小松未歩の現在｜本名や年齢・死亡説が浮上？

小松未歩さんをご存知だと言う方は多いでしょう。まず思い浮かぶのが現在も放映中のアニメ「名探偵コナン」ではないでしょうか。

「名探偵コナン」のオープニング曲である「謎」がヒットしたのをきっかけに、一躍その名が世間に知れ渡りました。小松未歩さんは90年代後半から2000年代前半にかけて、コナンを始めとするアニメを中心にヒット曲を多数生み出していたシンガーソングライターです。

1度聴いただけで記憶に残るような口ずさみやすいメロディが特徴で自身で歌う楽曲のみならず、さまざまなアーティスト（WANDS・DEEN・愛内里菜など）への楽曲提供も行うなど、活動中はその音楽の才能を存分に発揮していました。

また雑誌でエッセイの連載を持っていた経歴もあり、それが現在は書籍にもなっています。

最近ではすっかり小松未歩さんの名を聞かないようになりましたが、現在の活動はどうなっているのでしょうか。2006年にリリースされたベストアルバム「小松未歩 ベスト 〜once more〜」を最後に音楽活動は休止しています。

その後2007年にデビュー10周年を迎え、音楽活動に関しては休止状態ながらも公式サイトでWEB日記や写真投稿は続いていました。しかしそれも2009年で更新は途絶え、それから現在に至るまで完全に活動休止状態になっています。

小松未歩の二枚組ベストアルバム。

有名だった人の姿が急に見えなくなると、死亡説が流れるのはよくあることです。しかし、現在その信憑性は限りなく低いでしょう。

小松未歩さんはライブ活動は行わず、活動中もテレビ・ラジオなどのメディアには一切出演することはありませんでした。CDジャケットや楽曲のPVなどでも横顔や視線を逸らしているものが多かったりと、はっきりとした顔が認識できません。

もともとミステリアスな印象があったからこそ姿を見なくなった現在、死亡説が流れてしまったのではないでしょうか。

現在、小松未歩と検索すると「逮捕」というワードが上位に挙がってきます。なぜ逮捕説が流れているのかというと、これは同姓同名の他人が逮捕されていたのがきっかけとされています。「小松未歩」という名前は決して珍しくはないため、それも頷ける理由です。

小松未歩さんの出身は、兵庫県神戸市です。地元をとても愛しており、楽曲のPVに神戸と大阪を結ぶ大手私鉄の阪神電車の中で撮影されたものもあります。

また阪神大震災の被災者でもあり、自身のエッセイやWEB日記の中でも何度か震災のことを語られています。

小松未歩さんは1974年3月30日生まれ、2017年現在は43歳であることが今のところ1番有力な情報です。公式上は年齢非公開です。メディアへの露出も全くなく、ヒット曲のタイトル同様「謎」に包まれたミステリアスなイメージで売り出す事務所の戦略だったと推測できます。

同じ事務所の「ZARD」がその露出をしない手法で売れていたので、同じ戦略を狙っていたとするならば納得できます。

本名も非公開ですが、噂では「常本浅香」という説があります。現在その信憑性についてはわかりませんが、「小松未歩」が芸名であることは確かでしょう。小松未歩さんは昔も現在も謎に包まれた存在です。

2006年頃にご結婚されている情報が有力です。ちょうど音楽活動を休止した年なので納得のできる情報です。現在はピアノ講師をしているとの噂もあります。

現在、子供は娘が2人いるとの噂があります。現在の年齢の43歳だと仮定すると、2006年の結婚当時32歳なので適齢期に結婚と出産をされていることになります。

表立った音楽活動を休止することにより実質的に現在は引退の状況であると言えますが、それが家庭を大事にするためだったと考えれば納得がいきます。元女優の堀北真希さんも結婚と出産を機にすっぱりと芸能界を引退されていたのが記憶に新しいです。

事務所との契約が切れ、更新しなかったとの噂もあります。

活動中は地元神戸で両親と一戸建てに同居しているとの情報がありましたが、現在は兵庫県伊丹市に住んでいるとの情報があります。結婚を機に伊丹市に移り住んだと推測できます。

当時小松未歩さんのファンだった方やそうでない方も、彼女が一体どんな人なのかを想像したことは1度はあるでしょう。小松未歩さんは実にミステリアスな存在で「謎」に包まれています。そのため、現在に至ってもその人物像を描くには豊かな想像力が必要になります。

露出がここまで少ないのは所属事務所のイメージ戦略だとは推測できるのですが、その理由の真実は実際のところ事務所はおろかご本人である小松未歩さんも誰も語っていません。もしかすると「小松未歩さんはシャイなのかも」と感じてしまうこともあるほどです。

現在はピアノ講師をしているという噂が真実だとすれば、彼女の生徒の親御さんの年代的を予想すると小松未歩さんのことをきっと知っているでしょう。しかし、まさかピアノの先生が小松未歩さんだとは考えないでしょう。

小松未歩さんの顔は、ぼやけた印象のままで記憶に残っている人がきっと多いので、もしもどこかで実際に会ったとしても小松未歩さんだと気付く人はファンであっても少ないでしょう。

小松未歩さんの髪型にはある特徴があります。CDジャケットやPVで見るとほとんど全てがアップスタイルです。髪を下したところを公開しているのは一度も見たことがないのではないでしょうか。そして前髪はいつも重めに目の上で切りそろえられています。

実は中学生時代からずっとアップスタイルをしているとのことで、小松未歩さんご本人が「アップスタイルは私の十八番」だと言っています。若い時からずっと同じ髪型をしているということからヘアスタイルには何か独自の強いこだわりを持っているのだと推測されます。

自分だけの独特なこだわりを持つというのは、実にアーティストらしい気質の表れです。

小松未歩さんの楽曲はタイアップ曲が多く、その中でも「名探偵コナン」のタイアップ曲であった「謎」「願い事ひとつだけ」「氷の上に立つように」は、誰にでも馴染み深く記憶に残っているヒット曲です。

タイアップ曲の特徴としては、やはりその作品を意識したものが多いです。しかし、小松未歩さんのアルバム曲なども含めて幅広く彼女の楽曲を聴いていると実はなかなか暗い曲が多い、という事実があります。

心の痛みを表現した歌詞が特徴的で、胸をえぐられるような切なさを感じられる楽曲が多く存在しています。曲調は歌詞の雰囲気そのままに暗めであったり、またあえてアップテンポにすっきりと爽やかに仕上げている失恋ソングなどもあります。

また、小松未歩さんのレコーディングはダブルトラックという声の重ね撮りをする録音技術を用いているのが特徴です。それによってどこか神秘的で不思議な雰囲気を作り上げており、小松未歩さんそのもののイメージにぴったりとはまっています。

小松未歩さんの現在と小松未歩さんに自身について深く掘り下げてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

有名人であっても、その人自身がここまで謎に包まれているのは珍しいことです。だからこそ、彼女の生み出した音楽はいつまでも色褪せないのかも知れません。

例えばアニメの再放送などで小松未歩さんの楽曲を耳にする機会はあるでしょう。それが久しぶりに聴いた曲だったとしても、ふと音楽が流れると口ずさんでしまうこともきっとあるでしょう。

今後小松未歩さんの活動再開は無かったとしても、彼女の生み出してきた名曲はこれからもずっと生き続けることでしょう。