【自作】オルゴールの作り方。曲もアプリで手作りできる!

自作でのオルゴールの作り方を紹介します。最近では、パソコンを駆使して電子オルゴールを自作できるキットを含め様々な種類の手作りキットが販売されています。また、アプリで曲を手作りするという方法もあります。好きな作り方を探して、誰かにプレゼントしてみませんか?

【自作】オルゴールの作り方。曲もアプリで手作りできる!のイメージ

目次

  1. 1自作のオルゴールを作ろう!
  2. 2自作するためには、まずはオルゴールの構造を理解しよう!
  3. 3どうすればオルゴールを手作りできるの?
  4. 4【自作】オルゴールの作り方①:必要な材料はシンプル!簡単なキットで手作りしよう!
  5. 5紙巻きオルゴールキット(絵柄タイプ)
  6. 6【自作】オルゴールの作り方②:パソコンで作曲?電子オルゴールを手作りしよう!
  7. 7【自作】オルゴールの作り方③:安心!体験型でプロに教えてもらいながら手作りしよう!
  8. 8【自作】オルゴールの作り方番外編①:お任せ!セミオーダーで手作りしてもらおう!
  9. 9【自作】オルゴールの作り方番外編②:こんな方法もある!アプリで自分の曲を手作りして贈ろう!
  10. 10まとめ

自作のオルゴールを作ろう!

出典: http://hara-k.art.coocan.jp

家族や友人、彼女へいつもとは違うものを贈りたいという方にぴったり!既製品ではなく、自作のオルゴールをプレゼントしてみてはどうでしょうか?
贈る相手のことを考えながら手作りしたオルゴールは世界にひとつだけのものであり、喜んでもらえること間違いなし!
この記事では、キットを使った簡単な手回しオルゴールの作り方から、パソコンを使った電子オルゴールの作り方、専門店での製作体験、アプリを使った作曲方法など、幅広くご紹介していきます。

自作するためには、まずはオルゴールの構造を理解しよう!

オルゴールを手作りするために、まずはその構造を知っておきましょう。
オルゴールの仕組みは、シリンダータイプとディスクタイプの2パターンあります。

シリンダータイプ

出典: https://www.rakuten.co.jp

シリンダータイプのオルゴールは、筒状の金属材料(シリンダー)表面に曲の音階が複数の突起で記録されています。そのシリンダーを手回しレバーやゼンマイで回転させることで、突起が前方にある櫛歯(コーム)に当たって音が鳴ります。
このシリンダーですが、交換できるタイプのオルゴールもあるため、好みの曲が記録されたものと付け替えて楽しむことができます。
また、シリンダーに突起をつける方法はプレス式と針打ち式の2種類があります。

出典: http://www.kaimeiro.com

プレス式は曲に合わせた凹凸の金型を作り、そこに鉄板をプレスすることで突起をつける方法です。特徴は、大量生産が可能なので安価ですが、型で作る分精度が落ちるため、音が若干くぐもったり、同じ音を連続して出すスピードに限界があります。

出典: http://www.kaimeiro.com

これに対し、針打ち式はシリンダーの突起をつける部分に穴を1つずつ開け、そこのピアノ線と同材料のピンを1本1本打ち付けていく方法です。特徴は澄んだクリアな音がし、早いピッチの曲にも対応可能ですが、手間とコストがかかるためやや値が張ります。

ディスクタイプ

ディスクタイプは、曲の音階がディスク盤に突起で記録されたものであり、音が鳴る原理はシリンダータイプと同様です。
ディスクに突起をつける方法は、裏側から1つ1つ打ち抜く方法やプレス式などがあります。
また、ディスクタイプもシリンダータイプと同様、交換が可能です。

出典: http://kenthouse.exblog.jp

ディスクタイプとシリンダータイプの違いは、ディスクの方がシリンダーに比べて省スペースなため、その分櫛歯の大型化や歯の数の増加が可能になり、より複雑な曲の演奏ができるようになったことなどが挙げられます。

どうすればオルゴールを手作りできるの?

自力でのオルゴールの作り方は、専用キットを使って好きな曲が記録されたシートを差し込むだけの簡単なものから、自分で打ち抜いてシート状に曲を記録するもの、パソコンを駆使して作る「電子オルゴール」、アプリを使って自作した曲を贈るもの、セミオーダー、専門店主催の手作り体験に行って一から組み上げるものなど様々あります。

【自作】オルゴールの作り方①:必要な材料はシンプル!簡単なキットで手作りしよう!

オルゴールケースのみ自作するキット

出典: http://enokiya.com

音が鳴る部分は既製品を使い、外装のボックスのみを組み立てて作る簡単な手回しオルゴール作製キットです。
材料はこれだけ。

出典: http://enokiya.com

くさび形の部品を組み上げてボックスを作ります。
材料は無塗装の状態なので、水性ペンや着色料を使って絵やメッセージを書くなど、自分の好きなデザインにすることができます。

また、ここで紹介したもの以外に、よりしっかりした材料を使った本格的な手回しオルゴール作製組立キットも数多く販売されています。

紙巻きオルゴールキット(楽譜タイプ)

出典: http://www.izu.fm

オルゴール部分は既に組み上げられている物ですが、オルゴールに通す楽譜部分を自作するキットがあります。
楽譜部分の作成は、付属のパンチを使って所定の箇所に穴を開けていく方法になります。
出来上がった楽譜シートをオルゴールに差し込んで手回しレバーを回すと、シートに記録された曲が演奏されます。

紙巻きオルゴールキット(絵柄タイプ)

出典: http://tokyonominoichi.com

また、上記の楽譜タイプだけでなく、絵柄に所定の穴開け箇所があるものも販売されています。
絵柄の種類は、左の写真のような花のデザインのものや、人や動物が描かれたものなど様々あります。

【自作】オルゴールの作り方②:パソコンで作曲?電子オルゴールを手作りしよう!

電子オルゴールとは?

出典: http://www.mes-ekit.com

電子オルゴールとは、電子的に音を鳴らしてメロディーを奏でるもののことです。IC(集積回路)チップに記憶させた音楽を、薄い板状のスピーカーで再生します。

出典: http://www.mes-ekit.com

左の写真のような電子回路を組むことで動作します。
アナログなオルゴールとは違って手回し式ではなく、スイッチやセンサーのオンオフで曲が流れます。

出典: https://item.fril.jp

電子オルゴールは省電力でも動作可能なので、小型の光電池と組み合わせて使用されることも多いです。
誕生日や結婚式で配られる音が鳴るメッセージカードは、開くと同時に光をセンサー感知し、それに反応してICチップ内に記録された音楽が圧電スピーカーから出力されます。

電子オルゴールの作り方は、基本的にはキットに従う

出典: http://blog.digit-parts.com

電子オルゴールの作り方は、電子回路の作成から始まります。基本的には専用キットを使って組むことになり、金属線をねじって繋げていくだけの簡単なものから、ハンダゴテを使って組んでいくものなど様々な種類が販売されています。

パソコンがあれば、曲やメロディーを自分で作製可能

出典: http://news.livedoor.com

オルゴールで鳴らす曲やメロディーは、既にICチップに記録されているものを利用する他に、パソコンで自作してマイコンに書き込むこともできます。
電子工学に詳しい方であればプログラミングでパソコンのExcelを利用した書き込みソフトを作成できます。詳しくない方は専用のフリーソフトをパソコンにダウンロードしましょう。

【自作】オルゴールの作り方③:安心!体験型でプロに教えてもらいながら手作りしよう!

「自分一人で上手く作れるか心配」という方は、オルゴールを売っているお店で催されている製作体験に参加してみてはどうでしょうか?
材料は全てお店が準備してくれますし、作り方もプロの方が教えてくれるため、安心して作業に取りかかることができます。

出典: http://www.otaru-orgel.co.jp

こちらは小樽にあるお店で、オルゴールの製作体験ができます。
体験コースはオルゴールベースや手回しオルゴールに材料をトッピングしていくだけの簡単なものから、手回しのムーブメントを自分で一から組み立てていくものまで幅広くあります。

出典: https://www.rokkosan.com

六甲オルゴールミュージアムでも同様の体験ができます。
こちらはどの体験コースでも、職人さんがオルゴールの作り方だけでなく知識に関しても丁寧に教えてくれるため、新しい広がりとともに自分だけのオンリーワンのオルゴールを作ることが可能です。

【自作】オルゴールの作り方番外編①:お任せ!セミオーダーで手作りしてもらおう!

「オルゴールを作る時間がなかなか取れない」「製作作業は苦手だ」という方は、オルゴール製作会社にセミオーダーで作ってもらうことも可能です。
純粋な意味での「手作り」ではないものの、自分でオルゴールのタイプや曲を選定するため、相手への気持ちがこもったプレゼントになります。

【自作】オルゴールの作り方番外編②:こんな方法もある!アプリで自分の曲を手作りして贈ろう!

出典: https://itunes.apple.com

こちらはiOS対応の「iorgel」というアプリです。
このアプリには、最初からいくつかプリインストールされている曲もありますが、自分で作曲することも可能です。
作った曲はオンラインで共有することもできるため、「相手にアプリをダウンロードしてもらって、曲を聴いてもらう」というデジタルなプレゼント方法になります。

出典: http://app-field.com

こちらはiOS、Android両対応の「うぐいすオルゴール」というアプリです。
このアプリも曲の自作が可能で、共有化できる点も「iorgel」と同様です。

まとめ

出典: https://www.ebook5.net

「大切な人に自分で手作りしたものをプレゼントしたい」「趣向を凝らしたものを作りたい」という方には、自作オルゴールがうってつけです。
大切な思い出や相手への想いを素敵な音色に込めて、是非世界に一つだけのオルゴールを作ってみてください!

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編集部
この記事のライター
Cherish編集部

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