2021年10月07日公開
2021年10月07日更新
Vtuberは気持ち悪い!?嫌われるノリや理由に驚愕!
Vtuberが気持ち悪いと言われる理由ってご存知ですか?今回注目していくのはVtuberは気持ち悪いと言われる理由や嫌われるノリについてです。ASMR配信を気持ち悪いと感じる理由や煽りを入れるアンチの存在、有名なコピペについても解説していきます。
目次
Vtuberはノリが気持ち悪い?
突然ですが、みなさんはVtuberについてどんな印象を持っていますか?推しがいていつも応援しているという人もいれば、なんとなく見ているという人もいるでしょう。そして中には、「気持ち悪い」と感じる人もいるはずです。
今回注目していくのは、そんなVtuberが気持ち悪いと感じる理由についてです。存在が気持ち悪いのか、ノリが気持ち悪いのか…人によってさまざまな理由があるでしょう。
そんなVtuberが気持ち悪いと思われる理由について、詳しく注目していきたいと思います!
Vtuberとは?
キズナアイちゃん出来た✨#キズナアイ pic.twitter.com/VDmUSTGiEd
— たけの このよう。 (@takenokonoyou) October 1, 2018
まずは簡単に、Vtuberとはどういった存在なのか振り返っていきましょう!
バーチャルアイドルのこと
遅くなったけどソロライブお疲れ様でした!
— 三峯🐺⛩️お仕事募集中 (@mitsumine323) December 31, 2020
最高のライブをありがとう!✨#戌亥とこ1stソロライブ#いぬいらすと #絵ンジュ #ヘル絵スタ #ほしまちぎゃらりー #でろあーと pic.twitter.com/WZDqHJhU6j
VtuberとはバーチャルYouTuberのことを指します。ほとんどの人気Vtuberはグッズ販売やイベントなども行っているため、バーチャルアイドルという見方をしている人も多いでしょう。
YouTuberのように生身の人間が動画を撮っているのではなく、いわゆる【ガワ】と呼ばれるLive2Dデザインで作成した見た目を用いて動画配信をします。Live2Dで作られた見た目は、PCやスマホに装着・内蔵されたカメラと連動しており、カメラに映された人の動きに合わせて【ガワ】も動きます。
実在する人物ではないものの、本物の人間のように自然に動くことや、三次元では実現不可能なデザインをしたキャラクターが多数いることが、人気の理由のひとつとなっています。
ライブ配信が人気
ひと狩り行こう#絵スコート #かな絵 #KuzuArt #絵ブラヒム pic.twitter.com/r7RiQwhLtn
— きらげら (@krgr_78) April 7, 2021
Vtuber最大の魅力となっているのがライブ配信でしょう。多くのVtuberは1時間~長い人だと12時間前後のぶっつづけ配信をしています。リスナーはそんなリアルタイムで楽しめるライブ配信を楽しんでおり、Vtuberと一緒に盛り上がることで、一体感を感じることができるのです。
また、Vtuberの多くは雑談配信などもしています。雑談配信とは、リスナーがコメントした内容に反応したり、質問に答えたりして、リスナーと会話するライブ配信のことを指します。たとえば従来のアイドルや芸能人、YouTuberなどの場合は、そういった会話を楽しむというコンテンツはあまりありませんでした。
Vtuberが人気になったというのも、アイドル的存在でありながらもどこか親近感が感じられるからだと言えるでしょう。
大手事務所所属のVtuberはイベントも開催している
かっこよかった#にじさんじMF #みとあーと #でろあーと#凛Art pic.twitter.com/SloPHegLZi
— にじゅ(ニナハチ) (@nijuunanayo0827) October 3, 2019
大手事務所所属のVtuberの場合は人気になるとオフイベントが開催されることも珍しくありません。もちろん中身の人間が登場してくるわけではなく、ステージ上に備え付けられた大スクリーンにVtuberが登場し、雑談したり、歌を歌ってライブをしたりします。
バーチャルの存在がオフイベントというのは矛盾のように感じられますが、実体がないだけで、アイドルのコンサートのようなものが楽しめます。
Vtuberはなぜ気持ち悪いと言われるの?
人気の存在であるVtuberですが、「気持ち悪い」と言われることやVtuber本人やリスナーに煽りを入れるアンチなどの存在も少なくありません。なぜVtuberは気持ち悪いと言われてしまうのでしょうか?
早速、今回のメインテーマであるVtuberが気持ち悪いと言われる理由について注目していきましょう。
界隈のノリが気持ち悪い
「界隈のノリが気持ち悪い」という理由でVtuberに苦手意識を持つ人も少なくありません。
普段からVtuberを身近に感じている人にとっては違和感を覚えないかもしれませんが、Vtuber文化が人気になったのはほんの数年前の話です。もともとネット関係に近しい人やアニメやゲームなどが好きな人にとってみれば、Vtuberの存在を受け入れるのはそう難しくなかったかもしれません。
しかしそうではない人からすると、急に現れたアニメ・ゲーム調の存在を中心に盛り上がる姿というのは異様に映るものです。「実在しないアニメのような存在に熱狂する意味がわからない」と感じてしまい、界隈のノリに気持ち悪さを感じてしまうのでしょう。
貢ぐ関係が気持ち悪い
Vtuberとリスナーの関係のことを「ネットキャバクラ・ホスト」と煽りを入れるアンチの存在は多くいます。
人気Vtuberにもなれば配信するだけで再生回数によって利益が発生したり、スーパーチャットという投げ銭システムによって多額のお金を一度の配信で贈られたりすることも少なくありません。また、Vtuberの中にはアマゾン欲しい物リストをSNSに載せて、物乞いのようなことをする人もいます。
そういった貢ぐ関係が気持ち悪いと感じる人は多いのです。特にVtuberはバーチャルの存在なので、もともとアニメやゲームに偏見を持つ人からすれば、夢中になるだけでなく貢ぐというのは意味がわかりません。「貢ぐならキャバクラやホストにいったほうがいいのでは?」と感じる人もいるでしょう。
メンヘラっぽい
Vtuberのアンチや気持ち悪いと感じる人の中には、「メンヘラっぽい」と界隈のことを思う人も多いでしょう。
メンヘラの定義は人それぞれ異なるため、あまり深く掘り下げることはできません。しかし、Vtuberに気持ち悪さを感じる人の中には「二次元を崇拝している様子が夢見がちっぽい」「現実から目を逸らしている感じがする」と思う人は少なくないのです。
夢見がちで現実から目をそらす=メンタルが弱そう、という結びつきをする人は多いため、「メンヘラっぽい」と感じてしまうのでしょう。
ASMRが気持ち悪い
Vtuberの人気の理由のひとつにはASMR配信があります。全てのVtuberがASMR配信をやっているわけではありませんが、いわゆる「ガチ恋向け」や「センシティブ」を多少売りにしているVtuberの多くはASMR配信をしています。
ASMR配信というのは、特別なマイクを用いて「音」や「声」をより強調させるものとなっています。たとえば人気ジャンルのひとつ「添い寝配信ASMR」ならば、小声で話したり、心音をマイクで拾ったりして、まるで隣にVtuberが寝ているかのような一体感を感じられるのが特徴です。
こういったASMR配信を「きもい」と感じる人は少なくありません。人によって「音」に対する印象は異なるため、単純に音を強調する配信に苦手意識を持つ人もいれば、ガチ恋・センシティブっぽい雰囲気にきもいと感じてしまうのでしょう。
嫌われるVtuberのノリとは?
具体的にどんなノリが気持ち悪いと思われてしまうのでしょうか?
嫌われる理由をより追求していくためにも、嫌われるVtuberのノリについて見ていきましょう。
内輪ネタがきつい
Vtuberやリスナーの間で繰り広げられる内輪ネタがきついと感じる人もいます。
Vtuberの中にはできるだけ内輪ネタで盛り上がらないように配慮している人もいますが、やはり少なからず内輪ネタが出てきてしまうものです。たとえば同じ事務所のVtuberとの仲の良さが感じられるエピソードで盛り上がりすぎたり、ずっと配信を追っていないとわからないネタだったりする内容は敬遠される原因になります。
また、Vtuber自身が気をつけていてもリスナーが内輪ネタで盛り上がる配信は、周りから見ると異様に映ります。たとえVtuberに魅力を感じていても、リスナーの質を見て「きもい」「近寄らないでおこう」と感じてしまうのです。
言葉や行動が低俗
Vtuberをしている人にはさまざまな人がいます。実際に学生生活を送りながらVtuberをしている人もいれば、社会人経験を積んでからVtuberをしている人もいて、性格や価値観もそれぞれ異なります。
また、「ガワ」をかぶってしまえば現実の自分を隠せるという点もあり、やや常識に欠けた人がVtuberになるケースも珍しくありません。
まぁ炎上事多いし、VTuberって常識ないイメージはある
— ここむ (@Cocom_pocha) March 29, 2021
一概に全てのVtuberとは言えませんが、そういった常識に欠けたVtuberの言葉や行動の低俗さを見て「嫌い」「きもい」と感じる人は少なくないのです。また、バーチャル世界という便利な言い訳もあるため、非常識さもロールプレイの一環として捉えられてしまうのも、きもいと思われる理由でしょう。
それらを踏めるとVtuber界隈はある意味無法地帯とも呼べます。
Vtuber同士やリスナーとの煽り合いや非常識な言動を好意的に捉えてしまう様子などは、Vtuberに詳しくない人から見れば非常に異質に見えるのも頷けます。
芸能人きどり
Vtuberに対して「芸能人きどりできもい」と感じる人もいるでしょう。Vtuberは比較的好きなデザインで活動できるため、どんな人でも美男美女になれます。そのため、見た目さえリスナーに刺さればファンを獲得できます。
さらに配信が面白ければリスナーが多くつきますし、配信活動で利益を上げたり、スーパーチャットなどで投げ銭を貰えれば、承認欲求が満たされてほとんどの人は芸能人きどりになってしまうのです。
VTuberになった理由を眺めてると面白い。全然認知されてないけど皆いっぱしの芸能人気取り。あげてる理由が“で?だから?”って事ばかりなのに面白いだろ?と言わんばかりの紹介に見てるこっちが照れちゃうね。クオリティの高いごっこ遊びだわ。
— ktbrskn (@ktbrskn) July 7, 2021
しかし、Vtuber界隈に疎い人からすれば芸能人きどりの様子に気持ち悪さを感じてしまいます。アンチの中には「ガワさえなければ一般人なのに」と煽りを入れる人も少なくありません。
設定忘れ
Vtuberの多くは設定を守って活動をする…いわゆるロールプレイ(RP)を意識している人が大半です。そういったファンタジー要素に心惹かれる人も多いのも事実です。
しかし、Vtuberの中には承認欲求を優先するあまりRPを放棄して活動する人もいます。それでも良いというリスナーもいますが、たとえば女子高生の見た目なのに配信でアルコールを飲んでいたら「え?」と思う人は少なくないでしょう。
そういった承認欲求だけを優先して真面目に活動しない様子にいやらしさを感じ、きもいと思ってしまう人もいるのです。また、もともとファンだったけど承認欲求を優先させすぎるVtuberに愛想が尽きてアンチになるというケースも実は珍しくありません。
Vtuberのファンが気持ち悪い?
「Vtuberよりもそれを見てるファンがきもい」という声も多く見かけますよね。Vtuber好き=オタク、根暗、メンヘラ…とVtuberを見ている人に対して悪い印象を持つ人は少なくないのが事実です。
では具体的にどんなところが気持ち悪いと感じるのでしょうか?
Vtuberのファンが気持ち悪いと感じる理由についても注目していきましょう。
持ち上げすぎている
Vtuberを必要以上に持ち上げすぎている様子に気持ち悪さを感じる人もいます。
もちろんVtuberを応援していて、彼ら彼女らの魅力や実力、努力を知っている人からしてみれば持ち上げすぎているとは思わないでしょう。しかし、Vtuberに詳しくない人にとっては「アニメっぽい絵柄の人を過剰に持ち上げててきもい」と感じてしまうのです。
信者になっている
Vtuberにドハマリしている人の中には、いわゆる「信者」と呼ばれる人たちがいます。信者はVtuberの言動を全て肯定的に捉えるという特徴があり、たとえVtuberが悪いことをしても「悪くないよ!」と盲目的に擁護してしまいます。
また、推しVtuberを贔屓するあまり、たとえばコラボしたVtuberに嫉妬して煽ったり、アンチになったりすることも珍しくありません。煽りやアンチではなくても、他のVtuberの配信に登場してむやみやたらに推しVtuberのことを宣伝して、コメント欄を荒らす人も多くいます。
VtuberよりもVtuber信者がキツイかもしれない。
— カナシー (@dHyGZEC0S1RYux8) October 6, 2021
また、Vtuberのアンチが煽りを入れてくると、すぐに頭に血が昇って言い返してしまう信者もいます。結果的にアンチの煽りに反応する行為というのは、大切なVtuberの配信を邪魔したり、コメント欄を荒らす原因になったりしてしまいます。
アンチはそれを狙って煽りを入れているため、冷静さに欠けた信者は、他のリスナーからすると非常に迷惑に思えてしまうのです。
冷静さに欠けたり常識やモラルの分別つかない信者に対しては、Vtuberに詳しくない人だけでなく、Vtuberが好きという人の中にも苦手意識を持つ人はいます。
パパ活化している
Vtuberとリスナーの関係が「パパ活・ママ活」と感じる人は少なくないでしょう。
特にASMR配信をしていたり、異性リスナーを良い意味で煽るようなことを言ったりするVtuberには、ガチ恋勢と呼ばれるリスナーがたくさんついています。もちろんASMR配信等が悪いわけではないものの、Vtuberに恋をしてしまう人は珍しくなく、ふとしたことがきっかけで好きになってしまうのです。
そういったガチ恋勢や先ほど触れた信者などは、盲目的にVtuberを応援するあまり、多額の投げ銭をしたり欲しい物リストから何かをプレゼントしたりします。Vtuberにとっては嬉しいことではあるものの、あまり詳しくない人から見るとパパ活やママ活に見えてしまうのも無理はないでしょう。
Vtuberに告白しようと思ってるコピペが話題に
きょうやすチェキめっちゃいいな!よし、次はぺこらコピペ改変して感想ツイートするぞ! pic.twitter.com/af8hejs8NV
— 牛乳 (@369_moo) April 26, 2021
こちらは某ネット掲示板に投稿された文章で、あまりのインパクトから多方面にコピペされて現在進行系で盛り上がっているものになります。コピペを読んでみると、ぺこーら=兎田ぺこらさんに告白するという内容であることがわかりますね。
一見冗談のように感じてしまうコピペですが、Vtuberを推す人の中には本気で「告白しよう」と考えている人は存在します。この文章を投稿したリスナーが本当に告白したかはわかりませんが、「スパチャ(投げ銭)して」「男の人と付き合ったことがないから」という内容は、先程触れた「ガチ恋勢」を連想させますよね。
あくまでVtuberは【ガワ】をかぶって設定を守っているだけであり、たとえ「付き合ったことがないよ!」と言っていても、中の人がそうかはわかりません。それを知っていて推しているリスナーが多いため、時たまこうして現れる盲目ガチ恋勢の文章は度々コピペされて拡散されることが多いのです。
この長文厄介スパチャ送った人、自分の書いたスパチャ全部コピペ化してもいいって認めたし韓国とか米国のゲームの煽りに比べてノーダメらしいんでもっとおもちゃにしてくれて構わないみたいです pic.twitter.com/YNcwZUE6Wj
— 犬ドッグ (@INUDOGupgrade) June 13, 2020
他にも有名なコピペはたくさんあります。先程紹介したコピペも有名ですが、中には送った本人がコピペで話題になっていることを認知しているケースもあるのです。
ここまで全力な想いをぶつける姿には、アンチだけでなく他の信者も「すごい…」と感じているようですね。
Vtuberにまつわるコピペはかなりあるため、気になる人はぜひ調べてみてくださいね。
詳しくない人からするとVtuber界隈は異質の塊
Vtuberがきもいと言われる理由をまとめてみると、Vtuber界隈に詳しくない人からすると界隈のほぼ全てが異質の塊に見えてしまうという点が挙げられます。もともと二次元が苦手という人も少なくないため、特にそういった人から見るとVtuber文化は非常に気持ち悪く感じてしまうのでしょう。
まだVtuber文化は生まれて数年であり、知名度が低いのも事実です。今後多方面に認めてもらうためにも、少しずつ良い印象を広げていくことが大切だと言えますね。