2021年08月31日公開
2021年08月31日更新
ウエスタンシャツ特集!デニムシャツとは違う男らしいコーデ&ブランド
ウエスタンファンのみならず、アメカジ好きの間でも大定番のウエスタンシャツ。 季節問わず使い勝手の良さも大きな魅力。 一般的なデニムシャツとは一線を画した、ウエスタンシャツならではの特性を活かしたメンズコーデ&ブランドを紹介します。
目次
- 1ウエスタンシャツとは
- 2ウエスタンシャツの特徴
- 3ウエスタンシャツのお薦めは、大定番のデニム生地!
- 4ウエスタンシャツの着こなし例
- 5ウエスタンシャツのお薦めメンズブランド
- 6Wrangler(ラングラー)
- 7Levi's(リーバイス)
- 8GU(ジーユー)
- 9SUGAR CANE(シュガーケーン)
- 10DELUXEWARE(デラックスウエア)
- 11FLATHEAD(フラットヘッド)
- 12サムライ二輪車倶楽部
- 13絡繰魂(からくりだましい)
- 14WAREHOUSE (ウェアハウス)
- 15STUDIO D'ARTISAN(ステュディオ・ダ・ルチザン)
- 16REMI RELIEF(レミレリーフ
- 17vanson(バンソン)
- 18まとめ
ウエスタンシャツとは
ウエスタンシャツは、アメリカ西部のカウボーイ達が愛用していたワークシャツが一般化したものです。
主な素材として、最も定番であるデニム、そしてシャンブレー、ダンガリー等
ワークウェアの一種なので比較的丈夫な素材がよく見られます。
シンプルなデザインが多いのですが、中には華やかな刺繍をほどこしたものもあります。
別名としてカウボーイシャツともいわれています。
半袖・長袖ともに、持っていればコーデの幅も大きく広がり重宝する、
メンズカジュアルファッションの王道ともいえるとても使い勝手の良いアイテムです。
ウエスタンシャツの特徴
ウエスタンシャツの特徴は、胸部分にあるフラップポケット、肩・背中上部にあるヨークと呼ばれる独特な切り替え布。そしてスナップボタンです。
このようなディティールが、一般的なデニムシャツには無い、ウエスタンシャツならではの魅力でありウエスタンシャツのファッション性の高さと言えます。
ウエスタンシャツのお薦めは、大定番のデニム生地!
やはり本命はインディゴ染めのデニム生地のシャツでしょう。
どんな着こなしやコーデにも幅広く応用が利き、着込んだり洗い込んだりする事で、どんどん身体に馴染んでいきます。
自分だけの色落ちや経年変化が味わる事も醍醐味です。
長年着用して愛着の増したウエスタンシャツは、例えボロボロのシャツになったとしても修理しながらずっと付き合っていきたくなるものです。私もそういったシャツを何枚も持っていますが、家宝の様に大切にしています。
ウエスタンシャツの着こなし例
ウエスタンシャツはファッション性の高いアイテムです。
ウエスタンシャツのお薦めの着こなし例を紹介します。
ウエスタンシャツ×チノパン
こなれた色落ちのウエスタンシャツに、質感の良いベージュのチノパン。
もはや鉄板コーデの1つです。ソフトな色合いのシャツの中にもファッション性を兼ね備えたワークウェアならではの男らしい着こなしです。
ウエスタンシャツ×ジーンズ
同色系のジーンズと合わせたメンズコーデ。
絶妙な濃淡のシャツに加えて小物が良いアクセントとなっています。
武骨なワークブーツが男らしい着こなしを際立たせます。
出典: http://wear.jp
ウエスタンシャツ×カーゴパンツ
前開けにしてインナーシャツを見せれば、よりファッショナブルに。
こうした着こなしは、ベルトのバックルも良いアクセントになります。
インナーには、ボーダー柄のタンクトップシャツ。
ボトムスは細身のブラックカーゴパンツでバランスよく。
足元をスニーカーにすることで、全体的にシンプルにまとまっています。
ウエスタンシャツ×カーゴパンツ
シンプルな黒のウエスタンシャツを、カーゴパンツと合わせてクールな印象に。
ボトムスに細身の物を合わせた凛とした着こなしです。
ウエスタンシャツ(半袖)×カーゴパンツ
ウエスタンシャツは、もちろん半袖シャツも使い勝手良いものです。
こちらは夏らしい半袖グリーンチェックシャツ。
ベージュのカーゴパンツと合わせ、よりメンズカジュアルなシャツの着こなしに。
とても爽やかなコーディネートです。
ウエスタンシャツ(半袖)×ブラックジーンズ
アメカジコーデ定番のウエスタンシャツですが、
カラーを工夫すると、シックな印象に見せる事もできます。
白のタンクトップの上に、ブラックデニムの半袖ウエスタンシャツ。
モノクロコーデで大人なシャツの着こなしです。
デニムウエスタンシャツ(半袖)×クロップドパンツ
デニム素材を用いた半袖ウエスタンシャツ。
ホワイトカットソーの上に羽織り、スタイリッシュなアメカジファッションを演出。
半袖だからこその軽快感が際立ち、クロップドパンツ特有の裾とのバランスも絶妙です。
シャツ1枚で着たとしてもスッキリした着こなしに。
黒のスニーカーを用いることで、全体を引き締めます。
ウエスタンシャツのお薦めメンズブランド
ウエスタンシャツはメンズカジュアルアイテムの王道という事もあり、
数えきれない程のブランドから発売されていますが、その中でも特に一押ししたいシャツを紹介します。
Wrangler(ラングラー)
Cowboy Cut Shirt 70136MW
ウエスタンシャツといえば、まずは本場Wranglerと言っても過言では無いでしょう。こちらのモデルはカジュアルシャツの定番素材シャンブレーを使った米国企画モデル。 ジャケットのインナーや夏の羽織モノなど、シーズンを通して着回しが利くシャツです。
全米のカウボーイ達からも絶大な支持を受けるWranglerのウェスタンシャツは、世界中のウエスタンファン達を虜にしています。
Levi's(リーバイス)
クラシック ウエスタンシャツ
言わずと知れた「キングオブジーンズ」ことLevi'sのウエスタンシャツです。
存分にシルエットを惹き立てるクラシックカット仕様。
リーバイスらしくウェスタンシャツのド定番のディテール仕様。
安心して着こなせるシャツなので長年重宝する事、間違い無しです。
GU(ジーユー)
デニムウエスタンシャツ
GUのコンセプトは「もっと『自由』に着よう」です。
ブランド名であるGUとは「自由」をアルファベットに置換えたもの。
そんなGUからは、スタイリッシュな細身シルエットのウエスタンシャツが発売されています。
ガンガンシャツを着こんで洗ってもヘタレにくいと評判です。
今のところ税込2,000円台のシャツと、とてもコスパが良いので、つい何枚でもシャツを買い足したくなります。
王道ウエスタンシャツならではのアクセントとして、シャツを肩掛けや腰巻きして遊んでみるのもお薦めです。
とてもスタイリングしやすい一本なので、ウエスタンシャツ入門にいかがでしょうか?
SUGAR CANE(シュガーケーン)
sc25680
数々の名品ワークウェアを作り出している東洋エンタープライズ・シュガーケーンから、
ワンウォッシュされたデニム生地のウエスタンシャツです。
脇をやや絞ったシルエット、オーソドックスなウエスタンシャツの為、長年飽きる事無く愛用できそうです。
こだわりの二本ステッチ巻き縫い縫製仕様、ダイヤモンド型のドットボタン、袖カフスに3個のドットボタンを設置するなど細部にまで抜かりがありません。
手に取ってじっくり見たくなるディティールです。
やや厚地のデニム生地を予め洗いにかけ、柔らかさを持たせつつ、ざっくりとして風合いの良い仕上がりです。
DELUXEWARE(デラックスウエア)
S7610
ストイックな物づくりに定評のあるアメカジブランドであるDELUXEWARE。 アメカジにおけるトップレベルをとことん追求し、「ヴィンテージ衣料が創られた時代」の古き哲学に基づいてアイテムを制作するブランドです。 このウエスタンシャツについて、 経糸には、柔らかでコシのある、ジンバブエコットン、インディゴ4層ロープ染色先染めの糸を張り、 緯糸には、風合いの良いジンバブエブラウンコットン(茶綿)を打ち込んだという、とにかく凝ったオリジナルデニム仕様。 生デニム特有の硬さとザラ感が残る、デニムファッション好きにたまらない質感です。 ヴィンテージのような色落ちを存分に楽しめる魅力ある生地に仕上げられています。 着込む事で、よりリアルなヴィンテージの表情を見せてくれる素晴らしいディテールです。
とても良い作り込みです。 美しい黒蝶貝の削り出しによるオリジナル製作されたドットボタンが良いアクセントです。
FLATHEAD(フラットヘッド)
7002WR
FLATHEADにおける傑作ウエスタンシャツとして定番7001番よりも少し厚手。 しっかりとした手ごたえのある生地が特徴。長く着込むことによって、より体に馴染んでいきます。 今や希少となった旧式織機によって織られ、良い意味でのムラ感が生まれた独特の生地。 着る人なりのライフスタイルがにじみ出るような逸品です。 デザインは洗練されたウエスタンスタイルに、現代人の着こなしを考慮された絶妙な丈の長さも魅力。 ボタンは、美しい天然黄蝶貝仕様。デニム生地との相性も抜群です。
バランスを保たれながら、幅にゆとりを持たせたサイズ感。 バックにダーツが入っている為、ウエストはスッキリと見えるのもポイントです。 タイト過ぎる事なく、着心地良くスタイリングしやすいシルエットとなっています。
サムライ二輪車倶楽部
サムライ二輪車倶楽部 MCWT17
大阪発、日本製オリジナルジーンズメーカーSAMURAIJEANS。
すべてにおいて国産に拘り続ける事で有名です。
その関連ブランドであるサムライ二輪車倶楽部からは、
表情豊かなオリジナルヘリンボーン生地によって作られたウエスタンシャツが発売されています。
左胸上部にワークテイストを感じさせる印象的なワッペン。
後ろ身頃には、インパクトのあるチェーン刺繍。
ワッペンや刺繍が入るだけで、アイテム自体の印象が大分変わり、ファッションに彩りを持たせてくれます。
シンプルなボトムスと合わせ、軽快に羽織りたくなる逸品です。
絡繰魂(からくりだましい)
桜刺繍 半袖ウエスタンシャツ
絡繰魂は、日本古来の和柄だけに留まる事無く、そのルーツでもあるアジアからの広い視点で最先端のファッションと伝統的な技法を取り入れている2005年誕生のブランドです。
そのダイナミックかつ、繊細なデザインと製法には、目を見張るものを感じます。
こちらは桜刺繍グラデーションを纏った、染め半袖ウエスタンシャツです。
和のテイストを散りばめた、なんとも粋なアイテムです。
肩の切替部分に、縮緬生地をパイピング調に配置されています。
生地には、ネイビーのベースに、花柄と流水紋をデザイン。
さらに、襟の内側、裾両サイドのスリット部分にも、さりげなく同生地を切り替えています。
フロント両肩、バック右身頃には、アウトラインのみで桜を刺繍。
さらに、ボディーと同系色の色遣いにて、裾をグラデーション染めするという凝り様。
和と洋が絶妙に合わさったメンズファッションコーデを堪能できます。
アウトラインのみの桜が、とても印象的。
ボディーのグラデーションも映え渡っています。
洗いざらしで着ると、桜もまた違った魅力を放ちそうです。
WAREHOUSE (ウェアハウス)
フランネルウエスタンシャツ チェック 3058
ストイックなまでに、ヴィンテージアイテムをとことん忠実したブランドWAREHOUSE。 まず生産された時代の背景から考察し、糸の一本から生地、縫製、そして洗い加工にいたるまで、徹底的に研究されてからアイテムを作り込んでいます。 こちらは定番であるフランネル生地のチェック柄ウエスタンシャツ。 起毛した裏面は、保温性もしっかりして心地良いです。 こちらの素材も、使い込む度に良い風合いになっていく事でしょう。 くたくたになったものを、ジーンンズやチノパンに合わせて着用すると、とても良い雰囲気がでると思います。
肉厚フランネル生地×チェック柄の魅惑。
好きな人にはたまらない生地感です。
経年変化すると一体どんな素敵な表情を見せてくれるのでしょうか?
想像するだけでワクワクしてきます。
STUDIO D'ARTISAN(ステュディオ・ダ・ルチザン)
D5571
[自分たちの作品は、自分たちの手で作り上げる]
・・創業から決して変わることのない信念を持つ職人工房「STUDIO D'ARTISAN」。
こちらのウェスタンシャツは、昔ながらの力織機にてゆっくりと丁寧に織り上げられた逸品。
ハリ・コシがとても強く、極上のエイジングが楽しみなメンズウエスタンシャツです。
ボタンはホワイトパールボタンを採用。光に当てると見え方が変化するのも味わい深いです。
袖には大ぶりな剣襤褸が付いていて、とても着脱しやすくなっています。
シルエットはタイトフィット。
ボディラインを綺麗に見せるファッションとして特に活躍してくれそうです。
REMI RELIEF(レミレリーフ
ナチュラル加工デニムウエスタンシャツ(インディゴ刺繍スカ柄熊)
REMI RELIEFのブランドコンセプトは「HIGH QUALITY OF LIFE」。
量では無く「質」という思いを基に、糸、撚糸、編み立て、プリント顔料、加工と全てを拘りながら、無駄を取り除いた「究極なアメリカンベーシック」を追求しています。
このウェスタンシャツは、まずナチュラル加工に目を引かれます。
そしてユーズド感たっぷりの風合い、柔らかくしなやか、尚且つ耐久性に優れた素材感。
なんといってもバックの味のある刺繍が印象的です。
スカジャンによく見かける刺繍ですが、全く違和感無く溶けこませる所はさすがです。
遊び心溢れるメンズコーデが構築できそうです。
見れば見る程に、惚れ惚れする風合い。
それに加えて愛嬌のある刺繍がベストマッチです。
vanson(バンソン)
NVSS-605
ライダースジャケットのトップブランドであるバンソンからも、 素敵な刺繍デザインの半袖メンズウェスタンシャツがでています。 フロント胸部分の刺繍、バックにはバンソンを象徴する王道モチーフであるワンスターの総チェーン刺繍。 存在感もファッション性も抜群です。 シャンブレーデニム生地×チェック柄生地を貼り合わせた、程良い厚みのボンディング生地使用。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ウエスタンシャツはこのように、ストリートスタイルからジャケットスタイルまで、
様々なコーデに対応できるメンズファッション万能アイテムです。
デニム素材が比較的多いですが、一般的なデニムシャツとはまた違う個性に溢れています。
近年においては、ジャケットを軸としたドレススタイルに至っても、
ほど良い抜け感を出すためにウエスタンシャツを合わせる事もよく見られる様になってきました。
多くのメンズブランドから、カジュアルタイプ、そしてドレススタイプまで、
とても幅広く展開されており、もはや永遠の定番の1つだと思います。
今回を機に、ファッション性溢れる素敵なウエスタンシャツを見つけ、ぜひ着こなしてみてください。