男性が朝立ちする理由と原因・朝立ちしない原因と解決方法

男性は毎朝、自分の意志とは関係なくペニスが勃起する現象「朝立ち」を経験しています。「朝立ち」をするかしないかによって、男性のさまざまな体の健康状態がわかると言われています。今回は、男性が朝立ちする原因と理由、朝立ちしなくなった時の理由や解決方法をご紹介します。

男性が朝立ちする理由と原因・朝立ちしない原因と解決方法のイメージ

目次

  1. 1朝立ちとは
  2. 2男性が朝立ちする理由・原因
  3. 3朝立ちしなくなった理由・原因
  4. 4朝立ちしないときの解決方法
  5. 5朝立ちするのは元気な証拠

朝立ちとは

「朝立ち」とは、朝目覚めたときに自分の意思とは関係なく、勝手に性器が勃起している現象のことで、正式名称は「夜間勃起現象」と言います。

「いやらしい夢を見たから勃ったのだろう」「昨日のセックスを思い出して興奮したのかも」と、朝立ちの理由を性的なことに起因すると考える人が多いですが、朝立ちは、性的に全く興奮していない状態でも起こりますので、性の欲求とは直接関係はありません。ただ、精子の溜まり具合などによっては、硬度や頻度に多少の変化が起こる場合もあります。

朝立ちは女性にも起こっている

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あまり知られていませんが、朝立ちは男性のペニスだけではなく、女性のクリトリスにも同様の現象が起こっています。その理由は、発生学的に「ペニスとクリトリスは同じものだから」だと言われています。

初めは、男でも女でもない状態で胎内に存在していた胎児が、どちらかの性ホルモンを浴びることによって、性器の形がペニスかクリトリスへ変貌していきます。どちらの性器になるとしても、同じ部分が成長して姿を変えるので「元を辿れば同じもの」と考えられています。クリトリスは、射精、泌尿機能のないペニスだと表現されることもあります。

ただ、女性のクリトリスはとても小さく存在感がありませんので、多くの女性は、自分が朝立ちしていることに気がついていません。

朝立ちは朝ではなく睡眠時に起こっている

人は睡眠中、浅い眠りである「レム睡眠」と、深い眠りである「ノンレム睡眠」を一晩に3〜5回程度、交互に繰り返しています。その「レム睡眠」時に行われる身体のメンテナンスの一つとして、ペニスの勃起が起こります。勃起は朝だけではなく、レム睡眠に切り替わる度に何度も繰り返し起こっています。

目覚める直前の最後のレム睡眠時に起こった勃起が、目が覚めてからも続いている状態が、朝立ちと呼ばれている現象です。

男性が朝立ちする理由・原因

数年前まで、男性が朝立ちする理由として有力だと言われていたのは、「寝ている間に尿が溜まって膨張した膀胱が、勃起中枢を刺激することによってペニスが勃起してしまう」というものでしたが、近年では「勃起力のメンテナンスを行っている」という理由が濃厚だと言われています。

ペニスの勃起は、海綿体にある血管に血液が集まることによって起こりますが、定期的に勃起をしていないペニスの血管はどんどん衰えていき、十分に立ち上がることができなくなり、最終的には勃起機能自体を失ってしまいます。

勃起機能を失うということは、生殖機能を失うということですので、それを防ぐために、夜間に定期的な勃起を促し、ペニスの老化を防ぎ、ペニスの健康を維持しているのではないかという理由が有力と考えられています。朝立ちは、体にとっての重要なメンテナンスが行われた証だと言えます。

健康

朝立ちは、「男性の健康を図るバロメーター」だとよく言われますが、その説は正しく、朝立ちがきちんと起こるということは、心身ともに健康な証拠です。ペニスが勃起するためには、神経、血管、血液の状態、性ホルモンなど、さまざまなものが正常に動いている必要があります。朝立ちをしているということは、体の機能に異常がないことが一目でわかります。

また、心理的不可やストレスも勃起に影響を及ぼしますので、朝立ちが起こっているなら、心も健康だと判断できます。

男性ホルモン

朝立ちは、精巣から男性ホルモンの分泌が活発に行われるようになる第二次性徴時、小学校高学年~高校生ぐらいから始まります。ホルモンの分泌が激しい若い頃は、毎日朝立ちが起こりますが、ホルモンの低下とともに加齢により次第に回数は減少していきます。ただ、頻度は減りますが、心身共に健康な男性は一生朝立ちすると言われています。

男性ホルモンがもたらす作用はとても素晴らしく、活力が生まれ、イライラすることも少なく、プラス思考で楽天的になり、さまざまな不安から解放されますので、精神的にも安定します。

朝立ちしなくなった理由・原因

「最近は朝立ちしていないな」と感じている人もいるでしょう。40代男性でも、一週間に一度も朝立ちしないのは問題とされ、そこにはなにかしらの理由や原因が隠れていると言われています。

若い頃は毎日起こっていた朝立ちも、年々回数が減ってくるのは仕方がないことなのですが、全く朝立ちが起こらないのは、どこかに問題がある証拠です。朝立ちしなくなってしまうのは、身体的な理由、心理的な理由、さまざまな理由が考えられます。ここでは、朝立ちしなくなってしまった理由や原因を覗いてみましょう。

理由や原因を解明することで朝立ちを取り戻したという人もいます。諦めずにまずは理由を知ること、原因究明からはじめてみることをおすすめします。男性の勃起が起こるメカニズムは繊細で、どこかの段階で小さな負荷がかかってしまうと、スムーズにいかなくなります。その小さな理由がわかれば、改善に向かうケースも少なくありません。

朝立ちしないのは「ED」なのか

朝立ちしない理由は、ED(勃起不全)であると考えてしまいがちですが、必ずしもそうではありません。目覚める直前のレム睡眠時の勃起が、起きた時にはすでに収まっているという場合もありますので、まずは夜中にも本当に一度も勃起していないかを確かめることが必要です。

夜中の勃起を確かめる方法で有名なものに、「スタンプ法」というものがあります。5枚程度連なった切手を用意し、寝る前に通常時のペニスに、切手を切らずにそのまま巻き付け、両端同士を水で濡らしくっつけます。起床時にその切手がミシン目で切れていたら、朝立ちはしていなくても、夜中のレム睡眠時にはちゃんと勃起しているということになります。

年齢が上がるにつれて、夜間に起こる勃起の持続時間もどんどん短くなります。目覚める瞬間まで勃起が持続していない可能性も考えられますので、自分で手軽にできる「スタンプ法」で調べてみてもいいでしょう。

朝立ちしない理由「動脈硬化の進行」

朝立ちしなくなった危険な理由の一つに、動脈硬化が挙げられます。ペニスの勃起は、海綿体にある毛細血管へ血液が集まることによって起こりますが、勃起しなくなったということは、毛細血管へきちんと血液が流れ込まなくなったということです。

ペニスにある血管は、男性の体内にある血管の中で最も細く、動脈硬化の症状が一番最初に現れる場所と言われています。朝立ちしなくなったことについて、決して軽く捉えないほうがいいでしょう。

血管の健康状態の悪化である動脈硬化が進むと、脳卒中や心筋梗塞など命に関わるさまざまな病気に繋がります。また、すでに糖尿病や高血圧の症状も進行している可能性も考えられます。

朝立ちしない理由「男性ホルモンの低下」

朝立ちしない理由には「男性ホルモン分泌量の低下」も関わっていると考えられます。男性ホルモンは、20代~30代をピークに、加齢に伴って緩やかに分泌量が減っていきます。男性ホルモンの分泌量が減ることによって、朝立ちの減少、精力低下、セックス挿入途中で萎んでしまう「中折れ」などの現象も起こり始めます。

30代後半以降の中年男性に朝立ちしないという症状は多く見られますが、男性ホルモンの急激な減退には、もう一つ重大な理由が隠されています。それは「ストレス」です。男性ホルモンはストレスに非常に弱く、ストレスを最も多く抱えている年代と言われている中年男性の男性ホルモンは急速に減退していき、それが朝立ちしない理由に繋がっています。

男性ホルモンが低下することによって朝立ちが起こらないだけではなく、「男性の更年期」に突入し、活力、体力なども低下してしまいます。

朝立ちしないときの解決方法

朝立ちしない理由「動脈硬化」「男性ホルモンの低下」は、生活習慣を見直すことである程度は防げる可能性もあります。朝立ちを復活させることは、健康体を取り戻すこと、男性としての自身も取り戻すことにも繋がりますので、まずは自分のできる範囲から少しずつ生活を改善して、解決の一歩を踏み出してみましょう。

食生活改善

朝立ちが起こらなくなる理由の一つである「動脈硬化」は、食生活によって起こります。肉、揚げ物、お菓子などの過度な摂取によって、中性脂肪が蓄えられ、分解できなかったものが血液中に残り、血液をどろどろにして血管の流れを悪くします。野菜や魚もバランスよく食べて、体質改善を目指しましょう。

一人暮らしなどでバランスの良い食事を取ることが難しい場合は、肉や揚げ物などの摂取を少し抑え、足りないものはサプリなどで補充することでも改善は見られます。

適度な運動・筋トレ

社会人になると、どうしても運動をする機会が減ってしまい、運動不足に陥りがちです。当然、体生活習慣改善には運動は必要不可欠です。筋肉の衰えは老化に繋がりますし、運動しないことで、本来は燃焼されるべき、脂肪や糖分も体に蓄積されることになり、メタボに繋がり、そこから血管の劣化に繋がります。

先進国の死亡原因は「動脈硬化」であると言われているほど、深刻な病気を引き起こす理由、原因の一つだと言われています。毎日、数分でもいいので、軽めの筋トレやストレッチを行うことが、朝立ちを取り戻す足掛かりになるでしょう。また、下半身の筋トレを行うことで男性ホルモンを増やす効果も期待できます。

良質の睡眠

寝不足が続いていたり、寝ていても質の良い睡眠がとれていない場合は、できるだけ改善したほうが良いと言えるでしょう。ストレス増加は、男性ホルモンが減少する理由の一つですが、人間は寝不足が続くことによって、ストレスが蓄積されてしまいます。

寝ていないまま生活することは、本来眠っている間に行われる、さまざまな体の回復作業が行われていないため、日常生活でのパフォーマンスは非常に低くなり、そのことによってもストレスはかかります。

7.5時間の睡眠が理想とされていますが、どうしても時間を確保できない人は、「睡眠の質を上げる」だけでもかなり改善します。寝る1時間ぐらいにお風呂に入って体を温めることによって、良質な睡眠が得られやすいと言われています。良質な睡眠は、取るだけでストレス発散に繋がります。

禁煙

タバコを吸うことも、朝立ちしなくなる理由の一つとしてもえられています。ED患者の80%が喫煙者というデータがそれを裏付けています。タバコに含まれるニコチンが血管を収縮させるため、血液の通り道が狭まり海綿体に血液がうまく集まらず、勃起が起こらなくなってしまいます。

タバコを吸うことは、勃起機能だけではなく不健康の理由になる事ばかりですので、健康には悪影響しか及ぼしません。朝立ちがなくなった喫煙者は、まず禁煙してみることをおすすめします。禁煙することで、朝立ちが改善に向かった症例はとても多いです。

朝立ちするのは元気な証拠

男性が朝立ちする理由・原因、朝立ちしない原因、解決方法などを見てきましたがいかがでしたか。朝立ちは健康であるかどうかの判断材料になりやすく、朝立ちを確認することで何らかの疾患を早期に発見できる可能性もあります。

男性にとって「ペニスが勃起する」ことは、価値や存在意義にも繋がる、重要なファクターです。男性としての自信を保ち続けるためにも、健康体でいることが重要だと言えるでしょう。

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