2021年10月05日公開
2021年10月05日更新
蚊に刺された「かゆみ」を止める13の方法。なぜ痒い?原因や対処方法まとめ
適切な方法で対処することによって、蚊に刺された後にかゆみを抑えることができます。 皮膚を掻きむしって跡が残ってしまい、綺麗に治らないことを避けるためにも蚊に刺される原因や対処法を知って、かゆみを引き起こす蚊から身を守りましょう。
目次
【蚊に刺された・・・】
出典: http://www.irasutoya.com
蚊に刺されると皮膚が腫れてしまって痒くなってしまいます。
あまりの痒さにボリボリと皮膚を掻きむしってしまうかたもいるかもしれません。
しかし、皮膚を掻きむしるのはあまり効果的な対処法とは言えず、
むしろ綺麗に治らない原因を作ってしまうかもしれません。
適切な対処を行うために、かゆみが発生する原因と痒み止めの対処法について紹介していきます。
【蚊に刺されるとなぜ、かゆみが発生するのか】
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蚊に刺されると皮膚が腫れて、我慢しがたい「かゆみ」が発生します。
なぜ、蚊に刺されるとかゆみが発生するのでしょうか。その原因をご紹介します。
かゆみの原因は蚊の「唾液」!?
かゆみや腫れる皮膚を引き起こす原因は蚊の「唾液」にあります。
蚊は皮膚にとまって効率よく血を吸うために、「ある作用」を起こす「唾液」をまず注入します。
その「唾液」によって、皮膚がアレルギー反応を起こし、この反応が痒みや腫れる原因となります。
蚊の唾液の作用① 血を固まらせにくくする
1つ目は、血を固まりにくくさせる作用です。
吸っている間に血が固まってしまうと、蚊は血を吸い続けることができなくなります。
そのために、蚊の唾液には血が固まってしまうことを抑制する働きがあります。
蚊の唾液の作用② 麻酔で痛みを感じにくくする
2つ目は、痛みを感じないようにする麻酔の作用です。
吸っている対象が血を吸われていることに気づくと、蚊は血を吸うことができず、身の危険も生じてしまいます。そのために唾液に麻酔の作用で、吸っている対象に気づかれないように血を吸うことができるようになります。
人はこの蚊の唾液によって皮膚がアレルギー反応を起こし、
この反応が痒みや腫れる原因になります。
【刺された後、かゆみが出ても掻いてはいけません】
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蚊に刺された後は、痒くてついつい刺された腫れる皮膚をを掻きむしってしまいがちです。
しかし、掻くのはやめましょう。
なぜなら、何度も皮膚を掻きむしっていると、蚊に刺された部分の傷口が広がってしまったり、傷口から菌が入ってしまいさらに症状が悪化する可能性があります。
そのことよって、治るのが遅くなってしまうことや、蚊に刺された跡が残ってしまう場合もあります。
患部を掻きむしることによって治らない原因を引き起こしまうのです。
【刺された後に気づいた場合、かゆみを止める13の対処法】
多くの場合、刺された後に気づくことが多いでしょう。
刺された後に、どのような対処をすればかゆみが収まるのか、おすすめの対処法ご紹介します。
①水で洗い流す。
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水で洗い流すというのは、基本的な対処とも言えるでしょう。
水で蚊の唾液を洗い流すことによって、かゆみや腫れの反応を抑えることができます。
強めの流水だと肌を傷つけてしまう恐れもあります、少し弱めの流水で優しく洗い流すことをおすすめします。
②石鹸
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蚊の唾液は酸性です。アルカリ性の成分が含まれる石鹸で洗うことにより、
蚊に刺された中和されてかゆみを抑えることができます。
水で洗い流すときに、同時にアルカリ性の石鹸で洗い流すとより効果的でおすすめの方法です。
③塩でもむ
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この方法も、アルカリ性の石鹸と同じ原理です。塩はアルカリ性の成分を持っているので、蚊の唾液によって酸性になった患部を中和することができます。
強く揉んでしまうと、刺された傷口を傷めてしまうので優しく揉みましょう。
④レモン・酢
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レモンやお酢には殺菌作用があります。
肌に少量つけることでかゆみを抑えることができます。
⑤ティーパック
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タンニンという紅茶に含まれる成分がかゆみを抑える事ができます。
柑橘類の果物の汁は、痒み止めの作用があります。
⑥絆創膏
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絆創膏を張ることで、空気中の酸素を遮断し、また風などの外部からの刺激を減らして
一時的に痒み止めを行う方法です。
しかし、長時間貼っているとかぶれる可能性もあるので気をつけましょう
⑦蒸したタオルをあてる
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蚊の唾液の成分は40度から50度の温度で死滅するとされています。
濡れたタオルをレンジなどで温めた後に、刺された場所に5秒から10秒あてることで、
痒み止めを行うことができます。
レンジで温めると、かなりの熱さになるのでやけどには気をつけましょう。
⑧保冷剤・冷やす
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冷やすことによって血管が収縮し、血流量が減少し、それによって蚊の唾液が肌に広がることを防ぐ事ができます。
また神経が軽く麻痺した状態になるので腫れる皮膚の痒み止めを行うことができます。
直接、保冷剤を皮膚にあてると凍傷するおそれがあるので、タオルなどにつつんで冷やすことをおすすめします・
⑨市販の虫刺され薬
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「ムヒ」「キンカン」「ムヒアルファ」「フルコートF」など様々な虫刺され用の薬が販売されています。
かゆみや腫れが治らない場合は市販の虫刺され薬を購入してみましょう。使用する際は、用法用量を守って正しく使いましょう。
また、人によっては薬が体に合わない場合もあるので、刺された跡に異常が発生したら使用するのは控えましょう。
⑩歯磨き粉
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歯磨き粉に含まれるメントールという成分に冷却効果があり、痒み止めになります。
⑪アロエ
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アロエは冷却の効果があり、刺された跡に塗ると痒み止めになります。また、腫れる傷口を治す効果もあります。
観葉植物のアロエを塗っても良いですが、なかなか家庭には置いていないと思うので、ジェル用のアロエを使用してみるといいでしょう。
人によってはアロエそのものが皮膚に合わない方もいます。使用の際はきをつけてください。
⑫風呂に入る
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風呂に入ることによって、蚊に刺された跡の皮膚をお湯・石鹸・水で洗い流すという方法すべて行うことができます。
刺された跡が多い場合は、お風呂に入って体を清潔にすることもかゆみを抑える方法になるのでおすすめです。
⑬皮膚科の病院へ行く(かゆみがひどい時)
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人によっては、「たかが虫刺されぐらいで…」と思う方もいますが、ただの虫刺されと侮ってはいけません。
なぜなら、腫れが強い状態で放置してしまうと、蚊に刺された跡が残ってしまう場合もあるからです。また、「蚊に刺されたと思っていたら、実は別の虫だった…」という場合もあり得ます.
かゆみや腫れがあまりもひどい場合、症状がいっこうに治らない場合は病院に行って検査を受けてみることをおすすめします。
【もし、蚊に刺されている時に気づいたら】
蚊に刺さされているときに気づいたら、叩き潰さないことが大事です。
なぜなら、叩き潰すことによって、蚊の唾液がさらに皮膚に入ってきてしまうからです。
その後で、かゆみや腫れるといった皮膚の反応が強く出てきてしまいます。
蚊に刺されている時に気づいた時の対処法は、そのまま蚊に刺されることです。
それがどうしても嫌な場合は、払いのけるように蚊を皮膚から引き落としましょう。
皮膚に入る唾液の量を少なくさせることができます。
その後に、水で綺麗に洗い流し、保冷材などで冷やしましょう。
蚊に刺されたあとにすぐに対処することで、かゆみや腫れの反応を最小限に抑えることができます。
【蚊にさされやすい人】
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蚊は動物の体温、二酸化炭素、湿度、汗、ニオイ、などに反応して寄ってきます。
例えば、スポーツ後の汗ばんだ体、太り気味で汗をかきやすく体臭がある人などに寄ってきやすい傾向にあります。
ある程度の蚊の傾向を知っておけば、刺される前に対処することも可能になってきます。
【かゆみなんて御免だ!そもそも蚊に刺されないために】
そもそも蚊に刺されることがなければ、蚊によって皮膚のかゆみ、腫れが起きることはありません。
したがって蚊に刺された跡や治らないことを悩む必要もなくなります。
蚊に刺されないために、事前に対処しておくことも重要です。
①蚊取り線香
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夏の風物詩とも言える蚊取り線香。
部屋中に線香の匂いが染みつくので、使用を控えている方もいるのではないでしょうか。
最近では良い匂いのする線香も販売されているので、そちらもおすすめです。
②虫よけスプレー
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外に出かける際には、虫よけスプレーを持参しておくと蚊のみならず色々な虫から肌を守ることができす。
汗で効果が薄れる場合があるので数時間おきに使用するようにしましょう。
購入の際に「医薬品」「防除用医薬部外品」と記載された製品を選びましょう。
また、効能の欄に、「蚊」が適用害虫が記載されているかもチェックしましょう。
③汗をこまめに拭く
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なぜ、汗を拭くのかというと、汗をかいた肌に蚊は集まりやすい傾向にあるからです。
スポーツや外の作業で汗をかいた時はタオルなどでしっかりと汗を拭きましょう。
④露出の少ない服装
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肌の露出が少ない服装にすることも、蚊に刺されるリスクを減らすことができます。
ガーデニングや庭での作業の場合は、長袖や長ズボンを着用しましょう。
【蚊の根源を断ち切る】
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蚊は水たまりで繁殖します。そのため、家の近くにある水たまりを排除することが重要になります。
庭・ベランダに放置された、水受け皿、バケツなど、水が溜まりそうな場所は常に綺麗にすることを心がけましょう。
水たまりをなくすことで、蚊が発生することを抑えることができます。
【刺された後のかゆみや腫れがひどいときは】
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蚊に刺され後に、腫れがひどくなって水ぶくれのようになる、かゆみがずっと続く、発熱、全身の蕁麻疹など、症状がいっこうに治らない場合は、「蚊刺過敏症」別名では「蚊アレルギー」であると考えられます。
蚊に刺された後、症状がひどい場合は、病院に行って医師に相談しましょう。
【かゆみを止める方法・まとめ】
なぜかゆみが発生するのか、その原因と痒み止めの対処法について紹介していきました。
かゆいからといって腫れる皮膚を搔きむしってしまうと、患部を傷つけ、刺された跡が残ってしまって綺麗に治らない場合があります。
ここではかゆみを抑えるおすすめの方法を紹介したので是非実践してみてください。
人によってはやり方が合わない場合もあるので、様子を見ながら行うようにすると良いでしょう。