ナチスドイツの軍服は着てはいけない？世界のかっこいい軍服TOP33

軍服とはなぜこんなにも私たちの胸を熱くさせるのか。その美しさやかっこよさで見ているだけで楽しくなる、世界各地のかっこいい軍服をまずは33位から見てみましょう。

第33位はフィンランドです。

写真はフィンランドの陸軍の軍服ですが、実際の部隊の服はもう少し厚手でもこっとしたデザインをしています。

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第32位はウクライナです。

写真は第二次世界大戦の陸軍兵だそうです。
寒い国の軍服の色はある程度似ている気がしますね。

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第31位は北朝鮮です。

写真は女性の軍服姿ですね。北朝鮮は2014年から17歳になった女性は7年間の兵役を義務付けられているそうです。
17歳の女性が7年間も兵役義務があるのは大変そうですね。

第30位はロシアです。

写真は世界の中でも寒い国ロシアの軍服の一つ、衛兵の制服です。
こちらはクレムリンでの行進の様子です。ネイビーの色で引き締まったデザインがかっこいい軍服です。

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第29位はカナダの軍服デザインです。

写真は、王立カナダ国家憲兵の方たちです。カナダのお土産などでテディーベアーなどがこの軍服を着ていますが、普段は普通の警察と同じ制服で勤務しているそうです。

第28位はメキシコです。

写真は毎年行われるメキシコの独立記念日に催される軍事パレードの様子です。
真っ黒な軍服に黄色のラインが特徴的ですね。

第27位はモンゴルです。

写真はナーダムと呼ばれる国民的行事での行進練習のようです。
民族衣装の特徴をしっかりと取り入れている独特の軍服ですね。

第26位はスイスです。

しかし、写真の軍服はスイス人ではありますが、実は場所はスイスではなく、バチカン市国です。
バチカン市国とローマ教皇を護衛する衛兵はスイス人が任務を受けるそうです。

甲冑が多く勇ましいデザインですね。

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第25位はギリシャの軍服です。

写真はギリシャの首都アテネにあるシンタグマ広場で、国会議事堂も面しています。彼らはそこを守る兵士です。

日本にはなじみのない、プリーツに近いスカート状の軍服が特徴です。

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第24位はスペインです。

写真はかなりセクシーなデザインのスペインの軍服。
スペイン外人部隊という部隊で、1920年にフランス外人部隊にならってモロッコにて創設、スペイン陸軍の中でも精鋭の部隊だそうです。

第23位は、オランダの軍服デザインです。

写真はオランダの首都アムステルダムにある王宮の衛兵の写真です。

第22位はデンマークです。

写真は、デンマーク王室の近衛兵です。デンマーク王室の近衛兵は、ロイヤルファイミリーやアマリエンボー宮殿を護衛しているそうです。

第21位はイギリスです。

こちらは世界的にも有名なロンドンにあるバッキンガム宮殿で王室を護衛する陸軍、近衛兵です。
ファンシーな見た目のデザインが特徴的な帽子は、熊の毛皮でできているそうです。

第20位はベルギーです。

写真は第一次世界大戦中のベルギーの軍服だそうです。
あまり戦争に向いていなさそうな紳士的な軍服ですね。

第19位はアイスランドです。

こちらはアイスランドの軍服デザインの写真です。
写真の方は、アイスランドの詩人であり、治安判事であり、首相にもなったハンス・シュタインさんです。

第18位は日本です。

写真は、大正末期および昭和期の青年将校の写真であると思われます。
本人はおそらく日本陸軍の少尉か中尉だそうです。

日本も欧米諸国と比べてみるとあまり変わらないような軍服だったようですね。

第17位は中国です。

写真は、中国人民解放軍の義侠兵で左から（空軍、陸軍、海軍）の制服です。
それぞれの軍隊のモチーフがよくあらわされているデザインですね。


※　儀仗兵・・・式典において高官などの警備のために配置される兵士。

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第16位はイスラエルです。

写真はイスラエルの女性兵士さんです。イスラエルは女性にも兵役義務があり18歳になると、全ユダヤ人とドルーズ人が行うそうです。

女性の軍服姿もかっこいいですね。

第15位はニュージーランドの軍服デザインです。

写真はニュージーランドでの式典の様子です。右側に並んでいるのは儀仗兵ですね。

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第14位はマケドニアです。

写真はマケドニア親衛隊の写真だそうです。
式典用の軍服に大きなマントを付けている国は結構あるようですが、とてもかっこいいですね。

第13位はポーランドです。

写真はポーランド軍の国内軍事代表団とよばれる軍隊です。
ナチスドイツの軍服にも似ているように見えますが、この軍隊の前身はナチスドイツの占領軍に対するレジスタンスだったそうです。

第12位はタイです。

写真はタイ王国陸軍の式典における礼服姿です。
白いジャケットに赤いラインの入ったズボンがさわやかなデザインですね。

第11位はボリビアです。

ボリビアは南アメリカの共和国で、写真は軍事パレードの様子です。
白く高い帽子が印象的な軍服ですね。

第10位は南米アルゼンチンです。

写真は南米解放の父サンマルティン将軍の棺が安置されていることで有名な、ブエノスアイレス大聖堂を守る護衛兵なのだそう。赤いラインが特徴のかっこいいデザインです。

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第9位はノルウェーです。

こちらはノルウェーの首都オスロにある現ノルウェー王が住む宮殿に勤める警備兵の軍服です。かっこいいですね。
厳しそうな雰囲気がありますが、観光客の撮影にも応じてくれるくらいフレンドリーだそうです。

第8位はスコットランドです。

写真は衛兵任務に就くロイヤル・スコットランド連隊兵士です。
スコットランド特有のスカート状の伝統衣装「キルト」を着用しています。

日本になじみがないスカートの軍服ですが、不思議とかっこいい服ですね。

第7位はアメリカ合衆国です。


写真は海兵隊の軍服で、撮影場所はワシントンにある第二次世界大戦の海兵隊戦没者記念碑だそうです。

第6位はサンマリノ共和国です。

サンマリノ共和国は国の周り全てをイタリアに囲まれた小国、世界で5番目に小さな国で、現存する中で最も古い共和国なのだそう。

写真の黒く大きなマントがとてもかっこいいですね。

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第5位はスウェーデンの軍服デザインです。

写真はスウェーデンの首都ストックホルムにあるストックホルム宮殿の近衛兵です。
軍服のデザインは国旗を意識しているのでしょうか？ブランド品のような美しいデザインですね。

第4位はクロアチアです。

クロアチアは独立国時代に独裁政権のもとで親衛隊を結成し、ナチスドイツと同じように大量殺戮を行っていたそうです。

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第3位はおしゃれ大国フランスです。

写真はフランス陸軍の軽戦車連隊の方たちです。
こんな風に白いマントをはためかせて歩いていたら女性にモテそうです。

有名なブランドのデザイナーがデザインしているのでしょうか？おしゃれですね。

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第2位もやはりおしゃれ大国のイタリアです。

世界でもおしゃれな国で有名なイタリアの軍服の一つ、国家憲兵カラビニエリの制服の写真だそうです。
マントを羽織ることもあるようで、羽織った姿もとってもかっこいいです！

やはり有名なブランドのデザイナーがデザインしているんでしょうか？

出典: http://twisave.com

第1位はやはり、ナチスドイツです。

いわずと知れたナチスドイツの軍服ですが、かっこいい軍服として有名なだけあってこれだけ年月が経っていても色褪せていません。
なぜナチスドイツの軍服は有名ブランドの様にかっこいいのでしょうか？

また、昨年2016年に欅坂46の衣装でナチスドイツの軍服にまつわる騒動があったのをご存じでしょうか？
海外からもかなり批判があったようですが、なぜ批判が湧き起こったのでしょうか？
欅坂46のライブに着た衣装にまで及ぶナチスドイツの影響とは何なのでしょうか？

2016年10月22日に横浜アリーナで行われたライブイベント「PERFECT HALLOWEEN 2016」に欅坂46が出演しました。出演者はハロウィーンに合わせての仮装をしましたが、その際に欅坂46が着ていた衣装のデザインがナチス・ドイツの軍服に似ているとネットなどで多くの指摘がありました。

2016年11月1日には、欅坂46が着たライブの衣装デザインがナチス・ドイツの軍服に似ているとの抗議が、ユダヤ系団体により日本に行われていたことが報じられてしまいました。

この欅坂46の衣装のデザインを担当したのが尾内貴美香さんで、欅坂46の衣装を数多く手掛けている女性デザイナーです。
今回の騒動に関して、尾内貴美香さんは次の様にコメントしています。

ナチスドイツの軍服画像

ブラックを基調としたカラーと、右腕の腕章（ハーケンクロイツ）、そして帽子に輝くシンボルである鷲のマークが特徴的とされています。

欅坂46のライブ衣装画像

左上の画像はナチスドイツの軍服ですが、その下と右半分の画像は日本の欅坂46の女性が着ていた衣装です。

帽子の鷲のマークや色合いがナチスドイツの軍服に、確かに似ていますね。

欅坂46が着たライブ衣装に対して謝罪要求を行ったのは、反ユダヤ主義に対して常に警戒を行い、国際的影響力を持つサイモン・ウィーゼンタール・センターというアメリカにある団体です。サイモン・ウィーゼンタール・センターは以下の様に話しています。

なぜ世界がこんなにもナチスドイツの軍服に警戒しているのでしょうか？

それは、ナチスドイツの軍服がかっこいいからです。
ナチスドイツの軍服はスーツで有名なブランドメーカー、ヒューゴ・ボスが手がけました。

それまでドイツにあったプロイセン王国の近衛軽騎兵の軍服をモチーフにスタイリッシュに変身させました。ドイツの軍服は、デザイナーの手によって洗練され、かっこいいデザインとなったのです。

出典: http://karapaia.com

そのため、ヨーロッパに多い教育を受けてない若者やまだ何も知らない子供たちが有名ブランドのデザイナーが作ったかっこいい軍服の雰囲気に憧れからナチスドイツに傾倒してしまう恐れがあるのです。

だから、私たちはあの悲惨な歴史を繰り返さないためにも、ナチスドイツに厳しい目を向けなければいけないのでしょう。

以上の様にその国のブランドともいえる軍服について様々な魅力を、またその魅力ゆえの脅威をご紹介しました。あなたはどんな軍服がかっこいいと思ったでしょうか？

これをきっかけに、それぞれの軍の歴史について調べてみるのもいいかもしれませんね。