したたかの意味とは？したたかな女性の特徴7選！男性のウケは良い？

したたかは人の性格や雰囲気を表す時に使うことが多いと思いますが、したたかと言う言葉を聞いてどんなイメージをお持ちですか？また、したたかという単語を知っている人は多いと思いますが、上手く使いこなしていますか？正しい使い方を知っていますか？ここでは、したたかの本来の意味を探っていきます。早速見ていきましょう。

早速したたかの本来の意味を見ていきましょう。辞書にある「したたか」は次の意味を持ちます。①強くて手ごわい様子。②強くていかめしい様子。 ③しっかりしている様子。④大げさで甚だしい様子。この４つがしたたかの本来の意味にあたります。本来の意味からみると「したたかな女性」の使い方には、良い意味の「しっかりとした女性」と悪いイメージを含む「強くていかめしい女性」の両方を表現することが分かりますね。

したたかには、良いイメージと悪いイメージの２つを意味すると説明しましたが、近年では悪い意味で捉える場合が多くなってきたようです。悪い意味のしたたかには、「図太いイメージ」や「素直でなく裏表がありそう」、「女性らしさが足りない」などといった、マイナスの印象が強くなってしまうのかもしれません。「自立」はしていますが「自分中心」に物事を進めようとする傾向があるため、「ずる賢い」という印象を与える場合もあるようです。「したたかな女だな」と言われたときには、相手の真意を探ってみてはいかがですか。また使い方を注意する必要があります。

よく考えずにしたたかを使うと、相手に誤解を与えてしまったり、本当に伝えたいことが伝わらない可能性があります。ここでは「したたか」の使い方と例文を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

まずはしたたかの類語からご紹介します。したたかは漢字で「強か」や「健か」と書きます。どちらも同じ意味で「強くていしっかりしている様子」を表します。類語は[勇猛][豪胆]という「強く勇ましいこと」を指します。他の類語には、[気丈夫][タフ][心強い] といった「精神的に強いこと」があります。体力的な強さ・精神的な強さを表す類語はかなり存在しまよね。

次に、似た意味のある「あざとい」について説明しましょう。「あざとい」には以下の意味があります。 ①やり方があくどい。ずうずうしく抜け目がなく、ずる賢い。②思慮深さに欠けるが、小利口であるさま。計算高い。近年では、“小悪魔”なんて言葉で表現されたりもしますね。

そして、「あざとい」と「したたか」の使い方を比較すると以下の例文になります。「あざとい」は「実力以上の評価を得たあざとい人だ」（≒抜け目のない人）。「したたか」では「したたかな人だから言うことを聞かない」（≒簡単に屈する人ではない）となります。つまり「あざとい」は「小利口で抜け目ないようす」の意味をもち、一方で「したたか」は「他人からの圧力に簡単に折れない様子」を表す違いをもちます。例文からは、「あざとい」も「したたか」もいいイメージを持ちませんね。

自立していて、芯のある女性は魅力的。しかし一方で「したたかな女性」と言われると、ずる賢い女性や計算高い女性といった悪いイメージをもたれがちですね。「したたかだね」と言われて、良い意味？それとも悪い意味？……と疑問を抱いている女性も少なくないはずです。

したたかな女性とは、「男の前では媚を売るが、女の前では態度が違う」「相手によって態度を変える」といった特徴のある人を指すことがあります。したたかには「ずる賢い」という印象があるので、相手によって態度を変え、機嫌をとったり、媚を売る人を表します。「八方美人」と似たニュアンスがあります。ずる賢い性格の女性は、悪いイメージを持たれがちです。

したたかな女性の特徴として、「計算高いこと」「世渡り上手であること」が挙げられます。計算高いとは、 何かを行う際には、自分にとって損か得かで判断し、得になるようにしようとすることです。そのため世渡り上手で、いつも上手くいくような状況を作り出せるのです。 世渡り上手でも、自分が良い思いをするにはどのようにしたらよいか考える、計算高い女性にはいいイメージを持てませんね。

 

また、計算高い行動をとる女性というのは、敵を作りやすく嫌われることも少なくありません。ですが、計算高い女性には、そんな周りの目が気にならない程の強いメンタルを持っている人が多いのです。嫌われようが陰口を叩かれようが、本人が一番気にしていないというのはよくあることです。
 

例えば、その場にいる人間のうち、誰の地位が一番高いかを嗅ぎ分ける女性やお金持ちや権力者になびく女性のことも「したたかな女性」を指します。先ほどの説明にもあった「計算高い、世渡り上手な人」にも通じるところがありますね。
 

したたかな女性には、自己アピールや自分の魅せ方が得意だという特徴があります。異性にだけでなく、同性の上司や先輩に自己アピールをし、魅力的に伝わるように種まきをしている印象ですね。また、かわい子ぶっているとも言えるでしょう。

したたかな女性は、自分の意見をはっきりと言うことができます。今までの特徴は、悪いイメージの方が強いですが、この意味は良い意味と捉えることができます。 自己主張の強い女性は疎まれがちですが、自分の意見をはっきり言える女性は、物怖じせず、自立している印象ですね。こんな上司や先輩なら、頼りがいいがあり、尊敬できます。

したたかな女性の特徴として、しっかりしていて、自立していることも挙げられます。 こちらもいい意味での「したたか」です。「したたか」に「ずる賢い」や「計算高い」という悪い意味もあるなか、一人の個人として「自立」をしているからこその評判でもあります。また、したたかな女性は、いろいろな場面で普段からテキパキと動き、しっかりとした印象があります。類語の一つにが、“人に頼らずに自らの力で物事を行う”という意味を持つ「独立独歩」という四字熟語があります。

したたな女性の特徴に、平気で嘘をついて相手を自分のペースにしたり、自分を良く見せるために嘘をつくことが挙げられます。自分のために嘘をつく女性は、悪い印象をもたれますよね。世渡り上手で、ずる賢い女性でも、嘘はつかないようにしたいものです。

ちなみに「したたか」の説明に挙げた「ずる賢い」という言葉ですが、周到に準備を重ねる堅実家という一面もあるのです。

「したたかな女性」の特徴をご紹介しました。良い意味にも悪い意味にも表される「したたかな女性」ですが、男性からみた「したたかな女性」のイメージはどちらなのでしょうか。早速見ていきましょう。

男性から見た、したたかな女性のイメージの中に「図太い性格をしている」が挙げられます。 外国と比べると、日本はまだまだ「男性社会」の側面が強く残っています。日本の女性は、控えめで優しく、ガツガツとしていない印象があります。その状況で、強く生きていくためには、図太さも必要です。ただし、男性からは「図太い女性」はいい意味で捉えられません。

相手が変わると言葉や態度も変わることを「裏表のある」といいますが、したたかな女性の特徴の一つでもあります。そして、男性から見た「したたかな女性」はこのイメージを持つ人が多いです。表裏のある人の特徴として、「相手の性別や地位で態度が変わる」「他人をランクづけする」「頭の回転が速くて立ち回りがうまい」点が挙げられます。表裏がある人は器用なので、その人の裏の顔を探り当てるのは困難です。本当にしたたかな女性は、そんな自分の本質さえもごまかすのが得意なのでしょうね。

したたかな女性にも良い意味で使われることは、先程も説明しました。したたかな女性の良い意味として挙げられる、自立していて、自分を持っている女性は男性からも女性からも好印象ですよね。ここでは、好印象なしたたかな女性の特徴2つご紹介します。

したたかな女性でも好印象を受けやすいの特徴の一つに、謙虚さが挙げられます。したたかでも、謙虚さを持っているような女性なら嫌悪感を持たれず、むしろ良い印象を持たれます。相手のことを理解していてささやかな気遣いができたり、誰かのために一生懸命な女性なら、好印象に受け止めることができます。強さの中に、謙虚さをもつ女性は格好良いですよね。

もう一つの好印象なしたたかな女性の特徴は、しっかりとしたぶれない意思がある女性です。他人に流されず、強い芯を持っていたり、自分の意見を持っている人は、誰からも信頼されます。自分の意見をはっきり言える女性は物怖じせず、自立している印象ですね。ぶれない意思がある女性は、後輩からの支持が厚く、頼りがいのあるイメージが持たれます。

この記事では、「したたか」の意味や類語、使い方、また「したたかな女性」の特徴を紹介してきました。 「したたか」という言葉は、良い意味でも悪い意味でも使われますが、どちらかの意味というよりも両面を暗に示唆すると考えたほうが良さそうです。「したたか」を使うときは、十分注意して使いましょうね。