アシッドアタック(酸攻撃)とは?美女が妬まれ…日本の事例は?【画像注意】

アシッドアタックとは相手に対して硫酸・塩酸・硝酸などの酸性の強い劇薬をかけて相手の顔及び体の表面を傷つける行為です。アシッドアタックによるほとんどの被害者は女性ですが、東南アジアや中東と中心に世界中で多発しています。アシッドアタックが起きる理由とは?

アシッドアタック(酸攻撃)とは?美女が妬まれ…日本の事例は?【画像注意】のイメージ

目次

  1. 1アシッドアタックとは?
  2. 2アシッドアタックが最初に発生したのは?
  3. 3アシッドアタックを受けた人の画像:アデル
  4. 4アシッドアタックを受けた人の画像:ラクシュミ
  5. 5アシッドアタックを受けた人の画像:トゥーフェイス
  6. 6アシッドアタックの被害者は美女
  7. 7日本で起きた有名なアシッドアタック
  8. 8最近の日本で起きたアシッドアタック
  9. 9アシッドアタックを受けてしまったら?
  10. 10アシッドアタック(酸攻撃)について:まとめ

アシッドアタックとは?

アシッドアタックは酸性の強い劇薬をかけて相手の皮膚を著しく傷つける行為です。

イギリスのBBCによると現在アシッドアタックによる被害は世界中で毎年1500件も発生していると言われています。

出典: http://203.189.96.182

アシッドアタックは別名酸攻撃と呼ばれており世界中で被害が発生しています。アシッドアタックの被害者のほとんどは顔及び体の皮膚が焼けただれて顔の表情が大きく損傷しています。

出典: https://twitter.com

アシッドアタックを受けた人の中には酸によって目や耳の機能が使えなくなったり、酷い場合には全盲になってしまうこともあります。またアシッドアタックの被害者は外見が大きく変化してしまったことによる精神的ショックで社会復帰が困難な状況に陥ることも多々あります。

アシッドアタックが最初に発生したのは?

出典: http://203.189.96.182

アシッドアタックが世界中に広まる前はインドで頻出していた暴力行為でした。その後、インドの移民を通じて世界中に広まり現在は東南アジアや中東の国々を中心に蔓延しています。そのためアシッドアタックの事件はインドと直接的な関係が無いと思われるイギリスや日本でも発生しています。

出典: http://www.news.add7.net

アシッドアタックの被害者は主に20代・30代の女性がほとんどです。その理由は私情のもつれがほとんどで、別れを切り出された恋人や恋愛が成就しなかった相手に対する八つ当たりや結婚相手・家族に対するDVとしてアシッドアタックをすることもあります。

出典: https://www.buzzfeed.com

アシッドアタックが頻繁に行われる東南アジアや中東は女性の立場が弱い、いわゆる男尊女卑の風習が未だに残ている為アシッドアタックが発生しやすいと言えます。
それ以外にも特定の相手に対してではなく、街中や店内で無差別に攻撃する形式のアシッドアタックも何度か発生しています。

アシッドアタックを受けた人の画像:アデル

アシッドアタック(酸攻撃)の被害者は顔に大きな火傷跡を負ってしまいます。しかしアシッドアタックの事実を世の中に知らしめるために、何人かの被害者はテレビや雑誌などのメディアに、自分の顔の画像を載せることもあります。

出典: http://spotlight-media.jp

よく見ると顔が異様な表情をしている事が分かります。

こちらの画像の2人は両名ともアシッドアタックの被害者です。こちらの2人はロンドンのウォルフォードホテルで開催されたショーにアシッドアタックの被害者としてゲスト出演しました。

画像右側はインド出身のラクシュミ・アガーウォルさん(当時26歳)です。ラクシュミ・アガーウォルさんは13年前に男性からプロポーズされてそれを断ったことにより男性から腹いせとしてアシッドアタックを受けました。そのためラクシュミ・アガーウォルさんの腕と顔に一生消えない傷が付いてしまいました。

出典: http://mashable.com

画像左側はイギリス出身のアデル・ベリスさん(当時24歳)です。アデル・ベリスさんはバス停でバスを待っている間に元カレからアシッドアタックを受けてしまいました。アデル・ベリスさんは髪半分・片方の耳・腕に火傷跡を負ってしまいました。

この様にアシッドアタックの被害者は男女関係の悪化が原因で女性が男性に酸をかけられるというケースがほとんどです。

アシッドアタックを受けた人の画像:ラクシュミ

出典: http://cadot.jp

前述画像の右側の女性と同じラクシュミさんです。アシッドアタックにより顔全ての皮膚を取り除き、他の部位から皮膚を移植しました。

こちらの画像はインド出身のラクシュミさんです。ラクシュミさんは男性からアシッドアタックを受けた事により10週間入院し顔の全ての皮膚を取り除き、移植する手術を受けることになりました。退院後のラクシュミさんは変わり果てた容姿を家族にも友達にも受け入れてもらえず、8年間部屋に引きこもってしまいました。仕事をしようと試みても容姿が原因でどこにも雇ってもらえませんでした。

出典: http://buzz-media.net

そしてラクシュミさんは街中で立って、アシッドアタックの抑制を呼びかける活動に参加する事を決意しました。その行為が反響を呼びラクシュミさんは雑誌の取材などを受けてアシッドアタックに関する情報を拡散し続けました。

その結果、ラクシュミさんにアシッドアタックを仕掛けた犯人は当初懲役1か月だけで釈放されたところを、再逮捕され7年間の懲役を受けました。ラクシュミさん自身も「ストップアシッドアタックキャンペーン」の創設者と結婚し、現在は2人の子どもに囲まれて幸せな生活を送っています。

アシッドアタックを受けた人の画像:トゥーフェイス

出典: https://www.youtube.com

ご存知の通り顔半分にアシッドアタックを受けたヴィランです。

こちらの画像はアメコミのキャラクターですが、アシッドアタックを受けた人物として有名な大人気アメコミ「バットマン」のヴィラン(悪役)トゥーフェイスです。
トゥーフェイス(本名ハーヴィー・デント)は元々優秀な検事でしたが、ある事件に巻き込まれたことをきっかけに体の左半分に硫酸を被ってしまいます。その結果体の左半分だけが焼けただれた左右非対称な見た目になってしまい、世の中に報復するために悪の道に身を染めます。

アシッドアタックの被害者は美女

アシッドアタック(酸攻撃)は現在でも世界中で発生していますが、被害者の内の75%~85%は女性です。
その中には18歳未満の少女も含まれています。

出典: http://www.huffingtonpost.jp

アシッドアタックによる事故の件数が多い国は1位がバングラデシュ、2位がパキスタン、3位がコロンビアとなっています。その他にもラテンアメリカ地域でもアシッドアタックは多く発生していると言われています。

出典: https://www.pinterest.jp

アシッドアタックが多い国の特徴は2点あります。
1つ目はイスラム教のムスリムが普及している国です。ムスリムには女性蔑視の風習があるので男女間のちょっとした口論でもアシッドアタックの受けるきっかけとなってしまいます。
また、その様な風習のある国ではアシッドアタックによる被害を受けても裁判に訴えることが少ないという事です。

出典: http://www.gomutimes.co.jp

ゴム製造工場

2つ目はアシッドアタックのするための劇薬が入手しやすい国です。特にコロンビアはゴム産業が盛んなため、作業の際に使用する硫酸が比較的手に入りやすい環境にあります。

出典: http://minazuki.tokyo

現在はアシッドアタックの先駆けと言われているインドにてアシッドアタックへの抑制運動が行われています。
インドではアシッドアタックの被害者を対象とした救済策の制定と、劇薬である酸の売買に規制をかけることでアシッドアタック対策運動が行われています。

日本で起きた有名なアシッドアタック

アシッドアタック(酸攻撃)は残念ながら日本でも発生しており、被害者に一生消えない傷を残してしまう場合もあります。

出典: http://www.tapthepop.net

日本で起きたアシッドアタックの中で最も有名なのが1957年1月13日の美空ひばり塩酸事件です。
美空ひばりさんは全国的に有名な歌手ですが、コンサートの最中に客席にいた女性ファンから塩酸をかけられるという被害に会いました。しかしこの事件による美空ひばりさんの被害は大事に至らなかったので1月29日には復帰しています。

最近の日本で起きたアシッドアタック

出典: https://news.biglobe.ne.jp

最近でも日本国内でアシッドアタックは発生しています。
2007年8月に福岡県福岡市にて44歳の男性が見知らぬ男女に塩酸をかけられるという事件が発生しました。犯人の男女2人組はインターネットで知り合った同士で被害者に対する私怨などはなかったそうです。

2015年4月に群馬県高崎市にて複数の女性に対して硫酸をかけるという無差別のアシッドアタック事件が発生しました。犯人は30歳無職の男性で事件発生後間も無くして逮捕されています。

出典: https://www.pakistantoday.com.pk

この様に日本国内でも男女間の私情のもつれでアシッドアタック事件に発生してしまうケースがあります。それ以外にも深い理由の伴わない無差別なアシッドアタック事件もありますし、硫酸・塩酸などの劇薬は国内の化学薬品を取り扱っている工場や研究所で手に入れることが出来るので日本も他人ごとではないと言えるでしょう。

アシッドアタックを受けてしまったら?

アシッドアタック(酸攻撃)を受けた時のことなど想像したくも無いですが、もし受けてしまったらどのような対処をすればいいのでしょうか?

出典: http://news.livedoor.com

アシッドアタックを受けた際はまず最初に酸がかかった衣服をすぐに全て脱ぎます。そして酸がかかった部分(顔、体含めて全て)を大量の水で洗い流します。その後救急車を呼ぶなどして必ず医師の診断・施術を受けて下さい。
この際のポイントはなるべく大量の水で患部を洗い流すことです。蛇口を目一杯捻って常に水を垂れ流した状態で洗い続けるのが理想です。

出典: http://norovirus.e840.net

もしアシッドアタックを受けた後に少量の水だけで洗ってしまったら硫酸と水が化学反応を起してしまい返って皮膚が悪化することもあります。症状が落ち着いたとしても皮膚に酸が残っていることもありますので、とにかくずっと流し続けて下さい。救急車を呼んでいる間はずっと水で洗い続けるのが理想です。

化学的な手段としては、アシッドアタックに使用された酸の種類を見極めて患部に対して適当なアルカリ性の薬品を適量かけて中和させることが理想ですが、一刻一秒を争う状況では現実的な方法ではありません。

とにかく患部を水で洗い流し続けるということを覚えておいてください。

アシッドアタック(酸攻撃)について:まとめ

出典: https://www.musicjinni.com

いかがでしたでしょうか。
アシッドアタックによって顔及び体に一生消えない傷を追ってしまう被害者は現在でも多数発生しています。アシッドアタックは被害者の顔を傷つけるだけでなくその人の人生そのものを台無しにしかねない残虐行為です。
これ以上アシッドアタックによって顔を傷つけられる人が増えないように、酸攻撃によって顔に傷を負った人達の表情と心が少しでも癒えるように願うばかりです。

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