2021年05月10日公開
2021年05月10日更新
右回り・左回りどっちに見える?利き脳やIQがわかる「シルエット錯視」を解説!
突然ですが、こちらの画像は右回り・左回り、どちらに回転しているように見えますか?実はこれ、あなたの効き脳が右なのか左なのかがわかる画像なのです。さらには脳の知能指数であるIQも導き出すこともできます。この画像の回転がどういう意味があるのか、詳しく解説します。
目次
利き脳やIQについて
利き脳とはどちらの脳がより発達しているかを判断
人間には利き腕や利き目があるように、脳にも利き脳というものが存在します。利き脳というのは、右脳と左脳どちらがより発達しているのかというものです。そして右脳と左脳にはそれぞれ違う分野を司っているのです。
利き脳ですが、自我が生まれるようになった頃に自分にとっていい刺激になるものと悪い刺激になるものに選別するようになります。そしていい刺激になるものがどういう分野なのかによって、右脳か左脳のいずれかが発達し始め、利き脳が作られていきます。
IQとは知能指数の事で、人の知能の数値を基準化したもの
IQとは知能指数の事です。人間の知能を数値でわかりやすく表現し、それをどの程度の知能を有しているのかを基準化したものです。
このIQですが、ある実験を行う事で利き脳と一緒に分かるというものがあります。その実験とは一体何なのか?次で詳しく説明していきます。
シルエット錯視とはどういうものなのか?
シルエット錯視とは右回りにも左回りにも見えるような錯覚現象
シルエット錯視とは、この画面のように女性のダンサーがクルクルと回転しているのが、時計回りにも反時計回りにも見えてしまうような錯覚を引き起こす現象の事です。双安定性錯視とも呼びます。この画像を見て、あなたはこの女性がどちらに回っているように見えますか?
右回りか左回り、どちらに回っているかで利き脳がわかる
この画像を見てどちら向きに回転しているのかで、あなたが右脳に重点を置いているのか左脳に重点を置いているのかが分かるようになるのです。そして重点を置いている脳の方が利き脳という訳です。
以下に動画も用意しましたので、改めて右回転にも左回転にも見えてしまうこの錯覚の現象を見てみましょう。
右脳派なのか左脳派なのかで違いはあるのか?
右脳は五感を司る動物的な脳
右脳は感性や感覚を司る脳ですので、右に回転しているように見えた場合は右脳が利き脳になります。ひらめきだったり創造性、感受性といったものが発達しています。右脳が活用されていくと、集中力・記憶力・決断力・創造力が強化されていきます。ちなみに理系が多いのも右脳派のようです。
左脳は思考や論理を司る脳
左脳は思考や論理を司る脳です。左に回転しているように見えた場合、左脳が利き脳であり、論理的・計画性に優れており、極めて現実的な思考の持ち主と言えます。文系に多いのも左脳派ですね。言葉で表現する力や物事を分析する力に長けているといえるでしょう。
以上が右脳派か左脳派かの違いになります。あなたはどっちのタイプでしょうか?次からはこの回転の錯覚を利用したIQの導き出し方について説明していきます。
シルエット錯視でIQ診断?回転と錯覚を利用した方法
実は両回転に見える方法がある
まずこのシルエット錯視ですが、実はどっち回りにも見える方法があります。それがこの女性ダンサーの足の軸足だけ注目してみてみます。そうすると、この軸足は右足なのか左足なのか分からなくなると思います。
もし軸足が右から左、あるいは左から右に変わったと感じた状態で改めて全体を見てみると、最初に感じた回転方向とは逆回りになっていることに気づくはずです。この要領やコツを使えば、自分の視点を思いのままに操る事ができるようになります。それがこのシルエット錯視のポイントなのです。
もし最初は左回り、後に両回転になった場合はIQ160以上!?
このシルエット錯視、もし最初左回りに見えて後で両回転に見えた場合はあなたはIQ160以上の天才かもしれない、との事です。ちなみに両回転に見えるコツは上記で説明したとおりですので、IQテストと言えるかどうかは定かではありません。ですが、初見でこの事実に気が付いた場合は確かに天才と呼べるのかも?
まとめ:利き脳を理解し、自身のIQを引き出してみよう
脳にも利き脳が存在するという不思議な感覚
人間には利き腕や利き足と同様に利き脳も存在します。自我が目覚めたころにいい刺激を取り込んでいくことで片方の脳が発達していきます。本人は無自覚でやっていることが多いですので、不思議な感覚に思えることでしょう。大人になっても自分がどっちが利き脳なのかが分からない人も少なくありません。
回転の錯覚を使って普段使わない脳を使う
そんな脳に関する不思議な世界を体験させてくれる1つがこのシルエット錯視です。
奥行きの情報がないという状況で生まれている、人によって左回りに見える人や右回りに見える人がいるのです。
それによって、右と左どちらの脳を無意識に使っているのかが分かるのです。
今回は回転と奥行きを利用した不思議な世界を紹介しましたが、世の中にはこれ以外にも利き脳やIQを診断できるものがたくさんあります。普段は全く意識しない脳の世界ですが、もしこの記事で興味を持ったら他の診断も是非試してみて下さい。
P.S:どうしても逆回転が導き出せない人へ
ちなみに、上記の方法を使っても逆回転に感じられないという方はこの画像を見て下さい。女性ダンサーの両手両足に、色が違う線を引っ張っています。そうすると、1番右の画像と1番左の画像が逆に回転しているように見えるはずです。
それに合わせて、中央の画像も右、左回りと両方見えるでしょう。