娘が父親嫌いの理由10選！父親嫌いであることが恋愛に及ぼす影響は？

ある機関の調査では、父親を好きかという調査をしたところ、好きと応えた女性は約8割ほどいましたが、残りの約2割の娘は嫌いという結果が出たそうです。割合で言えば5人に1人の父親が、娘に嫌いと思われているという結果となりました。年代別で見れば、嫌いと答えた女性は思春期の女性が最も多いようです。

なぜ、娘は父親の事を嫌いになってしまうのでしょうか？今回は、娘が父親を嫌いになる理由と、父親が嫌われる原因、それによって娘の恋愛にはどういう影響を及ぼすのかについてご紹介します。関係の改善方法についてもご紹介しますので、参考にしてみて下さい。

父親が嫌いという女性は、何が原因で父親の事を嫌ってしまうのでしょうか。過干渉だったり、理解してくれなかったり、人によって嫌いになる理由はまちまちかもしれません。この段では、父親のどのような行動が原因で嫌いになってしまうのかを紹介していきます。自分の行動を思い返してみて、嫌いになられる場合があるのなら改善する方法を見つけたほうが良いでしょう。女性の方も、父親の気持ちになってご覧になる事で、父親の気持ちが少し理解出来るかもしれません。

父親が仕事一筋の人間で、娘とあまり関わる時間が無い事が原因のケースです。この理由からは、父親が家にいない事から、思い出が無いという特徴が見られます。遠くへ単身赴任という不可抗力が原因の場合もありますが、朝は娘の起床より早く家を出て、帰りは娘が寝た後。休日も家を空けがちの父親ならば、そもそも父親として理解されていない場合もあるでしょう。

幼い頃に娘が父親の事を大好きすぎるほど、関われる時間に対する寂しさの影響は大きくなりやすい特徴があり、結果的に父親を嫌いになってしまいます。

父親が娘の事をジロジロ見てくる理由は様々あると思います。例えばメイクをするようになって女性らしくなったと思ったり、胸の膨らみなど、身体的な特徴に父親の理解がついていかなくてジロジロ見てしまう事もあるでしょう。誰だってジロジロ見られて良い気分にはならないように、父と娘の関係でもジロジロ見られる事は、嫌いになる理由に十分なりえます。

「門限までには必ず帰ってきなさい」「旅行に行くなら毎日連絡をよこしなさい」などと言ったように、過保護すぎる事が原因で嫌いになられてしまう事もあるようです。父親としては、可愛い娘の事を心配している理由からの行動ですが、娘からしたら、いつまでも子供扱いをされていると思ってしまい、嫌いになる理由となってしまいます。

「こんな遅い時間までどこで何をしていたんだ」「今日は誰と遊ぶんだ」などと、行動に過剰に干渉してくる父親は、娘が嫌いになる原因を作ってしまっています。過保護と似たような特徴のある行動で、父親としてはやはり娘が心配だという理由があって干渉をしてしまいます。成人して物事の分別もつけられるようになった女性からすれば、いつまでも干渉される事に嫌気がさしてしまい、父親の事を嫌いになる原因となってしまいます。

父親の加齢臭を感じてしまう事で、娘は父親の事を嫌いになってしまうようです。父親の臭いが嫌いというのは、思春期に入った女性ならばほとんどの人が通る道だと思いますが、これにはしっかりとした科学的な理由があります。

元々人間というのは、自分と遺伝子情報の近い人とは、種の多様性を保つために生殖行為を避ける本能があります。娘は父からの遺伝子を半分貰っているため、遺伝子的には近いものとなり、その影響で嫌いになってしまうようです。とは言え加齢臭はある程度は改善出来る方法もありますので、年頃の娘を持つ父親としてはしっかりと加齢集の改善に勤しむ事が大切です。

父親の口臭がキツイ原因は様々あると思います。お酒を飲んだり、タバコ+コーヒーという口臭の代名詞とも言える組み合わせだったり、もしくは口内環境が悪かったりとその理由は様々です。娘に限った事ではありませんが、誰でも口臭のキツイ人とはなるべく近付きたくありません。ましてや家族として一緒にいる時間の多い父親の口臭がキツイのならば、自然と近付かなくなってしまう原因としては十分でしょう。口臭も加齢臭と同じく改善出来る方法はあるので、口臭の原因を理解し、改善できるように努力をする事が大切です。

常に仕事に追われているような父親だったら、一緒にテレビを見る時間も無ければ日常会話すらまともする時間も無いでしょう。一緒にいる時間が少なすぎて、娘の事をあまり理解出来ていない父親の気持ちからすれば、「何を話していいのか分からない」という状況に陥っているかもしれません。

本当は何か会話をしたいと思っていても、年頃の娘と話す方法も分からないため、娘からは「何も話さないから私に興味ないのかな？」と思われ、嫌いになってしまう事もあるようです。また、娘が父親の事を嫌いなのを知っているから、これ以上嫌いになられないようにと父親の方から干渉を避けている場合もあります。干渉しない事が、これ以上嫌いになられないために唯一出来る方法なのです。

父親と娘の話が合わず、嫌いになってしまう事があります。一緒にいる時間は少ない上に、職場では自分の娘に近い歳の女性と話す事も無く、話す相手は同性ばかり。そんな感覚を持ってしまった父親が、娘と話す時に話が合わないのは当然と言えば当然の理由かもしれません。

娘としては、ただただ話を聞いて共感してもらいたいだけなのに、父親が威厳を見せようとして説教じみた事を言ってしまったり、父親の価値観と違う事を思いっきり否定してきたりと、娘からしたら人格を否定されていると感じる事もあるでしょう。父親が娘の気持ちに理解を示さずに毎回怒っていたら、娘の気持ちも離れていき、嫌いになられてしまうでしょう。誰だって怒られる事でいい気持ちにはなりませんよね。

外での行動も、娘は父親の事を良く見ています。例えばスタイル抜群の女性とすれ違ったとしたら、それを自然と目で追ってしまったり、露出の多い女性を見かけたら胸元に目が行ってしまったりと、父親の男としての下心見え見えの行動に抵抗を感じ、引いてしまう事もあります。妻という存在いるのに他の女性に目が行く事は、娘も同じ女性として嫌悪感を抱くため、嫌いになられる原因となります。

娘が父親を嫌う理由について紹介してきましたが、ここからは娘に嫌われる父親の特徴について紹介していきます。世の父親の皆様はこれから紹介する特徴に当てはまっていたら、注意をしないといけません。子供は親のことを、親が思うよりも良く見ています。

娘に嫌いになられる父親の1つ目の特徴として、自分の考えが絶対だと信じ、娘にもそれを頑なに押し付けようとする特徴があります。娘の考えに対して理解を示す事はなく、ひとりの人間として見る事はありません。自分は何十年とその性格で生きてこれたので、娘に失敗して欲しくないからと、親心から自分の考えを曲げないのです。娘からすれば話を聞いてくれない父親となり、嫌いになられてしまいます。

娘に嫌いになられる父親の2つ目の特徴として、威圧的である事が挙げられます。頑固な父親と特徴的には似ている所もありますが、娘にの発言をまともに聞こうともせずに頭ごなしに否定したり、場合によっては力で威圧してくる事もあるでしょう。そんな父親の姿に恐れを感じたり、幻滅してしまい、嫌いになられる事もあるでしょう。

娘に嫌いになられる父親の3つ目の特徴として、母親を大切にしない事が挙げられます。例えば定職に付かずに母親の収入をアテにしていたり、酒癖が悪くて酔うと母親に手をあげたり、女癖が悪かったりなど理由は様々でしょう。夫として、妻を大切にしない姿を目の当たりにしてしまうと、子供は必然的に母親の味方をします。そして、母親を大切にしない父親の事を嫌いになってしまいます。

娘に嫌いになられる父親の4つ目の特徴は、悪口や人を見下す発言をする父親です。誰しも人の悪口などを聞いてもいい気分にはならないと思います。それが母親に愚痴を聞いて貰っている場合でも、テレビに映っている芸能人に向けられたものだとしても根本は同じです。対象が誰だとかそういう問題ではありません。家庭内で頻繁に悪口を耳にしようものなら、行く行くは父親の人格でさえ否定されるほどに嫌いになられてしまうでしょう。

娘に嫌いになられる父親の5つ目の特徴は、内弁慶である事です。外では誰にでも良い顔をするのに、家の中では偉ぶったり怒鳴り散らしたり。そんな姿を娘に見られれば「器の小さい父親」と思われてしまい、嫌いになられてしまうでしょう。

父親が嫌いな女性は、父親の影響を強く受けてしまうため、少し偏った恋愛をする傾向があるようです。この段では、そんな父親嫌いの女性の恋愛について紹介していきます。女性の恋愛に関しての紹介ですが、男性の方も娘に与える影響を知る事が出来るので、参考にしてみて下さい。

父親嫌いが恋愛に及ぼす影響の1つ目としては、恋人を作らなくなります。最も身近な男性でもある父親の事を嫌いになると、世の男性も全て同じだと思ってしまい、恋愛に踏み出せなくなるほどの影響をもたらす事もあります。例えば過干渉な父親を持っていたとすれば、恋人も同じ男性だから過干渉なのではないか、と思ってしまいます。

もしもその影響を忘れられるような相手と恋愛を始められたとしても、父親=世の男性という方程式は簡単に崩れる事はありません。最初のうちは父親の影響を一時的に忘れられたかもしれませんが、その影響は消える事なくいつまでも色濃く残ります。父親に無い物を全て求めようと、高い理想を相手の男性に求めがちになる恋愛をするようになり、疲れた男性から離れていく事が多くなります。

父親嫌いが恋愛に及ぼす影響の2つ目として、不倫に走りがちになる特徴があります。あまり構ってもらえなかったから父親が嫌いというタイプの女性が男性に求めるものは、自分の事を最優先に考えてくれる事となります。父親に構ってもらえなかった寂しさをもう味わいたくないからと、そのような相手を選ぶ特徴が強いようです。

しかし、何故か独身男性よりも既婚者との恋愛に走りがちになるようです。独身よりも既婚者のほうが大人の余裕を持ち合わせているため、独身の人よりも干渉も少なくスマートに愛してくれそうと、女性からすれば思ってしまうのかもしれません。

父親嫌いが恋愛に及ぼす影響の3つ目は、すごく年上の男性としか付き合えないという事もあります。理由はとても単純で、父親が嫌いだと思うし口にもするけれども、心のどこかでは父親の事を好いていたいと思っているのです。そのため父親と同年代くらいの人に父親の影を合わせてしまうため、無意識のうちに好いてしまいます。

その影響もあり、同年代や年下との恋愛は考えられず、いざ家族に彼氏を紹介する時に、彼氏と父親が同世代だったなんて事もあるかもしれません。

ここまで娘に嫌われる父親の行動や特徴について紹介してきましたが、ここからは娘と父親が仲良くなる方法を紹介します。どれも全て簡単に出来る事ですので、娘との関係を改善したい父親も、今よりも娘と仲良くなりたい父親もぜひ試してみて下さい。

娘と父親の関係を改善するには、娘の興味がある話をして、娘の事を理解する方法があります。例えそれは流行っている物の話でも、最近話題の芸能人の話でなくても構いません。いずれ関係が改善していけばそのような話も出来るに越した事はありませんが、まずは学生だったら学校の話、社会人なら仕事の話からでも良いでしょう。

まずは会話をする事が大切です。話をする上で大切な事は、娘にしっかり理解を示し、過度な干渉をしない事ですので、意識して会話をするようにしましょう。

娘と父親の関係を改善する方法として、誕生日やクリスマスなどにプレゼントを贈る事も良いでしょう。贈るものはその人によって変わってくると思いますので、一概にこれが良いとは言えません。もしも娘と気兼ねなく話が出来る関係ならば、直接娘に聞いてみるのも良いでしょう。そうする事で娘と買い物に行ける可能性も出てきます。

もしもそうでない場合は、母親など娘と仲の良い身内にこっそり欲しいものを聞いてみるという手もあります。プレゼントを贈る際は誰か経由ではなく、照れくさくても直接渡すようにしましょう。

娘と父の関係を改善するために、家族旅行を計画するという方法もあります。ここで大切なのは、家族旅行に「連れて行く」事ではなく、一緒に「計画する」事です。計画から参加してもらう事で、娘が行きたい所を知ることが出来る上に、娘の希望を旅行に反映させる事が出来るからです。もしかしたら娘と父親の意外な共通点も見つかるかもしれません。ただただ旅行に連れていくよりも、娘にとっても良い思い出となる事でしょう。

娘が父親を嫌いな理由や特徴について紹介しました、いかがでしたでしょうか。娘との仲を改善したいと思う父親の方や、これから父親になる方には特に参考になった事もあったのではないでしょうか。父親と娘は異性なので、娘と同性の母親と比べるとどうしても価値観のズレが生まれてしまいがちです。だからこそ過保護になってしまったり、過干渉になってしまったりという事もあるでしょう。

そのため、父親は母親よりも努力をしなければならない場面も多々あるかもしれません。どんな時でもしっかりと娘の気持ちを理解してあげる事が、父と娘の関係を良好なものにする一番大切な方法なのではないのでしょうか。女性の方も、父親の気持ちを少しでも理解して、お互いに腹を割って話をする事で、一気に仲が良くなる事もありますので、父親と仲良くなりたい人は試してみて下さい。