アイヌってなんで美人が多いの？芸能人は宇梶剛士だけ？～顔の特徴＆有名人まとめ

アイヌの祖先民族は3～4万年前に遡ると言われ、インドから東アジアにかけた南方からの移住民と推測されています。
（諸説あり）

そしてアイヌと言えば北海道。北海道だけに居住していた訳ではありませんが、数々の変遷を経てアイヌが北海道を拠点としていた時期があります。

地名の由来がアイヌ語である土地が北海道に多いことからも、その密着性が窺えます。

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アイヌの祖先は南方ルート経由の民族

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アイヌの文化は14世紀に頃に確立されたとされ、縄文文化からの狩猟・漁労が盛んでした。
その後、北方から移住してきた（のちに和人と呼ばれる）民族が本州を中心に定着し弥生文化として進化していきます。

しかし本州などと違い、現在の北海道にアイヌ民族が、現在の沖縄には琉球民族が、それぞれ和人の影響を受けずに独自の文化を進化させていきました。

アイヌに美人が多い少ないの前に、「美人」の定義について押さえておきましょう。
ここの解釈を間違えると何でもアリになりますので。

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一般的に「美人」と言われる場合、多くの人が「美人」と口を揃えているという、個人の見解の塊というひとつの共通認識にすぎないと言えるのではないでしょうか。
上の内容からも、美人の定義が個人の嗜好で大きく変わる以上は「アイヌ＝美人」という表現ではなく、「アイヌにも美人がたくさんいる」という方が適切なのかも知れません。

美人の要素が、容貌の美しい整った顔立ちの人物ということですが、人種・種族・民族を問わず美人は存在することは言うまでもありませんね。

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芸能人は例え美人でも、そのキャラ作りによって大きくイメージが変わってしまうものです

日本三大美人を挙げておきます。

◆秋田美人
◆京美人
◆博多美人

いずれの地域も日本海側に面し、日照時間が短く紫外線による影響が少ないという共通点があり、美白を維持できたからではないかなどと考えられています。
ここでは美の基準が美白であるという前提が加わっていますが、三大美人にも明確な根拠や基準はないようです。それでも残念ながら、アイヌは日本三大美人には入っていません。

まあこれって、言ったモン勝ちみたいな所がある気がします…個人的には。

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世界三大美女を再現したCMからの一枚。
美人と呼び声の高い芸能人お三方
（波瑠・香椎由宇・山本美月）が、
楊貴妃・クレオパトラ・ヘレネに扮しています。

日本国内でも色々な見方がされているようですが、現代においてなぜアイヌは美人女性が多いと言われるのでしょうか？

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さすがに写真に残るだけあって美人と言われるに相応しい容貌ですね。

女性で特徴的なのは入れ墨、特に口の周りに注目して下さい。
皆似たような模様を彫っているのが分かります。

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女性の写真をメインに挙げてみましたが、男性もイケメンが多いという声も多いですね。
集合写真で一気に見てみましょう。

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成人男性はほとんどが立派な髭を蓄えています。
そして、幼い子供たちもとにかく彫りが深い！

現代、美人女性・イケメン男性が多いと囁かれるアイヌ。
純血とされる当時の生粋アイヌの写真を見て、あなたはどう思われましたか？
確かに現代の視点で見ても、美人女性やイケメン男性が多いような、はたまたそうでもないような。

繰り返しになりますが、どう感じるかは個人の嗜好によって変わってくるのでどちらとも言えませんし、当時には当時の基準・流行りがありました。

アイヌに限らず、その時代その時代における美人女性・イケメン男性の基準・流行りがあって当然です。

残念なことに、純血アイヌが少ないもしくは存在しない今、日本での他系統の人種との比較も「それっぽい」、または良くても「色濃い」程度で、一目でアイヌと判断できるケースは少なくなっています。

・皮膚が明褐色
・体毛（まゆ毛・まつ毛）が太く長い
・頭毛が波状にうねっている
・顔高が低く、頬骨が幅広い（縦が短く、横に長い）
・彫りが深い
・鼻骨が高い
・耳たぶが発達している
・二重瞼（まぶた）が多い
・唇が厚い
・低身長
・手足が長い
・胴が短い　　　　　など

・耳垢が湿っている
・体臭がある
・ウィンクが上手い
・指紋が少ない
・Ｏ型が多い

　など

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それぞれの顔立ちの特徴に注目しながら、並べて見ると分かり易くなるはずです。

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日本のアイヌは明治時代以降の戦争や弾圧・迫害などの影響を受けて、そのほとんどが北海道を中心に居住するようになったそうです。

近代の戦後は、アイヌは日本全国に移り住むことで混血が増え、今や純血アイヌはもういないとも言われていますが、アイヌ民族（北海道）と琉球民族（沖縄）は縄文人の系統が比較的純粋な形で色濃く残った地域なんですね。
※琉球民族は、縄文人＋本土日本人（大和民族。縄文人と弥生人の混血）の混血であるとの分析結果があります。

ここから、北海道アイヌと沖縄琉球の共通点が見えてきます。
日本の最北端と最南端であるにも関わらず、顔立ちや当時の風習・文化にも共通点が多いように見えるのは、遺伝子分析でもその類似点が証明されているんですね。

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アイヌ民族・琉球民族が縄文人（古いモンゴロイド）で、本州・九州・四国が縄文＆弥生の混血とされています。

日本列島先住民族が縄文人で、そこに新たにやってきた弥生人が本州・九州・四国で縄文人と交わり、別のスタイルで文化と血筋を進化させていったということですね。

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典型的な顔立ちのモデルさんです

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顔立ちの例であって、縄文顔＝アイヌとは限りません。

アイヌの芸能人といえば真っ先に挙げられるのが宇梶剛士。
産まれは東京都新宿区ですが、母親の宇梶静江がアイヌ出身であり、アイヌ解放運動家です。

また、叔父の浦川治造もアイヌ。宇梶剛士が北海道在住時代に色々とお世話にもなった方だそうで、その生い立ちや関係性は強いみたいです。

ただ、宇梶剛士もアイヌの血は引いているものの純血のアイヌではありません。

詩人、古布絵作家、絵本作家としても活動されています。

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アイヌの芸能人且つ有名人となると、はっきりと判明しているのは宇梶剛士だけのようです。
芸能人という枠組みかは微妙ですが、有名人を挙げてみます。

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皆さん、アイヌの血を引いているだけあって、特徴が良く表れた顔立ちをしていらっしゃいますね！

もはや北海道＝アイヌとは言えませんし、北海道出身の芸能人＆有名人や著名人を紹介するには余りにも多過ぎるので、割愛させて頂きます・・・

ただでさえ容姿端麗且つ、美人・イケメンが多い芸能人ですので、もしアイヌの血を引いた芸能人が他にも多数いたとしても不思議ではありません。

日本に限らず、芸能人という時点で、世界には顔立ちが整った美人・イケメンがうじゃうじゃ居ますよね。

彫りが深くて顔立ちがハッキリしている縄文顔の芸能人はアイヌか琉球かだなんて思われがちですが、北海道に限らず混血が進み、少なからずアイヌの血を引いている方々は芸能人に限らずどこにいてもおかしくはありません。
現代の日本では、芸能人でも一般人でも美人やイケメンがたくさんいますし、珍しいことでもないです。

ただ、縄文顔だろうが弥生顔だろうが、芸能人だろうが一般人だろうが、美人女性・イケメン男性には憧れますし、少しも羨ましいと思わない方はいないはずです。

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まさしく個人の感想です。

15世紀に和人との対立が深まり、貿易場所の限定などに納得のいかないアイヌが何度か反乱を起こしますが全て敗戦。ここから過酷な条件下での労働や生活を余儀なくされました。

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当時の政府がアイヌ民族を野蛮であると決め付け、劣等民族とみなし、狩猟や生活習慣の禁止・和人風の戸籍登録などの強制まで、あらゆる迫害・弾圧を強行し和人と同じように生活する事を強います。

明治政府が行ったアイヌに対する同化政策です。

現代ではアイヌの生活様式も当時とは異なり、純血アイヌもほとんどいないとされていますので、当時のようなあからさまな差別はありません。
しかしアイヌに対する差別があったのは事実で、現在に至ってもアイヌという言葉を差別的に使用する人々が居るのもまた事実です。

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自分たちと異なる独自の文化や生活様式を持っていたからという理由で、それを排除しようとする政府の方針。
アイヌ民族はその差別行為から避ける為に、自らがアイヌ出生であることを隠し、全国各地に移住し始め、そして現地の人々として生活を送るようになっていきました。

そして弥生人・本土日本人との混血が進み、純血のアイヌが減っていったと言われています。

現在では混血が進んだ影響もあり、顔立ちや風貌を一目見てアイヌだと判断するのは難しくなってしまいましたが、アイヌの血が混ざることで特徴が現れる要因は残っているようです。

最後に完全主観な要点まとめです。

◆彫りが深く、いわゆる濃い顔立ち
◆鼻が高い
◆眉毛（まゆげ）・睫毛（まつげ）が長い
◆肌の色が健康的な明るい褐色
◆手足が長い
◆胴が短い
◆二重瞼（まぶた）

　など

◆宇梶剛士
◆宇梶静江
◆浦山治造
◆OKI
◆萱野茂
◆酒井美直
◆砂澤ビッキ
◆多原香里

　など