2021年05月10日公開
2021年09月29日更新
北朝鮮の風俗事情 街に溢れる売春と覚せい剤…その悲しい実態とは?
北朝鮮の平壌では外貨を稼いで窮状をしのごうとして外国人観光客を積極的に受け入れてます。もちろん観光客が楽しめるナイトライフ(風俗や売春)も充実してるとの噂です。そんな気になる北朝鮮のナイトライフ(風俗や売春)事情を調べてみました。
目次
北朝鮮の売春性風俗事情について
最近の北朝鮮の平壌市内では売春をする娼婦が組織化されている、という実態があります。
じつは以前から北朝鮮でも売春は行われていましたが、そのほとんどは、貧しい女性が糊口をしのぐための個人で行う「生計型売春」が主流で、プロの娼婦によるものではありませんでした。
しかし、最近になって、組織化や企業化された、いわゆる「風俗街ビジネス」として変貌しつつあるとのこと…。
それに伴って覚せい剤も蔓延化の様相…。
そんな、北朝鮮ツアーを考え中の旅行者も気になる、北朝鮮の娼婦による"組織型売春"の実態について、調べてみました。
北朝鮮の売春事情
風俗街といったものが存在しない北朝鮮で、売春する女性が増えて目立つようになってきたのは、1990年代に入ってからでした。
1990年以前の北朝鮮は、社会主義国としての「国の統治システム」がまだ機能していたので、北朝鮮の国内では、売春という行為はほとんど行われていませんでした。
ほとんどというのは、一部には売春の実態はありましたが、あくまで個人的なものでプロの娼婦は存在しませんでした。
北朝鮮国民は、まだ困窮はしていませんでしたので売春して現金を稼ぐ必要もなく、また女性も日々の政治活動に動員されて忙しく、売春する時間も確保できなかったというのが実態です。
1990年以前の北朝鮮国民は、国から支給される食糧などの生活必需品のおかげで、多額の現金は必要なかったんです。
しかし、1990年代前半になると、それまで国から支給されていた生活必需品の配給回数が次第に減り始めます。
そして、生活必需品の配給回数が減るとともに、北朝鮮の人々の暮らし向きが徐々に悪化していきました。
1995年の夏には大水害が起こり、この水害をきっかけに飢饉が深刻化し「苦難の行軍」と呼ばれるスローガンまでつくられるほど、北朝鮮国内は飢饉が深刻化し、1998年末までに22万人~350万人の人々が死亡したといわれています。
この未曽有の大飢饉が起きた後、餓死から逃れるために北朝鮮の女性が売春に従事するケースが急増します。
さらに、2009年11月に突然実施された「貨幣改革(デノミネーション)」は、経済の大混乱を招き、餓死を免れるために、さらに多くの女性が売春で命をつなぐしかない状態になっていまいました。
そして現在は、北朝鮮国内の駅やバスターミナル、市場に行くと、必ずと行っていいほど売春を斡旋する光景を目にする実態になり、次第に売春が組織化されるようになってきました。
また、売春の増加と比例するように増えたのが覚せい剤です。
そんな北朝鮮の売春事情ですが、最近ではプロの娼婦として「金儲け」の手段として売春を選ぶ女性が出現してきているようです。
はたして外国人旅行者にはチャンスはあるのか?
北朝鮮の最新風俗(売春)事情
売春が個人としての行為から組織化され、企業化されたものに変貌しつつある北朝鮮の風俗街事情ですが、その実態を見てみましょう。
北朝鮮の最新(売春)風俗街:駅、バス停留所
北朝鮮の最新風俗街事情では、「駅」や「バス停」が風俗案内所のようになっている実態があります。
中年女性が人出の多い駅・バス停にあらわれて、現金を持っていそうな男性を選びます。
目星をつけた彼女たちは、その男性に「いい絵があるから見ていかないか?」と誘い、
物陰に連れて行き、若い女性の写真が貼られたアルバムを見せます。
そのアルバムには、女性写真の他、年齢や身長、体重などの情報が記載されていて、男性の気に入った女性がいれば、売春宿に連れて行く、といった順序です。
白昼堂々と、首都の平壌の街中のバス停留所で風俗案内所まがいの性風俗商売が行われていることに驚きますが、これほどの組織的売春を行うには、かなりの権力を持った北朝鮮上層部の人間がバックにいなければ不可能だ、と言われています。
これを見る限り、外国人旅行者にはチャンスは無いっぽいですね…
北朝鮮の覚せい剤事情
北朝鮮で増加する売春ですが、売春する女性(娼婦)の多くは麻薬(覚せい剤)を使うことで、見知らぬ男性の前での恥ずかしさも抑えて売春を続けているのが実情です。
北朝鮮で使われる麻薬(覚せい剤)は「オルム」と呼ばれますが、すなわちヒロポンのことです。
ちなみに、覚せい剤であるヒロポンを開発したのは第二次世界大戦当時の日本人でした…。
売春OK?北朝鮮の最新風俗街
北朝鮮の外国人旅行者相手のベテランガイドに聞くと、
「残念ながら北朝鮮には、日本のような娼婦を選べる風俗店はありません。」
とのこと…。
しかし、それなりに旅行者でも美女と楽しめる場所はあります。
以下で、旅行者でも楽しめる、その他の北朝鮮の最新風俗事情を紹介します。
売春OK?北朝鮮の最新風俗街:マッサージ店
「マッサージ店」といっても、如何わしい場末のマッサージ店ではなく、例えば、
・ホテルのマッサージルーム
・北朝鮮直営のマッサージ店
が、今北朝鮮の最新風俗として注目されています。
例えば、ホテルのマッサージルームなら、羊角島(ヤンガクド)国際ホテルの「按摩屋」などです。
ここで"スペシャルマッサージ"を注文すると、本番OKとのこと。相場は100米ドルと言われています。
ちなみに、「通」の情報によれば、ホテルのマッサージルームで相手してくれるアガシ(娘)は、
北朝鮮の美女軍団ではなく中国からきた職業売春婦(娼婦)なのでマッサージもヘタで北朝鮮のガイドもあまり勧めない…んだとか。
一方で、北朝鮮直営のマッサージ店の方は、娼婦ではなくマッサージ師なので"抜き"はNGですが、マッサージや指圧も上手で、足踏みマッサは「気持ちイイのでくせになる」ほどのレベル。
もちろん、外国人旅行客の利用も可能なのでオススメらしいです。抜きはNGですが…セクハラはやり放題?
売春OK?北朝鮮の最新風俗街:個室カラオケ
北朝鮮の最新風俗"通"が一押しするのが「個室カラオケ」です。
カラオケ店は、飲み屋も兼ねており、なんと北朝鮮で有名な喜び組にも負けないような美女軍団がカラオケ部屋にやってきて、一緒に歌を歌ってくれます。
レストランと違いカラオケを楽しみながら、腰に手を回したり、お尻を触ったりと…セクハラ天国状態?
じつは、北朝鮮にはセクハラという概念が無く、多少のお触りにも美女軍団は、まだまだ寛容らしいです。
北朝鮮の最新風俗街:ビアホール
レストランもいいですが、ベテランガイドがおススメなのが、カウンター形式のビアホールです。
レストランと違いカウンター形式なので、喜び組さながらの北朝鮮の選り抜き美人美女の女性店員を眺めながらビールを飲めます。
こっちは完全な目の保養ですが、北朝鮮の喜び組代表のような美人美女の女性店員が、旅行者の相手をしてくれますので行かない法はありません。
売春も?北朝鮮レストラン(北レス)とは
喜び組さながらの美人美女の北朝鮮女性がサービスしてくれると人気の北朝鮮レストラン(北レス)は、中国を中心にアジア一体で営業されているレストランで、その一部を除き、ほとんどが北朝鮮国営レストランです。
北朝鮮レストラン(北レス)は、北京や上海などの大都市にありますが、北朝鮮と国境とを接する吉林省や遼寧省に特に多いとされています。
喜び組さながらの美人美女の北朝鮮女性がサービスしてくれる北レスですが、北朝鮮レストラン(北レス)で働く女性は、平壌の芸術系大学の現役学生か卒業生で、多くは良家のお嬢様で「才色健美」のエリート女性らしいです。
彼女達の美貌が目当てで繁盛した北朝鮮レストラン(北レス)ですが、国連安保理で対北制裁が採択されると、客の足が遠のき苦境に陥り、おさわりOKなどキャバクラ顔負けの濃厚サービスも出現し、最近は娼婦まがいの売春の噂まであります。
美人美女の北朝鮮女性がサービスしてくれる北朝鮮レストラン(北レス)は、今こそチャンスかも知れません。
北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」の実態
統制経済の国である北朝鮮では、官僚や軍人などの役人(公務員)にならなければ、いい暮らしは"ほぼ"望めないのが実情です。
逆にいえば、官僚や軍人、経済機関などの公務員の幹部として出世すれば、高級官僚として北朝鮮の庶民から見たら、夢のような生活を送ることも可能です。
そして、官僚や軍人、経済機関などの公務員の幹部として出世するために必要なのが「朝鮮労働党」の党員という資格なんです。
しかし、天下の「朝鮮労働党」に入党することは、簡単なことではありません。(入党を申請すれば誰でも簡単に認めて貰えるという訳ではないんです。)
具体的には下記のようなものが必要とされています。
・現在の体制への忠誠心や
・出身成分(身分)
・朝鮮労働党員の2人以上の推薦
・市(郡)の党委員会の承認
・1年間の「候補期間」
さらに、党員への付け届け(ワイロ)も必要なのは公然の秘密です。
そんな状況の中で、北朝鮮軍隊では、
上官が部下の女性に対し「入党させてやる」と言って、性的関係を迫る「性の上納行為が横行しているとのことで、
この行為」を、北朝鮮では「マダラス」と言っています。
※「マダラス」とはマットレスのことだそうです。
美人美女の女性が入隊した瞬間から、上官は品定めしているのかも?
さすが喜び組の国ですね。
北朝鮮の性風俗(コラム)
かっての朝鮮では「乳出しチョゴリ」というものがありました。
チョゴリは、朝鮮の民族衣装で、男女共に着る上衣のことですが、18世紀以降、女性向けの「チマチョゴリ」に変化が起き、長男を生んだ女性が乳房を露出するようになり、この服装が習慣化していきました。
この「乳出しチョゴリ」の背景には、朝鮮の男尊女卑的思想の下で「男児を生まない女性に価値はない」という考え方が支配的で、朝鮮人女性はこの衣装を着ることで「男児を生んで社会的義務を果たした。」と宣言し、誇らしげに感じていた、ということがあるらしいです。
この風俗は、儒学者の非難を浴び、さらに日韓併合後には、女性が乳房を露出する事は禁止されました。
これだけは続けて欲しかったかな!
北朝鮮の女性といえば美人美女揃いで有名ですが、そんな喜び組のような美人美女の乳出しチョゴリ姿…見てみたい気もします。
まとめ
娼婦による売春や覚せい剤が蔓延化している北朝鮮ですが…
しかし北朝鮮の女性といえば喜び組のような美人美女揃いで、素朴でまだ女性が変に擦れていないとの話を聞きますし、そんな素朴なサービスも実際に体験するとズッポリ嵌ってしまう人も多く、北朝鮮の風俗目当ての旅行者のリピーターも少なからず存在しているとのこと。日本の風俗街に食傷気味の方には、一服の清涼剤になるかもしれません。