あら探しをする人の特徴や心理11選!上手な対処法や撃退方法も解説!
皆さんの周りにはあら探しをする人はいますか?あら探しをされていると感じると、あまり良い気分ではありませんね。今回はそんな困ったあら探しをする人の特徴や心理と、上手な対処方法まで解説します!健やかな日々を送るためにもぜひ参考にして下さいね。
目次
そもそもあら探しをする人って?
『あら探し』という言葉は、「あら探しをする人」など、割と聞き慣れた言葉ではありますが、そもそもの意味はご存知ですか?言葉の印象としては、優越感や挑発を連想させ、あまり良いイメージがないのもこの言葉の特徴です。『あら探し』の意味は細かい部分さえも取り上げて批判するという事です。
同じような意味を持つ同義語には、「あげあし取り」「言いがかり」「難癖」などがあげられますが、どれをとっても、言われて気持ちいい言葉ではありませんね。ですが、意外と仕事においての人間関係や上司、また友達や家族など自分の周りに「あら探しをする人」がいるという人は多いのではないでしょうか。
今回は、そんな困った「あら探しをする人」の特徴や心理をはじめ、対処法や撃退法もご紹介します。仕事先の上司や同僚など、周りの「あら探しをする人」の挑発や優越感に対してストレスを感じていた人は必見です!ぜひ参考にして下さいね。
あら探しをする人の特徴や心理11選!
それでは、まずはじめに『あら探しをする人の特徴や心理』がどういったものなのかを見ていきましょう。あら探しをする人の心理を知ることで、納得できることがあるかもしれません。また、案外自分自身が知らず知らずのうちにあら探しをする人になっていた!と気付くこともあるかもしれません。あら探しをする人の特徴や心理を11個のパターン別にまとめましたので、仕事での同僚や上司、友達など思い当たる周りの人と照らし合わせてご覧下さいね。
①コンプレックスがある
あら探しをする人の特徴や心理、1個目は「コンプレックスがある」です。他人のあら探しをする人は、自分に自信がなかったり、何かしらのコンプレックスを抱えていることがあります。コンプレックスを抱えることにより、ついつい自分の欠点を誰かと比べるうちに、ますます自分にイライラしてしまう事もあるのでしょう。そして、自分のプライドをなんとか守るためにも、他人の欠点を細かい所まで探して優越感を得ようとする真意が「あら探しをする人」という行為になってしまうと考えられます。
②優越感を得たい
あら探しをする人の特徴や心理、2個目は「優越感を得たい」です。他人の欠点や劣っている部分を見つけることで優越感を得ることができ、またその優越感に快感を感じられるタイプの人も、あら探しをする人が多いです。優越感で快感を得られるのであれば、他にも優越感を得る前向きな方法はありますが、残念ながら世の中にはいろんな人がいます。自分で努力をするわけでもなく、他人のあら探しをすることで優越感を得られる感覚の人もいるということを覚えておきましょう。
③嫉妬心が強い
あら探しをする人の特徴や心理、3個目は「嫉妬心が強い」です。自分の抱えるコンプレックスによりあら探しをするのはまだ可愛い方なのかもしれません。あら探しをする人の心理には、自分にないものを持っている人に対して嫉妬心を抱くということもあります。仕事の同僚や同級生などにこのタイプの人がいるケースが多いです。あの人はあんなに幸せそうなのになんで自分だけ思うようにいかないんだろうという考え方から嫉妬心は生まれます。そして、自分が相手より劣っていないことを探す行為から、あら探しをする人になってしまうのです。
➃周囲から甘やかされている
あら探しをする人の特徴や心理、4個目は「周囲から甘やかされている」です。幼いころから家族や周りの人から特に甘やかされて育った人も、あら探しをする人になる傾向が見られます。意識しているわけではないのかもしれませんが、劣等感を感じたことがなく、いつも優越感に満たされていたので自然と周囲の他人を見下しがちになるようです。また、甘やかされた環境で育ったこともあり、今の自分の地位を守りたいがゆえに他人のあら探しをしてしまうのかもしれません。
⑤自慢話が多い
あら探しをする人の特徴や心理、5個目は「自慢話が多い」です。自慢話が多い人というのは、自分を大きく見せたいという心理から、非常にプライドが高い性格の持ち主であると言えるでしょう。それほど有能でない上司に多いタイプかもしれませんね。自慢話の中には盛りに盛った内容や、見栄を張りたいがための事実と異なる話も含まれてきます。とにかく高いプライドを傷つけられないためにも、人の欠点や劣った部分を探そうとあら探しをする人になるケースが多いと考えられます。
⑥自分の弱さや自信がないのを隠したい
あら探しをする人の特徴や心理、6個目は「自分の弱さや自信がないのを隠したい」です。自分の弱さや自信のなさを自覚している人の中には、弱さや自信のなさを指摘されたくなかったり、攻撃されたくなかったりという心理から、自分が嫌な思いをする前に他人の欠点を攻撃し挑発しようとすることがあります。弱みを握られたくなくて、自分を守ろうとする気持ちが強い人ほど、人のあら探しをしてとことん批判する傾向があります。
⑦自分の存在や力を示したい
あら探しをする人の特徴や心理、7個目は「自分の存在や力を示したい」です。あら探しをする人でこのタイプの人は、他人の批判をすることによって周りからの注目を集めたいという心理が働いていると言えるでしょう。他人を批判することで自分にはこれだけの判断能力があるということを知らしめたいのかもしれません。ですが、ターゲットにされた方はたまったものではありませんね。自分の存在や力を示したいという心理は、仕事など職場の上司に多く見られるケースです。
⑧自分の評価を上げたい
あら探しをする人の特徴や心理、8個目は「自分の評価を上げたい」です。このタイプのあら探しをする人は、ストレス発散や挑発ではなく、他人を批判することで他人の評価を下げ、相対的に自分の評価を上げようとする心理からの行動と読めるので、とても姑息です。仕事などの場で上司の前で同僚の些細なミスをこれ見よがしに指摘するという光景はドラマなどでもよくあるシーンですね。表面上では思惑通りに事が進んでいると思うかもしれませんが、見ている人は見ているので、心の中では陰湿で卑怯な人だと思われているかもしれませんね。
⑨共通の敵を作り仲間意識を高めたい
あら探しをする人の特徴や心理、9個目は「共通の敵を作り仲間意識を高めたい」です。これは、共通の敵を作ることで、仲間同士の結束をより強めたいという心理です。他人の欠点や悪口を共感し合うことで、いつの間にか仲良くなっているような場面がこのケースです。仲間意識を高める方法は他にもいろいろあるので、あえて他人のあら探しをする方法は選びたくはないですが、新人の同僚だけで集まった時に、思いがけず上司の悪口で盛り上がったことはありませんか?このように、意識はなくともあら探しをすることで何故か仲間との結束が強くなることもあるようです。
⑩ストレス発散したいだけ
あら探しをする人の特徴や心理、10個目は「ストレス発散したいだけ」です。ストレス社会である現代において、ストレスの発散方法はたくさんありますし、なかなか上手にストレス発散できないという人もいます。趣味に没頭したりカラオケやアウトドアなどで前向きにストレス発散する方法もある中で、人のあら探しをして批判や挑発をすることでストレスを発散する人もいます。いわゆる『八つ当たり』ですね。ターゲットにされた方はもちろん嫌な気分になりますが、実はあら探しをする人側もストレスを発散できたようで実際にはできてないのが現実です。
⑪相手を敵視している可能性も
あら探しをする人の特徴や心理、11個目は「相手を敵視している可能性」です。誰に対してもあら探しをする人という訳ではなく、ある特定の人物だけの批判や文句ばかりを言っている人は、その人を敵視している可能性があります。自分の方があの人より優れているのに、どうして自分だけという気持ちから、特定の人をターゲットにしてあら探しをする人となってしまうようです。あら探しをする人のパターンでも嫉妬心があるケースと似ていますね。
あら探しをする人への上手な対処法5つ!
11個のパターンから見た『あら探しをする人』ですが、心理や特徴を見ても目を付けられると面倒ですね。そんな『あら探しをする人』は下手に抵抗すると逆ギレや逆恨みをされる恐れもあります。そこで、あら探しをする人への上手な対処法を5つ紹介します。感情的になっては逆効果なので、冷静に適切な対処ができるようにぜひ参考にして下さいね。
対処法①相手にしない
あら探しをする人への対処法、1つ目は「相手にしない」です。あら探しをする人の一番シンプルで適切な対処法が相手にしないことですが、簡単なようで意外と難しい対処法でもありますね。あら探しをする人は常に自分と比較して優位に立てる相手を探しているので、ぐいぐいと見たり聞いたりしてきます。そんなあら探しをする人に真面目に対応していては、弱みに付け込まれるだけなので、適当に相槌を打ちながらまともに相手をしないことで上手に対処できるでしょう。
対処法②大人の対応であしらう
あら探しをする人への対処法、2つ目は「大人の対応であしらう」です。あら探しをする人は、他人の欠点や批判でしか満たされることができないと思うと、なんだか切ないですよね。そういった観点から、まともに受け止めて嫌な気持ちになるのではなく、大人の対応であしらうことで相手も満足するかもしれません。そうすれば自分も傷つくことがありませんよね。いざという時に大人の対応ができるように、日頃から意識しておくと良いでしょう。
対処法③挑発に乗らないでスルーする
あら探しをする人への対処法、3つ目は「挑発に乗らないでスルーする」です。あら探しをする人は、批判をしたり挑発したりすることで相手を同じ土俵に上げようとする心理を働かせます。そこで、挑発に乗ってまともに相手をしてしまうと、結局は自分も同類になってしまうことを心に留めておきましょう。挑発に乗ってしまったら相手の思うつぼです。ここは冷静に、挑発に乗らないでスルーするスキルを磨いておきましょう。
対処法➃とにかく距離を置く
あら探しをする人への対処法、4つ目は「とにかく距離を置く」です。あら探しをする人はあの手この手で距離を縮めては仲間意識を持ったりターゲットにしたりと自分のペースに巻き込もうとしてきます。ですが、そもそも誰の批判もするつもりがない人にとっては、これは大きなストレスでしかありません。
更に、あら探しをする人と一緒にいるというだけで、周りから見たらあなたまで同じように人の批判をしている人と思われかねません。仕事先など場所によっては難しいかもしれませんが、あら探しをする人に上手に対処するならば、とにかく距離を置くことも大切です。
仕事上や上司など、完全には無視も撃退もできない場合は、最低限のやりとりだけで済ませるように心がけましょう。
対処法⑤可哀想だと同情する
あら探しをする人への対処法、5つ目は「可哀想だと同情する」です。あら探しをして人の批判ばかりしている人は、視点を変えてみると、こういった方法でしか優越感に満たされなかったり、自分を保てなかったりということがわかります。そう考えると、他のことで満たされることがないなんて、なんだか可哀想とも思えますよね。これは上から目線な対応で、良い対処法だと思えない人もいるかもしれませんが、あまりにも強くズバズバと批判された時などはこう言った考え方も視野に入れましょう。
心から同情することで、相手から何を言われても腹を立てる気にもならなくなります。そして、可哀想な人に何を言われても案外気にならないものです。自分がストレスを抱えないためにも、身を守るための有効な対処法として覚えておく事をおすすめします。
あら探しする人を黙らせよう!撃退方法3つ!
あら探しをする人への対処法でも、なかなか上手に対処できなかったり、思った以上に相手が手強かったりという場合は、あら探しをする人を撃退することも考えましょう。ここでは、あら探しをする人を黙らせる、撃退方法を3つ紹介します。
相手の承認欲求を満たしてあげる
あら探しをする人の撃退方法、1つ目は「相手の承認欲求を満たしてあげる」です。仕事先や上司など、あら探しをする人も相手によってはなかなか自分を守るための対処ができないシーンもあることでしょう。そこで、仕事先や上司に対して有効なあら探しをする人の撃退方法として、相手の承認欲求を満たしてあげるのがおすすめの方法です。
仕事先の同僚や上司などが他人のあら探しをして批判をするケースは、自分の存在を認めてほしいという心理の表れであることが考えられます。もはや、自分の存在を認めてもらう事で頭がいっぱいになっている時は、実際に指摘してくることが少々おかしな内容であることも珍しくありません。
ですが、そこは穏便に、指摘されたことに対して感謝の気持ちを表すことで、相手は満足します。上手に撃退するための方法なので、心の底から感謝する必要はありません。「ありがとう」の一言で一瞬でも相手が満足することで、批判的な人の性格も変わってくるかもしれません。
あえて意見やアドバイスを求めてみる
あら探しをする人の撃退方法、2つ目は「あえて意見やアドバイスを求めてみる」です。相手にしなかったりスルーしたりといった対処法とは反対に、あえて意見やアドバイスを求めてみるのも一つの撃退方法です。
1つ目の承認欲求を満たしてあげるという撃退法の続きという形になりますが、批判されたことに対して感謝し、更にアドバイスを求めると、相手もそれなりの対応をせざるを得ません。そこで、的確なアドバイスをしてくれたなら、また更に感謝することができますし、特に何もでてこなければ、相手もこれに懲りて、今後批判してくることも少なくなるでしょう。
批判が正しいものなら真撃に受け止める
あら探しをする人の撃退方法、3つ目は「批判が正しいものなら真撃に受け止める」です。あら探しをする人は常日頃から人の欠点ばかりを探しているイメージなので、ついつい批判されると身構えてしまうかもしれませんが、時にその批判が的を得ている時もあるものです。対処や撃退方法ばかりに意識が向いてしまうかもしれませんが、冷静に相手の言い分を聞いて、その内容が納得できる正しいものであれば相手の見方も変わりますし、仕事においても効率が上がりますよね。
批判が正しいかどうかを見極めるポイントとして、批判の内容が行動に関する事であれば聞き入れて今後役立つ可能性が高いです。容姿に関する批判であれば、自分の優越感やストレス発散のための挑発であることがほとんどなので、相手にする必要はありません。
子供のあら探しをする親の心理と対処法4つ!
ここまでは、仕事先での人間関係や上司、また友達など他人においてのあら探しをする人について特徴や対処方法を紹介してきましたが、あら探しをする人は他人に限られたものではありません。家族の中であら探しをされていると思ったことはありませんか?身近な存在だけに、気遣いがなくあら探しがエスカレートしてしまう事もあります。特に、子供のあら探しをしてしまう親は案外多いようです。
恩着せがましい親
子供のあら探しをする親の心理、1つ目は「恩着せがましい親」です。親にとって子供とは、自分が頑張って働いたり努力をしたりと愛情込めて育ててきたという意思から、自分のおかげでここまで大きくなったと考える親も少なくないでしょう。育ててもらった恩があるから、親は子に対して何を言っても構わないという心理が考えられますが、こんな恩着せがましいことは決して良くありません。もっと我が子を尊重するよう心がけましょう。
子供のためと主張する親
子供のあら探しをする親の心理、2つ目は「子供のためと主張する親」です。子供の行動や言動、考え方が間違っていると感じると、注意だけにとどまらずネチネチクドクドと、とことん子を指摘する親もいます。間違ったことを正すことが教育や愛情であると思っているのかもしれませんが、世の中には多くの人が存在しますし、その思考もさまざまです。家族間だけの常識や価値観を子供に押し付けるのは親のエゴでしかありません。子はいつか大人になり、社会に出る日がやってきます。子供のためと思う教育も、適切な範囲に留めておくように注意しましょう。
自分の子供を過小評価している
子供のあら探しをする親の心理、3つ目は「自分の子供を過小評価している」です。自分の子供を過小評価していると、ついついあら探しをするのが日常的になってしまいます。子供は親が思っているほどできない子供ではないことがほとんどです。案外周囲の他人からは高評価を得ていることもありますので、成長の過程で子供
が混乱しないためにも、我が子の自己肯定感を高めてあげるよう心がけましょう。
あら探しする親の対処法は?
ついついあら探しをしてしまう親の対処法として、幼い子供は自分の意思を上手く伝えられないので、親が自分であら探しをしてしまっている事に気付くことが重要です。一度『自分が親である』という枠を外して、子供を個人として接してみましょう。客観的な目線で我が子を見ることで、知らないうちに成長していることに気付けるでしょう。
また、干渉しすぎるのも良くありません。子供が大きくなってから親が子離れできていないという状況にならないためにも、成長と共に子供への接し方も変化していくことを頭に入れておきましょう。
あら探しする面倒な人は上手に撃退しよう!
あら探しをする人には、その理由や心理があるからという事がわかりましたが、自分が目を付けられると何かと面倒ですね。対処の方法を間違えて、逆にトラブルに発展しないように、上手な撃退法を参考にしましょう。また、自分自身に思い当たる節があった人も、ストレスのない円滑な人間関係を築けるように行動や言動に気を付けて日常に活かしてくださいね。