ヘアマニキュアとは?向いている人の特徴やおすすめを紹介!
髪へ与えるダメージが少ないヘアマニキュア。その特徴やメリット、デメリットをご紹介します!また、勘違いされやすいヘアカラーとの違いや、おすすめのヘアマニキュアも詳しく纏めました。髪を染めたい人だけではなく、パーマやカラーリングで傷んだ髪に悩む人にもおすすめです!
ヘアマニキュアとは?
ヘアマニキュアは酸性カラーとも呼ばれ、髪へダメージを与えにくいカラーリングという特徴を持っています。
ヘアマニキュアは、ヘアカラーとやり方が違い、髪の表面にカラーをコーティングして色を定着させます。
髪の表面だけコーティングするやり方ですので、ヘアカラーのようにキューティクルを剥して内部に薬品を浸透させることはしないので、髪へのダメージが少ないです。
ですが代わりに色持ちがヘアカラーよりも悪く、ヘアカラーだと2か月くらい色が持ちますが、ヘアマニキュアは髪を洗う度に落ちていき、色持ちは約4週間ほどです。
色が段々と落ちていくのも特徴で、自然な感じで元の髪色に戻すことができます。また、ヘアカラーのように根元だけ地毛の色が見えてしまうということもありません。
短い期間のイメチェンや、色持ちが悪いのをメリットとして様々な髪の色を試してみたい人にも、ヘアマニキュアがおすすめです。
ヘアマニキュアが落ちてしまった時も、その色が気に入っていたのならばまた同色のヘアマニキュアで染め直したり、別に色を試してみたい時は他の色にしてみるというように、髪の色を気軽に変えたい場合などにも、ヘアマニキュアは最適!
また、ヘアマニキュアは髪へツヤやハリを与えてくれます。
髪の色をあまり変えずに印象を変えたい方も、ヘアマニキュアを試してみるといいですよ。
一方で、黒髪にはあまり色味がでないというデメリットもあります。
黒い髪をがらりと明るい色に染めたい場合には向いていませんが、黒髪にハリやツヤを出したい時などは黒髪の人でもヘアマニキュアがおすすめです!
それでは、ヘアマニキュアの特徴を詳しくみていきましょう。
【メリット】ヘアマニキュア
髪のダメージを少なく染めることができる
ヘアマニキュアの大きなメリットと言えば、まず髪へのダメージが少ないこと!
ヘアカラー剤は、髪の内組織に液剤を浸透させ、メラニン色素を脱色、染色してカラーを定着させるやり方です。
この時、髪を保護し、ツヤやハリなども与えくれるキューティクルも剥してしまうのでヘアカラーの際にはどうしても髪へのダメージが大きくなってしまいます。
ヘアカラーは色持ちがいいですが、髪が伸びてくるとまた根元を染めなくては目立ってしまいます。
繰り返し使うとその分、ダメージも溜まっていきます。
ですが、ヘアマニキュアは髪の表面にカラーをコーティングするだけですので、髪へのダメージが少ないんです。
4週間ほどしか持ちませんが、髪へのダメージが少ないので、ヘアマニキュアが落ちてしまったらまたカラーリングする、という方法をとることができます。
また、髪の表面をコーティングすることによって、ハリやツヤを出すこともできます。
ヘアカラーでのダメージが髪に蓄積してしまった時などにもヘアマニキュアがおすすめです。
ツヤやハリを与えてあげれば、印象もがらりと変わります。
髪を紫外線からガードしてくれる
髪をコーティングするヘアマニキュアのメリットはそれだけではありません。
日光などの紫外線から与えるダメージから、髪をガードすることができ髪が痛むのを防ぐことも可能です。
ヘアマニキュアのやり方ですと、髪へのダメージを最小限に、そして外部のダメージから髪をまもることもできるので、髪を労わりたい方にぜひおすすめです。
【デメリット】ヘアマニキュア
黒髪だとあまり色味が変わらない
ヘアマニキュアのデメリットとして、黒髪の表面にカラーをコーティングしても、色味はほとんど変わりません。
黒は光を通しませんので、他の色よりも存在感が強い色です。
黒髪の表面を他のカラー、例えば赤や黄色でコーティングしてみても黒が勝ってしまい、あまり色は変わりません。
髪の色が黒っぽく、明るい色へとしたいという方は、髪の内部のメラニン色素を脱色させるやり方でカラーを定着させるヘアカラーを選ぶのがいいでしょう。
カラー剤が頭皮や手につくと取れにくい
ヘアマニキュアのカラー剤も、手や頭皮などの肌についてしまうと落ちにくいです。
ヘアマニキュアを使って髪を染めるやり方でも、やはりカラー剤が手や肌に着かないよう、手袋をしたり肌にクリームを塗ったりして、出来るだけ肌にカラー剤が付かないやり方で染めましょう。
もし肌についてしまった場合は、強く擦ったりなどはせず、様子を見ながら自然に落ちていくのを待ちましょう。
ヘアマニキュアに向いている人とは?
髪のダメージが気になる
髪を染めたいけれど、カラーリングやパーマの影響で髪のダメージが気になる場合など、これ以上髪に負担をかけたくない場合などヘアマニキュアがおすすめです。
また、ヘアカラーで失ってしまったツヤとハリを復活させるためにヘアマニキュアでコーティングするやり方も!
髪にツヤ&ハリを出したい
髪にツヤやハリがないと、ぼさっとしてだらしない印象になってしまうことも。
ぼさぼさな髪よりも、綺麗なツヤツヤな髪がいいですよね。
ヘアマニキュアは髪にツヤやハリが生れるので、一気に印象が変わります。
また、髪の色を変えずにツヤやハリだけを出したいという人でも、無色透明なヘアマニキュアでコーティングするやり方もありますので安心です。
白髪がある
ヘアマニキュアには白髪用と普通用の2種類があります。
白髪用のヘアマニキュアは、特に白髪に定着して綺麗に発色するようになっているので、白髪が気になっている人にもおすすめです。
白髪を染めたいだけなら、ヘアカラーよりも白髪用のヘアマニキュアで染めた方が髪へのダメージも少なく、綺麗に染まります。
白髪も、生活するにつれて伸びていったり増えていったりします。
白髪は繰り返し染めますので、色持ちが悪いこともそれほど大きなデメリットにはならないでしょう。
ダメージの少ないヘアマニキュアで、白髪の悩みも解決しちゃいましょう!
ヘアカラーで肌トラブルがあった
ヘアマニキュアは、ヘアカラーとは違い酸性のカラー液剤を使用しています。
ヘアマニキュアの方がヘアカラーなどよりもかぶれにくく、以前肌トラブルなどがあった場合は、ヘアマニキュアの方がおすすめです。
ですが、ヘアマニキュアでもかゆみや痛み、腫れてしまうなどの肌トラブルが起こる可能性はあります。
事前に美容師さんに使用するヘアマニキュアを相談するか、できれば美容院で染めることをおすすめします。
カラー剤の匂いが苦手
ヘアマニキュアは、ヘアカラーのよう染めている最中や染めたあとに感じる匂いはほぼありません。
種類によっては良い香りのカラー剤を使用しているものもありますので、カラー剤の匂いが苦手という人にも、ヘアマニキュアがおすすめです。
おすすめヘアマニキュア7選
クリップジョイント「クリップジョイント カラーバター」
トリートメント効果もあるヘアマニキュアです。
パーマをかけていても綺麗に染まりやすく、髪のダメージのケアにもぴったりです。
色持ちは約1,2週間で、自然に色が落ちていくヘアマニキュアは、夏の間だけ髪を染めていた学生さんの色戻しにも最適です。
ホーユー「グラマージュ」
髪へ美しいツヤを与えたい方におすすめのヘアマニキュアです。
白髪のぎらつきをおさえるために補色をミックスさせたり、やわらかくしっとりとした手触りにするためにオリーブオイルを配合するなどの工夫がされたヘアマニキュアで、美しい髪に染めたい人向けです。
ルプルプ「ヘアカラートリートメント」
微アルカリ性のヘアマニキュア。
他のヘアマニキュアとは違い、こちらは微アルカリ性ですから傷みにくく染まりやすいという特徴をもっています。
また、天然精油が配合されており、使用後の良い香りも人気の理由のひとつなヘアマニキュアです。
イリヤ「カラーコート デコレ」
ジェルとクリームが合わさった「クリーミージェル処方」のヘアマニキュアで、髪のキシみが気になる方向けです。
天然の保護成分が配合されていたり、アルコール溶液などをなるべく使用しないことで、髪のキシみがおさえられツヤのある髪に染まります。
ナプラ「ジュエライズ」
豊富なカラー、匂い軽減、ほどよい粘度など、魅力たっぷりなヘアマニキュアです。
繰り返し使うことで髪にツヤを与えてくれます。
毎日使えるプチプラなところも魅力的です!
ナイアード「ヘナ 木藍」
化学染料を一切使用していないことで有名なヘナのトリートメントヘアカラーです。
植物アレルギーの方は注意が必要ですが、自然由来の成分で髪をカラーリングできますので、髪にやさしいヘアマニキュアです。
ダリヤ「サロンドプロ ヘアマニキュア スピーディ」
1回の使用で白髪が染まりますので、毎日繰り返し使うのは面倒な方におすすめのヘアマニキュアです。
放置時間が5分という驚きの短さで、スピーディに白髪を染めたい人向け。
白髪が気になった時にさっと染められるのでとっても便利です。
ヘアマニキュアで素敵な髪色にチェンジ!
髪への負担が少ないヘアマニキュアで、髪色の変えて雰囲気も変えてみませんか?
髪色を大胆に変化させなくても、ツヤとハリを与えるだけでも雰囲気はがらりと変わります。
気分を一新させたい時、髪のダメージが気になってきた時など、ヘアマニキュアを上手に使ってイメチェンしましょう!