「チップチューン」ってなに?8bit音楽の魅力とおすすめアーティスト11選

聴いてるとクセになる!チップチューン(ChipTune)ってなに? 8bit音楽の世界と8bit音源の魅力を、おなじみのアニメやゲームの8bit音楽、おすすめチップチューンアーティストと共に紹介!さらに、8bit音楽作りが出来ちゃうアプリもご紹介します♪

「チップチューン」ってなに?8bit音楽の魅力とおすすめアーティスト11選のイメージ

目次

  1. 1チップチューン(ChipTune)って?音楽なの?
  2. 2チップチューンと8bit音源
  3. 3チップチューンと8bit音楽
  4. 4チップチューン音楽をまずは聴いてみよう。8bit音源だけでもここまでできる。違いを聞き比べてみる
  5. 5【8bit音源音楽】チップチューンカバー・ポップス編
  6. 6【8bit音源音楽】チップチューンカバー・クラッシック編
  7. 7【8bit音源音楽】チップチューンカバー・アニメ編
  8. 8【8bit音源音楽】チップチューンカバー・ゲーム編
  9. 9【8bit音源音楽】チップチューン風アレンジ
  10. 10おすすめチップチューンアーティスト11選
  11. 118bitの世界を自分で作り出す!おすすめのアプリ
  12. 12【まとめ】チップチューンは若い人には新しく、そしてファミコン世代の人には懐かしく映る音楽

チップチューン(ChipTune)って?音楽なの?

出典: http://www.pony.ne.jp

「チップチューン」という音楽があることをご存知だろうか?

ゲームでよく耳にする独特なあの電子音

それをゲームだけではなく音楽の分野においても、いわゆるピコピコ音を使った楽曲を耳にする機会が増えてきた昨今…

そうした音楽の総称がチップチューンである

テクノの派生ジャンルであるチップチューン

チップチューン(英:ChipTune)とは、テクノポップから派生した音楽ジャンル。
テクノポップとは、シンセサイザー・シーケンサー・ヴォコーダーといった電子楽器を使った音楽で、シンセベースのSFチックな作りのサウンドが特徴。
融合ジャンルにはフューチャーポップというものがある。
フューチャーポップは、シンセポップ(主に楽曲構造やヴォーカルスタイル)、高揚感のあるトランスなどから影響を吸収した音楽である。

テクノポップの関連ジャンルにはシンセポップ、ニュー・ウェイヴ、フュージョンなどがあり、現代のチップチューンアーティストたちの曲想作りの基盤となっているようだ。

チップチューンと8bit音源

チップチューンがテクノという音楽ジャンルの派生であるというのはお分かり頂けたと思いますが、これではまだチップチューンの説明としては足りてませんね。
そうです、チップチューンのチップの語源となったアレの存在なくしてはチップチューンは完成しません。

チップチューンを形成する源

出典: http://lsair.html.xdomain.jp

チップチューンのチップとは何か

チップチューンのチップとは、パーソナルコンピューターや家庭用ゲーム機に搭載されている内臓音源チップの事である。
なので、大雑把にいってしまえば内臓音源チップに含まれるものであれば、パソコンであろうがシンセサイザーであろうが家庭用ゲーム機であろうが携帯であろうが含まれる事にはなります。

チップ(音源チップ)チューン(曲・音楽)
ということです

一言では語れない、チップチューンに使われる音源

8bit音源は、ファミコンやゲームボーイの内臓音源チップを指します。
音源チップとはようは音変換の働きをする半導体で、超小型のシンセサイザーみたいなものです。

家庭用ゲーム機で言うと

■8bit…ファミリーコンピューター・ゲームボーイ
■16bit…スーパーファミコン
■32bit…プレイステーション・セガサターン
■64bit…ニンテンドー64・ゲームキューブ

プレイステーション2以降は技術の発達で処理能力が変更されるため、bitでは呼ばれなくなっていきました。

他の音源だとFM音源も再び人気を集めている音源です。
複雑な倍音成分を持つ波形を生成することができる音源で、理論上はあらゆる音を生成可能とまで言われています。
主にシンセサイザーに利用された音源ですが、アーケードゲームや一部のパソコン、携帯電話の着メロ用音源に利用されていました。

チップチューンと8bit音楽

似て非なる音楽「チップチューン」と「8bit音楽」

チップチューンとは、主にファミリーコンピューターやゲームボーイに搭載されている音源のような、制約の多い音源をあえて用いて製作される音楽、またはそうした音源の音色を意識して作られた音楽の総称であり、

「8bit音楽はファミコンやゲームボーイの音源であるピコピコ音だけを使って作り上げる音楽ジャンル」

チップチューンと8bit音楽はこの「ピコピコ音だけを使う」かどうかが決定的に違うのです。
勿論8bit音楽もチップチューンです。間違いではなく、そのままの意味です。

あえて8bit音楽を分ける理由として、世の中で出回っているチップチューンアーティストの音楽の定義がもっと難解になってしまう。

現在のチップチューン世界は
「何がチップチューンで何がチップチューンでないか、境界が曖昧」
最近だと「実機で鳴らないものはダメ」という原理主義者も増えているようで…
そこにあえて線を引くならこうなる、というだけなのですが。

音の種類にはどんなものがあるの?

シンセは基本的に正弦波、矩形波、パルス波、鋸歯状波、ノイズとおおまかにこれだけの音の元があり、これらの音を加工していく事によって色々な音を作り出していきます。
ファミコン独特のあのピコピコ音は「矩形波」
3音源+ノイズという構成になっています

○○波だとかは実際に音を聞くほうが解りやすいので、まずはこちらの動画をどうぞ

『ファミコン3台でBEHIND THE MASKを演奏してみた【超会議2015/マツケん】』

   動画の最初で音の説明をしてくれてます。演奏は2:47に始まります
   「音の種類もチップチューンも理解してるからいいよ~」
   という方も、彼のチップチューン生演奏は必見ですので是非ご覧く
   ださい。かなりうなるものがありますよ!

チップチューン音楽をまずは聴いてみよう。8bit音源だけでもここまでできる。違いを聞き比べてみる

作りが8bit音源だけの音楽がどのようなものか、2種の音楽を用意しました。

1曲目はファミコンのゲームの至ってノーマルな曲。
2曲目はファミコンを魔改造して出来上がった音源で、ファミコンで演奏されたもの。

出力機械は同じなのに、全く違う音の広がりを感じてみてください。

ノーマルなゲーム音楽

【天地を喰らうII・ラストバトル】

ファミコンに拡張音源をのっけて演奏

【イディナロークの1面BGM】
  ファミコンはロムカセットとの入出力のピン1つ、アナログ信号に使われていて、
  これがそのまま音声出力にミックスされる仕組み。
  ロムカセット側にも拡張音源を搭載してやれば、音に関しては拡張できます
  パルスを弄る事で、ステレオのような広がりも作り出す事ができるようです

8bit音楽は、出せない音をどうカバーして表現するか、聴き手に「凄い!どうやってるんだ?」と思わせるかが醍醐味であり、楽しみである音楽といえる

【8bit音源音楽】チップチューンカバー・ポップス編

PonPonPon 【きゃりーぱみゅぱみゅ】J-POP

バックにシューティング音を自然に混ぜていて、それが逆に良い!(私的に原曲よりいいんじゃないか?と思ったのは秘密・笑)
遊び心もあって、可愛くて、楽しさもある8bit音楽に仕上がってます。

【作者:GhostVoltage 様】

Rock With You 【Micael Jackson】洋楽

Off The Wallは実のところ私が一番好きな曲なのですが、8bit音楽での作りの良さはRock With Youの方が良かったのでこちらを起用(Rock With Youも大好きですよ!笑)
Thrillerもとても良かったのですが、8bitに合う曲なのはもう聴かなくても解ってたのであえてスルー。

【作者:8bitFanatic 様】

Feel Good Inc.【Gorillaz】洋楽

Corillazはイギリスのロックバンド・ブラーのデーモン・アルバーンとコミック・アーティストのジェイミー・ヒューレットによるバーチャル覆面音楽プロジェクト。
様々な賞を獲得した人気アーティストです。

【作者:NESsongsrus 様】

【8bit音源音楽】チップチューンカバー・クラッシック編

月光(Moonlight Sonata)【ベートーヴェン】クラッシック

クラッシックは寝てしまうという人(笑)にもおすすめ出来る、飽きない素晴らしい作りでした。
凄く丁寧な作り込みで、電子音ならではのカッコよさ。
美しい月光が一気にスピード感満載な曲へと変貌してます。

【作者:8bitsbrothers 様】

シュガープラムの精の踊り【チャイコフスキー】クラッシック

原曲はミステリアスで神秘的な曲調なんですが、8bit音楽にすると途端に溢れるホラー臭(笑)
そういばこの曲はMIDIにも結構なっていて、一般の人もまだサイトがホームページだった頃、よく怖い話系のBGMによくこの曲のMIDIが使われてたのを思い出しました。
ホラー感、納得(笑)

【作者:8bitsbrothers 様】

【8bit音源音楽】チップチューンカバー・アニメ編

ようこそジャパリパークへ【けものフレンズ】アニメ

最近までやってた人気アニメ「けものフレンズ」主題歌ですね。
とっても可愛らしい音楽に仕上がっていて、楽しくポップな感じです。
コメントに「とってもカービィ感」とありましたけど、聞いてると確かにゲームしてる気分になります(笑)

【作者:40Nix 様】

Magia 【魔法少女まどか☆マギカ】アニメ

ご存知、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のエンディング。
コネクトもアップはされていたのですが、8bit音源で聴くならMagiaのが全然いい!合うんですよ。
あの曲独特の不思議空間が、重低音でとても良く再現できてるなぁと感じました。

【作者:Studio Megaane 様】

We Gotta Power 【ドラゴンボールZ】アニメ

人気アニメシリーズ「トラゴンボールZ」私もこの曲、ドラゴンボールシリーズで一番好き。
出だしはすごいゲームっぽさを感じるんですけど、ずーっと聴いていくと曲の作りこみがとても上手く、歌メロとバックの細かい表現がキレイに重なっていてとってもカッコいい。

【作者:Giygas Zalgo 様】

【8bit音源音楽】チップチューンカバー・ゲーム編

ゲームの曲はハード別に表記を入れておきました。
SFCはスーパーファミコン、PS2はプレイステーション2です。

時の回廊 【CHRONO TRIGGER】ゲーム(SFC)

スクエアの人気ゲーム「クロノトリガー」より【時の回廊】です。
クロノトリガーの曲はどれを聴いても良曲なんですけど、まさか時の回廊が8bitにこんなに合うとは意外でした。他にも合いそうな曲は一杯あると思うんだけど…(笑)

この時の回廊、NHKゲーム音楽三昧という番組で流れたらしいですよ。

【作者:Ninnindo 忍々堂 様】

決戦 【Final Fantasy VI】ゲーム(SFC)

スクエアの人気シリーズゲームより「ファイナルファンタジー6」から【決戦】です。
シリーズ中5と6が曲人気は高くて、6はどれをとっても良曲揃いなんですよね。
中でも決戦は臨場感やスピード感もあってカッコいい曲で、人気も非常に高いです。

【作者:maru to様】

Pursuing My True Self 【ペルソナ4】(PS2)

アトラスの人気ゲーム「ペルソナ4」より。
アニメにもなった人気作。
ペルソナ4の曲調をどれも良く捕らえていて、近未来的でオシャンティな感じというかな…原曲聴いたことのある人や、女神転生からプレイした事のある人は何を言わんとしてるか解ると思うんですけど、このシリーズは曲調が独特なのですよね。

【作者:Syger 様】

シオカラ節 【スプラトゥーン】(WiiU)

Wiiで大人気になった対戦型ゲーム「スプラトゥーン」より【シオカラ節】です。
ニコニコ動画でもよく使われてる人気曲なので、耳にした事ある方も多いのでは?
本家より好きかもというコメントが結構書かれてましたけど、確かに雰囲気出てます。8bitで際立つ作りの曲の原型かもしれないですね。

【作者:村上憲郎 様】

【8bit音源音楽】チップチューン風アレンジ

チップチューン風アレンジって言葉、YouTubeで検索をかけているとたまに見かけるけれど…
何がどう違うの?と、思いますよね。

この定義は少し難しく、チップチューンアーティストの中でも結構意見が分かれていて

「実は未だに境界が曖昧。境界がつけられていないのが現状なんです」

現在の見解としては、音源が実機で鳴らないものは「風」になることが多いようです。
他の見方としては音源がシンセのみでありチップ音源が使われてないエレクトロもそれに入るようですね。

回レ!雪月花 【機巧少女は傷つかない】アニメ

チップチューンアーティスト、ヒゲドライバーさんが作詞、作曲、編曲、サウンドプロデュースをつとめた曲で、様々な音楽リズムゲームにも収録された大人気曲。
私もBeatTubeという音楽ゲームアプリでよく遊んでる曲です。

CD音源で収録されてるので聴き分け難しいですが、8bit+16bitの作りですね。
歌入りなのでかなり聴きやすいかと思います。
原曲と違い、非常にゲームチックなノリの良い楽風に変わってます。

【作者:ヒゲドライバー 様】

薄紅【アイドルマスター・シンデレラガールズ】ゲーム・アニメ

ゲーム、アニメと題してますが、実際はどちらにもまだきてないと思います(笑)
アイマスはCDの方が先に出ますんで、ゲームにまだきてない曲っていくらでもあるんですよね。

お妙はんの歌も入ってます。

【作者:よいやみ Yoiyami 様】

おすすめチップチューンアーティスト11選

she 【ChipCune Memories】

sheはスウェーデン系ポーランド人の Lain Trzaska によるソロプロジェクトで、shemusic や Pjat Lain と表記されることもある。正式なメンバーは Lain Trzaska一人で、場合によってはヴォーカルをフューチャーする。
シンセポップ主体の、電子音×生楽器で構築された楽曲に8bitサウンドを融合させたスタイルのエレクトロニカサウンド。
グリッチやCDの音飛びを再現したスクラッチのような音も特徴の一つ。
起用ヴォーカルに女性が多いが「Orion」は歌ではなく『語り』という、斬新な作り。アンビエントテイストなエレクトロニカなので、ガチャガチャしたのが苦手という人には聴きやすいと思います。

私イチオシのおすすめチップチューンアーティスト。
他の曲も是非聴いて欲しいです。

Orloc 【Dawn】

8bitPeoplesというレーベルに参加されているチップチューンアーティスト。
アンビエントを取り入れたエレクトロニカという曲調が多く、8bitとは思えない落ち着きのある流れるようなメロディが特徴。
音の使い方が8bitオンリーとは思えないほど高度で、たまたま一緒に聴いていた主人も「凄いなこの人」と絶賛しておりました(主人は私以上にテクノグルーヴに詳しいです)

私も主人も(笑)イチオシの8bit音楽アーティストですね。

YMCK 【You Can Be a Star】

チップチューンジャンルにおいて世界的に活躍している日本のグループアーティスト。
スウィング・ジャズの要素を加えたテクノポップサウンドに8bit音源を取り入れた、キュートでオシャレなサウンド。
ボサノバのような優しい歌い口のヴォーカルが、可愛くて魅力的なグループ。

Magical 8bit Plugというオリジナルのプラグイン形式のソフトウェア・シンセサイザーを公式サイトにて公開していて、そちらをダウンロードすればどなたでも8bit音楽が作れてしまいます(フリーウェア)

Anamanaguchi 【Prom Night (ft Bianca Raquel)】

アメリカで活躍する4人組のチップチューンバンドで、生楽器であるギター、ベース、ドラムに加えてNES(海外版ファミコン)とゲームボーイを用いて演奏している。
代表曲である【MEOW】はロック色の強いニュー・ウェイグで、プロモーションがなかなかカオスな作りで面白い。
チップチューン音楽を語る上で、彼らの存在はなくせないだろう。

Toby Fox 【Megalovania】

Toby FoxはFwugRadiationという名義でも知られる作曲家、ゲーム開発者。
チップチューンアーティストと語るにはまだまだ活動の若い彼ではあるが、実力は折り紙つき。今後を期待したいアーティストとして名前を挙げておきたい。
Undertaleという自作ゲームが、インディーズゲームとしては異例のミリオンヒット越えをした。
このMegalovaniaはUndertaleに収録されているゲーム曲で、トラックは3枚でている。
因みにこのゲームも8bitグラフィックで作り込まれていて、半端ない拘りを感じます。

Saitone 【Dazzle】

Saitoneはチップチューンシーンにおいて、早くから活動してきた日本のチップチューンアーティスト。彼の存在は大きく、チップチューンアーティストを語る上では絶対に外せない人物だ。
主にゲームボーイやELEKTRON社のSID STATIONを使用した楽曲を製作している。
エレクトロニカを軸に、複雑に組み合わさった曲構成、曲間の隙間を強調する作風が特徴。
彼の楽曲をきっかけに、チップチューンを始めた人も多いのではなかろうか。

10月に新アルバム【[ESC​-​008] Keepsake】をリリース。
彼はインタビューで「これからは8bitにとらわれすぎないチップチューンを作っていきたい」と語っているように、発売されたばかりのアルバムの曲にも色濃く現れているように思う。
彼の過去作品とは全く違う魅力のサウンドを、是非聴いていただきたい。
私は中でも「daydream」がお気に入り。おすすめのアルバムです。

AdhesiveWombat 【Adventure】

システムエンジニアとして普段は働いていて、空き時間に音楽制作を行っているというインディーズのチップチューンアーティスト。
8bitサウンドにロック/ファンク/ジャズなどを融合させ、ノスタルジックな8bitサウンドとアタック感の強いビートを機軸に展開するエレクトロ・ポップミュージックがCoolで魅力的。
2016年に新作の『Sticky Tracks』を発表。
こちらも今までと変わりなく、レトロゲーム風のノスタルジックな8bitサウンドとロック、ファンク、ジャズやハウスを融合させた高品質なエレクトロミュージックを展開。おすすめです!

Toni Leys 【They Come From Above】

アルゼンチンで活躍するチップチューンアーティスト。
トランスを軸に、さりげなく混ぜられた8bitサウンドはどこか懐かしさを感じさせながらも、柔らかく優しいビートがとても気持ちよくさせる…聴きやすいエレクトロ・ポップである。
ファンクやニュー・ウェイヴを融合させた楽曲も数多くあるが、トランスを機軸に流れるようなソフトなビートが持ち味であり、魅力。

尖った曲調が比較的少ないので、チップチューン初心者には聴きやすくておすすめです。

Robotprins【Downside Up( Robotprins & Toni Leys )】

スウェーデン出身のチップチューンアーティスト(現在は日本在住)
6月21日にリリースされたばかりのアルバム【Frienf Force】はRobotprinsさんのコラボレーションプロジェクトの一環で、全トラックが他アーティストとのコラボ。各作品に背景物語まで設定されているという。

下に販売先リンクを用意してあります。

今回ご紹介するのはFriend Foerceの2曲目にあたる【Downside Up】
前項で紹介したToni Leysとのコラボ曲です。

Dunderpatrullen 【To The Moon】

スウェーデンの4人組のチップチューンアーティスト。
要所にさりげなく8bitサウンドを混ぜ、ピコピコ感控えめなノリの良いスピード感のあるエレクトロ・ポップを形成している。
 

Goto80 【Fantasy】

スウェーデンで黎明期から活躍を続けているチップチューンアーティスト。
サイケチックな独特なメロディラインが何となくクセになる、個性的なアーティストだ。
2016年にアルバム「0407 (DATA047)」をリリースし、彼の過去の曲も収録されたコレクションで、しばらく入手不可能となっていた過去リリース曲の再収録なども含まれている。

8bitの世界を自分で作り出す!おすすめのアプリ

8bitサウンドを自分の手で作るアプリ

出典: http://ascii.jp

【I am Synth】

株式会社DETUNEが製作したシンプルでとっつきやすいシンセサイザーを目指して作ったアプリを紹介します。
値段も手頃。iOS版もAndroid版もありますよ。

出典: https://itunes.apple.com

【8Bitone MICRO COMPOSER】

音源はPSG、SSG音源をシュミレート。シーケンサーがピアノロールになっていて、携帯譜面時代を考えるととても作りやすくなっている。
音色(ボイス)は1曲につき128個まで、トラックは4つまで可能になっているアプリ。

残念ながらiOS版のみのアプリ。
ちょっとお高いのは作りこみに向いているからなのだろうか。

【8Bitone MICRO COMPOSER】アプリの使い方動画

懐かしゲームをアプリで遊ぶ!

出典: http://jin115.com

最近若者の間でレトロゲームがブームらしい!?

スマホの普及と伴い、手軽にアプリで遊べるようになったゲーム。
レトロゲームは容量も軽く、気軽で時間もとらないからだろうか、ゲームのアプリランキングには懐かしいゲームが結構ランキング入りしている。
面白いのはiOSとAndroidでランキングが違う。
利用ユーザーの差だろうか?
おすすめはパックマンやインベーダー。
空いた時間に気軽にできるしアプリが無料。
初心者にもとっつきやすく、結構やりこめる難しさも備えている。

【2021年】 おすすめのレトロゲームアプリはこれ!アプリランキングTOP10 | iPhone/Androidアプリ - Appliv
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【まとめ】チップチューンは若い人には新しく、そしてファミコン世代の人には懐かしく映る音楽

いかがでしたしょうか?

まだまだコアなジャンルである8bit音楽の世界。
8bit音楽の楽しみは原曲とのギャップを楽しんだりするところにあります。ですが、ゲーム音源のみで形成されているので、なかなか馴染み辛いのもまた事実。
しかし、チップチューンというジャンルの中であれば、結構親しみやすいのではないかなと私は思います。

チップチューンのアレンジで音楽の世界も広がってくるような気がしますしね。
よく、ジャンル水準にみたないものを「チップチューン系」と呼んだりもしますけど、いいじゃないですかチップチューン系!(聴きやすいし!笑)
是非まったく別のジャンルをチップチューン系なアレンジで開拓して欲しい!

と、私は思うわけです。

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