【臨死体験談】死を体験した7人が語る、驚きの世界とは?

臨死体験と一言でいいますがどのような状態なのでしょうか?本当に臨死体験ってある?臨死期ってなに?宇宙の仕組みが見れる?その先にあるのは天国、それとも地獄?臨死体験後には身体的変化が訪れる?死後の世界は存在する?この記事では臨死体験についてまとめてみます。

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目次

  1. 1臨死体験とは
  2. 2丹波哲郎の臨死体験談:一般的な臨死体験
  3. 3ビートたけしの臨死体験談:再開
  4. 4コルトン・バーポの臨死体験談:死後の世界
  5. 5ラジブ・パルティ医師の臨死体験談:精神的変化
  6. 6アニータ・ムアジャーニの臨死体験談:身体的変化
  7. 7マシュー・ボツフォード臨死体験談:地獄
  8. 8千原ジュニアの臨死体験談:天国?
  9. 9立花隆の『臨死体験』(1994)と木内鶴彦の『「臨死体験」が教えてくれた宇宙の仕組み』(2014)
  10. 10臨死体験についてまとめ

臨死体験とは

臨死体験(りんしたいけん)は、文字通りに言えば“臨死”、すなわち死に臨んでの体験であす。英語ではNear Death Experience(NDE)と言い、日本語では訳語が「臨死体験」以外にも「近似死体験」などいくつか存在しています。今までの調査を概観すると、心停止の状態から蘇生した人の4〜18%が臨死体験を報告しています。現在では医学技術により、停止した心臓の拍動や呼吸をふたたび開始させることも可能になったため、死の淵から生還する人の数は過去に比べて増えています。

日本ではNHKが1991年3月17日にNHKスペシャルで「立花隆リポート 臨死体験〜人は死ぬ時 何を見るのか〜」という番組を放送したのと、立花隆の著作『臨死体験』(1994)が出版されたことにより、「臨死体験」という訳語が広まったとする説があります。

出典: http://takashi1016.com

丹波哲郎の臨死体験談:一般的な臨死体験

丹波哲郎は、書籍やインタビューの中で2度の臨死体験について語っています。1度目の臨死体験は、小学校1年の時。妹と一緒に食べた饅頭が腐っていたことから、赤痢になり病院で意識を失います(妹は他界した)。ベッドで寝ていると体が宙に浮き、下にいる自分自身を見つめていました。さらに視界は、四方八方を自在に見渡すことができた語っています。

2度目は2005年にインフルエンザと肺炎、盲腸のため入院した時のこと。臨死状態の丹波は、壁を通り抜けることができ、ふと窓の外を見ると海が広がっていたそうです。巨大な船に乗って航海していたといいます。誰かが丹波を呼ぶ声がするので、船の行き先を尋ねたところ、知らない場所の名前を告げられます。そこで目が覚めたと語っています。

出典: http://www.tamba.ne.jp

丹波哲郎

出典: http://www.weoff.net

ビートたけしの臨死体験談:再開

1994年8月2日午前1時40分、原付バイクで東京都新宿区を走行中に自損事故を起こし頭部に重傷を負いました。事故後は東京医科大学病院に救急搬送されて一命を取り留めたものの、長期の入院などにより約半年間に渡ってテレビ出演が出来なくなりました。また、事故は酒気帯び運転によるものであったために書類送検され、起訴猶予処分を受けました。

このときの臨死体験としてビートたけしはこのように語っています。

「麻酔を打って手術する時に夢だか何だか知らないけど、上から自分が倒れているのを客観的に見たような気がする」

また、臨死状態のときに、事故の前年に亡くなった親友の逸見政孝が出てきたといいます。たけしさんはは「あれは、まだ俺は死んじゃいけない。って逸見さんが言いに来てくれたんじゃないかな」と、退院後のインタビューで答えています。

出典: http://solife-a.com

ビートたけし

出典: http://blog.goo.ne.jp

逸見政孝

コルトン・バーポの臨死体験談:死後の世界

3歳になるコルトン・バーポは高熱と嘔吐を繰り返し、病院に緊急搬送されます。病名は「穿孔虫垂炎」、2度の手術をして、医師からは「できることは何もない」と告げられます。17日間入院して臨死状態を彷徨ったコルトンは臨死体験したことを退院してから語りはじめます。

「青紫の服を着たイエス様がいた。」「不安になると天使が歌ってくれた。」ここまでなら聖書に記されていることで母親は聞き流します。

しかし、「手術してるときママ、別の部屋で電話してたよね、パパは小さな部屋で祈りを捧げていた。僕はイエス様の膝に乗って見てたよ」と言うので驚愕します。牧師である父親が祈りをささげていたのは確かに事実でしたが、誰も知らなかったことなのです。さらに「ママ、僕にはシスターが2人いるんだね。もうひとりお腹で死んだ赤ちゃんがいたんでしょ。天国で元気にしてたよ」と言ったもんだから、「なんでそんなこと知ってるんだい!」となります。流産したことはコルトンに知らせていなかったのです。

彼は天国ではみんな若いといっています。一番年寄りで30代だったとも・・・。また流産した子が天国で元気にしていたと聞いて、敬虔なクリスチャンである両親は喜んでいます。

ちなみにこの話は『天国は、ほんとうにある: 天国へ旅して帰ってきた小さな男の子の驚くべき物語』という名で映画化、書籍化されています。

出典: https://www.amazon.co.jp

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ラジブ・パルティ医師の臨死体験談:精神的変化

ラジブ・パルティ医師臨死体験は少し特殊です。彼は医者という職業柄臨死体験談を何度も聞いてきました。話にはいくつかのパターンがあり、別の世界に運ばれたという体験や、身体から意識が抜け出て手術台に横たわる自分を上から見ていた、天国や地獄の門が見えたといったものでした。

しかしどんなに臨死体験の話を聞かされても、パルティ医師は一度も臨死体験が存在すると信じたことはなかったのです。

しかし彼が前立腺がんの緊急手術を受けた時に臨死体験をしてしまいます。

肉体から抜け出る感覚に襲われ、部屋の天井から手術中の自分を見下ろすという不思議な感覚になりました。

その後肉体から抜けた感覚は、地獄の門前まで行きます。そこには父親が立っていました。父は息子を地獄ではなく、『光のトンネル』へと導きます。そしてその先にいた大天使ラファエルとミカエルは「今までの感情を排除し堅実な仕事をするスタイルから、患者への配慮に重きを置いたスタイル』へと転換するように諭されます。

その後、この臨死体験を多くの人々に伝えることが課せられた義務だと気付き意識は蘇りました。

出典: http://sanpaolo.or.jp

出典: http://tokyo-bay.biz

アニータ・ムアジャーニの臨死体験談:身体的変化

彼女の例は身体的変化が顕著に現れた例です。

彼女はすでに末期癌の臨死期で助かる見込みもなく、臨死状態に陥りました。

彼女は自分の体を離れたような感覚に襲われます。他の魂の存在を感じることができる、まるで神のような感覚だったと言います。彼女は『向こう側』と表現する所へいきます。死後の世界でしょうか?

「愛と平和の感覚を感じました。痛みは感じませんでした。私は人生における自分の目標と、私がしなければならないことを見つけました。癌の解決策は、私の中にあると気づいたのです。」

臨死状態から抜け出した彼女にはとてつもない身体的変化が訪れます。4日後には70%の癌がなくなり、5週間後には完全に治ったのです。さすがにこれほどまでに身体的変化が起きた現象は他にはありません。

出典: http://atanaha-clinic.jp

アニータ・ムアジャーニ

出典: http://roudokudouga.com

臨死期について

臨死期ってなんでしょうか?これは、もう助かる見込みの無い患者の余命を指します。近年、臨死期のケアというものが注目されています。しかし日本には臨死期のスペシャリストや専門施設は少ないです。 臨死期患者は身体的変化・精神的変化を避けられません。現在日本では臨死期ケアについて質的向上が急がれています。

出典: http://drpolan.cocolog-nifty.com

マシュー・ボツフォード臨死体験談:地獄

ここまで死後の世界を見てきた人は「天国」的なイメージが強く感じましたが、やはり死後の世界は一つではありません。つまり「地獄」です。

彼は後頭部を撃たれた臨死状態になります。このときに感じたのは、ごく僅かな瞬間、頭上に熱く、針のようなものが突き刺さったような、耐え難いほどの痛みの感覚でした。そして、目に厚く黒いインクが注がれたかのように、完全な暗闇が包み込んだと言います。

それから27日間、彼は臨死状態に。彼の魂は、地獄に閉じ込められていたと言います。

手を伸ばしたら、自分が実際には一種の監房のようなところに収容されていることが分かりました。寒さが骨の髄まで染み込んできました。悪魔のような存在に囲まれて圧迫されて力が入らないそうです。そして悪魔のような存在と寒さ以外は感じることが出来ず、感覚がない、考えることもできなかったそうです。

案外、死後の世界とは苦痛等の地獄のようなものではなく、無なのかもしれません。

出典: http://www.gibe-on.info

出典: http://horror2.jp

出典: http://mimsummit.exblog.jp

千原ジュニアの臨死体験談:天国?

2001年、オートバイ事故を起こして、前頭骨骨折、鼻骨骨折、下顎骨骨折、頬骨骨折、上顎骨骨折、眼窩底骨骨折、眼窩内壁骨折、おでこの神経を切る重傷を負って臨死状態になりました。その時の臨死体験を語っています。

走馬灯を見たというジュニア。「三途の川的な、お花畑。」と語り、「まさに、『あ、ほんまに見んねんなー』って、もう一人の俺が思ってたもん」と事故で生死の境目にいることを自覚していたようです。

「それはね、現実と向こうの世界が混合してるんですけど。会社でね、広報の『マンスリーよしもと』っていう雑誌があって。それに使う写真でしょうねえ。先輩がライブやった写真が大量にあったわけや。で、面白そうなコントやなー。ってそれを見た後にすぐ事故ったわけ」。会社にいるのになぜか急に事故の場面になったと語っています。またそのコントがリットン調査団のものだったと言っています。

「そのコントっていうのが、リットン調査団さんが、でっかいお花から顔を出してやってるコントなんや。で、お花畑にそのお花をつけたリットン調査団さんが出てきてるわけ」ものすごい情景です。

「スローモーションで走ってはるわけ。で、『こっちこーいこっちこーい』って言ってる。で俺は、絶対行ったらあかん、これ知ってる!絶対行ったらあかん」「いやオカシイんですよ、リットンさん生きてはるからな。夢でもちょっと気になったことが出てくる系の、あれなのね」。死後の世界だと思ったのでしょう。

ビートたけしさんのときは故・逸見政孝さんでした。臨死体験の中では生きてる人も出てくるのですね。

出典: http://suke-up.com

千原ジュニア

出典: http://blog.livedoor.jp

リットン調査団

立花隆の『臨死体験』(1994)と木内鶴彦の『「臨死体験」が教えてくれた宇宙の仕組み』(2014)

立花隆の著作『臨死体験』(1994)は日本における臨死体験界のパイオニアと言えます。また最近では木内鶴彦の『「臨死体験」が教えてくれた宇宙の仕組み』(2014)も発売されています。また立花隆の『証言・臨死体験』の中に「宇宙の仕組み」の木内鶴彦は出てきます。

またこれがきっかけで立花隆と木内鶴彦意気投合し「宇宙の仕組み」の発売に至るそうです。

そもそも「宇宙の仕組み」の木内さんは彗星探査家で文字通りの意味で「宇宙の仕組み」の研究をしていた人です。しかし臨死体験で「宇宙の仕組み」が見えてしまったんですね。

出典: https://www.amazon.co.jp

立花隆の『臨死体験』

出典: https://www.amazon.co.jp

立花隆の証言・臨死体験

出典: https://ec.mibon.jp

木内鶴彦の「臨死体験」が教えてくれた宇宙の仕組み(2014)

臨死体験についてまとめ

いかがだったでしょうか?天国から地獄、整合性の無いもの、身体的変化が起きるものまで7人の臨死体験は様々でした。自ら臨死体験をするのは厳しいですがここまで見ると少し見てみたいものな気もします。もっともどんな臨死体験なのかはわかりません。天国か身体的変化があるもののどちらかがいいですよね・・・見るだけなら死後の世界も見たいかな?

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