ブラックキャップの効果的な置き場所！ゴキブリ対策しよう！【場所別】

ブラックキャップとは、アース製薬から販売されているゴキブリ用毒餌剤の商品名です。置き場所に困らないコンパクトな容器で、煙も一切出ないため台所や寝室でも安心して使用できます。効果も高いと評判になっており、人気のゴキブリ対策アイテムとなっています。

ブラックキャップには4つの特徴があります。カギとなるのはプロがノミや蟻、ゴキブリなどの駆除をするときに使用する殺虫成分「フィプロニル」。この成分の特性を踏まえながらブラックキャップの特徴を解説します。

ブラックキャップは、卵を抱えたゴキブリが毒餌を食べると、卵も一緒に駆除することができます。神経系に作用する殺虫成分のため、ゴキブリが抱えている卵にも効果を発揮します。

ブラックキャップはゴキブリの巣を駆除する事もできます。ブラックキャップに使用されている殺虫成分「フィプロニル」は遅効性があり、巣に帰って死んでしまったゴキブリのフンや死骸を食べた他のゴキブリを駆除することが可能になっています。

大型のクロゴキブリや、成虫になって大きくなったゴキブリにも効果があります。ブラックキャップの殺虫成分は、国内の全てのゴキブリに効果があるため、ゴキブリの種類を選ばずに駆除することが可能です。

ブラックキャップは即効性が高く、早い時期からの対策だけでなく、実際にゴキブリが繁殖したり侵入した後でも効果があります。置いたその日にブラックキャップの毒餌を食べたゴキブリがいれば、その日から多くのゴキブリを駆除することが可能になっています。

ブラックキャップは適切な置き場所に設置する事で、100％の効果を発揮します。ここでは、置き場所に悩んだときに、どういった基準で選べば良いのか解説します。

ブラックキャップの置き場所は、ゴキブリの出現率が高い場所を選びましょう。出現率が高い場所にブラックキャップを置くことで、ゴキブリが毒餌を食べる確率がとても上がります。

よく遭遇する時期や場所には多めに置きましょう。ブラックキャップを多めに置くことで、より確実に毒餌を食べさせることができますし、餌を探す能力が低い幼虫もしっかりと駆除することができます。

ここでは、ゴキブリが好む場所を紹介していきます。ブラックキャップの効果的な置き場所を知るにはゴキブリが好む場所や条件を把握することが一番の近道です。

ゴキブリは壁をつたって移動したり、遮蔽物に隠れながら移動する習性を持っています。このため、部屋の隅はゴキブリが好んで通り道としたり隠れていることが多い場所です。

家の中でも最もゴキブリが好み、巣となりやすい場所が水回りです。髪の毛や食品のカスがあり、水も豊富で湿度が高いこともありゴキブリがよく出現します。水回りが不衛生であるとゴキブリだけでなく、コバエや蟻の発生の原因になるので清潔にしておきましょう。

ゴキブリは湿度や温度が高い場所を好みます。家の中でも浴室や台所、寝室は温度や湿度が高くなりやすいためゴキブリが生息しやすい空間になっています。

ゴキブリは夜行性のため暗くて狭い場所を好んで活動しています。棚の中や家具の隙間、家電の下など暗い場所に潜んでいます。

ベッドやソファーの下、家具の隙間などホコリがたまりやすい所もゴキブリが好む場所です。ホコリや髪の毛、犬や猫などのペットの毛もゴキブリは食べるため、日ごろの掃除が行き届きにくい場所を好んで隠れています。

ブラックキャップは適切な置き場所に設置しないと100％効果を出すことができません。効果的な置き場所をしっかりと把握して、しっかりとゴキブリを駆除していきましょう！

ブラックキャップの置き場所でオススメの場所は部屋の隅です。特にキッチンに近い場所や窓際、家具の隙間などゴキブリの通り道となる場所を置き場所に選ぶことで効果的にゴキブリを駆除することができます。

玄関はゴキブリの出現率が高いのでブラックキャップの置き場所として効果的です。人間の出入りに紛れてゴキブリが侵入したり、ホコリを目当てに集まることがあります。これらのゴキブリを駆除するためにも、ブラックキャップをしっかり置きましょう。

寝室は湿気が多くなりやすく、ホコリや髪の毛がたまりやすい場所なのでブラックキャップの置き場所として有効です。寝室にブラックキャップを置くことで、湿気やホコリを目当てに侵入してきたゴキブリを駆除することができます。スプレーの殺虫剤のように床や寝具を汚さないので、寝室でのゴキブリ対策はブラックキャップが最適です。

浴室や洗面所は髪の毛が落ちやすく、高温多湿になりやすいためブラックキャップの置き場所としてオススメの場所です。換気扇の隙間から侵入してくるケースもあるので、浴室や洗面所にブラックキャップを配置しておくことで効果的にゴキブリを駆除することができます。

家の中で最もゴキブリが潜んでいる確率が高いのが台所です。湿度や温度が高くなりやすい場所が多く、エサや水も豊富、そして隠れる場所が多く巣になりやすい場所なので、絶対に外せないブラックキャップの置き場所と言えます。棚の中や冷蔵庫などの家電の下、シンクの周りなど効果的な置き場所に配置して、ゴキブリを駆除しましょう。

ブラックキャップの置き場所としては、トイレもオススメです。エサや水があり、湿度や温度が高い場所なので、ゴキブリが良く出現します。また、換気扇もあるためゴキブリに侵入されやすい場所です。

ベランダもブラックキャップの置き場所としてもオススメの場所です。ベランダにブラックキャップを置くことで、隠れているゴキブリや家の中に侵入しようとしてくるゴキブリを駆除することができます。犬や猫などのペットが誤飲しないように、置き場所に気を付けることも忘れないでください。

屋外からもゴキブリは侵入してきます。ここでは屋外で効果的なブラックキャップの置き場所を紹介していきます。また、ブラックキャップは屋外用のものもあるので、これらの置き場所に設置する際には屋外用をぜひ活用してみてください。

侵入しようとしてくるゴキブリには、出入り口にブラックキャップを置くことで対策しましょう。ほんの数ミリの隙間でもゴキブリは侵入することができるので、塞ぐことができない隙間付近や出入り口付近をブラックキャップの置き場所にすることで、ゴキブリを駆除することができます。

窓の下も開け閉めの際や、隙間からの侵入を許してしまうことが多い場所なので、ブラックキャップの置き場所として押さえておきたい場所です。侵入しようとするゴキブリ対策のためにも、しっかり配置しましょう。

室外機の下などは、ゴキブリが潜みやすい場所です。また、室外機を経由して家の中にゴキブリが侵入してくることもあるので、エアコンの室外機付近もブラックキャップの置き場として有効です。

排水口付近もブラックキャップの置き場所として効果的です。エサになるものが多く、水が多い場所なのでゴキブリが出現することが多い場所です。外からの侵入を防ぐためにもしっかりとブラックキャップを置いておきましょう。

置き場所を選ばず、手軽に設置することができるブラックキャップですが、注意点が2つあります。これから紹介する注意点をしっかりと意識して効果的にブラックキャップを使用しましょう。

ブラックキャップは長期間の配置となると毒餌が湿気を含んで、ゴキブリが食べにくくなったり、引き寄せる効果がなくなってしまうので有効期限を意識して使いましょう。定期的に新しいものを配置することで、高い効果を持続させることができます。

犬や猫などのペットや、子どもが居る家庭では置き場所に注意しましょう。犬や猫、子どもが誤飲しないように対策されていますが、殺虫成分は体に有害です。子どもや犬などのペットを守るためにも、遊ばない場所に置くことを心がけてください。

ブラックキャップの効果は1週間以内には実感することができます。毒餌を食べたゴキブリが実際に死に至るまでには数時間から1日ほどかかり、巣のゴキブリの駆除には1,2日ほどかかります。効果的な置き場所に設置できれば置いたその日から効果を実感することも可能なので、置き場所はしっかりと選びましょう。

ゴキブリの死骸を処理するときには、死骸は袋などに密閉して捨てましょう。成虫のゴキブリは死ぬ間際に卵を落とすこともあるので、見つけた場合は一緒に密封して孵化しないように殺虫剤をかけておくと良いです。ゴキブリの死骸を放置すると他のゴキブリの餌になることもあるので、できるだけ素早く処理することを心がけてください。

ゴキブリ対策は、最も活動が活発になる時期の夏以外でも必要になってきます。特に春や秋などの時期にしっかりと対策しておくことで、夏場に出現するゴキブリを減らすことができます。

1年を通して最も重要な対策が、台所にゴキブリの餌になるものを放置しないことです。餌や水、隠れる場所が多いため巣になりやすい場所なのが台所。餌になるものを放置しないだけでも、ゴキブリが寄ってくる確率をかなり減らすことができます。

ゴキブリが住みにくい環境を常に作っておくことで、ゴキブリが寄り付きにくい家にすることができます。リビングや寝室、台所は定期的に隅々まで掃除をしたり、隠れ家になりやすい段ボールや新聞紙などの紙類は早めに処分するようにしましょう。

ゴキブリ対策にはくん煙殺虫剤で定期的に行うことがオススメです。活発でない時期でもゴキブリは家に潜んでいます。寝室やリビング、台所を中心に定期的に使用し、家の中にいるゴキブリを確実に駆除して夏場の繁殖を防ぎましょう。

ブラックキャップ以外にもゴキブリ対策アイテムは数多くあります。併用していくことでより、ゴキブリ駆除をスムーズにしてくれるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

昔からゴキブリ対策アイテムの定番となっているホウ酸団子。自宅で作ることもできたり、市販の物も比較的安価で購入できるため、気軽に使うことができるゴキブリ対策アイテムです。

キンチョーから発売されている毒餌タイプのゴキブリ対策アイテムです。使い方はブラックキャップと同じで、コンバットの方が容器が大きく、ゴキブリを誘う範囲が1個でも比較的広いことが特徴です。殺虫成分はゴキブリや蟻の駆除に使われるヒドラメチルノンが配合されています。

ゴキブリホイホイもゴキブリ対策の定番アイテムです。仕組みは、箱の中の餌でゴキブリを誘いだして吸着剤で捕獲するという仕組みになっています。ゴキブリ1匹の駆除にはとても効果を発揮しますし、家にゴキブリが潜んでいるか調べることもできます。

ゴキブリと出会ってしまったときの頼れる味方といえばゴキジェットです！スプレータイプのゴキブリ対策アイテムで、即効性が高く人間には比較的無害な成分で素早くゴキブリを駆除してくれます。忌避効果があるのも特徴で、定期的に玄関などに撒いておけばゴキブリを寄せ付けないようにすることもできます。

くん煙殺虫剤として有名なバルサンもオススメです。時期を選ばずに使用でき、隠れている害虫をしっかり駆除してくれるのが大きなメリットです。定期的にバルサンを使い、他のグッズを合わせて使用することで、ゴキブリのいない快適な空間にすることができます。

今回は、ブラックキャップの効果や効果的な置き場所について解説しました。ゴキブリの対策は早い時期から行うことがとても重要です。ブラックキャップの効果的な置き場所をしっかりと把握して、巣ごと駆除していきましょう。そして、家をゴキブリの居ない快適な空間にして、素敵な時間を過ごしてください。