「セックスレス」の意味とは？年代別・男女別の原因や解消法も！

セックスレスとは、カップルや夫婦などにおいて長期間にわたり性交渉のない状態を指します。一般的には、パートナーがセックスを望んでいるのにも関わらず、相手から長期間拒否されていることを意味しています。日本性科学会によれば、セックスレスとは、「病気など特別な事情がないのに、1か月以上性交渉がないカップル」と期間も定義しています。

医学的に期間は1か月とされていますが、意味合いとして、期間は関係なく、パートナーと自分、どちらか一方が頻度に満足しておらず、不満を抱いた場合、それはセックスレスと言えるでしょう。

セックスレスはよく耳にしますが、その対義語として『セックスフル』があるのを皆さんご存知でしょうか？あまり聞きなれない言葉かもしれませんね。

セックスフルとは、3年以上交際していて、週1回以上性交渉をする状態を意味します。

セックスレスは、夫婦や恋人と離婚や破局の原因に十分になり得るのです。やはり、セックスレスは体にも心にも大きなストレスを感じるものです。日本でも男女ともに1割程度の人は、パートナーとの性的不調和を感じて離婚したいと望むことがあるそうです。

日本はセックスを恥ずかしいものと認識している人も多く、セックスレスで離婚というのはまだそんなに浸透していませんが、海外では、セックスレスで離婚はよく聞く話ですよね。大好きなパートナーとセックスレスが原因で破局は絶対避けたいところです。

日本は世界的に見ても、セックスレス1位。世界的にセックスの平均は年間約103回なのに対して、日本は年間約48回。とても少ないのがわかりますね。

海外では愛情表現と捉えており、頻度も高いです。また、心と体の健康という意味でも性欲を我慢するのはよくないと考えられています。日本の夫婦は4割〜6割はセックスレスというデーターもあります。

セックスレスになるのにも原因があります。
年代別に紹介していきます。

・仕事が忙しくて疲れている
・同棲をきっかけに家族という認識になり減った

男性も女性も働き盛りの20代、疲れていると性欲よりも疲れが勝るようです。また、草食男子や草食女子が増えて二次元で満足する人もいるそうです。
20代からセックスレスの日本はとても深刻です。

・妊娠、出産を機にセックスレスになった
・立会い出産をしてから妻を女性として見れなくなった
・気持ちの余裕がない

男性側が女性を思いやりセックスを我慢しますが、そこから期間が空き再開するタイミングが難しくなるそう。立会い出産をして妻の頑張る姿を見て、感動と共に女性として見れなくなるという人もチラホラ。また、女性側が出産育児に追われて余裕がないという声もありました。

・面倒
・相手への不満

とういう声が多くあり、不満が募ると愛情も希薄しますが、子育ても一段落し、性欲が強くなると言われている40代、男女ともに不倫に走りやすいそうです。

・男性の性機能、体力の衰え
・女性の閉経

など身体的理由が多くあげられます。しかし、60代や70代でもセックスフルの夫婦もいるのも事実です。何歳になっても愛情表現のひとつとして楽しめるのが理想ですね。

男性のセックスレスに悩む女性が多いことを知っていますか？一般的にセックスに対しては男性の方が積極的というイメージが日本には広がっていますが、実はセックスレスな男性が多いんです。その原因を3つご紹介いたします！

男性は女性が思っている以上に繊細で、傷つきやすいのです。一度でも心無い断り方をされると引きずってしまい、トラウマになることも。トラウマになると拒否されるのが怖くて誘いづらくなりどんどんセックスレスになっていくこともあります。女性側も、気分じゃない時も、しっかり思いやりのある言い方や言葉態度で接してあげましょう。

男性の性機能は年齢と共に衰えていきます。ですので、勃起力が低下するのは自然なことを意味します。男性が問題を抱え、うやむやにし、そのまま夫婦間で問題を解消せずセックスレスになることもあり得ます。いつまでも健康で仲良くいるためにも、男性だけの問題ではなく、パートナーの女性も夫婦として思いやり、一緒に問題解消に目を向けてあげましょう。

具体的な解消策としては、市販にもある精力剤を使ってみたり、恥ずかしがらずに病院を受診することがお勧めです。

夫婦仲は円満でも、セックスレスが多いのが日本の特徴。パートナーと一緒に過ごす時間が長くなると、一人の女性から家族という存在に変わることが多いです。

家族として認識されるのはとても幸せなことですが、家族と考えてしまうと、なかなか男性側が女性を女性として見れなくなると答える男性が大多数でした。

女性は生理の前は女性ホルモンが最も少なく、性欲も弱くなります。

また、「オキシトシン」通称幸せホルモンと呼ばれるホルモンは愛情を強めるホルモン。セックス中、授乳中など赤ちゃんと触れ合っているときにも多く分泌されることがわかっており、赤ちゃんと触れ合うことで精神的にも身体的にも満たされて性欲が弱くなるということも考えられます。

母親になってからセックスをしたくないという女性の割合は6割という結果も。妊娠や出産により、性欲が減退。”母親”になり、多くの女性が旦那さんとの性生活を本音では拒否したいのが現状。大好きでも、そこは気持ちが追いつかないようです。

出産を経て子育てをする女性の多くは、気持ちと時間に余裕が持てず、毎日まいにち一生懸命に子育て、育児、家事をしています。また、ある程度子育てが一段落したら、外で働きたいという女性も多く、家事に育児に仕事に奮闘していると余裕もなかなか持てないという声も。

夫婦間で気持ちの共有や役割分担をして思いやりの気持ちを伝えてあげると少しは余裕が出てくるかもしれませんね。

子供が生まれると子供中心の生活になっていきます。そうなると悪気はなくても、旦那さんのことはないがしろになってしまいがちという声が多くありました。

たまには、家族に子供を見てもらい、夫婦二人でデートもおすすめです。

3人に1人の割合でセックスが苦手な女性がいるそうです。

セックスが苦手と思う女性の多くの理由は
・めんどくさい
・下手な男性としかしたことがない
・仕事などで疲れている
・ムード作りがなっておらず気持ちがのらない

などがあがりました。

恋人や夫婦というのは相手がいて成り立つ関係。いつもそばにいて支えてくれる大切なパートナーに思いやりの気持ちや言葉や態度で愛情表現することが大切です。

夫婦が仲良しでいられる10の秘訣！を参考に、思いやりの気持ちを意識して、より一層なかよしラブラブになりましょう。

セックスフルなカップルや夫婦には健康で若々しい人が多いのはご存じでしょうか？

週1〜2回のセックスで心も体も健康でいられるとお医者さんもオススメするほどなんです。
具体例として
・若返りの効果
・美意識の向上
・免疫力アップ
・運動になる
・お互いの体の異変にすぐ気づける

などが挙げられます。
セックスフルで心も体も健康になりましょう。

男性は仕事をして疲れていたり、女性は出産や子育てに忙しく気分がのらないこともしばしば。しかし、期間が空けば空くほどにセックスレスは進行してしまいます。

相手が疲れているときは、気持ちに寄り添い、思いやり、理解をしてあげることで支えてあげると時間にも気持ちにもお互い余裕が出来ます。

自分のパートナーの性的嗜好を理解していますか？お互いの好みやこだわりを刺激し合うことでより一層楽しいセックスができます。

今の時代、たくさんのラブグッズも売っているので二人で冗談交じりに色々な物を試してみましょう。ここを見直したことでセックスレスからセックスフルになったという声も多く聞きます。

出産をして子供がいるご家庭やマンネリ化してしまったカップルからたくさん声があがったのは
・ホテルデート
・バスルーム

いつもと違った雰囲気の場所で二人の愛を感じ合えると人気です。

セックスレスの本当の意味や、セックスレスになる原因から解消法まで詳しく紹介しました。セックスをすることで、お互いより思いやり、二人の愛がより深まり健康で若々しくいられます。大好きなパートナーだからこそ、セックスレスを解消してパートナーと心も体もより健康になりましょう。