オーストラリアのコストコがスゴい！日本との違いやおすすめ商品3選も！

倉庫の端から端まで圧巻の品数を誇るコストコは日本でも大人気で、コストコのお気に入り商品をSNSにアップするコストコフリークも存在します。今や世界で700店舗以上あるコストコは、オーストラリアに現在11店舗展開しています。最近オーストラリアのコストコが日本からの観光客に注目を浴びているらしいのですが、なぜでしょうか。オーストラリアのコストコの魅力を探ってみましょう。

世界中から多くの観光客が訪れるオーストラリアには6つの州があり、現在11店舗のコストコがあります。州ごとに所在地を確認して、旅行に行った時に立ち寄ってみましょう。

ヴィクトリア州は、オーストラリアの南東部にあり州の面積は最小です。しかし州都のメルボルンは大都市で、非常に発展していて生活のしやすい街なので人口が多く、コストコが4店舗あり一番店舗数が充実しています。

ドッグランズ店の所在地は、381 Footscray Rd, Docklands VIC 3008です。ドックランズはヴィクトリア湾に面した港湾地域に広がる再開発エリアで、こちらのコストコ店舗は広くて品揃え豊富と評判です。

2018年8月にオープンした比較的新しい店舗であるエッピング店の所在地は60 Deveny Road Epping VIC 3076です。エッピングはメルボルンの北部に位置する閑静な街で、コストコ店舗はノーゼンホスピタルとエッピングショッピングセンターの近くにあります。

リングウッド店は29 Bond Street Ringwood VIC 3134、リングウッド駅から徒歩5分という好立地に位置します。 ウォーキングトレイルや家族で楽しめる公園、バーベキューの設備を備えたリングウッド湖が観光におすすめです。

ムーラビン店の所在地は8 Chifley Dr Moorabbin Airport VIC 3194です。近くにあるムーラビン航空博物館は多様な航空機を広い敷地に展示していて人気恩観光スポットです。こちらのコストコ店舗は少し狭い作りのようです。 

ニューサウスウェールズ州は、オーストラリア東南部に位置する州で、最大都市のシドニーが州都です。観光客が世界中から訪れる大都市であり、オーストラリアで最も人口が多く最も繁栄している州と言えるでしょう。ニューサウスウェールズ州にあるコストコは3店舗です。

マーデンパーク店の所在地は10 Langford Drive  Marsden Park NSW 2765です。マーデンパークはシドニーの北西にある郊外で、近年商業・産業用地の整備が進められている地域です。

オーバーンという都市はトルコ系住民が多く居住しており、オーストラリア最大とも言われるモスクがあることで有名です。オーバーン店の所在地は17-21 Parramatta Rd  Lidcombe NSW 2141です。

クロスロード店はリバプールのすぐ南にあるヒュームハイウェイと、シドニーとメルボルンをつなぐメインサザン鉄道が交わるキャスラという土地にあります。この地域はクロスロードと呼ばれ交通の要となってきました。コストコの所在地は20 Parkers Farm Place  Casula NSW  2170です。

クイーンズランド州は、オーストラリア連邦北東部の州でオーストラリアで2番目に大きな面積を持っています。州都はブリスベンですが、ゴールドコーストがオーストラリア最大の観光保養地として世界的に有名です。クイーンズランド州にはコストコ店舗が2店舗あります。

ノースレイクスはブリスベンから車で40分の街です。観光地としては野生動物が生息する美しい自然豊かなエデン湖が有名です。ノースレイク店は17-39 Cook Ct, North Lakes QLD 4509に位置します。

イプスウィッチ店は2018年11月末にオープンした新しい店舗です。所在地は、1 Woodstreet Bundabma QLDです。イプスウィッチは日帰りでブリスベンやゴールドコーストに遊びに行ける、クィーンズランド州で一番古い街です。

南オーストラリア州はオーストラリア中央南部に位置する州で、州都は最大都市であるアデレードです。大陸の最も乾燥した地域の一部を占めていて、オーストラリア本土の他州全てと接しています。南オーストラリア州にはコストコが1店舗あります。

アデレード店の所在地は、TENANCY 3.B.1　ADELAIDE, SA. 5086です。オーストラリア第5の都市アデレードは、19世紀にイギリス人による都市計画が進められていたため、オーストラリアには珍しく古いヨーロッパの街並みが残っている素敵な街です。芸術とフェスティバル、ワインなどが有名なエリアです。

オーストラリアキャピタルテリトリーは、オーストラリア連邦政府の直轄地である行政の特別地域です。ニューサウスウェールズ州に囲まれている首都キャンベラとその周辺が特別地域ですが、オーストラリアキャピタルテリトリーと言えば首都キャンベラのことを指す場合が多いでしょう。もちろん、コストコ店舗はキャンベラにあります。

実はオーストラリアの首都はシドニーではなく、キャンベラです。比較的高収入の方が多いため治安が良く、「オーストラリアで犯罪率が最も低い都市」と言われます。そのため海外からの留学先としても人気がある住みやすい街です。キャンベラ店はCanberra Airport, 39-41 Mustang Ave, Majura Park ACT 2609に位置します。

オーストラリアでコストコ会員になろうと思うと、会費はいくらなんでしょうか。日本ですでにコストコ会員の場合、入店することはできるのでしょうか。気になるルールを確認しておきましょう。

オーストラリアでコストコの会員になろうとした場合、ゴールドスターメンバーシップ（個人会員）の会費はオーストラリアドルで60ドルです。2019年10月現在でオーストラリアドルは1ドル=約75円となっていますから、日本円に換算すると約4,500円くらいになります。ビジネス会員の会費は55ドルなので、日本円で約4,200円になります。

日本でコストコ会員になる場合、会費はビジネスメンバーで3,850円、ゴールドスターメンバーシップで4,400円です。2019年10月の為替レートであれば、会費にそれほどの金額の違いはありません。しかし為替レートの変動はいつ何時どのように変動するか予測するのは困難です。

世界9か国に進出するコストコはどの国の店舗で入会しても、会員の権利が有効です。為替変動リスクの高いオーストラリアで入会するよりも、会費が安定している日本で入会して会員になっているほうがお得ですし、安心ですね。

世界9か国に進出するコストコですが、その国毎に店舗形態や商品の品揃えに違いがあるのでしょうか。オーストラリアと日本のコストコ店舗の違いや、オーストラリアの店舗の特徴や限定商品に注目してみましょう。

コストコは、どこの地域の店舗でも会員制の倉庫型スーパーマーケットという基本的な店舗形態は同じです。日本のコストコに置かれている商品と同様に食品や日用品は大容量で、ビニールバッグはもらえないためコストコの専用バッグを用意する必要があります。コストコのプライベートブランド、カークランドの品揃えは多少店舗によって違いがあるものの日本と同じものを購入することができるようです。

注意したいのは、オーストラリアは物価が意外に日本より高いということです。海外だから安いに違いないと思い込んで色々と買い込んでも、実は日本のコストコの方が同じ商品が安かったなんてこともあり得ます。

オーストラリアに行ったら一度は食べて欲しいフードがミートパイです。オージービーフで有名ですから、おいしいのは当然と言えば当然ですよね。いわゆるアメリカのハンバーガーやイギリスのフィッシュ&チップスのようなB級グルメとして、現地の人はよく食べます。

コストコと言えば、フードコートでの食事が楽しみのひとつです。オーストラリアのコストコでは一部の店舗のフードコートでオーストラリア限定のミートパイを食べることができます。ドリンクは1杯分の金額でお代わり自由というシステムのようです。お買い物に疲れたら、ミートパイとドリンクでひと息つきましょう。

せっかくオーストラリアのコストコに来たのなら、やはり日本のコストコでは見かけない商品を探して違いを楽しみたいですね。自然豊かなオーストラリアですから、比較的オーガニック商品の品揃えが豊富なようです。最近話題のチアシードやキヌアなどのスーパーフードが揃います。プロポリスやユーカリエキス、マヌカハニーと喉の痛みにとても効果が高そうな飴はお土産にもおすすめです。

旅行先ではその地域の思い出がよみがえる限定品を探すのが楽しみのひとつです。オーストラリアのコストコで自分用としてもお土産用としても、ぜひ購入してほしいおすすめの商品をご紹介します。

このところ日本でも愛用している人見かける、オーストラリアのコストコ限定のショッピングバッグは、必ず手に入れていただきたいおすすめ品です。シドニーのオペラハウス柄はしっかりとしたビニールのショッピングバッグで2サイズが2枚ずつ計4枚入りで8ドルです。日本でも環境問題からスーパーマーケットでビニールバッグをもらえなくなりつつありますから、普段のお買い物に大活躍してくれそうです。

海岸線の柄の保冷バッグもオーストラリアのコストコ限定です。かなり大きめのサイズなので、ピクニックやキャンプの食品の持ち運びにも十分使えます。どちらのバッグも持っていれば周囲から注目を浴びること間違いなしの限定品ですし、実用性も高いので自分用にもお土産にするにも良いですね。

自然豊かなオーストラリアは環境問題にも関心が高く、ナチュラル素材の日用品が豊富に揃えられています。オーストラリア製のボタニカルソープは1個200円程度なので、職場や学校、近所の人に配るお土産に良いのではないでしょうか。

日本でも美容に関心の高い人の間で話題のオーストラリアブランドAveeno（アビーノ）のボディクリームは、オーストラリアのコストコでかなりお得に手に入ります。Aveenoの商品は自然由来にこだわり、肌に優しいと評判で、日本国内では輸入品価格でネット販売されています。保湿力が高く、敏感肌でも使えるのでお土産にしても喜ばれるでしょう。

オーストラリアのコストコと日本のコストコには基本的に大きな違いはなく、食品類は意外に割高になってしまうこともあります。せっかくオーストラリアのコストコに来たのですから、帰国してから注目を浴びてちょっぴり優越感を味わえるような、日本では見かけない現地の限定グッズを探してみましょう！