運転免許証の番号には秘密があった！12桁の数字に隠された意味とは？

運転免許証の5桁の数字には意味が…
 

出典: https://運転免許.net
 

運転免許証を取るのって、大変ですよね？
実習の運転もあれば、ペーパーテストもあったりしますし。

念願の運転免許証を手に入れたら、まず真っ先に確認するのは自分の証明写真です。
写りが悪いと軽く落ち込みますが、更新の時にしか変更できないのが、ちょっと悲しいです。

ただ、免許証保持者は、真っ先に顔の証明写真を見ることが多いですが、警察や銀行、クレジットカードのローンなどの関係者の方は、真っ先に番号を見ると言います。
それは、なぜなのでしょうか？

特に、12桁の数字のうち、最後の12桁目を確認するんだそうです。
と言うことは、番号には意味があるということになります。

日常生活で、運転免許証の番号のしかも桁を気にする方って、少ない気がするんですが、どうなんでしょう？

以下に、銀行関係者や警察が重要視する、運転免許の数字や桁を気にする理由をまとめてみました。
 

1～2桁目では、取得都道府県がわかる
 

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では、運転免許証に書かれている数字の意味をご紹介していきますと。

まず、1～2桁目には、いわゆる公安委員会番号が記されています。
運転免許証が初めて交付された都道府県別に違いますが、その所在地の公安委員会での番号ですね。

番号の詳細もご紹介しますと、都道府県別にこんな番号が割り振られています。

北海道から東北はこんな番号が。

●北海道：10　
●函館(北海道)：11　●旭川(北海道)：12　●釧路(北海道)：13　●北見(北海道)：14
●青森県：20　●岩手県：21　●宮城県：22　●秋田県：23　●山形県：24　●福島県：25

関東圏では、こんな番号が。

●東京都：30　●茨城県：40　●栃木県：41　●群馬県：42　●埼玉県：43　●千葉県：44　●神奈川県：45

北陸や中部地方では、こんな番号が。

●新潟県：46　●山梨県：47　●長野県：48　●静岡県：49　●富山県：50　●石川県：51
●福井県：52　●岐阜県：53　●愛知県：54　●三重県：55

近畿や中国地方では、こんな番号が。

●滋賀県：60　●京都府：61　●大阪府：62　●兵庫県：63　●奈良県：64　●和歌山県：65
●鳥取県：70　●島根県：71　●岡山県：72　●広島県：73　●山口県：74

四国や九州、沖縄県では、こんな番号が。

●徳島県：80　●香川県：81　●愛媛県：82　●高知県：83
●福岡県：90　●佐賀県：91　●長崎県：92　●熊本県：93　●大分県：94　●宮崎県：95　●鹿児島県：96
●沖縄県：97

と言う感じです。

運転免許証をどこで手に入れたかを見るには、番号の1～2桁だけ見れば、すぐにわかってしまうんですね。
こんな意味が隠されているなんて、運転免許証はすごいですね。

他の桁についても、以下にご紹介していきます。
 

取得年月日も3～4桁目でわかる
 

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では、次に運転免許証の3～4桁目を見て行きますと、ここの番号が意味するのは、取得した年月日ということになります。

例えば、「90」ともし書かれていたとしたら、それの意味する所は「1990」年に免許を取得したということがわかるようになっています。

更新日ではなく、初めて運転免許証を手に入れた月日ですので、ここの番号を見ることで、生年月日などから、年齢の詐称がないかをチェックしているんだと思います。

運転免許証には、本人の顔写真や生年月日が載っていますし、交付日や更新日時も載っていますが、取得年月日がわからないと、無免許運転を見つけることは出来ません。

運転免許証の保持者であっても、ここの番号を気にする人はいないと思いますが、3～4桁目の番号の意味は、初めて運転免許証が交付された日付が載るんですね。
 

運転免許証ってスマホアプリとかで証明出来ないんですかね？免許の種類から取得年月日から違反歴まで、ブロックチェーンで管理出来そうなもんだけど。

免許証って意外と邪魔。財布に入れとくと落とした時に金だけ抜かれて捨てられるし曲がるし汚れるし。車に積みっぱなしだと他の車に乗る時不携帯…
— BLUE COIN (@bluecoinxrp) July 14, 2017
 

5桁目から10桁目は、何に使うのでしょう？
 

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さて、運転免許証の謎の番号とも言われる5桁目～10桁目の番号ですが、これの意味する所は「各公安委員会の独自管理番号」とされています。

公安委員会は、各都都道府県にあるそうですが、そこで管理するためにあるそうです。

実はこの箇所の番号には、いわゆる都市伝説があり、ここの番号で犯罪履歴がわかるなんていう噂が、まことしやかに囁かれていますが、あくまで都市伝説です。

ピンクで色分けされていて、何か意味がありそうな雰囲気から、そんな都市伝説が生まれたようです。
通し番号で管理されていた頃の名残だとも言われていますが、実態は明らかにされていません。

一応、2006年に一般にも情報公開がされているようなんですが、情報が一部しか公開されていないこともあり、「この番号の意味は、こうだ！」みたいな都市伝説が生まれたんでしょうね。
 

チェックデジットと呼ばれています。
 

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運転免許証の11桁目の番号には、チェックデジットと呼ばれる番号が入っています。

これはクレジットカードにも使われている方法で、入力をミスしていないかを確認するための番号となります。

1～10桁のかなり難しい計算式が使われているので、こちらの番号自体にミスはありません。

運転免許証では、この番号があることで、打ち間違いなどのミス入力を防いでいるわけですね。
中には、隣り合った文字の違いもわかるそうで、かなり複雑な計算式が運転免許証には使われているんですね。

個人情報の照会にも使うくらい、運転免許証は大事な証明書ですから、入力ミスがあると大変です。
ネットで検索して見つかるような番号だと、逆に困るわけです。

ミスがすぐにわかるように、運転免許証では、敢えて間違いの少ない複雑な計算式を持ちっているというわけです。
数字が重複しないの？と思われるかも知れませんが、今まで重複したというニュースも聞かないので、セキュリティにも気を配っているんでしょう。
運転免許証が、証明の代わりに使われるのには、それなりの理由があったと言うことですね。
 

数字の数が多いほど、紛失している？
 

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運転免許証の12桁のうち、最後の1桁(末尾)に書かれている数字は、運転免許証の再発行の回数を意味しています。

ここの数字が多い人ほど、運転免許証の再発行回数が多い＝失くした回数が多いことを示しています。

私も物を失くす方で、何度か警察に取りに行ったことはありますが、流石に免許証を失くしたことはないですね。

運転免許証には顔写真がありますから、犯罪に使われる可能性は低いと思いますが、失くし癖がある人は注意しないと、運転免許証を見ただけで、うっかりやさんということがばれちゃいます。

出来れば、ここの数字は0のままでいられるように、貴重な運転免許証を失くさないように気をつけて下さい。
 

思えばこの数字も謎ですよね。
 

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運転免許証の交付日の横には、何故か、5桁の数字が刻印されていますよね？。
これも知らないと、謎の数字ですよね？

実はこの数字は、都道府県ごとに存在する公安委員会の内部を検索用するための照会番号として使われている番号なんですね。
交付された免許センターだったり、警察署の番号だったりと、通し番号として使われている番号です。

その人本人を特定づける大切な証明書が運転免許証ですから、普段見るのが更新日時を確認するだけの方も多いと思います。

でも良く見てみると、番号の意味さえ覚えておけば、運転免許証一つでも色々なことがわかるようになっているんです。
5桁の数字が多いのも謎ですが、何か基準があるんでしょうかね？
 

証明写真の写真の大きさも決まってますね。
 

出典: http://www.sizekensaku.com
 

運転免許証は、偽造がしにくいように、厳格に本体サイズが決まってます。
ちなみに、運転免許証に使われる証明写真も、ちゃんとサイズが決まってます。

運転免許証の大きさは、縦が5.4 cm × 横が8.56 cmという大きさになってます。

昔はもっと大きかったらしいんですが、1994年に小型化され、現在に至ります。
このサイズは、クレジットカードやポイントカードなどとほぼ同じ大きさで、多分カード入れに一緒に入るようにサイズが変更されたんでしょうね。

ただ、厚みは昔より厚くて、これはICチップを入れた影響らしいです。
0.26mmほど厚くなっただけなので、使う分には不便に思うことはないですね。

ICチップが組み込まれてからは、警察の端末で確認できるようになりましたが、端末が警察署内にしかないので、気軽に確認は難しいかも知れません。
「銀行にあったら便利なのに。」と思うのは私だけでしょうか？ 
 

見方も覚えておきたいですね。
 

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都市伝説まがいの話ではありますが、実は運転免許証を見ただけで、犯罪歴がわかるなんて噂が巷に出回ったりしています。
同じように、違反歴や点数もわかるそうですが、あくまで都市伝説なので鵜呑みにしないようにして下さい。

もしそんなことが運転免許証でわかるとしたら、運転免許証の意味合いも変わることになります。
だって、知られたくない個人情報まで、例え警察であっても知られたくはないですよね？

どうして、都市伝説が生まれたかと言うと、5桁目の数字が何に使われているのかが不明瞭だからだと思います。
実際にそんなことが運転免許証でわかるとしたら、免許更新の度に、別の手続きを踏まないといけなくなります。
もしあなたがゴールド免許だとしたら、5年間は違反歴や犯罪歴などは更新されないことになります。
これでは、意味がありませんよね？

ですので、運転免許を見ても、違反歴や犯罪歴はわかりません。
これだけは間違いのない事実ですので、都市伝説に引っ掛からないようにして下さい。
 

正直な話し、マイナンバーカードと運転免許証が一体化できればいいなと思っている派です。犯罪歴もないし、ビンボーだから、情報流出の不安は、あんまねえぇ。それよりも利便性だな。そんで免許証更新は、自治体をまたいで、一番近い警察署で出来れば最高！
— レジェンドじゃない🌟ぐりお。 (@savaiyon) October 1, 2015
 

取得日は、更新を止めない限り載ります。
 

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運転免許には、左下に日付が載っていますが、これは免許を初めて取得した日の日付です。

普通免許の取得日が載っている箇所は、「他」の部分。
これが載っていない方は、そもそも運転が出来ないと思って間違いがないでしょう。

と言うのも、普通免許を持たないで、大型や二種の運転免許は取れないからです。
仕組みは長くなるので置いておくとして、運転免許証にはいつ免許を取ったのか取得日が載ります。
これは、更新を止めて、運転免許を手放さない限りは、免許証に残り続けます。
消えてしまったら大変なので、残るのが当たり前ですが、無免許運転の人を取り締まるなら、この日付を見ることもあるそうです。

もし記念日と取得日を合わせる時には、注意しないと、結婚記念日などを思い出す度にブルーな気分になってしまうかも。
でもぶっちゃけた話、取得日は忘れても構わないので、そんなに気にしなくても良いんですよね。
 

ということで、運転免許証の正しい見方、番号の秘密などをまとめてみました。

都市伝説になるくらい謎が多い番号もありますが、基本的には何かの取得日などを示していることが多いようですね。
運転免許証が犯罪歴がわかるようになってるとかの都市伝説は、信じないで下さい。
普通に考えてもあり得ません。

個人情報が満載の運転免許証ですから、紛失したりしないように気をつける必要があります。
もし紛失してしまったら、免許証にも回数が記入されたりするのは、世知辛いですね。

免許証の紛失をしてしまったら、再発行料が高いです！
くれぐれも失くしてしまわないように、気をつけて下さい。