世界最強の昆虫ランキングTOP11

昆虫の世界で最強の虫って何だろう？！

カブトムシか？クワガタか？オオカマキリか？オオスズメバチか？シオヤアブか？

昆虫の世界は千変万化で世界中にはいろんな虫が存在します！
日本人の多くが知らない昆虫もまだまだ世界にはたくさんいることでしょう。

昆虫マニアも興味津々の最強の虫を、（独断で）ランキングを付け紹介します。

※ランキングをつけるのは困難なので（途中で）諦めかけましたが、
エイヤッで独断的にランキングをつけましたので、あくまで参考程度にお考え下さい。

・学名：Sia ferox
・キリギリス亜目　コロギス上科に分類される。
・体長：約65～80mm
・生息地域：インドネシア
・毒：なし

リオックは、日本ではあまり馴染みがない昆虫で、世界でも現在のところインドネシアでしか生息の確認がされていません。

メスは１０センチ程度になることもあり、性格は獰猛で、オスとペアで飼育すると食べてしまうことがあります。

外見したところ、「この虫そんなに強いの？」と思われるかも知れませんが、
DVD「虫王」で「インドネシアの悪霊」とのネーミングで紹介され、他の肉食昆虫と戦わせたところ「全勝利」という圧倒的強さで、見たものを驚かせました。

リオックは、かって多摩動物公園で飼育された事がありますが、展示用レイアウトをすぐ破壊するので飼育担当者泣かせだった、という逸話がある程の最強の乱暴者です。

・学名:Scolopendra gigantea）
・節足動物門　唇脚網オオムカデ科
・ペルーオオムカデやギガスオオムカデ、ダイオウムカデなどと呼ばれることもあります。
・体長：約20～30cmで、最大40cmを越える
・生息地域：ペルーやブラジルなど南米の熱帯雨林帯
・毒：あり

ペルビアンジャイアントオオムカデは、世界最大のムカデで毒を持っています。

肉食性で、獲物はクモやサソリ、タランチュラ、トカゲ、カエル、ネズミ、小鳥…などで、ヘビまで襲うこともあります。

生命力も強く、かって船に紛れ込んで密航しイギリスで捕獲されたこともありました。

・節足動物門昆虫綱ハチ目ベッコウバチ科
・タランチュラホーク（Tarantula hawk）、ドクグモオオカリバチと呼ばれることもあります。
・体長：6cm以上で、大きさではオオスズメバチをも凌ぐ。
・生息地域：北アメリカ南部、中央アメリカ、南アメリカ北部など。
・毒：あり

オオベッコウバチは、世界最大のハチとして有名で、巨大グモのタランチュラ類の天敵として知られています。

巨大なクモであるタランチュラを狩るために、自身の体も大きくなったと言われています。

出典: http://dangerous-insects.blog.jp

・学名：Belostoma grandis
・半翅目
・体長：100mm以上
・生息地域：南アメリカ
・毒：なし

ナンベイオオタガメは、世界最大の水生昆虫です。

まだ詳しい情報がほとんど無いのが残念ですが、ナンベイオオタガメに比べて半分程度の大きさでしかない日本のタガメでさえも、
「水中のギャング」と呼ばれて、ヘビやカメ、ネズミなどを捕まえて獲物にしてしまうことを考えると、ナンベイオオタガメの獰猛さが伺い知れると思います。

・学名：Manticora latipennis
・コウチュウ目（鞘翅目）
・体長：体長6cm
・生息地域：アフリカ南部
・毒：なし

オオエンマハンミョウは、世界最大のハンミョウとして知られています。

肉食かつ獰猛で、「肉食甲虫界のラストエンペラー」と呼ばれることもあります。

その戦闘能力は、あのインドネシアの化け物コオロギ「リオック」と並び称されるほどで、強靭で巨大な顎と俊敏性が最強の武器です。

ジャイアントテキサスキリギリスは「レッドアイデビル」と呼ばれることもあるようです。

・学名：Neobarrettia spinosa
・バッタ目　キリギリス科
・体長：10センチ～
・生息地域：テキサス州の乾燥地帯
・毒：なし

日本における正式名称はまだ未定ということなので、日本ではまだレッドアイデビルのことを知る人が少ないのかもしれないです。

しかし、一部の昆虫マニアの中では有名で、「インドネシアの悪霊」と呼ばれるあの「リオック」と昆虫界最強を競い合うレベルだと見なされてます。

・学名：Paraponera clavata
・ハチ目（膜翅目） アリ科　サシハリアリ亜科
・体長：働きアリは18～30 mm
・生息地域：ニカラグアからパラグアイまでの低地多雨林
・毒：あり

サシハリアリは、「パラポネラ」とも呼ばれる巨大なアリです。

赤黒くカラダは頑強で、肉食性です。

サシハリアリに刺された時の痛みは最強で、ハチやアリの中でも最大であるとされていて、オオベッコウバチの上のレベルの“4+”とされています。

・学名：Dynastes hercules
・コウチュウ目（鞘翅目）　コガネムシ科　カブトムシ亜科　真性カブトムシ族
・体長：最大180mmを越える
・生息地域：中央アメリカから南アメリカの熱帯雲霧林
・毒：なし

ヘラクレスオオカブトは、「昆虫の王様」であるカブトムシの中でも最大の大きさを誇ることで有名です。

世界最大のカブトムシであるヘラクレスオオカブトは、ギリシャ神話に出てくる英雄ヘラクレスの名前に由来する名称でもポピュラーな昆虫と言えます。

このカブトムシは夜行性ですが雨が降った後にも活動が活発になり、１日中広葉樹の樹皮などを傷つけて樹液などを吸っています。

性格は他の肉食昆虫のように獰猛ではありませんが、その体格から持つ頑丈さは、問題なく世界最強レベルの昆虫だと思います。

 

・学名：Titanus giganteus
・鞘翅目　カミキリムシ科
・体長：成虫で最大167mm
・生息地域：ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ギアナ各国、北中部ブラジルに分布
・毒：なし

タイタンオオウスバカミキリは、世界最大のカミキリムシとして有名で、また世界最大の甲虫のひとつでもあります。

世界最長の甲虫として人気の「ヘラクレスオオカブト」は長さの半分が角の長さなので、カラダ本体の大きさで言えば、タイタンオオウスバカミキリの方が大きいです。

・学名：Prosopocoilus giraffa
・コウチュウ目　クワガタムシ科　ノコギリクワガタ属の1種で9亜種に分類
・体長：オスが35～121mm、メスが31～56mm
・生息地域：ネパール・ブータン・ミャンマー・タイ・ラオス・ベトナム・カンボジア・マレー半島・インド・インドネシア・ティモール島・フィリピンなど広域に分布
・毒：なし

ギラファノコギリクワガタは、世界で最も体長が長いクワガタ虫として有名で人気が高いクワガタです。
（ちなみにギラファ (giraffa) とはキリンのことです。）

詳しい生態はまだ分っていませんが、食性は植物食で広葉樹の樹液を主な餌としています。

オスは餌場めぐって他種の昆虫と争うこともありますが、"力"では大型のカブトムシに劣るようです。

・学名：Anotogaster sieboldii
・トンボ目　オニヤンマ科
・体長：頭部から腹の先端までは9～11cmほど。
・生息地域：日本列島
・毒：なし

オニヤンマは、日本最大のトンボとして知られています。

スズメバチはカマキリなど、他の肉食昆虫を捕食する日本では最強の昆虫です。

オニヤンマの性格は獰猛で、カマキリなどの肉食昆虫を捕食することで人々が恐れるあのスズメバチをも捕食する事があります。

勝手に独断で、世界最強の昆虫ランキングと題してランキングにまとめてみましたが、結構ムズカシイですね…。

毒を持っていたりとか、クモのように粘着糸を使ったりとか…本当に昆虫って千差万別で、生物の進化に驚かされます。

最強ということを考えるにも、肉食で性格が獰猛な「リオック」は、動物でいえば百獣の王「ライオン」をも恐れないハイエナのようなものかな…とか、カブトムシのようなカラダが頑固な昆虫は、動物でいえばゾウさんのような存在かな…とか、いろいろ考えてしまいました。ナンベイオオタガメは、ワニ系ですかね？

戦う場面も、捕食目的か？それ以外の目的か？で本気度が変わってきそうですし。

リオックも最強ですが、ヘビまで襲うオオムカデも最強っぽいと思いました。