2021年10月05日公開
2021年10月05日更新
「タテゴトアザラシ」の赤ちゃんが可愛すぎ!どこで見れる?【写真集】
白い毛に黒い瞳で可愛いタテゴトアザラシ(ハープシール)の赤ちゃんですが、その魅力を写真と一緒に紹介しています。また、タテゴトアザラシ(ハープシール)の赤ちゃんを見ることができる場所やツアーなど、タテゴトアザラシ(ハープシール)についてまとめてあります。
目次
タテゴトアザラシ(ハープシール)とは?
出典: http://gph.is
タテゴトアザラシは北大西洋・北極海に生息しているアザラシです。ハープシール(Harp Seal)と呼ばれることもあります。
成体の体長は180cm~190cm、体重は120kg~135kgとアザラシとしては、中間からやや小さめのアザラシとなります。
成体の身体は全体的に灰色で、竪琴のような斑紋(アルファベットのUのような形)があり、これが名前の由来だと言われています。
生後14日ほどまでの赤ちゃん(幼体)は、全身が白い体毛で覆われています。
出典: https://www.canada.jp
タテゴトアザラシ(ハープシール)の成体です。
身体にある模様が名前の由来になっているそうです。
出典: https://www.canada.jp
タテゴトアザラシの人気が高い理由は、赤ちゃんの可愛さです。
生後14日ほどまでは真っ白い毛で覆われていていますが、生後1~2日はまだ母親の羊水で毛が黄色に染まっていることが多く「イエローコート」と呼ばれているそうです。
タテゴトアザラシ(ハープシール)が多く生息するマドレーヌ島
タテゴトアザラシは、カナダ東部のセントローレンス湾に浮かぶマドレーヌ島で観察することができます。
マドレーヌ島では、3月上旬の天候が良い日には、ヘリコプターを利用したタテゴトアザラシ観察ツアーが催されているそうです。
出典: http://luna.m78.com
タテゴトアザラシを見ることができるマドレーヌ島の位置です。
マドレーヌ島のツアーは、温暖化の影響などで、ツアー自体が開催されない年もあるそうです。また、ツアーが開催されても、天候によってはヘリコプターで飛べないこともあるそうなので、ツアー参加を考えるときは、注意してくださいね。
可愛いタテゴトアザラシ(ハープシール)の赤ちゃん写真集
出典: http://gph.is
タテゴトアザラシの魅力は、なんといっても赤ちゃんの可愛さです。真っ白なフワフワの毛に覆われており、真っ黒でつぶらな瞳がかわいらしいく、まさに氷上の天使といった感じです。
出典: http://karapaia.com
寝っ転がっている赤ちゃんの姿の写真です。可愛いですね。
出典: http://karapaia.com
正面からの赤ちゃんの写真です。愛くるしい表情をしています。
出典: http://karapaia.com
目を閉じて寝ている赤ちゃんの写真です。癒されますね。
出典: http://gph.is
溺れたタテゴトアザラシの赤ちゃんを救出する様子です。
出典: https://www.canada.jp
タテゴトアザラシの赤ちゃんの14日目の写真です。
そろそろ白色の身体から、成体へ変わる頃です。
国内でタテゴトアザラシを見ることができる水族館はあるの?
可愛いタテゴトアザラシの赤ちゃんを間近で見たいと思う方も多いと思います。海の生物を見たいと思ったら、水族館に行けば見れると思ってしまいますよね。
しかし、残念なことにタテゴトアザラシの赤ちゃんはおろか、タテゴトアザラシを飼育している水族館は日本国内にありません。
当然、日本にタテゴトアザラシは生息していませんので、日本国内で野生のタテゴトアザラシを見ることも不可能です。
出典: https://sp.jorudan.co.jp
以前は鴨川シーワールドが日本で唯一タテゴトアザラシを見ることができる水族館でしたが、現在(2017年)は飼育していません。
タテゴトアザラシ(ハープシール)のぬいぐるみ「しろたん」
日本でタテゴトアザラシの赤ちゃんの実物を見ることはできませんが、タテゴトアザラシの赤ちゃんに癒されたいという方におススメなモノがあります。
それは、マザーガーデンというブランドが提供する「しろたん」というタテゴトアザラシのぬいぐるみです。
「しろたん」には、ぬいぐるみとしてだけではなく、快眠効果もあるそうです。
出典: https://ex-notes.com
ぬいぐるみの「しろたん」には、多種多様なカラーバリエーションがあります。
モフモフした手触りと可愛らしさで癒されること間違いなしです。
タテゴトアザラシ(ハープシール)の猟が行われている⁉
こんなに愛くるしいタテゴトアザラシですが、カナダ政府監視の下、猟が行われています。惨いように感じますが、タテゴトアザラシが増えすぎてしまうのを防止するために、必要なことになります。
無駄に殺すのではなく、毛皮を使用して、毛皮のブーツや毛皮のコートなどを生産して、産業としています。
漁師たちにとっても、タテゴトアザラシの毛皮は生活に必要な収入源になっているので、単純に可哀そうだから猟を止めるというわけにはいかないのが現状だそうです。
出典: http://www.spirulina.co.jp
猟によって捕獲されたタテゴトアザラシは、毛皮の他にハープシールオイルなどとしても活用されているそうです。