゼロンがまだ作られていないということは、まだ安心できる状態かも知れません。
科学実験で発見されたものは、ほとんどが兵器にと転用されます。
兵器として使うために、実験を繰り返しているのが現状です。
ゼロンがもし発見されたとしても、兵器にだけは転用しないで欲しいと個人的には思います。
マシエールという人は磁力や反重力を使える人々がある時期に存在したというようなことをいっているが まんざらウソではないかもしれない
— 目玉おやじ(原作) (@medamano_bot) September 25, 2017
まとめ
考えてみると、いかにもSFチックなお話ばかりで、原理がわからないものばかりと言うのが現状みたいですね。
原理がわかれば、研究も一気に進むんでしょうが、こればっかりは実験を繰り返さないとダメみたいですね。
原理といえば、ドラえもんに出てくるタケコプター。
あれも空想科学読本などによれば、あり得ないという話ですし。
原理を知ることは大切ですが、同時に子どもの夢を奪わないような、未知との遭遇の方が大切かなとも思います。
SFの世界は、必ず現実になると言います。
そのうち反重力物質が当たり前の世界なる日も近いのかも知れません。