『希少硬貨価値一覧』その硬貨、実はプレミアかも!? お金のレア度ランキング

希少価値のあるプレミア硬貨が財布の中に入っているかも?プレミア硬貨の希少価値の判断、レア度の基準などをまとめました。この基準を当てはめてすぐに財布の中にレアなプレミア硬貨が見つかるかはわかりませんが、知っておくと今後自分に回ってきたときにお得かもしれません。

『希少硬貨価値一覧』その硬貨、実はプレミアかも!? お金のレア度ランキングのイメージ

目次

  1. 1プレミア硬貨の価値は希少価値でレア度が決まる
  2. 2レア度第6位!100円玉!製造数が多すぎてプレミア硬貨と言えるほどの希少価値がない
  3. 3レア度第5位!10円玉!製造数が多すぎてプレミア硬貨と言える希少価値がない
  4. 4レア度第4位!500円玉!製造数が多いが10円玉や100円玉よりは希少価値のあるプレミア硬貨
  5. 5レア度第3位!1円玉!プレミア硬貨の希少価値はそれなり
  6. 6レア度第2位!5円玉!プレミア硬貨の希少価値は1円玉よりは高い
  7. 7レア度第1位!50円玉!プレミア硬貨の希少価値、レア度は高い
  8. 8財布にレア硬貨が入っていることはあるのか
  9. 9何円玉でもプレミア価格が付く可能性はある
  10. 10まとめ

プレミア硬貨の価値は希少価値でレア度が決まる


独立行政法人造幣局は、硬貨の製造、勲章・褒章及び金属工芸品等の製造、地金・鉱物の分析及び試験、貴金属地金の精製、貴金属製品の品位証明(ホールマーク)などの事業を行う日本の行政執行法人である独立行政法人である。https://t.co/AqLUc5NSqa
pic.twitter.com/K5mG9iT09H
— MasanoriYamamoto (@bookmauntain) 2017年4月9日
 


50円玉と5円玉には穴があります。実はこれがレア度につながる部分があります。詳細は後述しますが、あとは製造枚数が重要になります。
少なくとも、昭和の硬貨か平成の硬貨かという古さはレア度の基準にはなりません。
 


古銭は1円以下の硬貨があります。
 


古銭にはプレミア硬貨としての希少価値が付きやすいですが、物によって大きく価値が異なり、まとめきれない部分があります。また記念硬貨に関しても同様です。
記念硬貨もいろいろありますが、各記念硬貨によってその価値が大きく異なります。
記念硬貨だから、古銭だから、といって自動的に価値が付くわけではありません。記念硬貨も古銭も買取サイトなどがあるので、持っている人は検索してみても良いでしょう。


そして、以下では古銭や記念硬貨ではなくて、現在市場に流通している硬貨のなかで、どのような硬貨に「プレミア硬貨」としての「希少価値」が付くのかを紹介しています。
 

希少価値とは市場に流通している数の少ないプレミア硬貨に価値が付くということ


「プレミア硬貨」と普通の硬貨の違いは、「希少価値」です。元の通貨としての価値もプレミア硬貨の価値に関係しますが、基本的には通貨としての価値と、プレミア硬貨の価値は比例しません。
古銭のなかには価値の高いものがありますが、これも希少価値によってプレミア硬貨になります。いくら古銭であっても、市場に多く出回っているものには希少価値が付きません。

古銭に関しては状態なども価値に影響します。しかし、古銭や記念硬貨だけでなくて普段私たちが使っている硬貨にもものによっては希少価値が付くので、今回はそれを紹介します。
 

プレミア硬貨は希少であること以外には価値のある理由はない

#日曜貨幣博物館
本日二度目の投稿
国産外国問わずに放り込んでいた貯金箱の中身。
折角なので発掘してみたらタイやアメリカ等の硬貨と紙幣が出てきた。 pic.twitter.com/Vau9xELpbe
— 備州長船則光 (@tiara18031112) 2017年4月9日


なぜプレミア硬貨が誕生するのかというと、希少価値の1点に尽きます。数が少ないものに対してマニアからの需要が多いので、プレミア硬貨となります。
硬貨に限らずとも、プレミアは常に希少価値によって付きます。
 

レア度第6位!100円玉!製造数が多すぎてプレミア硬貨と言えるほどの希少価値がない


硬貨と言われれば100円玉を無意識にイメージする人が多いかもしれません。実際100円玉は使用頻度が多く、財布の中にも多いでしょう。
100円玉は1円玉や10円玉や50円玉や5円玉よりも高級感がある感じがしますが、あくまでも希少価値でレア度が決まります。
 

100円玉は製造数が多いので希少価値がなくレア度なし


100円玉の年代による最高買取価格は、「平成13円の130円~」です。

これはほぼプレミア硬貨と呼べるレベルではないでしょう。
5円玉や50円玉のような価値が付くことはありませんし、10円玉とほぼ変わりません。10円玉よりは100円玉の方が元の通貨価値が高いので価格も高くなっていますが、プレミアレベルでいったら10円玉も100円玉も同じようなものでしょう。
 

レア度第5位!10円玉!製造数が多すぎてプレミア硬貨と言える希少価値がない


10円玉はギザギザのある10円玉が価値があると言われがちですが、そうとは限りません。たまたまギザギザのある10円玉の製造年度に価値のあるものが多いようですが、ギザギザのある10円玉であっても、製造年度によってはまったく価値がありません。
10円玉は昭和の比較的古い年代に価値があります。これは昭和だから価値があるということではなくて、昭和の10円玉の製造数が少なかったからです。
 

どの製造年度の10円玉もレア度なし


10円玉は「昭和33年の60円~」が年代による最高買取金額です。

10円玉も1円玉同様流通量が多いです。10円玉は1円玉よりも流通量が多いので、プレミア硬貨としての価値は1円玉以下です。また製造エラーも10円玉は少ないので、価値を見出すのは難しいでしょう。
もちろん製造エラーが少ないので、製造エラーのある10円玉があれば希少価値が付くかもしれません。しかし、実際にあるのかはわかりません。
 

レア度第4位!500円玉!製造数が多いが10円玉や100円玉よりは希少価値のあるプレミア硬貨


500円玉もなんとなく価値がありそうな気がしますが、製造数が多いです。昭和のどの年代も平成のどの年代も安定して製造量が多いのが500円玉です。
なんとなく500円玉は不足しがちなイメージがありますが、500円玉貯金をする人が多いといった理由も案外影響しているかもしれません。
 


500円玉が輝いております!!!! pic.twitter.com/FHPbEuIay1
— yamai (@8yy012) 2017年4月21日
 

500円玉はレア度が低いが通貨価値があるので価格は高い


500円玉の年代による最高買取価格は「昭和62年の1400円~」です。

この金額はプレミア価値は500円玉にはそれほどないということでしょう。5円玉や50円玉よりも低いです。もとの通貨価値は500円玉の方が当然高いので、もろに追い抜かれています。
500円玉のプレミア価値が低い理由は、やはり市場の流通量です。500円玉は10円玉や100円玉ほどではありませんが、市場に多く流通しています。
そのため、5円玉や50円玉ほどのプレミア価値が付きません。

また、500円玉もエラー製造によるプレミア価値の話があまり出ません。実際に500円玉のエラー硬貨があれば、500円玉にもプレミア価格が付く可能性はあるでしょう。
 

レア度第3位!1円玉!プレミア硬貨の希少価値はそれなり


ボーリング楽しかったああ(;;)
ビンゴゲームで数字めっちゃ揃ってたのに
ビンゴならなくて騒いでたら
トミー先輩からこれ景品って言われて1円玉くれたwwww pic.twitter.com/PTQ2CC8IYz
— 村上ゆきの (@minitsubaha) 2017年4月20日
 


1円玉は「平成23年~平成25年の400円~」が製造年度の希少価値による最高買取額です。

これ以外の年代の1円玉にもプレミア硬貨としての価値はついていますが。20円が最大です。よく昭和の古い硬貨に価値があると思っている人もいますが、昭和のものであっても市場に出回っている量が多ければ当然希少価値は付きません。昭和か平成かではなく、単純に流通量で決まります。
1円玉が400円の価値を持つのはすごいですが、その1円玉が未使用のものであっての金額です。プレミア硬貨は希少価値によって付きますが、保存状態が悪いとそこから価値が引かれていきます。
 

レア度第2位!5円玉!プレミア硬貨の希少価値は1円玉よりは高い


5円玉は「平成22年~25年の800円~」が年代による最高買取金額です。

5円玉は市場に出回っている量が少ないので、プレミア硬貨としての希少価値が生まれやすいです。
しかし、もう一点重要なことがあって、それはエラー硬貨の存在です。
 

穴のある硬貨は製造エラーによってレア度の高いプレミア硬貨が誕生しやすい


プレミア硬貨の価値は、作られた年代による希少価値もありますが、本当にプレミアが付くのは「エラー硬貨」です。
エラー硬貨とは、製造過程のエラーによって、製造ミスのある硬貨のことです。当然硬貨としては欠陥品ですが、その希少性からプレミア価値が付きます。
平成に入ってからよりも、昭和の方がエラー硬貨が多かったです。それは昭和の硬貨の製造技術の問題です。

穴のある5円玉と50円玉は特に製造エラーによる価値が付きやすく、「数万円~数十万円」で買取されているものもあります。元の通貨価値を考えると、この買取価格は破格でしょう。
 

レア度第1位!50円玉!プレミア硬貨の希少価値、レア度は高い


50円玉の年代による最高買取金額は、「昭和62年の3000円~」です。

他の硬貨に比較すると、50円玉の買取価格は破格と言えます。他の年代の50円玉でも、2000円を超えるものもあります。50円玉の流通量の少なさが、この価値をもたらします。
 

50円玉も製造エラーによって希少価値、レア度の高いプレミア硬貨が誕生する


これはすごいです!穴のない50円玉が29万円で落札されています。実際50円玉の製造エラー硬貨は高値で買取されていて、この金額も相場ではあります。
相場よりは高い買取価格かもしれませんが、法外な価格だというわけではありません。

昭和62年の50円玉の価値も高いですが、製造エラーでできる50円玉の価値はすごいということです。
 

財布にレア硬貨が入っていることはあるのか


普段財布に入っているお金をまじまじと見る人は少ないでしょう。そして紙幣よりも硬貨に関してはよりいっそう見ないはずです。紙幣の方が価値が高いので、財布にいくら入っているか数えるときは、お札を数えます。
硬貨もざっとは見るでしょうが、細かく何円入っているかは見ない人が多いでしょう。むしろ重くて邪魔だから使ってしまおうと考えます。

しかし、よく製造年度を見れば、稀にプレミアのある製造年度の可能性はあります。もちろんプレミアになるくらいなので確率は低いですが、上で挙げたプレミア硬貨も、市場に出回っている年代の通貨です。
そのため見つかる可能性もあります。

ただ本当に価値が高いのはエラー硬貨なので、エラー硬貨がないかは頭のほんの片隅に置いておいてもいいと思います。多くの人はエラー硬貨を生涯見ないでしょうが、たまに市場に紛れ込んでいることもあるそうです。
製造年度をいちいち確認するのは面倒なので、なんとなく製造エラーの存在を知っておくくらいでも良いでしょう。実際製造年度によるプレミア価格はたかが知れています。
毎回確認する労力の方が上回るでしょう。
 


20歳男性ニートの財布の所持金 pic.twitter.com/2FImF3fBY1
— ろうそく@病み垢 (@ntkkhr) 2017年4月3日
 


お金をいちいち広げて確認したりする人は稀です。よくある話ですが、多くの人はお金を見ずにお金のデザインを書くことができません。これは紙幣でも硬貨でも同じことです。
普段よく見ていないので、毎日使っているにも関わらず、まったく書けないということになります。普段から絵を描いたりする人は案外見ているのかもしれませんが、絵を描かない人はまずお金を見ずには描けないでしょう。
 

何円玉でもプレミア価格が付く可能性はある


製造年度によるレア度は50円玉が高いですが、100円玉であっても製造エラーによるプレミアが付くことはあります。50円玉と5円玉に関しては、希少価値に加えて、穴があることによって製造エラーが起こりやすいということもあります。50円玉や5円玉の穴による製造エラーは、その50円玉、5円玉のオリジナルになるので、価値が生まれます。

昭和か平成かということではなくて、昭和でも平成でもレア度の高い製造年度があります。そして、本当に価値の高い通貨は、昭和や平成の製造年度の問題ではなくて、製造エラー通貨です。
硬貨を作る技術自体は高まっているので、昭和の方が製造エラー自体は多かったようです。しかし、昭和の製造エラー通貨はすでにマニアの手中にある可能性が高いです。
製造エラー通貨に出会う可能性自体低いですが、昭和のものとなるとより難しいかもしれません。
 

まとめ


硬貨のプレミアについて記載しました。大きく分けると、「製造年度」「エラー製造」という二つの観点があります。
そして、多額のプレミア価格が付くのは、エラー製造の硬貨の方です。なかなか普段目にすることはないので、財布にもおそらく入っていないでしょう。ただ万が一ということがあるので、エラー製造のことは頭の片隅にあると良いです。
製造年度に関してもプレミア価格が付きますが、毎回確認するのは面倒です。
 

関連するまとめ

編集部
この記事のライター
Cherish編集部

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ