羽アリ大量発生!原因や駆除方法・対策は?【時期/自分で/殺虫剤】

羽アリの大量発生に悩んでいる方は、多いと思います。大量発生の原因を突き止めて駆除しなくては、中々改善できません。実は、発生原因はアリの生態系にあります。この記事では、羽アリが大量発生する原因と駆除する方法を中心に紹介していきます。

羽アリ大量発生!原因や駆除方法・対策は?【時期/自分で/殺虫剤】のイメージ

目次

  1. 1羽アリはナゼ大量発生する?原因は?
  2. 2室内に侵入する原因は?
  3. 3大量発生した羽アリの種類を見極めよう
  4. 4大量発生した羽アリを自分で駆除する方法!
  5. 5自分で駆除できない時は、業者に頼もう!
  6. 6羽アリの侵入を防ぐための対策
  7. 7羽アリの駆除に役立つアイテム!
  8. 8まとめ

羽アリはナゼ大量発生する?原因は?

羽アリが家の中に大量発生したという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
一匹見つけると、次々と発見してしまい、駆除に困ってしまいますよね。そもそも羽アリが発生する原因は何なのでしょうか?
ここでは、羽アリが大量発生する原因を考えていきたいと思います。

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室内や屋外に大量発生!

大量発生は繁殖期と巣立ちが原因

結論から言ってしまうと、大量発生の原因は、繁殖期と巣立ちの時期が重なることです。
アリの繁殖期は、6月~7月に集中します。また、巣がいっぱいになり、アリが巣を離れるのも大体同じ時期なので、大量発生することになります。
アリの種類によって若干の違いがありますが、4月~7月の間で大量発生すると思ってください。

普段地面を歩いているアリが、繁殖と巣離れのために羽を生やして、羽アリになります。
梅雨の時期に羽アリが多く発生してしまうのは、仕方がないのかもしれません。

羽アリが活動する日の特徴とは?

時期によって羽アリが大量発生することは、理解していただけたと思います。しかし、日によって羽アリの発生する数が違うと思ったことはありませんか?じつは、羽アリの活動しやすい条件があります。
・蒸し暑い日
・湿気の多い日
主にこの2点となります。活動しやすい日と時期を合わせると、梅雨の時期が一番発生しやすくなります。

室内に侵入する原因は?

屋外で羽アリが大量発生する分には問題ありませんが、迷惑なことに、室内に侵入してきますよね。室内に侵入する原因は「部屋が汚いから?家が古いから?」と思っている方もいるのではないでしょうか。結論を言うと、全く関係ありません。
ここでは、室内に侵入する原因を紹介します。

虫の習性が原因

羽アリも虫の一種です。当然、一般的な虫の習性をもっています。その習性とは「明りに向かって飛ぶ習性」です。
説明してきたように、羽アリが大量発生する時期は、春から夏の終わり頃までです。夏の夜は、窓を開ける家庭が多いですよね。と言うことは、必然的に室内に侵入して来ることになります。

小さな隙間が原因

羽アリの室内への侵入は、虫の習性が原因と紹介しました。夜窓を開けるときに、網戸をしているのに侵入して来るの?と思った方もいると思います。
残念なことに、網の目が細かい網戸でない限り、室内に侵入してきます。また、窓やドアの小さな隙間からも簡単に侵入してきます。

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窓際の小さな隙間も要注意!

大量発生した羽アリの種類を見極めよう

羽アリが大量発生して、ある程度室内に侵入して来るのは、仕方がないことなのかもしれません。
しかし、室内で羽アリを発見した場合に、確認しなくてはいけないことがあります。
それは、羽アリの種類が、クロアリなのかシロアリなのかということです。

クロアリの場合は、実害がありません(虫が嫌いな人には、精神的に害がありますが…)が、シロアリの場合は、木材を食べてしまいますので、家に害を及ぼしてしまいます。
ここでは、クロアリとシロアリの見分け方を紹介します。

クロアリの特徴

日常で目にするアリに羽が付いた感じです。特徴は下記の通りです。
・2枚の羽根のうち、頭側の羽が大きい
・腹部がくびれている
・触覚が「くの字」
・6月~11月に多く発生する
・人目の付く場所に多い(庭など)

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羽アリ(クロアリ)の特徴

クロアリは、特徴があって見分けやすいです。
特に、腹部に注目してみてください。

シロアリの特徴

クロアリと特徴が少し違います。特徴は下記の通りです。
・2枚の羽根がほぼ同じ大きさ
・寸胴でくびれがない
・触覚は真直ぐ
・4月~7月に多く発生する
・人目の付かない場所に多い(床下など)

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羽アリ(シロアリ)の特徴

一番の特徴は、羽が同形で同じ大きさということです。
発見した時は、要注意!

大量発生した羽アリを自分で駆除する方法!

「羽アリが大量発生した場合は、どうすれば良いの?」と言う方におススメの駆除方法を紹介します。特に、クロアリの場合は、実害があるわけではありませんので、自分で対処したいと思う方が多いと思います。
室内と屋外に分けて紹介していきますので、参考にして下さい。

室内の駆除方法

既に室内に侵入してしまった場合の駆除に役立つのが、「掃除機」です。
市販の殺虫剤の方が良いのでは?と考えがちですが、殺虫剤の場合は、換気をしなくてはいけませんので、手間が掛かります。また、殺虫剤で殺した後の死骸を掃除しなくてはいけませんので、二度手間になってしまいます。
掃除機で羽アリを吸い込んだ後に、スプレー式の殺虫剤を掃除機内に噴射すれば、問題なく対処できると思います。

掃除機で退治するのに抵抗のある方は、「コロコロ」や「ガムテープ」を使用するのも効果的だと思います。粘着性の高いテープで捕獲すれば、逃がす可能性が少ないです。

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掃除機で退治するのに抵抗がある方におススメ

粘着性の高いテープなら代用可能です。

屋外の駆除方法

屋外で羽アリが大量発生した場合は、室内に侵入する可能性もあるので、できるだけ駆除しましょう。
巣穴を見つけて、市販の殺虫剤を使用するのが一番効果的だと思います。また、巣穴が見つけられないときは、アリが大量にいる場所に、置くタイプの毒餌を設置するのもおススメです。

自分で駆除できない時は、業者に頼もう!

羽アリを自分で駆除しても、全く数が減らない場合は、少し費用が掛かってしまいますが、専門の業者に相談することをおススメします。と言うのは、駆除しても減らない場合は、シロアリが室内にいる可能性があるからです。

クロアリは、シロアリを餌にします。餌になるシロアリが多い場所には、必然的にクロアリも増えますので、全く改善されない場合は、シロアリの発生も考えてください。
当然ですが、羽アリの種類がシロアリの場合は、専門の業者に依頼しましょう。

また、風呂場や台所などの人目に付かない場所で羽アリを見つけた場合は、シロアリの可能性が高いので、業者の方に相談してみるのも良いと思います。
相談自体は無料で行っている業者が多いので、現状を相談してみてください。費用の相談なども気軽にできますので、費用が気になる方は、まず相談することをおススメします。

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困ったときは、業者の方を頼りましょう。
相談だけでも大丈夫です。解決策が見つかるはずです。

羽アリの侵入を防ぐための対策

羽アリが室内に侵入してしまった場合は、駆除するか放置するしかありませんが、一番良いのは、室内への侵入を防ぐことですよね。
屋外で市販の殺虫剤や毒餌を使用したからと言って、アリを全て駆除するのは、中々難しいです。室内への侵入を防ぐ対策を行うことで、羽アリの侵入を軽減できると思います。

対策として、まずは、光を遮断することを考えましょう。遮光性のカーテンを使用することや、窓を開けるときは、電気を消すことで、ある程度の対策になると思います。

次に、隙間を極力無くしましょう。網戸を網目の細かいメッシュ性のモノに付け替えることや、窓枠の隙間などにテープを張って、隙間を無くすのも効果的だと思います。

個人的に一番おススメな対策が、網戸や窓付近に殺虫剤を散布する方法です。羽アリの侵入経路を遮断できますので、効果的だと思います。特に、ベランダは、窓も網戸も大きくなりますので、羽アリの侵入経路としては、一番多い場所だと思います。
ベランダのある家の方は、ベランダの窓付近や網戸から、殺虫剤を散布してみてください。

羽アリの駆除に役立つアイテム!

羽アリの種類には、クロアリとシロアリがいることを紹介しました。クロアリの場合は、今まで紹介してきた対策である程度大丈夫だと考えています。
ここでは、シロアリの場合でも自分で駆除したいと思っている方のために、シロアリ退治に役立つアイテムを紹介します。

費用を極力抑えたい方におススメ

市販の殺虫剤で、シロアリに使用できるメジャーなアイテムです。値段もお手頃なので、費用を抑えたい方や、シロアリの発生率が少ない方におススメです。

費用を気にしない方におススメ

業者に頼むのは抵抗があるという方におススメなアイテムです。費用は掛かってしまいますが、効果が高いです。シロアリを徹底的に退治したいという方は、試してみてください。

まとめ

梅雨の時期になると必ず大量発生してしまう羽アリですが、ある程度の対策はできると思います。自分で対策できれば、費用もそれほど掛からないので、試してみてください。
一番気を付けて欲しいのは、羽アリがシロアリの場合です。風呂場などの人目の付きにくい場所は、要チェックです。発見した場合は、業者に相談してください。
少しでも参考にしていただけると嬉しいと思います。

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