人間観察が趣味の人の心理や特徴9選!メリット・やり方も紹介!
人には堂々と言えない趣味ですが、人間観察が大好きという人もいますよね。今回は、人間観察が趣味の人の心理や特徴を紹介します。人間観察はあまり好かれない趣味ではありますが、節度を持って人間観察をすることで、恋愛や仕事に活かせるなど、メリットもありますよ。
目次
人間観察が趣味ってどういう心理?メリットは?
「人間観察が趣味」と堂々と言う人はあまりいないかと思いますが、実は人間観察が好きな人って結構いるようです。かく言う筆者も人間観察は大好きで、気づけば人間観察をしてしまいます。人間観察をする際には、大きく分けて2つの心理があると言われています。
①他人を見下すため
②他人を理解するため
①の心理から人間観察をしている人は、趣味が悪いですよね。すぐにやめる方がいいでしょう。気づかれていないようで、きっと周囲からは人間観察をしていることを気づかれている可能性が高いです。他人を見下すために人間観察をしている人は、人間観察をした結果で得たことを自分の外に嫌な形で出してしまっているはずですよ。例えば悪口や噂話などですね。これでは周囲から距離を置かれてしまいます。
②の心理から人間観察をしている人は、仕事が速かったり、人当たりが良かったりと周囲から一目置かれる存在かもしれません。同じ人間観察でも心理が違えばメリットにもなり得るんですね。
そもそも人間観察は趣味として成立するの?
そもそも人間観察は趣味として成立するのかどうかも気になるところですよね。趣味とは「楽しみとして行う行為」を指す言葉ですので、人間観察を楽しんで行っているのであれば趣味として成立します。
ただし、人間観察という趣味は他人から嫌悪感を抱かれやすい趣味の一つです。自分が知らないところで観察されていると思うと、確かに気持ち悪さを覚えますよね。他人に迷惑を掛けないように、不快感を与えないように自分の中だけで人間観察する分には構いませんが、「人間観察が趣味だ」と堂々と公言するのは、他人から距離を置かれてしまうこともありますので注意しましょうね。
人間観察が趣味という人の心理と特徴9選!
それでは、人間観察が趣味という人の心理と特徴を9つ見ていきましょう。先ほども紹介したように、人間観察が趣味という人には、大きく分けて2つの心理がありましたよね。それをもっと細かく分類してみましょう。
①情報収集が好き
人間観察が趣味という人の特徴として情報収集が好きなことが挙げられます。人間観察とは他人の情報を集める行為ですよね。ずっと同じ人を人間観察をすることで、その人の好みや趣味、習慣や癖などを知ることも可能です。多くの人を観察することで、傾向などを割り出すことも可能になります。
②他人を比較するのがクセ
他人を比較するのがクセなのも人間観察が趣味という人の特徴です。人間観察をする人は、ただ人を観察するだけでなく、比べることに重きを置いている場合も多いようです。自分の中の基準とズレている人を見つけては目で追うクセがあります。
③自分に自信がない
人間観察が趣味という人は、自分に自信がないのも特徴です。人を見下すために人間観察をしている人は、自分に自信がないことが多いです。人間観察をして、自分より劣る点を見つけることで自分を保っています。これは人から距離を置かれてしまうことに繋がる可能性が高いです。自分に自信がないのであれば、人間観察をして他人の良い面を見つけて、取り入れるようにしてみましょう。
④先読み思考である
人間観察が趣味という人の心理と特徴には、先読み思考をすることもあります。人間観察をしていくうちに、行動パターンを読むことが身についてくるようです。そのため、人間観察が趣味である人は、一歩先を読んで行動することが得意です。これは仕事ではかなり有利な思考ですよね。上司や営業先で役立つ特徴と言えるでしょう。
⑤腹黒い一面がある
腹黒い一面も持っている人は人間観察が趣味という人が多いとされています。あら探しをするために人間観察をする人は腹黒いと言わざるを得ませんよね。純粋無垢な人は、あまり人間観察をするイメージがありませんよね。人間観察をすることで何かを得ようとすること自体、腹黒いと言えるかもしれません。
⑥観察力・洞察力がある
観察力・洞察力があることも人間観察が趣味という人の心理と特徴として挙げられます。人間観察をしていると、否が応でも観察力や洞察力が身に付きます。表情や手先の仕草などから相手の思考を読み取ることも上手になりますし、変化にも敏感になります。観察力や洞察力は持っていて損にはならない特徴なので、身につけたいものですよね。
⑦目立ちたくない
人間観察が趣味という人には目立ちたくない人が多いです。人間観察は堂々と楽しむものではなく、ひっそりと行うのが鉄則ですよね。そのため、人間観察を好む人は目立ちたくない性格の人がほとんどです。自分は身を潜めてこっそりと人間観察を楽しんでいるんですね。
⑧真面目で几帳面
人間観察をしていると、グループ分けしたくなる衝動にかられることもあります。「派手な人」、「地味な人」などグループに分けて細かく分析していきます。真面目で几帳面でなければ人間観察なんて面倒くさいことをしないんでしょうね。そのため、人間観察が趣味という人は真面目で几帳面だと言えます。
⑨冷静である
人間観察が趣味という人の心理と特徴の最後は、冷静であることです。様々な人を観察して分析しているが故に、あらゆる行動パターンを知っているいるのも特徴です。何が起こっても、冷静に対処することができます。観察力や洞察力も味方して、冷静に行動することができるんですね。
人間観察を趣味にするメリット4選!
では、人間観察を趣味にするとどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。活用法も含めて4つ紹介します。
メリット①色んなことに冷静に対処できる
メリットとしてまず挙げられるのは、色んなことに冷静に対処できることです。先ほど、特徴でも紹介したように、人間観察をしている人は色んな場面で冷静に対処することができます。様々な人の行動パターンを知っており、洞察力によって相手を分析することができるからです。これは、プライベートではもちろん、仕事においても重要なメリットですよ。
メリット②自分に自信がつく
人間観察をすることで自分に自信がつくのもメリットです。人間観察を人を見下すことに利用しては自分を貶めるだけですよね。しかし、自分の自信に繋げることも可能です。人間観察をすることで、他人の良い点を吸収することができます。人間観察をする際には、人の良い所に注意して観察すると自分に取り入れやすくなりますよ。
メリット③恋愛に活かせる
恋愛に活かせることもメリットの一つでしょう。人間観察を続けていると人の心の機微にも敏感になります。これは恋愛においてかなり有利です。気になる男性がいたら人間観察をしてみましょう。すると、あなたに脈ありかどうかを判断することができるでしょう。
また、自分の恋愛だけでなく、友達の恋愛にも役立ちます。人間観察をしていると、観察力や洞察力が身に付くので、勘も働きやすくなってきます。筆者は大学生の頃、友達から恋愛相談をよく受けていました。「告白はもう少し待つ方がいい」とか、「あの人はきっと他に好きな人がいる」とか友達にアドバイスしていましたよ。そしてついたあだ名が「恋愛マスター」でした。他人のことだとより冷静に人間観察できるので、よく当たっていたんでしょうね。
メリット④仕事に活かせる
人間観察をすることのメリット、最後は、仕事に活かせることです。仕事をする上で、欠かせない事は、観察力や洞察力です。また、冷静さも大切ですよね。これは、人間観察が趣味という人の心理と特徴に当てはまっています。特に人を相手にする仕事では人間観察はとても役立ちます。相手がどういう人なのか、今どのように考えているのかを言動から読み取ることで仕事がしやすくなります。
仕事内容だけでなく、職場の人間関係においても、人間観察は重要な要素です。上司の顔色をうかがったり、同僚と仲良くしていくには、人間観察をしておいて損はありません。ただし、人間観察をしていることがあからさまにバレてしまうと、嫌がられますので、これまたこっそりと行うのがポイントですよ。
人間観察をする方法は?おすすめのやり方4選!
人間観察を行うメリットを紹介しましたが、では実際にどのようにして人間観察をするのが良いのでしょうか?ここでは、おすすめの人間観察のやり方を4つ紹介します。
やり方①身近な人を観察する
人間観察をするためには、対象を決める必要がありますよね。しかし、最初は誰を観察していいのか分からないはず。人間観察を始めるには、まずは身近な人を観察してみましょう。仲の良い友達や、彼氏、家族でも良いでしょう。人間観察をしていることがバレてもリスクのない人から始めるのがおすすめです。新たな一面を知れるかもしれませんよ。
やり方②人混みで観察する
身近な人で人間観察をすることに慣れたら、今度は様々な人を人間観察してみましょう。おすすめのやり方は人混みで人間観察をすることです。人混みだとあなたの視線も人混みに紛れます。また、対象も多くいるので、観察したい人が見つかりやすいはずですよ。
やり方③SNSを使って観察する
直接人間観察をすることに抵抗を感じる人は、SNSで人間観察をするやり方もありです。SNSを利用している人はたくさんいますよね。検索すると出てくることもあります。SNSを見ることで、その人の人となりを知ることも可能です。
もちろん、知らない人を観察することもできます。趣味が同じ人、興味のある投稿をしている人を見つけて、過去の投稿を遡ってみましょう。
やり方④人間観察する人を観察してみる
人間観察することに慣れてきたら、人間観察するのが趣味な人を観察してみましょう。人間観察をしている人の視線を追って、どこを見ているのかを参考にしてみましょう。身近な人であれば、実際に人間観察のポイントを聞きながら人間観察してみるのも良いですね。
人間観察をするときのポイント3選!
実際に人間観察をするときには重要なポイントを押さえる必要があります。人間観察をするときのポイントを3つに分けて紹介します。
ポイント①先入観を捨てる
人間観察をするときには、先入観を捨てることがポイントです。先入観を持って人間観察をすると、先入観が邪魔をして、その人の本当の姿が見えてきません。結局は自分の都合の良いように解釈してしまいます。
例えば、見た目が派手な人は、生活も派手だったり、異性関係も派手だと思いがちですよね。しかし、実際には、とても真面目で、一途な人だってたくさんいるはずです。先入観は人間観察の結果をゆがめてしまうので、先入観は持たず人間観察をするのがポイントですよ。
ポイント②比較しない
人間観察をするときには比較しないことも大切です。比較するために行うと、どうしても人の悪い所に目が行きがちです。それでは人を見下すための人間観察になってしまいます。そうではなく、その人を純粋に理解するために人間観察をするように心がけましょう。特に、身近な人を人間観察する際には、比較対象にしないことがポイントです。
ポイント③自分自身で結論を出す
人間観察をした結果、その人のことをより詳しく知ることができますよね。その結果を総合して、その人がどのような人か結論を出すのは他人に相談などをせず、自分自身で行いましょう。他人を通すと、その人の意見が反映されてしまうので、人間観察を通して得た情報と異なる情報が入ってしまいます。あなた自身が人間観察をして感じたその人の人となりを信じて、コミュニケーションを取るようにしましょう。
人間観察を趣味にする場合の注意点
最後に、人間観察を趣味にする場合の注意点に触れておきましょう。人間観察はあまり好まれない趣味です。誰かにこっそりと観察されて評価されるのは気持ち良いことではありませんよね。そのため、人間観察はさりげなく行うように注意しましょう。また、しつこく同じ人を人間観察するのは避けてください。さりげなく行っていると思っていても、人は視線を感じやすいものです。気づかれると、嫌われかねませんよ。
また、あなたが人間観察をしているように、あなたも人間観察をされているかもしれないということを念頭においてください。そこはお互い様ですよね。あなたがされて嫌なことは他人もされて嫌なことです。この点に注意して人間観察をしましょうね。
最後の注意点は、決して人を見下すために人間観察を行わないことです。これは絶対に注意してほしいポイントです。自信のない人は、人が自分より劣る点を探して自尊心を保とうとしてしまいがちです。人の粗探しをするために人間観察をするのは、とても悲しい行為です。これはとても悪趣味です。人間観察から得たことを友達と噂話や悪口として共有するのもやめましょう。品が無い行為です。
人間観察はやり方によってはメリットがとても多い!
人間観察は人から嫌悪感を抱かれることもある趣味です。しかし、やり方によっては、仕事や恋愛に活かせるメリットもあります。人間観察を良いものにするのも悪いものにするのも、あなたの気持ち次第です。他人を嫌な気持ちにしないよう心がけて、人間観察をうまく活用してください。