デコトラ画像&動画集!違法アートトラックがヤバすぎた…

真夜中の高速道路などで見かける、とにかく派手な電飾装備を施したドでかいトラック! それがデコレーショントラック、略してデコトラだ。 迫力ある圧倒的存在感は見る者達を魅了する。 今回は、芸術的なデコトラ文化についてご紹介していきます。

デコトラ画像&動画集!違法アートトラックがヤバすぎた…のイメージ

目次

  1. 1デコトラとは?
  2. 2デコトラ発祥の地
  3. 3デコトラのパーツ
  4. 4デコトラの内装例
  5. 5金華山
  6. 6チンチラ
  7. 7インテリアパネルのカスタム内装
  8. 8伝説のデコトラ:一番星号
  9. 9デコトラ動画&画像集
  10. 10デコトラ・ギャル奈美
  11. 11デコトラ:過去のイベント色々
  12. 12デコトラとアートトラック 何が違うの?
  13. 13デコトラ化の価格
  14. 14デコトラ関連ステッカーの色々!
  15. 15デコトラ記事:まとめ

デコトラとは?

出典: https://ja.wikipedia.org

「デコトラ」は「デコレーショントラック」の略称である。

コンテナにド派手なペイント塗装や、
マーカーランプ、アンドンといった煌びやかな電飾装備、
ステンレス製やクロムメッキ等のカスタムを施されたエアロ部品など
様々な外装を、これでもかというほど飾っている事が特徴だ。

デコトラ発祥の地

出典: https://www.hi-net.ne.jp

時は1970年代、デコトラは青森県にある八戸港が発祥の地である。

トラックは頻繁に水産物輸送を行う為に水と塩気(塩害)で錆びやすい。
また雪でも車体が傷みやすいことから、荷台に特別なステンレス鋼板で加工を施した。
そこで、ウロコ状のヘアラインで表面を仕上げた物を使うようになったのがデコトラの始まりとされる。

八戸のトラック運転手は、港にて水揚げされた新鮮な魚をいち早く全国に届けようと、速さを競い合って日本中を疾走したのだ。

トラックは孤独な時間を長く過ごす事になるもの。
その淋しさを癒す様に賑やかに飾り立てた「デコトラ」は全国からトラッカーの注目を集める。
そこで運転手同士の交流を深め、「デコトラ 八戸」の名が全国に知れ渡ったという。

デコトラのパーツ

デコトラにはたくさんのパーツが付いており、一体どれがどれなのか中々わかりずらい。
そこで、デコトラの大きな見せ所でもある主要パーツを紹介しておこう。

出典: http://usedtrucks.blog.fc2.com

シートキャリア(フロントデッキ)

まず最初に、キャビン上に取り付けられているパーツが、「シートキャリア」だ。
ダンプトラックにおける飛散防止、そして雨除けのシートを格納するためのパーツである。

バンボディの場合は空気抵抗を少しでも減らすため、エアロパーツが取り付けられている。
このシートキャリアを色々と加工し、インパクトあるものに交換する。

出典: http://usedtrucks.blog.fc2.com

サイドミラー

ご存知、運転中に左右後方を確認するための大切なミラー。

デコトラの場合、このようにミラーアームをゴツく派手な仕様にしてるものが多い。
電飾を追加し、さらに個性を出すというわけだ。

出典: http://usedtrucks.blog.fc2.com

バイザー

バイザーとは、要するに日除けのことである。
キャビンの上部より、前方に向けて装着されているパーツ。
当然、派手なものに交換する。
信号機が見え難いんじゃないかと思うほど、大きなものを施しているデコトラも多い。

出典: http://artfriend.co.jp

フロントバンパー

キャビン下部に取り付けるパーツ。
衝撃や振動を和らげる緩衝装置だ。
これこそ、デコトラの一番の見せ所と言っても過言ではない。
とにかく派手に電飾などを組み込まれたものも多く、
さらにナンバープレート周辺にまで煌びやかにカスタムする。

出典: http://usedtrucks.blog.fc2.com

サイドバンパー

通常のトラックの場合では、荷台の左右下部にあるパイプ状のパーツの事を指す。
しかし、デコトラの世界ではそれは当てはまらない。
パイプ型ではなく、これ見よがしな板状のものを装飾して魅せるのだ。

出典: http://artfriend.blog110.fc2.com

リアバンパー

荷台における後方下部に取り付けられたバンパー。
フロントバンパーに合わせてコーディネートされるのが定石。

出典: http://usedtrucks.blog.fc2.com

ハシゴ

ハシゴは本来シートキャリアや荷台に登るためのパーツだ。
しかし、デコトラの場合、アクセサリー感覚で取り付けられている事も多い。
中には、あきらかにハシゴとしての役割を果たさない、あくまで見た目の為だけのようなものまである。

出典: http://www.neatorama.com

電飾

デコトラの華といえば、なんといってもナイトシーンだ。 「電飾」は絶対に手を抜けない。 電飾に凝り過ぎてバッテリーが弱ってしまう場合も多々あるという。 対策として、強化オルタネーターを用意している事もあるそうだ。

デコトラの内装例

外装がいくら派手でも、内装がしょぼければ恰好が付かない。
また内装をドライバー好みに使い易くカスタムする事は、作業効率のUPにも繋がってくるのだ。

金華山

出典: https://route-2.net

金華山の正式名は「金華山織り」という。
この通り豪華絢爛の内装生地。
映画「トラック野郎」でも一躍有名となった。
トラックの内装を彩る、ひとつの究極と言われてる。

チンチラ

出典: https://www.s-miyabi.com

小動物の毛に似せた様な素材感であるチンチラ張り内装。
レトロな自動車シートの定番である。
見る角度によって光沢が異なり、色々な表情を見せてくれる。

インテリアパネルのカスタム内装

出典: https://www.automesseweb.jp

こちらは豪華な木目調のインテリアパネル。
高級感のある内装に仕上がっている。
見た目だけでなく、実用性も良さそうだ。

トラックの外装を美しく飾ることも大切ではあるが、
トラッカーにとって、長い時間を過ごす車内空間をより快適にすることも重要視されている。

快適になればなるほど、仕事もはかどる事だろう。

伝説のデコトラ:一番星号

出典: https://www.automesseweb.jp

デコトラを語る上で、
決して外せないものがある。

それは、映画「トラック野郎」シリーズにて大活躍した、
「一番星号」だ。

全国のトラック野郎達の憧れである伝説の名車。

出典: https://www.automesseweb.jp

一番星号:ナイトシーン①

デコトラファンの夢!

出典: https://www.automesseweb.jp

一番星号:ナイトシーン②

写真ではわかり難いが、実際は電球が流れる様に点灯する。

出典: https://www.automesseweb.jp

一番星号:ナイトシーン③

一番星号の後姿!

なんと雄々しいマユをしたガチムチの桃太郎だ。
今にも飛び出してきそうだ。

人肌恋しくなるこの季節
こんな桃太郎がもし本当に飛び出してきたとしたら、
「ギュッと抱きしめて欲しい」と思う女性デコトラファンも多い事だろう。

一番星号ナイトシーンの動画がこちら!

これぞ、レトロアートトラックの極み。

出典: https://www.automesseweb.jp

コレは、なんでしょう・・?

答えは、一番星号の発電機!

この2台の発の電機働きによって、一番星号が装備する無数の電飾をパターン点灯させるための電力を作り出している。

ちなみに、搭載されている場所は荷台。

一番星号における「縁の下の力持ち」だ。

出典: http://www.1999.co.jp

あなたの部屋にも、一番星号!

「トラック野郎ファン」であれば、
一番星号の実車を手に入れ
一度で良いから豪快に乗り回してみたいと思う気持ちもわかる。

しかし、そんな事は、夢のまた夢。

それならばせめて、発売中のプラモデルでも作って
1/32スケールの一番星を部屋に置こう!

ニヤニヤしながら眺めても良し。
舞台まで作って映画の名シーンを再現するもまた良し。
楽しみ方は無限大。

一番星 故郷特急便 (プラモデル) - ホビーサーチ カーモデル

デコトラ動画&画像集

出典: https://ihoku.jp

なんという威圧感!

出典: https://ihoku.jp

美しいナイトシーン

出典: https://ihoku.jp

もはやアートだ!

出典: https://ihoku.jp

目立ってなんぼ!

インスタグラムのデコトラ特集!

インスタグラムに掲載されたデコトラを集めてみました。
どれも、ド派手で迫力満点!

出典: https://ihoku.jp

スゴイとしか言いようがない。

出典: https://ihoku.jp

カスタムにいくら掛かっているのであろうか!?
イベントでも相当目立つに違いない。

デコトラ:レトロダンプ仕様

出典: https://webcache.googleusercontent.com

デコトラ:レトロダンプ仕様①

迫力のあるデカいバンパー

出典: https://blogs.yahoo.co.jp

デコトラ:レトロダンプ仕様②

張り出したミラーステー、バンパー、プロテクターが迫力のレトロダンプ

出典: https://blogs.yahoo.co.jp

デコトラ:レトロダンプ仕様③

渋いデコトラ・ダンプ!

出典: http://www.geocities.jp

デコトラ:ダンプ仕様④

4D+レトロダンプ!

出典: http://www.geocities.jp

デコトラ:ダンプ仕様⑤

こんなダンプ、乗ってみたい!
注目の的になるに違いない。

デコトラ:軽トラ仕様

トラックの中では小さいが、一度見たら忘れられない抜群の存在感。
大型トラックやダンプよりも、デコレーション価格が比較的安く収まるので、
デコトラ入門の際にもお薦め。

出典: http://rurudebu.blog.so-net.ne.jp

デコトラ:軽トラ仕様①

いかつさとかわいらしさが融合したレトロ軽トラ。

出典: http://minkara.carview.co.jp

デコトラ:軽トラ仕様②

とんでもない事になっている!

出典: https://blogs.yahoo.co.jp

デコトラ:軽トラ仕様③

小さくても存在感あり!

出典: http://minkara.carview.co.jp

デコトラ:軽トラ仕様④

軽トラのカスタムも奥が深そうだ。

出典: http://minkara.carview.co.jp

デコトラ:軽トラ仕様⑤

軽トラ愛が伝わってくる!

出典: http://minkara.carview.co.jp

デコトラ:軽トラ仕様⑥

なんともイカす、レトロバンパー装着の軽トラ。
右の軽トラのペイントもスゴイ!

デコトラ・ギャル奈美

出典: https://kuchico.jp

デコトラを語るのであれば、
映画「デコトラ・ギャル奈美」シリーズもまた忘れてはならない。

女一匹、どこまでも
デコトラ一筋、大爆走!!

「トラック野郎」にオマージュを捧げた痛快アクション。
いわば、セクシー系トラック映画だ。

とても、わかやすいストーリー展開。
内容は、レトロな香り漂う「人情もの」

出演女優の、見事な脱ぎっぷりも見逃してはならない。

美女とデコトラ
一見ミスマッチのようだが、これが見応えある演出によって
なんとも独特な魅力を醸し出している。

デコトラ・ギャル奈美
これは何度でも見たくなる作品!

全シリーズ制覇した後は、
新章として発表されている「デコトラギャル・瀬菜」もお薦めだ。

デコトラ・ギャル奈美:ストーリー

主人公である奈美は、伝説のトラック野郎だった亡き父の忘れ形見。
デコトラを受け継いだ奈美は、持ち前の威勢の良さと確かな運転技術で荷主たちにも評判である。

そんな奈美に新しい相棒として、
トラッカー相手に身体を売って生きてきた桃香が加わるが、
2人は思いもよらない事件に巻き込まれてしまう・・

デコトラ・ギャル奈美:主演女優

出典: http://www.dmm.co.jp

デコトラ・ギャル奈美に主演する「吉沢明歩」は、
東京都出身、AV女優、タレントである。

主演作品数は1つのメーカーだけで100作品を越えている。
内容も素晴らしく、もちろん評価も高い。

「デコトラ・ギャル奈美」を観賞した後に、
彼女がAV女優として主演する作品を観ると、また別の魅力に惹きこまれる。

デコトラ・ギャル奈美 おすすめシリーズ一覧

●デコトラ・ギャル奈美(2008年、第1作)

●デコトラ・ギャル奈美 〜爆走!夜露死苦編〜(2010年、吉沢明歩主演版第2作)

●デコトラ・ギャル奈美 〜爆走!薔薇愛怒編〜(2011年、吉沢明歩主演版第3作)

●デコトラ・ギャル奈美 〜感動!夜露死苦編〜(2012年、吉沢明歩主演版第4作)

デコトラ:過去のイベント色々

今年も、各デコトラ会において様々なイベント集会が開催された。

デコトラというものは、実はイベント参加を目的としていることが多い。
それが、見た目抜群のインパクトと、派手な車両が多い理由でもある。

デコトラファンであれば、ぜひ参加したいイベントばかりだ。
美しく見事なナイトシーンは、まるで素敵なイルミネーションのようだ。
カップルでイベントに参加してみるのも良いかも。

出典: http://www.city.hachinohe.aomori.jp

八戸デコトラ祭り

デコトラの聖地青森県八戸市において、
今年9月17日に「八戸デコトラ祭り」というイベントが開催された。

全国各地からなんと約200台ものデコトラが参加。
歌謡ショーやトラックパーツのオークションなども盛大に行われたようだ。

そして、夕方には
待ちに待ったデコトラが電飾などでライトアップされるナイトシーン。

来年も開催されるかどうかは不明だが、
デコトラファンであればぜひ参加しておきたいイベントだ。

イベント名:幻影会チャリティー撮影会

イベント名:全国浪花会 2017'チャリティー撮影会

イベント名:全国菊水会チャリティー撮影会

イベント名:安曇野急行 秋の信州トラック祭

デコトラとアートトラック 何が違うの?

「デコトラ」と「アートトラック」

よく混同しがちだが、それぞれのカスタム傾向には特徴がある。

デコトラ・・電飾、柄のカスタム中心
アートトラック・・絵のカスタム中心

ちなみに、デコトラやアートトラックのベース車はトラックのみに関わらず、マイクロバス・ハイエース・バン等をカスタムしている場合もある。
全て含めてデコトラ・アートトラックという呼び方をしている。

出典: https://www.55truck.com

デコトラ

デコトラは基本的に、
外装・内装デザインや電飾をメインにカスタムしている。

また、内装に力を入れることも多く、
シートやダッシュボード周辺には、はなやかな金華山などの内装生地を貼ったり、
シャンデリア・タッセルなどのド派手で豪華な飾りを取り付けることもある。

このように、外装・内装のデザインも重要なのだが、
やはり、夜に光り輝く「電飾」が最大の特徴といえる。

行き過ぎたカスタムにより、
車体の長さ・高さ・幅などに変更が出た場合は、
道路交通法に従い、記載事項の変更・構造変更手続きと、
車検合格が必須となる。
これらが守れなければ、当然違法となってしまう。

出典: http://www.hobbystock.jp

アートトラック

アートトラックは、デコトラ同様に外装・内装のカスタムも行われるが、
電飾などは基本的に施されない。

車体荷台に描かれた「絵」が最大の特徴だ。

絵のモチーフは、龍や鯉などのオリエンタルデザイン
また、日本を代表するものや芸能人のイラスト
山や海の風景画、アニメのキャラクターなど、
アートトラックのデザインは実に多種多様。

出典: http://rurudebu.blog.so-net.ne.jp

美しいアートトラック
名車・龍馬号

出典: http://rurudebu.blog.so-net.ne.jp

アートトラックは、実に個性豊かだ。
こちらはレトロなデザイン。

出典: http://news.nicovideo.jp

なんという美しさ。

デコトラ化の価格

出典: https://allabout.co.jp

例えば、2Tトラックをデコトラにするのに価格と期間はどのくらいか?

専門業者に依頼してカスタムすることもあれば、自分で塗料などを用意し世界に一台だけの車両にカスタムさせることもある。

安さ重視でトラックから揃える場合、状態の良い中古車を選ぶのも良い。

2Tトラックをデコトラ化する場合、どの程度カスタムするかによって金額が大きく異なってくる。

たとえば、荷台の横や後ろなどにイラストを入れる場合
一面だけの価格でも数十万円。
バンパー取り換えの価格は50万円を超えることもある。

比較的大きなパーツでは無いバイザーやミラーにしても、10万円程度の価格で購入できるものは限られてしまう。

特に高価格なのは、なんといても電飾だ。
簡易的な電飾でも価格は数十万円単位となる。

出典: http://www.runwblog.com

現在では、あまり電気代がかからないLEDによるライトアップが主流となっている。
しかし、購入費は逆に高額になり、フルカスタムの場合の価格は数百万円となる。

中には、価格が1,000万円単位になることも!

例えば正面外観を、元の車種がわからないほどにカスタムするとなった場合
2Tであっても、それだけで自家用車が購入できる価格になる。

いざカスタムをする際、あれもこれもと夢だけは膨らむが、
価格と相談して、省けるところは省く事が得策だ。

デコトラ関連ステッカーの色々!

出典: http://utamaroshop.com

日本デコトラ学園 土建部 ステッカー

出典: https://item.rakuten.co.jp

デコトラ丸シリーズステッカー 今日も一日安全輸送

出典: https://item.rakuten.co.jp

全日本アートトラック連盟 災害救助支援団体 ステッカー

出典: https://thumbnail.image.rakuten.co.jp

元祖トラックアート歌麿 ステッカー

出典: http://utamaroshop.com

一番星ブルース カッティングステッカー ラメゴールド

デコトラ記事:まとめ

実に奥が深いデコトラの世界。

ただ派手なだけではない。
そこにはトラッカーの相棒であるデコトラへの、
愛やロマンが沢山詰まっているのだ。

関連するまとめ

編集部
この記事のライター
Cherish編集部

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ