日本は〇位！世界の自殺率ランキングTOP20

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なぜ自殺してしまうのでしょうか

あなたの周りで自殺してしまった人はいませんか?日本ではここ10年で毎年2万人強～3万3千人あまりの人が自殺しています。
約15分で1人が自殺しています。
また、世界では年間万人を超しており40秒で1人が自殺をしています。なぜ人は自殺していってしまうのでしょうか。
日本や世界のランキングやあらゆるデータを基に考察していきます。

出典: http://gigazine.net

世界の自殺する男女の年齢層のグラフ

若者から高齢層まで男性のほうが多いようです

自殺とは自分で自分を殺してしまうこと、自分で命を絶つことです。
死因や動機などはともかく、自分で自分の命、人生を断ち切ることです。

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自殺者数の推移

自殺数は減少傾向です。男女ともに上げ下げは同じ年であります

自殺率とは自殺した人数を死亡者数で割った数を10万人の割合にした場合の％です。
10万人当たりの死亡者の何％の人が自殺で亡くなっているかということです。

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国別の自殺率のグラフ

下記のランキングとは別では国別の自殺率の高いところがわかる図です

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主要国の国別の自殺率の推移

データはWHOの自殺率ランキング(2015年)です。
1位　スリランカ (35.3%)　南アジア
2位　リトアニア (32.7%)　東(北)ヨーロッパ
3位　ガイアナ (29.0%)　南アメリカ
4位　モンゴル　(28.3%)　東アジア
4位　韓国　(28.3%)　東アジア

6位　カザフスタン　(27.5%)　中央アジア
7位　スリナム　(26.6%)　南アメリカ
8位　ベラルーシ　(22.8%)　東ヨーロッパ
9位　赤道ギニア　(22.6%)　アフリカ
10位　ポーランド　(22.3%)　中央ヨーロッパ

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主要国別の自殺率のグラフ

ランキングとは違う年のデータですが、主要国とランクインしている国を見ると違いがわかります

11位　ラトビア　(21.7&)　北ヨーロッパ
12位　ハンガリー　(21.6%)　中央ヨーロッパ
13位　スロベニア　(21.4%)　中央ヨーロッパ
14位　ベルギー　(20.5%)　西ヨーロッパ
14位　アンゴラ　(20.5%)　アフリカ

16位　ウクライナ　(20.1%)　東ヨーロッパ
16位　ロシア　(20.1%)　東ヨーロッパ
18位　日本　(19.7%)　東アジア
19位　エストニア　(18.9%)　北ヨーロッパ
20位　ボリビア　(18.7%)　南アメリカ

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国別の幸福度と自殺率の関係

国別の幸福度と自殺率を見ると幸福度が低いと自殺率も高いです

ランキングの20位まで見てみると同じ世界でも自殺率が高い地域と低い地域がありますね。
東ヨーロッパや東アジア、南アメリカが多いですね。ですが、南ヨーロッパや北アメリカのほうはランクインされていません。なぜこのような偏りがあるのでしょうか。

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アルコールの摂取

多量のアルコールの摂取が自殺の要因の一つとなっています

一番の原因は経済状況が考えられます。ソ連が解体し、社会主義から自由主義に変わりました。それにより貧困の差が出るようになりました。生活苦に陥る人が増えていきました。

また、東ヨーロッパはアルコールの摂取量が多いことで知られています。その多量な摂取量から健康問題や依存症などの問題が増え、自殺ということが多いようです。貧困層が安いアルコールに逃げ、健康問題を起こしながら依存症となり自殺してしまうという悪循環ができてしまっています。

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日本と韓国の自殺率の推移

日本も韓国も自殺率が高いことがこの推移でわかります

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中高年には不安がつきまとう日本の今日

日本と韓国で自殺が多い理由には共通点があります。「若年層(15歳～34歳)の死因トップが自殺」と「中高年男性の自殺」が多いということです。
働き盛りなのに自殺が多い原因は労働環境や人間関係が大きく関わっているようです。景気悪化による失業や労働環境が自殺を増やしているようです。

中高年になると病気や貧困による生活苦、介護問題、孤独というキーワードが自殺を増やしています。また、若年層の最も若い層では学校のいじめ問題での自殺が年々増えている状況です。

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今や学校での出来事が自殺につながってしまう

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自殺する年齢層の推移のグラフ

1950年と2000年のグラフです。かつては45歳以上の自殺が多いですが、2000年にはそれよりも若者の自殺が多いことがわかります

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中高生の自殺者数と自殺率の推移

中高生の自殺にいじめがかかわっています

2016年に日本の小中高生の自殺は320人でした。
学生はいじめやネットいじめというものが氾濫しています。それらが原因で小中高生は自殺しています。
また、家族関係や友だち関係、就活や就活の失敗での自殺もありますが、いじめやネットいじめが原因での自殺が多くなっています。近年はスマートフォン駆使した「ネットいじめ」が急増しており問題になっています。

若者の自殺は世界各国で多くなっている傾向があります。
いじめはより残虐になり、自殺する道具もスマートフォンがあればすぐ届いてしまうので先進国での若者の自殺が増えています。

日本では少子化となっている中、若者の自殺が増えていく問題には解決策や抑止策の考案が急がれます。

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日本の自殺者数の推移がわかるグラフ

自殺率は減少傾向にあります。都道府県別の内訳はどうでしょうか

1位　秋田県　(25.7%)　東北
2位　岩手県　(25.2%)　東北
3位　和歌山県　(24.6%)　近畿
4位　新潟県　(23.7%)　中部
5位　山梨県　(23.0%)　中部
6位　青森県　(21.3%)　東北
7位　群馬県　(21.1%)　関東　　　
8位　山形県　(20.5%)　東北
9位　高知県　(19.9%)　四国
9位　宮崎県　(19.9%)　九州

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自殺は都会よりも地方に多い?

11位　福島県　(19.7%)　東北
12位　栃木県　(19.3%)　関東
12位　富山県　(19.3%)　中部
12位　島根県　(19.3%)　中国
12位　愛媛県　(19.3%)　四国
16位　宮城県　(19.0%)　東北
17位　福井県　(18.8%)　中部
17位　熊本県　(18.8%)　九州
19位　北海道　(18.7%)　北海道
19位　長野県 (18.7%)　中部
19位　徳島県 (18.7%)　四国

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気候や天候も関わってきます

なぜ東北や中部といった地方の自殺率が高いのでしょう。

経済状況の悪化が考えられます。働ける場所が多いと自殺は少なく、働ける場所が少ないと自殺は多くなる傾向です。失業や離婚にまでつながり、自殺してしまいかねなくなります。

もう一つ大きい原因が考えられます。
天候です。東北は日照時間が少ないですよね。また、中部地方は山に囲まれ天候には恵まれないことが多いです。天候や気候に恵まれない土地ではうつ病の発症リスクが高く、自殺に至ってしまうことが多いようです。

また、自殺の名所と呼ばれる場所が多いのも特徴ですね。5位の山梨県では富士山の樹海があり有名です。

自殺という最期は一緒ですが、死因は様々です。
日本の自殺で思いつくのは首つりです。ドラマや映画などでの自殺となると首を吊ることが多いですよね。他には、車などで一酸化炭素中毒による集団自殺も一時期ニュースになりました。
文豪・太宰治は入水自殺しています。他の死因は薬物や溺死、飛び込みや飛び降りです。

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自殺の死因の推移とグラフ

手段が時代によって大きく変化しています。縊死がもっとも自殺の手段として使われていて年々増えていくのがこの推移でわかります

2010年度のデータを見ます。

1位　縊死(首つり)
2位　ガス
3位　飛び降り
4位　薬物
5位　溺死
6位　飛び込み
7位　その他


一番多いのは縊死です。ドラマでも自殺といったら首つりというくらい題材になりますよね。

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日本の自殺の動機のグラフ

一番多いのは健康問題。これは40代以降の世代にとても多くみられる動機です。体にガタがきてしまったり。動けなくなってしまったことに嫌になる人が多いようです。健康問題が動機でで一番多くみられるのは精神疾患だそうです。

その次は経済的な問題を抱えている人です。平均給与が低いことが社会問題になっています。また、給与所得自体少ないといわれている職種も多く、さらに労働環境も悪いので過労やうつになってしまうことが多いです。


次は家庭問題。これは若者から高齢者までさまざまな年代に見られます。介護やニート、借金など家族な色々な問題が含まれます。

次は勤務問題、男女関係、学校問題となっています。

こうしてみると、それぞれが問題が重なっているのではないでしょうか。仕事が忙しく不健康になり働けなくなり、家族の関係が悪くなって、失業して経済的に困難になって…と連鎖している人が少なくないのが予測できます。

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若者の死因の一位が自殺

若者の死因の自殺となっているのが悲しいです

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ストレスは抱えすぎないように

若者だけでなくすべての自殺が少なることを願います。

すごくつらい境遇で自殺するということが一番楽で救われるかもしれないこともあるかもしれません。ですが、人が自殺することでその影響を受ける人は多くいます。誰も悲しまないと思っていてもいます。
世界から自殺がなくなることを願って。