フレンチキスの正しい意味とは？やり方・おすすめシチュエーションも！

フレンチキスと聞いてどのようなキスを思い浮かべますか？ほとんどの日本人が「唇をチュッと軽く重ねるキス」を思い浮かべるでしょう。しかしフレンチキス=軽いキスという文化が広まっているのは日本だけなのです。

ではフレンチキスの本来の意味はどのような意味なのでしょうか。答えは日本で広く知られている意味ではなく、むしろその逆なのです。つまり「舌を絡め合わせる情熱的なキス」を意味します。

日本だと舌を絡め合わせるキスはディープキスとして知られています。したがってフレンチキス=ディープキスというのが正しい意味となります。

そもそもフレンチキスという名称のキスはどのような由来があるのでしょうか。フレンチというくらいなのでフランスに何か関係している由来なのかなと思いますよね。

この由来については諸説がありますが、有名な由来ではイギリスとフランスが仲が悪かった時代までさかのぼります。フランス人のキスは昔から情熱的な深いものでした。そのフランス人のキスを見たイギリス人が「フレンチキス」とフランス人をバカにする意味で言ったのが由来とされています。

またもう1つ有名な由来があります。とあるアメリカ人がフランスへ行った際、フランス人のディープキスを目の当たりにしたそうです。そのフランス人の情熱的な様子が印象に残り、フレンチキスと言ったのが始まりという由来です。

どちらの由来も共通して言えるのは「フランス人がする情熱的な深いキス」を意味しているということですね。確かに、現代日本においてもフランス人の恋愛は特に情熱的で愛情深い印象があるので、こういった由来があるのは納得です。

ちなみに、現代のフランスでは「フレンチキス」のことを「ベーゼ アムルーズ」と言い、愛のキスという意味だそうです。日本ではこういった表現はあまり見かけないので、フランス人らしい表現ですね。

フランス人がする深いキスを意味していたフレンチキスが、なぜ日本では「軽いキス」として広まったのでしょうか。この解釈の由来も諸説あります。

有名な説の由来としては、日本がアメリカに占領されていた時代までさかのぼります。当時アメリカ人は挨拶でキスすることをフレンチキスと言っていたそうです。それを聞いていた日本人が「軽いキス=フレンチキス」と思うようになったのが由来とされています。

現代日本においてもこの由来が強く残っており、ほとんどの日本人がフレンチキスは軽いキスと思っています。一方で海外ではフレンチキスは深いキスになるので、気軽に使わないように注意しましょう。

フレンチキスは舌を絡める深いキスになりますが、こういった情熱的なキスを好む男性も多くいます。なぜフレンチキスが好きなのか、その心理を見て行きましょう。

まず1つ目の男性心理としては、甘えん坊ということです。甘えん坊な男性は密着度が高いフレンチキスをすることで、自分の甘えたいという欲求を満たしたいという心理があります。甘えん坊な男性は女性と密着することで安心感や癒しを得ているとも言えます。

2つ目の男性心理としては、独占欲が強いという心理です。女性をリードしながらハードなキスをするフレンチキスは「君は僕のものだ」という独占したい心理があるとも言えます。

独占したいという心理がある一方で、自分のものでいてくれるか不安という心理もあります。独占欲が強い男性はプライドが高い反面、寂しいという心理も持ちやすいのです。こういった男性は時に強引なフレンチキスをすることもあります。

フレンチキスは男性が好きなイメージですが、女性の中でもフレンチキスが好きな方はいます。女性でフレンチキスが好きな方は、どのような心理があるのでしょうか。

1つ目の女性心理としては、どんなキスをするか試したいという心理です。この心理を持つ女性はある意味「恋愛慣れしている」とも言えます。フレンチキスをしたら男性はどう返してくるか、どんな反応をするかを試したいという心理なんですね。好奇心旺盛な女性ということです。

2つ目の女性心理は、性的関係を重視している心理です。このタイプの女性は恋愛において「体の相性」を重要視するという心理があります。また一概には言えませんが、酔っていたり寂しいと感じた時には簡単に体を許しがちです。簡単に言うと「軽い」と言われる女性は、フレンチキスを自らする傾向にあるということです。

情熱的に深くするフレンチキスは愛情を持ってすることで4つの良い効果があると言われています。どのような効果があるのか詳しく見て行きましょう。

まず1つ目の効果は、ストレス発散になるという効果です。フレンチキスは舌を絡めるハードなキスです。その為、脳が自然に興奮状態になるんですね。脳が興奮状態になると知らないうちにストレスが発散効果があると言われています。

フレンチキスでなくても恋人とキスをするとなぜか落ち着くという人もいます。愛情のあるキスはどのようなキスでもストレス発散効果があるとも言えます。

2つ目の効果は、カロリー消費効果です。キスでカロリー消費？と思うかもしれませんが、キスが長いほどカロリー消費の効果があると言われています。なんと3分で15kcal消費するのだとか。また舌を使うので男性女性共に顔周りの筋肉をよく使います。その為女性には嬉しい小顔効果も期待出来ますよ。

3つ目の効果は、女性ホルモンが高まるという効果です。フレンチキスをすると「エストロゲン」という女性ホルモンが分泌されます。このホルモンが分泌されると、肌ツヤが良くなったり、バストアップしたりと嬉しい効果がたくさんあります。

バストアップなどは女性だけでなく男性にとっても嬉しい効果なので、積極的にフレンチキスをしたくなりますね。

4つ目の効果は、免疫力が上がるという効果です。フレンチキスは舌を絡めるキスの為、自然と互いの唾液が口内に入ります。すると自分が持っていない細菌が体内に入ることになるので、抗体が出来ると言われているのです。

また愛する人とのキスは幸せホルモンも分泌されると言われています。この幸せホルモンは日常のイライラなどを軽減する効果があり、普段からキスをする習慣がある人は長生きするという効果もあるそうです。

カロリー消費やホルモン分泌など、フレンチキスは本当に良い効果ばかりですね。

良いこと尽くしのフレンチキスですが、具体的にどのようなやり方なのでしょうか。ここからはとろけるようなフレンチキスのやり方を7ステップでご紹介します。

フレンチキスのやり方1つ目は、リラックスすることです。他の事に気がそれていたり、緊張していたりすると気持ちの良いフレンチキスが出来ません。相手に愛情を持ちリラックスすることでとろけるようなフレンチキスが出来ます。

2つ目のやり方は、軽いキスから始めるやり方です。最初からハードなフレンチキスをしてしまうと、どちらかの気分が乗っていないと萎えてしまいます。まずはバードキスなど軽めのキスからするやり方がおすすめです。

3つ目のやり方は、少しずつ激しく且つ緩急をつけるやり方です。軽いキスをある程度続けたら、少しずつ舌を絡めてみましょう。舌で相手の口内を探る激しいキスをしたら、一旦舌を抜き軽めのキスも交えましょう。緩急をつけると長い時間フレンチキスを楽しむことが出来ます。

4つ目のやり方は、首に腕を回すやり方です。男性が女性の首に手を腕を回すというよりは、女性が男性に腕を回すほうがおすすめです。女性が男性の首に腕を回すことで、男性は「興奮してくれている」と感じます。すると益々フレンチキスが盛り上がります。

5つ目のやり方は、髪を撫でるやり方です。これは男性女性共に相手の髪を撫でることをおすすめします。髪を撫でるという行為は「愛されている」「自分を認めてくれている」という気持ちになれます。互いに愛情を持っているからこそ出来ることなのです。愛情のあるフレンチキスこそ、1番盛り上がるフレンチキスですよ。

6つ目のやり方は、愛の言葉をささやくやり方です。キスをしてるんだから言葉はいらないんじゃないか？と思われる方もいると思いますが、特に女性は愛の言葉が嬉しいものです。

どのような愛の言葉が良いかと言うと「すごい好き」「愛してるよ」「ずっと一緒にいて」などですね。この言葉以外にも「愛おしい」という愛情が伝わる言葉であれば、どのような言葉でも素敵ですよ。

最後のステップは、愛情の赴くままにキスをするということです。基本的なステップは踏んだほうがフレンチキスは盛り上がりますが、愛情のあるキスに勝るものはありません。「好き」という気持ちを目一杯こめて、愛情のあるフレンチキスを楽しみましょう。

フレンチキスの具体的なやり方をご紹介しました。愛情のあるフレンチキスをすることと合わせて大事なのが、フレンチキスをするシチュエーションです。最後にフレンチキスが盛り上がるおすすめのシチュエーションを4つご紹介します。お気に入りのシチュエーションを見つけて、最高のフレンチキスをして下さいね。

まず1つ目のシチュエーションは、デートの別れ際というシチュエーションです。これは定番ですね。デートが別れ際は「もっと一緒にいたい」という気持ちが最高潮に達して、お互いの気持ちも盛り上がる時間なのでおすすめのシチュエーションです。

ただし、フレンチキスをする場所には気を付けましょう。駅の改札前など明るい場所はやはり人目が気になります。出来れば人目があまり気にならない場所を選ぶのが良いマナーと言えるでしょう。

2つ目のシチュエーションは、どちらかが落ち込んでいるというシチュエーションです。フレンチキスにはストレス発散や幸せホルモンが分泌されると前述しました。やはり愛情のあるフレンチキスは、恋人を元気づけられる1つの方法でもあります。

ただし、落ち込んでいる時に急にフレンチキスをし出すのはやめましょう。これをしてしまうと「ただヤリたいだけ」と思われがちです。大切なのは「元気づける為にキスをする」ということです。まずはじっくり話を聞いてあげることが先決ですよ。

3つ目のシチュエーションは、2人きりのエレベーターというシチュエーションです。閉ざされた空間でありながら、いつ人が入ってくるか分からないというスリルはキスを盛り上げる要素となります。

クローズ間際の施設のエレベーターなどは、2人きりになれるチャンスも高くなりますよ。また高層ビルのエレベーターなどは夜景が見える場合もあるのでシチュエーションとしてはおすすめです。

4つ目のシチュエーションは、抵抗出来ないというシチュエーションです。どちらかと言うとこれは男性がリードする形のシチュエーションですね。外出先で抵抗出来ないシチュエーションというのはなかなか無いと思うので、おすすめはどちらかの家やホテルなどです。

腕を押さえて少し強引にフレンチキスをしてみましょう。愛情のある間柄であれば、互いに興奮出来るキスとなります。ただし、これは「愛情のある間柄である」ということが大前提です。くれぐれもお付き合い前の女性にしないようにしましょう。

フレンチキスの本当の意味や由来、具体的なやり方やシチュエーションをご紹介しました。日本ではまだまだ「軽いキス=フレンチキス」と考える方が多いと思います。恋人同士であれば「フレンチキスの本当の意味知ってる？」と話題にしながら、フレンチキスをするのも良いですね。

フレンチキス以外のキスでも、キスというものは愛情を確かめ合える素敵なコミュニケーションです。お互いを思いやるキスをして、2人の愛を深めて下さいね。