2021年08月31日公開
2021年08月31日更新
『60年代 ファッション』見てるだけで可愛い!昭和レトロなファッション画像集
昨今、レトロ文化がブームとなっていますが、昔のレトロなものをファッションに取り入れる若者が増えています。そこで、今回は日本やアメリカで大流行した60年代のファッションについて掘り下げていこうと思います。60年代の日本やアメリカのファッションはいかに!?
目次
再ブーム到来か!? 昭和レトロな60年代ファッション
近年、レトロなファッションが若者を中心に人気を博しているわけですが、その殆どが60年代に流行したものなんですね。女性であればミニスカートやワンピース、男性であればモッズなど。
明るい色使いのものが多く、統一感のある奇抜なカラーは60'sファッションの象徴とも言えます。そこで、今回は、今再びブームとなっている60年代ファッションについて深く掘り下げていこうと思います。
超個性的!奇抜で可愛い60年代のレディ-スファッション
60年代に流行したファッション画像をご紹介!
赤のスカートコーデ
1960年代は、2色のカラーコーデが主流で、この画像のようなスタイルがアメリカだけでなく日本でも流行しました。赤と白の組み合せも非常にオシャレですし、赤のワントーンコーデもオシャレです。春の定番コーデです。
ドット柄のワンピース
1960年代はドット柄も大流行しました。とても個性的ですよね。
奇抜ながらもレトロな可愛さが光るファッションスタイルです。
緑色のスカート
左側の女性は、上がグリーンのシャツにストライプ柄のスカートを組み合わせたスタイルですね。長めのソックスとの相性抜群です。右側の女性の花柄のワンピースもレトロで可愛らしいですよね。
奇抜なワンピースコーデ
ワンピースの柄が個性的で非常にオシャレです。
赤×白、黄色×黒の色使いは鉄板ですね。
シフトドレス
1960年代の象徴とも言える色使いとサイケ柄です。
個性的なワンピースですし、何よりこれを着ていたら一目置かれますよね。
1960年代流行ファッションコーデ
1960年代に流行したファッションですが、どれも個性的で目を奪われますよね。
カラーは2色のものが多く、レトロで可愛らしいコーデです。
1960年代流行の水着コーデ
3人とも黄色のコーディネートなのですが、左側の女性がワントーンコーデ、真ん中の女性は縦縞模様、右側の女性はストライプ柄です。どれもオシャレですし、1960年代を象徴していますね。爽やかな夏コーデです。
シンプルなワンピースコーデ
シンプルでありながらも、個性的な印象を受けます。
Uネックのワンピースもオシャレですし、襟がついたワンピースもレトロで可愛らしいですね。
ガーリーなワンピースコーデ
落ち着いた色合いでありながらも、個性的な柄のシャツが
アクセントになって、とてもオシャレですよね。
ワンピースコーデ
ワンピースの柄がオシャレですね。
ストライプの色と帽子、ソックスが相まってとてもオシャレですね。
奇抜な色合いのワンピースコーデ
色の組み合わせが独創的です。青×緑、黄色×紫×赤、という
超個性的な色合いですが、非常に上品さを感じます。髪型もオシャレですよね。
個性的な柄のワンピースコーデ
個性的ですし、60年代を象徴するコーデです。色使いも絶妙です。
日本の60年代ファッションの特徴について
60年代に日本のファッション界に革命が起きた!
60年代までは、オートクチュールのパターンが流行していたのですが、60年代に入り、ユースカルチャーがファッション業界に取り入れられるようになり、既製服産業へと路線を変更していくようになります。
それにより、プレタポルテと呼ばれる新規のトレンドがアメリカを始め、日本でも流行しました。メンズであれば、モッズ、レディースであれば、ミニスカートやヒッピーファッションなど若者が自らファッションを自由に選択するようになり、ファッション業界にムーブメントが誕生したのです。
60年代の日本はとにかく柄物が大人気だった!
60年代は、花柄やチェック、ボーダーなど柄物がアメリカを始め、日本でも大流行しました。個性的で奇抜な色使いで、華やかなファッションスタイルが殆どです。女性は、花柄やボーダー、男性はチェックが流行し、チェックのシャツが流行したのもこの時期です。
60年代に日本で流行したファッションといえば?
日本でも人気を博したジーンズスタイル!
60年代初頭に、米軍放出物を売り出す店がアメリカの影響で日本に次々と登場し、その影響でジーンズを履く若者が急増しました。規制緩和の時期と重なり、世界で初めて、ウォッシュ加工のジーンズが販売され、デパートなどでも売られるようになります。
また、60年代に起きた学生運動や公民権運動などの、政治的な講義運動に参加する人々がこぞってジーンズを履くようになり、反抗シンボルとして捉えられていたジーンズの概念が一新され、新たなファッション文化が誕生しました。
シャーベット・トーンカラーが日本で大流行!
シャーベット・トーンが人気に!
60年代は、奇抜で個性的な色使いのファッションスタイルがアメリカや日本で流行していたのですが、シャーベット・トーンという淡いカラーも流行しました。このシャーベット・トーンを使用した下着やコート、そして家電製品までファッション業界だけでなく、他の業界も取り入れるほどのトレンドになりました。
日本でも60年代にミニスカート女子が急増!
ロンドンのキングスロードにチェルシーと呼ばれる地域があるのですが、その地域に住んでいたチェルシーガールと呼ばれる女性たちの手によってミニスカートが誕生したと言われています。(※デザイナーのマリー・クヮントの考案という説もある)
日本では66年頃からミニスカートが定番化していき、ツィッギーが来日したことにより一躍アメリカや日本で大流行しました。
日本でも人気を博したモッズ・ルック!
モッズは、イギリスのロンドン発祥のファッションスタイルなのですが、特徴としては、長髪、マッシュルームカット、花柄シャツ、幅広ネクタイ、ストライプ、細身のスーツなどなど。
かの有名なビートルズのファッションを連想すると分かりやすいと思います。
ビートルズは66年に来日したのですが、メンバーが着ていたファッションスタイルがカッコイイと話題になり、日本でも若者を中心に人気を博していきました。
アメリカの影響でヒッピー族が急増!
ヒッピー族は、自然、芸術、愛、平和を愛することを唱え、伝統や制度などの既成概念、価値観に縛られた社会生活を否定することをモットーに、同性婚やフリーセックスなどの権利を訴える若者のことを指します。
60年代のアメリカにヒッピー族が増加し、その影響で日本にも真似をする若者が急増しました。
日本におけるヒッピーのファッションの特徴として、長髪、髭、ジーンズ、ミニスカート、ブーツなどで、アメリカに同調して日本でも反権力的な態度を取る若者が急増しました。
アメリカや日本で60年代に流行したヘアスタイル
マッシュルームカット
マッシュルームカットは、その名の通り、きのこのような形をしたヘアスタイルのことを指すのですが、ビートルズがこのヘアスタイルを流行らせたことでも有名です。眉毛の上で前髪を揃えて、全体をふんわりと膨らませた髪型です。アメリカだけでなく、日本でも流行しました。
ツイッギーカット
60年代後半にファッション・モデルのツイッギーが来日したことで、流行したヘアスタイルです。今では女性が長髪で、男性が短髪という文化が当たり前のように浸透していますが、60年代当時の日本は現代と全く逆で、男性が長髪、女性が短髪という時代でした。
キスカール
モデルの前田美波里さん
Cカットヘアーが当時人気!
モデルの前田美波里さんなどがこのヘアスタイルをしていたことで有名ですが、もみあげ部分がアルファベットの「C」の形をしたヘアスタイルのことを指します。
アメリカを中心に大流行しました。
狼カット
60年代後半にロックミュージシャンの間で人気を博していたヘアスタイルです。日本では、長渕剛さんなどがこのヘアスタイルをしていたことでも有名ですね。
60年代にアメリカや日本で人気だったブランドとは?
アメリカを中心に大流行した!「マリークワント」
マリークワントは、有名ブランドの一つです。当時はスカートの丈が長いものしかなかったのですが、マリークワントが新しくスカート丈を短くしたミニスカートを販売したところ、大流行しました。
その影響でフランスのアンドレ・クレージュもミニスカートを展開するようになったと言われています。60年代のファッションブランドとして、台形のスカートが流行っており、モノトーンだけでなく、60年代を象徴させるパステルカラーのワンピースも展開しています。
アメリカの影響で日本でも人気を博した!「クレージュ」
1961年に誕生したブランドで、スポーティなファッションスタイルを展開し、一躍有名になったブランドです。
その後、ミニスカートも展開するようになり、人気爆発。現在は、日本から撤退してしまいましたが、当時は大流行していた人気ブランドです。
60年代に一世を風靡したファッションモデルとは?
オードリー・ヘプバーン
誰もが一度は聞いたことがあるであろう大女優のオードリー・ヘプバーン。人気絶頂の最中、細身でくるぶしの出たパンツ「サブリナパンツ」は流行らせた人物でもあります。
細身でスタイリッシュなファッションスタイルが世の女性たちにウケ、大流行。
また、当時流行していたジバンシイの衣装も積極的に取り入れ、シンプルかつ端整なファッションスタイルを広めた女性でもあります。
ツイッギー
60年代、スーパーモデルとして名を馳せていたツィッギーは、マリー・クヮントのミニスカートを広めた人物でもあります。ツィッギーがミニスカートを着た事により、世界的に大流行し、これまでの文化を一新させるようなムーブメントを起こしました。
ブリジット・バルドー
マリリンモンローと並んでセックスシンボルとして親しまれていたブリジット・バルドー。
デニムにTシャツを合わせるという超シンプルな装いをしていたことで有名です。
通常、女優であれば、ドレスアップをして、煌びやかな装いをするものですが、ブリジット・バルドーは真逆で、シンプルなカッコよさを追求した人物でもあります。
60年代の海外で流行したファッションスタイル
プレタポルテがアメリカで大ブレイク!
プレタポルテは、フランス語で「すぐに着られる」という意味があり、既製服のことを指します。60年代以前は、少数の消費者に対するオートクチュールと呼ばれるファッションスタイルが流行していましたが、60年代に入り、プレタポルテが流行しました。
アメリカを中心に大流行のピーコック!
60年代後半に登場したのが、ピーコックです。女性だけでなく、男性も色々なファッションスタイルがあっても良いのではないかということで、新たにピーコックが展開されるようになりました。ワイシャツとネクタイに彩を添えるために日本でもピーコックが流行しました。
アメリカ女子の間でワンピースが大人気に!
60年代にワンピースが人気を博しました。60年代に流行したワンピースは、カラフルな色使いで、水玉やストライプなど個性的で奇抜な特徴があります。非常にカラフルで個性的なワンピースが主流だったので、現代人にとっては派手すぎる印象を受けるかもしれません。
【番外編】50年代のファッション画像集
60年代よりも落ち着いた色合いのファッションが流行!
50年代流行ファッション①
50年代は、60年代と比べると比較的落ち着いた色合いをしていますね。
ですが、ドレスの柄はとても個性的ですし、可愛らしいですね。
50年代流行ファッション②
シンプルでありながらも可愛らしさが光るワンピースコーデです。
50年代のレトロな雰囲気が可愛らしいですね。
50年代流行ファッション③
淡い赤色のコーデですね。50年代を象徴するような色使いです。
秋にピッタリのファッションコーデです。
50年代流行ファッション④
水玉の柄がとてもオシャレで可愛らしいですよね!
50年代流行ファッション⑤
花柄がとてもオシャレで可愛らしい!
【番外編】70年代のファッション画像集
柄が個性的でレトロな可愛さが光る70年代!
70年代流行ファッション①
70年代は、60年代に比べると落ち着いた色合いですが、
シンプルでありながらも個性が光るスタイルです。70年代を代表する冬コーデです。
70年代流行ファッション②
バンダナとワンピースの組み合わせがおしゃれですね!
70年代流行ファッション③
履いているのはロングブーツですね。
少し足を露出している感じがオシャレです。高級感があるブランドです。
70年代流行ファッション④
色使いがとても個性的ですね。
水玉の柄も70年代のファッションを象徴しています。
70年代流行ファッション⑤
60年代で流行したような色使いですね。
とてもオシャレで個性的です!ブランドのバックもおしゃれですね。
60年代ファッションまとめ
今回は、60年代に流行したファッションスタイルをご紹介させていただきました。60年代は、とにかく色使いが個性的で奇抜なものが多いです。模様も個性的ですし、シンプルでありながら存在感溢れるファッションコーデが特徴です。
近年、ディスコなどファッション以外でもレトロ文化が浸透し、昔のものが再熱狂している風潮がありますが、当時流行したファッションを取り入れて個性的なファッションを楽しみましょう!