2021年05月28日公開
2021年05月28日更新
壁コンセントの交換方法を動画で解説!【DIY/埋め込み】
壁コンセントの交換方法を紹介します。壁コンセントの交換は、埋め込みコンセントを交換しなくてはいけません。埋め込みコンセントは、種類が多いので、事前に確認しておくと良いです。また、交換方法を紹介していますが、コンセント交換には、資格が必要になります。
目次
自分で壁コンセントの交換・修理・増設をする前の注意点!
最近流行っているDIYですが、壁のコンセントを交換・増設する方も多いそうです。壁コンセントの交換・修理・増設する際の注意点ですが、資格が必要です。
壁コンセントの交換・増設は、電気工事にありますので、第一種電気工事士か第二種電気工事士の免許が必要になります。
電気工事士の資格がない方は、壁コンセントの交換・増設はやめることをおススメします。
それでも自分で壁コンセント交換・増設の工事をするという方は、全て自己責任で行ってください。
DIYで壁コンセントなどの電気工事は、業者に頼みましょう。DIYのメリットである、費用をかけないリフォームですが、電気工事は別問題です。費用を抑えたいという気持ちはわかりますが、資格を持っていない方は、業者に任せましょう。
壁コンセントの交換に必要な道具を揃えよう!
壁コンセントを交換するために必要な道具を揃えましょう。ホームセンターなどで、揃えることができると思います。WEBで注文することができる商品もありますので、揃えやすい方法を選んでください。
また、今回紹介する道具は、電気工事に必要な最低限の道具ですので、費用面に余裕がある方は、電気工事に必要な道具をしっかりと揃えて良いと思います。
DIYを行うには、準備が必要です。電気工事を交えたDIYは、安全を確保するためにも、準備をしっかりと行いましょう。DIYでけがをしてしまっては、意味がありません。
壁コンセントの交換に必要な道具① ペンチやニッパー
電線やアース線の被膜を剥くのに使用します。用意できるのであれば、絶縁ペンチが良いです。
壁コンセントの交換に必要な道具② ドライバー
埋め込みコンセントを外す時やコンセントから配線を外す時に使用します。使用頻度が高いので、必需品です。
壁コンセントの交換に必要な道具③ 絶縁テープ
元々使用していたコンセントから、電線を抜いた時に使用します。なくても工事はできますが、あった方が安全に作業出来ます。
壁コンセントの交換に必要な道具④ 電圧測定器(無くても可)
無くても工事することができますが、あると安全に工事できます。新たに購入すると費用が掛かってしまいますので、費用を抑えたい方は、家電で代用しても良いと思います。
壁コンセントの交換に必要な道具⑤ 埋め込みコンセント
壁コンセントの交換をするときは、新しい埋め込みコンセントを用意しておきましょう。
埋め込みコンセントには種類がある
埋め込みコンセントには、種類が多くあります。一般的なコンセントから、オーディオのために開発された、オーディオ専用コンセントまで、幅広くありますので、自分の用途に合ったコンセントを選んでください。
また、コンセントによっては、配線も違いますので、事前に確認してください。
コンセントの種類は、たくさんあります。画像は、コンセントの種類の一部です。この他にもたくさんの種類があります。
壁コンセントの交換方法の手順
冒頭の項目でも触れましたが、電気工事は資格が必要ですので、資格を持っていない方は、コンセントを交換する際は業者の方に依頼してください。参考までに交換方法を紹介しておきます。
手順を覚えておいても損はありません。参考までに、コンセント交換の手順を紹介していきます。
交換方法手順① ブレーカを切る
あらかじめ交換・修理・増設するコンセントがある場所のブレーカーを切っておきましょう。電圧測定器(テスター)がある場合は、コンセントに刺して、電気が通っていないことを確認してください。
電圧測定器が無い場合は、家電をコンセントに刺して、起動しないことを確認しましょう。
交換方法手順② カバーと埋め込み連用取付枠を外す
交換・修理・増設するコンセントのカバーを外し、コンセントの枠をむき出しにします。マイナスドライバーでカバーを簡単に外せます。
出典: http://mayap.net
埋め込みコンセントの枠を外します。枠の上下についている大きいネジをプラスドライバーで外してください。外すと配線が見えると思います。
出典: http://mayap.net
交換方法手順③ 被膜を剥く
電線などの被膜を必要に応じて剥きます。絶縁ペンチなどで被膜を必要な分だけ剥いて下さい。また、コンセントから外して、剥き出しになっている電線部分は、接触すると火花が出ますので、絶縁テープで包んでおきましょう。
被膜を剥く時は、剥き残りが無いようにしましょう。剥き残りがあると、配線の時に線の差し込みがゆるい可能性があります。差し込みがゆるいと、やり直ししなければいけません。
交換方法手順④ 電線を新しい埋め込みコンセントに刺す
配線を行います。配線する際は、配線位置を間違えないようにしてください。コンセントの交換や修理の際は、取り外した時の配線を覚えておくと良いです。
また、元のコンセントと違う型のコンセントを使用する場合は、配線が違う場合や、電線で新たに繋ぐ必要がある場合があります。配線方法は、事前に確認しておくと良いと思います。
また、電線を差し込む際は、ゆるいとダメです。ゆるいと火災などの原因になりますので、電線がゆるいかどうかの確認はしっかりしてください。
交換方法手順⑤ 埋め込みコンセントを取り付けて仕上げ
新しいコンセントの配線が終了したら、コンセントを取り付けます。枠のネジがゆるいとグラグラ動いてしまいますし、トラブルの元となってしまいますので、しっかりと固定しましょう。
また、水平器などを使用して、コンセントの位置が、水平になっているか確認すると、きれいな仕上がりになります。
壁コンセントの交換方法を動画で確認しよう
壁コンセントの交換方法や増設方法を動画でわかり易く解説しているモノがあります。
今回は、2つの動画を紹介しておきます。これ以外にも、多くのDIY動画がありますので、興味のある方は、見てみると参考になると思います。
DIYの動画はたくさんあります。コンセント交換に限らず、自分の目的にあった動画を探してみてください。
今回は、コンセントについての動画です。手順を見るだけでも面白いので、是非見てください。
コンセントの交換方法動画①
コンセントの増設動画(DIY)
増設するならオーディオ専用埋め込みコンセントがおススメ!
DIYを行うついでに、コンセントの交換や増設などを考えている方におススメなのが、オーディオ専用コンセントです。オーディオは、コンセントによってかなり変化してきます。一般のコンセントは、オーディオ機器を繋ぐにはあまりにもグレイドが低く様々な弊害をもたらすことが多いです。
せっかくDIYするのなら、オーディオ専用コンセントで、オーディオの音質を向上させてみてはいかがでしょうか。
オーディオ専用のコンセントです。一般のコンセントとオーディオ専用コンセントでは、音質が全く違うらしいです。性能の高いオーディオを持っていても、一般のコンセントでは、オーディオの性能がフルに発揮されません。オーディオにこだわりを持っている方は、是非オーディオ専用コンセントに交換してみてください。
また、オーディオ専用コンセントには、日本のコンセントに珍しい、アースがついているモノが多いです。
アースを付けることによって、余分なエネルギーを取り除いてくれます。
アース付きのコンセントに交換するのもアリ!
日本の一般的なコンセントには、アースがついていません。アースが付いていなくても特に問題はありませんが、アースを付けることで、余分なエネルギーを取り除くことができます。
一般家庭の電気は、ブレーカーを切らない限り一定の電圧がかかっています。アースは、その余分なエネルギーを取り除いてくれます。また、電磁波対策にもアースが一役買ってくれますので、アースの線が付いている場合は、積極的に利用しましょう。
アースが付いていない場合は、工事費用が結構かかってしまいますが、元からアース線が付いている場合は、数千円の工事費用で工事できます。
見積もりなどは、電気工事を行うときに、業者の方に相談してみると良いと思います。
出典: http://ameblo.jp
まとめ
DIYは自分で修理やリフォームを行うことですが、電気工事には資格が必要ですので、電気工事が含まれている場合は、業者の方に頼みましょう。
業者の方に頼むと費用がかかってしまいますが、電気工事は、素人が簡単に行える作業ではありません。また、自分で工事を行うと、配線の際に電線の差し込みがゆるい場合があります。配線の差し込みがゆるいと、コンセントが機能しないことや家事などの災害になってしまいます。
電気工事を自分で行って失敗すると、費用の問題で済まない可能性もあります。
資格を持っていない方で、電気工事を行うときは、リスクが高いということを認識して、全て自己責任になるということ覚悟してください。