SEALDsメンバーの正体&現在まとめ!偏差値28のキリスト教高校が起源?就職先は?

国会前でデモを繰り返して話題となり、2016年8月に解散した SEALDsですが、そもそもどのような正体を持ち、元メンバーは現在何をしているのでしょうか?SEALDsの正体と、中心メンバーの現在の状況、就職先などについてまとめました。

SEALDsメンバーの正体&現在まとめ!偏差値28のキリスト教高校が起源?就職先は?のイメージ

目次

  1. 1SEALDs(シールズ)とは
  2. 2立憲主義?正体は反安倍政権?SEALDs(シールズ)の主張とは
  3. 3結成から解散まで、SEALDs(シールズ)の1年3ヶ月の歴史
  4. 4なぜ?SEALDs(シールズ)の解散理由とは
  5. 5周囲の目にはどう映った?SEALDs(シールズ)の評価
  6. 6SEALDs(シールズ)のメンバーの人数は何人?
  7. 7本当に普通の学生?SEALDs(シールズ)の正体とは
  8. 8卒業生にSEALDs(シールズ)のメンバーが多数!キリスト教愛真高等学校とは
  9. 9動画から見るSEALDs(シールズ)の正体
  10. 10ブロックリストや暴言、ツイッターから見るSEALDs(シールズ)の正体
  11. 11メンバーの家族から考えるSEALDs(シールズ)の正体
  12. 12SEALDs(シールズ)の正体は日本共産党?
  13. 13SEALDs(シールズ)の正体はレイシストしばき隊?TDC?
  14. 14就職先はどこ?SEALDs(シールズ)のメンバーの現在とは
  15. 15まとめ:SEALDs(シールズ)とはなんだったのか

SEALDs(シールズ)とは

SEALDs(シールズ)は、正式名称を「自由と民主主義のための学生緊急行動」と言う、学生(主に大学生)によって構成された政治団体です。
SEALDsという名前は正式名称を英語にした「Students Emergency Action for Liberal Democracy - s」の、各単語の頭文字から取った略称です。
首都圏の大学生を中心にして構成されていました。

国会議事堂周辺でデモを行うSEALDs(シールズ)

出典: http://kobajun.chips.jp/?p=24984

また、地方にもSEALDSの支部とも言うべき集団として、SEALDs KANSAI(シールズ関西)やSEALDs TOHOKU(シールズ東北)、SEALDs TOKAI(シールズ東海)などがありました。

立憲主義?正体は反安倍政権?SEALDs(シールズ)の主張とは

SEALDsの政治的主張とはどのようなものなのでしょうか。

SEALDsの主張1:立憲主義と日本国憲法の尊重


SEALDsは、第2次安倍政権下で成立した特定秘密保護法や、集団的自衛権の行使容認を日本国憲法と立憲主義という国のあり方に反するものとしており、憲法と立憲主義を守るべきだと主張しています。
 

出典: http://blog.goo.ne.jp/handa3douzo/e/3c0822a53e4c69512d47e1a1e368d895

SEALDsの主張2:社会保障の充実と安定雇用の回復


経済の面では、安倍政権の経済政策を格差拡大政策であるとして批判しており、「健全な経済成長」と公正な分配を求めるということです。
 

出典: http://edu.daiwa.jp/flow/04/

SEALDsの主張3:対話と協調に基づく外交


主張1とも重複しますが、集団的自衛権の行使容認に「日本が戦争に巻き込まれる」という理由で反対しており、対話によって安全保障を行うべきだと主張しています。
 

出典: http://blog.livedoor.jp/muchink/archives/52202003.html

SEALDsの主張4:リベラル勢力の結集


安倍政権に対抗するために、上の3つの主張に基づくリベラルな野党勢力が結集すべきだ、という主張です。
 

出典: http://commonpost.info/?p=115262

SEALDsの主張は以上の4点と、名前の由来である「自由と民主主義」を守るということが中心になっているようです。
しかし、安倍政権の政策が立憲主義に反したり、格差を拡大するようなものではないという考え方の人からは、SEALDsの正体が安倍政権打倒を主張するだけの団体であるようにも見えるのではないでしょうか。

出典: http://kobajun.chips.jp/?p=24984

結成から解散まで、SEALDs(シールズ)の1年3ヶ月の歴史

SEALDsが結成されたのは2015年5月3日で、結成の理由は安倍首相が憲法改正を打ち出していることや、その政権運営への危機感にあったということです。
安全保障関連法への抗議デモを主催し、それが報道されることでSEALDsの名前が広く知られるようになりました。
また、一時期はメンバーがテレビ番組にゲストとして出演するなど、メディアへの露出にはかなりのものがありました


「朝まで生テレビ」に出演したSEALDs(シールズ)の中心メンバー、奥田愛基氏
 

出典: http://livedoor.blogimg.jp/newsch777/imgs/0/2/0285cac1.jpg

SEALDsが2016年3月に主催した国会前でのデモには主催者発表で3万7千人が参加したということです。
安全保障関連法の成立後は自民党候補者の落選運動などを行っていましたが、沖縄で反米軍基地などを訴えて活動しているSEALDs RYUKYU(シールズ琉球)を除いて2016年8月15日に解散しています。

なぜ?SEALDs(シールズ)の解散理由とは


解散の理由について、SEALDsの中心メンバーの一人である奥田愛基氏は、社会運動はどこかで区切りをつけたほうがいいと考えていることと、もともと2016年の参議院選挙が終わったら解散しようと考えていたということを挙げています。
ただ、なぜ参議院選挙の直後ではなく8月15日にしたのかについては明らかにしていません。
 

周囲の目にはどう映った?SEALDs(シールズ)の評価


SEALDsへの肯定的な評価としては、デモからヘルメットやゲバ棒に象徴される、危険なイメージを払拭したというものがあります。
 


また、「普通の学生」がSNSなどを通じて集まった新しい形の政治運動として、大学教授のような知識人やマスコミ、政治家からも期待する声がありました。
 

SEALDs(シールズ)のメンバーの人数は何人?


数万人が参加するデモを行ったSEALDsですが、その中でメンバーは何人いたのでしょうか。
 

出典: http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/22e678facb6b6f6ca0f3ca162d07a1f1

ウォールストリートジャーナルの報道によると、創設時6人だったメンバーが2015年9月の時点で全国合わせて1000人程度にまで膨れ上がったということです。
首都圏のメンバーが200人前後、関西のメンバーが100人前後ということで、残りの人数はそれ以外の地方のメンバーということになるようです。

本当に普通の学生?SEALDs(シールズ)の正体とは

SEALDsの中心メンバーでは、奥田愛基氏、千葉泰真氏、牛田悦正氏、林田光広氏の4人が明治学院大学、本間信和氏が筑波大学、福田和香子氏が和光大学に在籍していました。
また、西穂波氏のように、浪人中にもかかわらずSEALDsの活動を行っていたメンバーもいたようです。

SEALDsのメンバーの大学はどこ?

SEALDsの中心メンバーでは、奥田愛基氏、千葉泰真氏、牛田悦正氏、林田光広氏の4人が明治学院大学、本間信和氏が筑波大学、福田和香子氏が和光大学に在籍していました。
また、西穂波氏のように、浪人中にもかかわらずSEALDsの活動を行っていたメンバーもいたようです。


法政大学の山口二郎教授もツイートしていますが、SEALDsのメンバーに東大の学生はほとんどいないということです。
 

繋がりはキリスト教?SEALDsのメンバーの出身高校とは


大学別で見ると中心メンバーには明治学院大学の学生が多いSEALDsですが、出身高校で考えると別な繋がりが見えてきます。
SEALDsで初期から活動している中心メンバーには、キリスト教系の学校の生徒が多いという特徴があります。
特にSEALDsのメンバーが多いのが、キリスト教愛真高等学校です。
 

卒業生にSEALDs(シールズ)のメンバーが多数!キリスト教愛真高等学校とは


キリスト教愛真高等学校は島根県にある私立高校で、名前の通りキリスト教系の高校です。
 

キリスト教愛真高等学校の校舎
1988年に開校した、比較的新しい学校のようです。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/キリスト教愛真高等学校

キリスト教愛真高等学校へのアクセス
自然の中にある学校のようです。

出典: http://www.aishinhigh.ed.jp/access.html

キリスト教愛真高等学校出身のSEALDsのメンバーは誰?


中心メンバーでは、奥田愛基氏や本間信和氏がキリスト教愛真高等学校の卒業生です。
この2人以外にも10人程度がキリスト教愛真高等学校の卒業生がSEALDsのメンバーになっているようです。
10人というとあまり多くは感じられないかもしれませんが、キリスト教愛真高等学校は少人数教育を行っており、在校生の数が100人未満、1学年で30人に満たないという特殊な学校です。
その学校の卒業生のうち約10人が早い段階から所属し、中心メンバーとして活動している政治団体を「普通の学生が集まった」と言うのは無理があるのではないでしょうか。
 

キリスト教愛真高等学校の教育の特徴は?


少人数教育以外のキリスト教愛真高等学校の特徴としては、全寮制と「平和教育」、インターネットからの隔離の3つが挙げられます。
 

キリスト教愛真高等学校の寮
寮の部屋の写真です。

出典: http://nishinoshima2.jugem.jp/
 

キリスト教愛真高等学校は全寮制で、食事なども生徒が交代で作っているそうです。
また、寮への携帯電話やスマートフォンの持ち込みは禁止されており、授業に関連する調べごと以外ではインターネットへの接続も出来ないようです。
平和教育として、広島や沖縄への修学旅行のほか、希望者が春休みに韓国に旅行し、いわゆる元従軍慰安婦の女性の話を聞いたりもしているということです。

キリスト教愛真高等学校の偏差値28という噂は本当?


キリスト教愛真高等学校については、合格の目安となる偏差値が28であるという情報が拡散されています。
この情報源となったのは「家庭教師のトライ」の公式サイトです。
2017年度のデータでは偏差値は32になっていますが、いずれにせよ非常に低い数値であるとは言えます。
 

拡散されている「偏差値28」の画像
こちらの偏差値のデータは2015年以前のもののようです。

出典: http://dokujyoch.net/archives/42987030.html

なお、この低い偏差値については、キリスト教系の学校で志願者が少なく、定員割れの状態になっていることや、入試の際に作文や面接を重視する傾向があり、模擬テストなどの偏差値を利用した合否判断では偏差値が低くなるという面もあるようです。

偏差値28で進学できる?キリスト教愛真高等学校からの進学先とは


SEALDsの中心メンバーの一人である奥田愛基氏が明治学院大学に進学しているように、キリスト教愛真高等学校から大学に進学する生徒はいます。
前述したような理由から、合否判定の偏差値が低くても入学してくる生徒全員の学力が低いというわけではないことや、 青山学院大学の「キリスト教同盟校推薦」のように、キリスト教系の学校同士のパイプがあることが理由のようです。
 

動画から見るSEALDs(シールズ)の正体


奥田愛基氏らがテレビ番組に出演した際の様子から、SEALDsの正体について考えてみます。
 

音声のみですが、2015年9月9日のフジテレビ「みんなのニュース」での、SEALDsの奥田愛基氏と時事通信社の田崎史郎解説委員の議論です。
この番組への出演の後に、奥田愛基氏は以下のようなツイートをしています。

田崎さんテレビを良く分かっておられる。思ってたことの半分もちゃんと言えなかった。反省。
— 奥田愛基 (@aki21st) 2015年9月9日

紹介したテレビ番組の動画では、いずれもSEALDsのメンバーが他の出演者から選挙や安全保障について解説を受ける場面が含まれており、動画のタイトルとしては「論破」などの表現がよく使われています。
大人にものを教わる、「良く言えば純粋、悪く言えば無知な若者」といった役どころを演じたと言えますが、SEALDsの正体の中に、そのような一面もあるということではないでしょうか。

「みんなのニュース」出演時の奥田愛基氏

出典: http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5951.html?sp

ブロックリストや暴言、ツイッターから見るSEALDs(シールズ)の正体

シールズの活動については、SNSを活用したものであることがよく強調されます。
代表的なSNSであるツイッターでのやり取りから、SEALDsの正体について考えてみます。

ツイッターから見るSEALDsの正体1:ブロックリストで対話を拒否


SEALDsでは、メンバーが「ぶろっくやっちゃうよ君」というリストを利用して、ツイッターのユーザー数万人をブロックしているようです。
 


SEALDsのツイートでは嫌がらせなどの防止目的のリストであるように読めますが、「ぶろっくやっちゃうよ君」のアカウントでは「差別扇動アカウント」のブロックを目的とする旨のツイートがなされています。
 


ツイッター上でもこのブロックリストについては賛否両論あるようです。
 

ツイッターから見るSEALDsの正体2:批判には常に反撃


ブロックリストに入っていないユーザーでも、SEALDsを批判するとメンバーや周囲の人物による攻撃の対象になってしまうようです。
 


こちらは朝日新聞がSEALDsについての意見を募集したツイートだったのですが、SEALDsに対する批判的な意見を紹介して、炎上することになりました。
 

朝日新聞を注意したり指導したり叱咤激励すんの、いいかげん疲れてるんでそこんとこよろしく。そのまま潰れてもええんやで。@R_KitanoR@asahi1819
— C.R.A.C. (@cracjp) 2016年8月18日

以下はSEALDsを批判的に扱った東浩紀氏と佐々木敦氏の著作についての、牛田悦正氏の一連のツイートです。
批判に対しては揚げ足取りのような形でも謝罪を要求してしまうようです。


また、自民党の武藤貴也議員(後に離党)に批判された際には、メンバーの西穂波氏が「五寸釘ぶち込むぞ」とツイートし、問題になりました。
 

問題となったツイートの画像
現在このツイートを行ったアカウントは凍結されています。

出典: http://rejapan.blog.jp/archives/1035945402.html

特に牛田悦正氏と西穂波氏の、過激な発言が目立ちます。
牛田氏と西氏、それぞれ個人の問題だとも言えますが、SEALDsのメンバーであることを明かした状態でツイートをしている以上、周囲も過激な発言をたしなめなければならないはずです。
それをしない時点で、他のメンバーも牛田氏らの過激さと似た傾向を持っていると判断されても仕方がないのではないでしょうか。

メンバーの家族から考えるSEALDs(シールズ)の正体


SEALDsのメンバーの家族にはどのような人物がいるでしょうか。
 


奥田愛基氏の父親、奥田知志氏
 

出典: http://www.cocolotus.com/item/1671

まず、中心メンバーの一人である奥田愛基氏の父親の奥田知志(おくだ ともし)氏は、キリスト教の牧師でホームレス支援などを行っているということです。
また、その一方で靖国神社などには批判的でもあるようです。

週刊新潮によれば、即位の礼の反対学習会に参加し「人間を超えた権威づくりによって、再び戦争の道を歩むことがないよう……」と、靖国信仰について「戦前の天皇への極端な信仰と同じ」とそれぞれ発言したとされる。

奥田愛基氏の政治に関する姿勢には、父親である知志氏の影響が強いのではないでしょうか。
また、本間信和氏の祖父はキリスト教愛真高等学校の創始者ということで、先に紹介した平和教育の影響を受けているものと思われます。
西穂波氏についても、親が共産党の関係者であるという情報があります。

SEALDsの正体はやはり「普通ではない」学生の集団

家族が政治活動を行っていたり、それに影響を受けて自分でも活動するようになる、ということは悪いことではありません。
ですが、マスメディアの報道や本人の発言のように「普通の学生」とは言えないということもまた確かなのではないでしょうか。

SEALDs(シールズ)の正体は日本共産党?

SEALDsについては、日本共産党の下部組織ではないかという批判もあります。
これは果たして事実なのでしょうか。

共産党との繋がりが指摘される原因となった画像
共産党系の団体といわれる全労連からSEALDsが街宣車を借りていたことから、共産党との繋がりが疑われるようになりました。

出典: http://www.asyura2.com/15/senkyo189/msg/476.html

SEALDsのメンバーに共産党員がいる?

SEALDsのメンバーでは西穂波氏、SEALDs KANSAI(シールズ関西)では塩田潤氏らが民青(日本民主青年同盟)という、共産党とかかわりの深い団体に所属しています。
日本共産党の機関紙である赤旗でもSEALDsは好意的に取り上げられており、SEALDsと日本共産党は全くの無関係とは言えません。
ですが、共産党員が加わっているという情報はなく、正体が共産党だとは言えません。

SEALDs(シールズ)の正体はレイシストしばき隊?TDC?


SEALDsには、レイシストしばき隊(現在の名称はC.R.A.C.)や、TDC(TOKYO DEMOCRACY CREW、東京デモクラシークルー)といった反差別の団体との関係についても指摘されてきました。
 

奥田愛基氏としばき隊のメンバー
一緒にお酒を飲む間柄のようです。

出典: https://twitter.com/CatNewsAgency/status/731718101218164736/photo/1
 


牛田悦正氏も、クラック(C.R.A.C)の活動の影響を受けたことをツイートしています。
 

しばき隊やTDCはSEALDsの正体と言える?


牛田氏のようにシンパシーを示すメンバーもいるとはいえ、SEALDsはしばき隊やTDCとはあくまで別の団体であり、正体とは言えません。
むしろ別組織として左派勢力内での住み分けや、役割分担をしていると言えるのではないでしょうか。
 

就職先はどこ?SEALDs(シールズ)のメンバーの現在とは


2016年に解散したSEALDsですが、元メンバーは現在どうしているのでしょうか。
 

中心メンバー・奥田愛基氏の現在


中心メンバーとして活動していた奥田愛基氏ですが、一橋大学の大学院に進学し、現在は「ReDEMOS – People’s Think Tank – 市民のためのシンクタンク」という団体を設立し、言論活動を行っています。
他の元メンバーも加入しているほか、紹介した動画で講演を行っていた中野晃一教授らが理事を務める団体のようです。
 

中心メンバー・牛田悦正氏の現在

牛田氏は現在、Tha_Bullshitというグループでラッパーとして活動しているようです。
また、牛田氏は過去に研究職を目指すという発言もしています。


牛田氏はこのようなツイートもしていましたが、就職はしていないようです。
 

メンバーの現在:新団体立ち上げ

溝井萌子氏ら、元SEALDsのメンバーが、「未来のための公共」という団体を2017年3月に立ち上げています。
こちらは他の政治団体のメンバーも加わっているようで、SEALDs(シールズ)の元メンバーが含まれるといっても純粋な後継団体ではないようです。


「未来のための公共」の集会ポスター
 

出典: http://netgeek.biz/archives/93856
 

メンバーの現在:進学

大学院に進学したメンバーもいるようです。
中心メンバーでは諏訪原健氏が筑波大学から筑波大学大学院に進学し、同時にReDEMOsの活動も行っているようです。

メンバーの現在:就職状況は?

政治活動を継続することを選んだ元メンバー以外の情報はほとんどなく、就職状況は不明です。
新卒の求人倍率は上昇傾向にありますので、就職したメンバーも少なくないのではないでしょうか。

リクルートの求人倍率グラフ
SEALDsが批判した安倍政権下で就職状況が改善している、というのは皮肉のようでもあります。

出典: http://www.recruit.jp/news_data/release/2016/0421_16646.html

まとめ:SEALDs(シールズ)とはなんだったのか


解散から1年以上が経過した今も、「SEALDsとはなんだったのか」「シールズ的なもの」などの形で話題になり、その話題性を失っていないSEALDsですが、総合するとどのような集団だったのでしょうか。
 

SEALDsの正体は結局何なのか

結局のところ、キリスト教愛真高等学校という、インターネットから隔離された特殊な空間で育った、仲間意識の強い純粋な若者の集まり、というのがもっとも近いのではないでしょうか。
それが左派からはアイドルとして祭り上げられ、右派からは反安倍政権、または「反日」の象徴として攻撃され、疲弊して一部に牛田氏や西穂波氏のように過激な発言を繰り返したりする方が出てきてしまっている、という状態だと思われます。


いずれにせよ、SEALDsでの活動が無駄ではなかったと思えるような人生を歩んでいただきたいと思います。
 

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