ホッピーの味とは?おすすめの飲み方や種類別の味の違いも!
居酒屋でホッピーを飲んだ事はありますか?ホッピーはビールと似たような味をしていますが、スッキリとして飲みやすいのが特徴的です。コンビニなどで見かけた事がない人でも、居酒屋で取り扱っている事があります。今回はホッピーの味やおすすめの飲み方をご紹介いたします。
目次
ホッピーって知ってる?ビールなの?
コンビニやスーパー、居酒屋などへ行くとホッピーを見かける事があります。ホッピーの味はビールに近い清涼飲料水ですが、最近では割って飲むものとして親しまれています。今回はホッピーの味や種類などについてご紹介いたします。
ホッピーの誕生の歴史とは
ホッピーはビールの代用として1948年に現在のホッピービバレッジから発売されました。発売当時は戦後だったため、あらゆる物資が不足しておりビールを飲むこともままならない状況でした。ビールが高級品として扱われていた時代に誕生したのがホッピーです。
ホッピーの名前の由来!
ホッピーという名前は、本来であれば本物のホップを使ったノンビアから取ってホッビーと名付けられる予定でした。しかし、ホッビーとは言いづらいため、濁点部分を変えてホッピーという名前が付けられました。
ホッピーの味とは?
ホッピーは本来のビールよりもあっさりとした口当たりの良い所が魅力的です。原材料も似ているので味はビールに近いですが、どちらかと言うとノンアルコールビールのような味をしています。ビールに慣れていない人でも気軽に飲む事が出来ます。
ホッピーの種類や特徴を紹介!
ホッピーには通常のホッピーから黒ホッピーなどさまざまな種類があり、その種類によっても味や特徴が異なります。定番のホッピーから、記念として作られた珍しいホッピーまであります。次はホッピーの種類や特徴についてご紹介いたします。
ホッピー
通常のホッピーは業務用で内容量も大きいサイズとなっています。スッキリとした味わいが特徴的で、何度飲んでも飽きない風味が魅力です。焼酎割り飲料としても親しまれており、それぞれの好みに合わせて割るお酒やその量を変える事も出来ます。
黒ホッピー
黒ホッピーは通常の業務用ホッピーとは異なり、日本人好みのビールテイストとして4種類もの麦芽がブレンドされています。黒ホッピーは苦味と香ばしさが残るので、大人の味と共に甘味が口の中に広がっていきます。
ホッピー330
家庭向けに開発されたホッピー330は、未回収のボトル仕様のデザインで販売されています。中身は同じですが、見た目のデザインや内容量が業務用とは異なります。瓶はリサイクルされて再びガラス瓶の原料になるので、環境にも配慮しています。
ホッピーブラック
ホッピーブラックは黒ホッピーと中身が同じ商品です。こちらのホッピーブラックはホッピー330と同じく家庭向けに販売されている商品で、黒ホッピーよりも内容量が小さい未回収ボトル仕様となっています。瓶はリサイクルされ、ガラス瓶として再利用されます。
55ホッピー
ホッピーでは発売55周年を記念して55ホッピーを販売しました。2013年にモンド・セレクションを受賞しており、麦芽100%で海洋深層水を一部使用しています。醸造時間も他のホッピーの倍の時間でしっかり熟成されています。
ホッピーと業務用ホッピーは味が違うの?
ホッピーは居酒屋で飲む事が出来る業務用のものと、スーパーやコンビニなどで販売されているホッピーの二種類があります。ラベルは業務用と家庭用で異なりますが、どちらも中身は同じとなっています。味は業務用も家庭用も同じものですが、ラベルのデザインが異なるのと内容量が業務用の方が大きいのが特徴です。
ホッピーはどこで買えるの?コンビニで買える?
ホッピーはスーパーやコンビニでも購入する事が出来ます。ただし、ホッピーのシェアは8割が関東圏を占めています。その他の地域のスーパーやコンビニではホッピーを取り扱っているお店でなければ飲む事は出来ません。近くにホッピーを取り扱っているスーパーやコンビニがなければ、ネットで取り扱っている通販サイトもあるのでチェックしてみてください。
ホッピーの美味しい飲み方6選!
ホッピーは基本と言われている三冷ホッピーから、割る量やお酒の種類によってさまざな風味を楽しむ事が出来ます。どの割り方も美味しいものが多いので是非試してみてください。次はホッピーの美味しい飲み方をご紹介いたします。
【基本】三冷ホッピー
最近ではホッピーはビールの代わりではなく焼酎と割って飲むスタイルが定着しています。三冷とはホッピーと焼酎、ジョッキをしっかり冷やした状態で楽しむ飲み方です。三冷ホッピーはジョッキは凍らした状態の方が美味しく飲めるのでおすすめです。氷を入れてしまうと溶けた時に味が薄くなってしまいますが、三冷であれば味が薄まらずに最後まで美味しく飲めます。
ハーフ&ハーフ
ホッピーはお好みで焼酎の量とホッピーの量を調整する事も出来ます。お酒の強さや飲みやすい味に変えて楽しむのもおすすめです。中でも人気となっているのは白ホッピーと黒ホッピーを半分で割ったハーフ&ハーフです。スッキリした飲み口と独特のコクが半分ずつ混ざり合うので、いつもとは違う味を楽しめます。
ホッピー×白ワイン
ホッピーは白ワインと混ぜ合わせても美味しく飲む事が出来ます。スパークリングワインに近い味になるので、洋食や和食でも合います。ワインが好きな人でも美味しく飲むことが出来るのでおすすめです。自宅にある白ワインと合わせて飲んでみてください。
ホッピー×ジン
ホッピーの基本としては焼酎で割るのが一般的ですが、ジンとホッピーを割っても美味しくなります。焼酎で割るよりもドライな飲み口になるので大人の味を楽しみたいという人にはピッタリです。
ホッピー×コーラ
お酒だけではなく、コーラなどの炭酸飲料と一緒に割るとまた違った味を楽しめます。コーラ自体に強い味があるので、ビールの苦味や風味を打ち消してくれます。また、お好みで少し焼酎を足すと爽やかな風味のホッピーが完成します。
お好みのカクテルで割る
ホッピーはどのお酒と合わせても美味しく飲む事が出来ます。ラムやジン、リキュールなどと合わせても美味しいです。色々な組み合わせを試してみて、自分だけのお好みの一杯を見つけてみてください。
居酒屋でのホッピーの頼み方を解説!
居酒屋でのホッピーの飲み方としては、頼んだ時に三冷ホッピーのようにジョッキに氷と焼酎が入った状態で出てくる事が多いです。居酒屋では焼酎を中、ホッピーを外と呼び、注文時には中と外をセットで頼みます。ジョッキにはお好みの量のホッピーを注いでください。焼酎は飲み切れてもホッピーが余る事が多いので、その際は中のみをおかわりしてください。
居酒屋でホッピーの飲み方おすすめ3選!
居酒屋で注文する時はホッピーの種類が多い時もあります。三冷ホッピー以外にも珍しい生ホッピーや、そのお店のオリジナルカクテルが用意されている事もあるのでチェックしてみてください。次は居酒屋でのホッピーのおすすめの飲み方をご紹介いたします。
生ホッピー
生ホッピーとは関東圏の中でもごくわずかなお店でしか飲む事が出来ないと言われているほど希少なものです。樽に入っているホッピーをサーバーを使って注ぐので、きめ細やかな泡とホッピーの味をしっかり味わう事が出来ます。
シャリシャリホッピー
シャリシャリホッピーは、ホッピーと合わせる焼酎をシャーベットのように凍らせて飲むというものです。凍らせた焼酎が氷の役割をしてくれるので、溶けても味が薄くならずそのままの味を楽しむ事が出来ます。ただし、焼酎を凍らせるとアルコール濃度をあまり感じなくなる事もあるので酔い過ぎないように注意しましょう。
オリジナルカクテル
ホッピーは焼酎以外にもジンや梅酒、その他のソフトドリンクと合わせる飲み方もあります。合わせるドリンクやお酒によっても風味が変わります。お店によっても独自の割り方をメニューとして提供している事もあるので、自分好みのオリジナルカクテルを見つけてみてください。
ホッピーは飲み方いろいろ!お気に入りの飲み方を見つけよう!
ホッピーには三冷ホッピー以外にも色々な飲み方があり、割り方やお酒の種類によっても味が異なります。居酒屋でしか味わえない事が多いですが、家庭用であればホッピーや黒ホッピーがコンビニやスーパーで販売されている事もあります。是非この機会にホッピーを味わってみてください。