抱っこ紐はいつまで使うの?使わなくなる理由や上手に卒業する方法も!
育児をする上で、抱っこ紐はとても便利なアイテムです。でもいつまでも抱っこ紐で寝かしつけをしたり、あやしたりするわけにはいけないですね。抱っこ紐はいつまで使うものなのか、使わなくなる理由や体験談、抱っこ紐を卒業するコツを詳しくご紹介していきます。
目次
抱っこ紐はいつまで使う?
抱っこ紐は赤ちゃんを育てるママにとって、とても便利アイテムですね。赤ちゃんを抱っこする際に抱っこ紐を使えば楽なのでいつまでも抱っこしてあげられますし、両手が使えるので家事もしやすく、外出時にも助かります。赤ちゃんが大きくなれば、抱っこ紐を卒業することになりますが、いつまで使うことができるのでしょうか。また、抱っこ紐のおすすめの活用方法やコツ、抱っこ紐のブランドなど詳しくご紹介していきます。先輩ママの体験談もぜひ参考にしてくださいね。
抱っこ紐の3タイプと特徴を解説!
抱っこ紐には3つのタイプがあり、それぞれに特徴があります。いつからいつまで使えるのか、使用期間などもしっかり考えて、ママの使いやすい抱っこ紐のタイプを選ぶといいですよ。
①たて抱きタイプ
たて抱きタイプの抱っこ紐は、首がしっかり座ってくる生後4ヶ月ごろから使うことができるタイプの抱っこ紐です。ママの体の前で、たて抱きに抱っこするタイプなので赤ちゃんが安心する体勢ですね。
②横抱き(スリング)タイプ
横抱きタイプの抱っこ紐は、赤ちゃんを寝かせた状態で抱っこ紐の布で包むタイプです。横抱きなので新生児から使えるのが、このタイプの抱っこ紐の特徴です。
③おんぶ紐タイプ
昔ながらのイメージが強いおんぶ紐タイプは、赤ちゃんを背中におんぶする抱っこ紐です。しっかりと首が座ってから使うタイプで、家事などの用事がしやすいのが特徴です。家事や兄弟のお世話をする際におすすめの抱っこ紐になります。
抱っこ紐を活用する3つのシーン
一度体験すれば、便利なのでいつまでも抱っこしていられる抱っこ紐の、特に活用できるシーンをご紹介します。
①外出時
スーパーに買いものに行く際や、用事で出かける際には抱っこ紐が活躍します。抱っこ紐は両手が空くので、荷物や買い物カートを持つことができるので便利ですよ。抱っこ紐は折りたためばコンパクトになるので、ちょっとした外出の際には持ち歩くことをおすすめします。
②寝かしつけ
抱っこ紐は寝かしつけにも便利なアイテムです。抱っこしながら赤ちゃんを寝かしつけるのは大変ですよね。いつまでも寝てくれない赤ちゃんを抱っこし続けるのも一苦労です。抱っこ紐で寝かしつける方法をとると、手が使えるので家事をしながら寝かしつけすることも可能です。
③泣いたりぐずったりしたとき
赤ちゃんが機嫌が悪くて泣いたりぐずったりするときにも、抱っこ紐は便利です。おむつをかえたり、ミルクをあげても、いつまでもぐずぐずする赤ちゃんには、抱っこをして安心させてあげましょう。抱っこすると安心して落ち着くことも多い赤ちゃんですが、いつまでも抱っこするのも大変ですよね。そんな時は抱っこ紐を活用してあやすのも、育児を楽にするコツですよ。
抱っこ紐はいつまで使う?先輩ママの体験談を紹介!
抱っこ紐をいつまで使うのかは、その抱っこ紐の使える期間にもよりますが、先輩ママたちはいつまで抱っこ紐を使っていたのでしょうか。体験談をご紹介します。
腰ベルト無しはそろそろきついでしょうね。
私もベビービョルンがかなり肩がいたくなりました。
エルゴだと20kgまでいけるものもあります。
私は寝てしまった時など、4才児をおんぶします。
メインで使うのは1才3ヶ月の下の子ですが、まだまだ使うと思います。
とは言え、これからの時期は暑い日が多く、エルゴはあまり使えなくなります。
涼しくなるまでお休みです。
夏はいつもベビーカー利用が多くなりますよ。
ショッピングモールや狭いスーパーなど、冷房が効いたとこではエルゴも使えますが、屋外はどの抱っこ紐も厳しい。
理想はベビーカーと抱っこ紐の併用でしょうね。
抱っこ紐にもいろいろありますよね、
もしかしてトピ主さんがお使いの抱っこ紐は新生児、もしくは首が据わってからOKのしっかり抱っこ紐ではないでしょうか?
それだと、親の正面に子供が来るので、子供の身長が高くなると歩くときに子供の脚と親の脚がぶつかって歩きづらかったりしませんか?
そろそろ抱っこ紐は、赤ちゃん時代とと同じ物ではなく、斜め横で母親の腰をまたがせるように抱っこでき、背もたれなどもない簡易タイプにしたらどうでしょう。
そうすると大分印象が変わると思いますよ、自分で歩く事も増えるでしょうし。
それと1歳6ヶ月だとまだまだ理解力がないからしかたありませんが、ベビーカー嫌いも、この先もずっと続くとは限りませんよ。
2歳近くなって、物事が理解できはじめると、疲れたとき、おやつやお茶を飲むとき、寝るとき、ベビーカーが便利だと子供が理解して、自分からベビーカーに乗るようになった子供を知っています。
大変でも時にはおやつで釣ったり、褒め殺しにしてベビーカーに乗せる努力を続けてみても良いのでは?
ちなみに私は娘が3歳近くまで外出には「トンガ」持ち歩いてましたよ。
私も身長150センチ、娘は1歳半、体重は8キロと小さいです。
で、だっこ紐使ってますよ。外出時はダッコ紐のほうがすぐ寝るので
必ず持っていきます。
人目が気にならないのであれば、ママと子供に一番良い方法でいいのでは?
最近軽々歩く娘は、どちらかと言うと自分で歩きたがりますが、
どうしてもベビーカーに乗せなくてはいけない状況では
無理矢理のせてます。乗らなきゃいけない理由を諭しながら。
格闘になりますがね。
でも、ベルトを締めてしまうと、観念するのか、仕方が無く泣き止み、
ベビーカーに乗っています。
ママが頑とゆずらなければ、子供は理解すると思います。
泣けばママが負けると知っているから泣くという事もあると思います。
抱っこ紐は子供が歩けるようになると、卒業する人が多いですね。理由は様々ですが、子供が重くなったり嫌がったりするタイミングで抱っこ紐をやめる体験談が多数聞けました。また、スリングタイプなどの簡易な抱っこ紐は大きくなっても使い勝手がいいとの体験談があったので、いつまでも長く使うのであれば、そのような抱っこ紐を選ぶのもいいかもしれませんね。
抱っこ紐を使わなくなる4つの理由
便利な抱っこ紐ですが、いつまで使うのかも気になるところですね。抱っこ紐を使わなくなる理由を4つご紹介します。
①子供が大きくなった
子供が大きくなり、抱っこ紐の対象月齢を超えてしまう時期がきたら、抱っこ紐は使わなくなります。抱っこ紐にはいつからいつまで、と対象月齢が定められています。その月齢を超えたら使えなくなりますし、子供が大きいので抱っこ紐は窮屈になってしまいますね。いつまでも抱っこ紐が使えるわけではありません。
②子供が歩けるようになった
まだ歩けないハイハイの時期の赤ちゃんだと抱っこ紐が活躍しましたが、子供が歩けるようになるとだんだん使わなくなりますね。抱っこしようとすると、嫌だ!と拒否されることもでてきます。買い物やお散歩でも、自分の足で歩けるようになると、抱っこ紐の出番がなくなっていきます。
③子供が嫌がるようになった
抱っこが好きな子供でも、抱っこ紐は嫌だと言うようになる場合があります。自分で歩けるようになったり、夏場は暑くて嫌になったり、理由は様々です。無理に抱っこ紐は使う必要はないので、子供が嫌がるなら抱っこ紐を卒業してもいいですね。
④ママの負担を減らすため
いくら抱っこ紐が便利だといっても、いつまでも子供を抱っこしているとママの体には負担です。抱っこ紐が肩や腰に食い込んで痛い思いをしたり、重さの負担が体にくると疲れてしまいますね。いつまでも抱っこ紐で子供をあやすことはできませんし、体に負担がきたタイミングで抱っこ紐を使わなくなる場合も多いようです。
抱っこ紐を上手に卒業する方法3選!
兄弟が生まれて上の子の抱っこ紐を卒業したい場合や、歩けるようになったので抱っこ紐を卒業したい場合など、その理由は様々です。抱っこ紐を上手に卒業するコツや方法をご紹介します。
①外出時にベビーカーを使う
子供がまだ歩けない時期に抱っこ紐を卒業したい場合は、ベビーカーを活用しましょう。ベビーカーにも種類がたくさんあり迷ってしまいますが、コンパクトに折りたためるタイプがおすすめです。電車やバスで移動する際には、コンパクトで邪魔にならないベビーカーが便利ですよ。心配ならベビーカーに抱っこ紐を積んでおいて、いつまでもぐずり続ける場合に使いましょう。
②歩く練習をさせる
途中で歩くのが嫌になって、抱っこしてほしいとせがむ場合も多いのではないでしょうか。歩き始めは楽しくてどんどん歩いていきますが、距離が長くなると子供も疲れてきて甘えてしまうのでしょう。少しずつ歩く距離を増やして歩く練習をさせるのも、抱っこ紐卒業へのコツです。公園までの距離が歩けたら、その先のスーパーまで、そこまで行けたらおやつを買ってあげるなど、歩くことが楽しいと感じさせてあげるのも一つの方法ですね。
③絵本などで寝かしつける
抱っこ紐で寝かしつけをしている場合、いつまで抱っこで寝かしつけをすればいいのか不安になってしまいますね。子供が重くなってきたりすると、ママの負担も大変なものです。また、おじいちゃんやおばあちゃんの家に子供だけでお泊まりする場合もあるかもしれませんね。そんな場合も考えて、抱っこ紐での寝かしつけの卒業もしていきましょう。寝かしつけの時に、布団の中で絵本を読んであげたり童謡を歌うなどして、そのまま眠れるような方法で寝かしつけてあげると、案外簡単に眠ってくれます。
抱っこ紐のおすすめ人気ブランド5選!いつまで使うかの目安にも!
抱っこ紐の種類はたくさんあって、どれにすればいいのか迷ってしまいますね。いつまで使えるのか、抱っこ紐やブランドによって違うので、自分にあった抱っこ紐を選びましょう。おすすめの人気ブランドの抱っこ紐の特徴や、いつまで使えるのかを詳しくご紹介していきます。
①アップリカ
国産ブランドで人気の高い、アップリカの抱っこ紐はベビーカーにそのまま乗せかえができるタイプの便利な抱っこ紐です。横抱き・たて抱き両方に対応しています。お値段が高いのでいつまで使用できるか気になるところですが、新生児から3歳頃までと長い間使用できるのでお得かもしれませんね。首がすわっていない新生児期でも使用できるのは、ヘッドサポートがついているからです。全面メッシュで通気性もいいので、軽くて快適な抱っこ紐です。
②エルゴベビー
アメリカ発のブランド・エルゴベビーはおしゃれなママの間で人気の抱っこ紐です。エルゴベビーの中で定番のオリジナルはママが疲れない太めの肩紐が嬉しいところです。肉厚なパットが入っているので、肩に抱っこ紐が食い込むこともありません。スリーピングフードという、赤ちゃんの頭を包む布が抱っこ紐に縫い付けられていて、眠る赤ちゃんの頭を守ってくれます。また、洗濯機で洗えるのも清潔で嬉しいですね。いつまで使えるのかというと、新生児から2歳までくらいの期間が使用可能です。横抱き・たて抱きができ、おしゃれな抱っこ紐を使いたい方におすすめします。
③タックマミー
子育てをする現役ママが考案したタックマミーの抱っこ紐は、綿100%の安心素材でできています。いつまで使えるのかというと、首がすわったころから2歳頃まで使えます。こちらの抱っこ紐は赤ちゃんを抱っこ紐に入れて、ファスナーをあげるだけの簡単な装着が魅力です。カラーもたくさんあるので、パパとの共用にもおすすめですよ。
④ババスリング
ババスリングはおしゃれなカラーや模様が豊富な抱っこ紐のブランドです。新生児期から使えるので、生まれてすぐの抱っこ紐として活躍します。装着が簡単で、赤ちゃんを抱っこ紐の中にすっぽりと入れるだけです。コットン100%の素材は赤ちゃんにとってもママにとっても優しいですね。ババスリングの本体の中に立体ポケットがついているので、ガーゼやティッシュなどの小物を入れるのも便利ですよ。新生児からいつまで使えるのか気になるところですが、3歳頃までは使用できます。首や腰がしっかりすわったら、たて抱きの抱っこ紐になりますが、すっぽりとおしりだけ入る形になり、補助的な抱っこ紐と考える方がいいでしょう。
⑤ミニモンキー
ミニモンキーは6個の抱き方ができる便利なかわいい抱っこ紐で、オランダのブランドのものです。こちらの抱っこ紐はコンパクトに折りたためるのが特徴です。抱っこしたまま授乳ができる、授乳カバー付きなのも嬉しいですね。軽いのでいつまで使えるのか不安になりますが、新生児から3歳頃まで長く使えますよ。
【番外編】抱っこ紐卒業はまだ遠い?ママの負担を減らす抱っこ紐の付け方!
いつまでも抱っこ紐を使うわけにはいかないので、そろそろ卒業したいと考えますが、子供が嫌がったりすれば卒業までが長引く場合もありますね。そんな時、少しでもママの負担を減らす抱っこ紐の付け方のコツや方法をご紹介します。
肩・腰のベルトの位置を調整する
抱っこ紐の腰のベルトの位置は、なるべくママのウエストの高い位置に装着するのがコツです。赤ちゃんの重心が、なるべく上になるように肩ベルトを調整すると負荷が軽く済みます。
肩ベルトをつなぐバックルの位置を調整する
肩ベルトをつなぐバックルは、肩甲骨からわきの下へ通るラインへ調整してみてください。正しい位置にすることで、首や肩の負荷が軽くなり、肩凝りを回避することができますよ。
抱っこ紐の卒業には個人差がある!赤ちゃんやママの状況に合わせよう!
抱っこ紐の卒業の理由は様々です。体験談にもあったように、子供から嫌がって抱っこ紐を卒業する場合もあります。抱っこ紐をいつまでに卒業しなければいけない、といったことはないので焦る必要はありません。育児を楽にしてくれるアイテムはどんどん活用することが、育児を楽しむコツですよ。