宗教「冨士大石顕正会」とは？勧誘手口は警察も認める危険度!? 断り方など

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冨士大石寺顕正会(ふじたいせきじけんしょうかい)は埼玉県さいたま市大宮区寿能町の本部を拠点として活動しているカルト宗教団体です。顕正会はこれまで暴力団と扱われない為に自分達を宗教団体と名乗っていましたが、数多くの問題を引き起こしたため警察からは現在暴力団として指定されています。

顕正会は創価学会と幸福の科学を敵視しており他の宗教団体との問題や一般市民へのあまりにもしつこい勧誘などで数多くの被害を出してきたので警察どころか公安調査庁からも監視を受けています。ちなみに医療法人や社会福祉法人で「顕正会」を名乗る団体がありますが冨士大石寺顕正会とは無関係です。

顕正会のトップに位置している浅井昭衛は創価学会を忌み嫌い、敵視しているため創価学会に変わって自分達が日本をリードするために顕正会を立ち上げました。浅井昭衛はかなりの右翼的思考の持ち主で皇族を含む日本の国民全員が顕正会に入れば仏法が中国やインドにも広がり世界平和が訪れると信じています。

ただし浅井昭衛は日本古来の神道を認めていない為本来の右翼組織とは全くの別物でありむしろ対立関係にあります。また浅井昭衛は自分達の組織名を富士大石寺顕正会と名乗っていますが実在する大石寺を管轄している日蓮正宗から破門されているので富士大石寺顕正会を名乗ることは詐欺罪に当たります。

顕正会は大宮にある本部を中心に活動していますので関東圏に住んでいる方は近くに顕正会の信者が住んでいるかもしれません。自分の周囲にいる人間が顕正会かどうかは特徴を理解することで見極めることができます。本人に直接聞いてみるのも良いですがそれは中々難しい事なので行動・思考パターンから見極めてみましょう。

顕正会は神道を忌み嫌う組織なので神仏関係をあからさまに嫌がります。お正月に神社を参拝したり、鳥居をくぐることすらも拒絶反応を示します。また他宗教の葬儀に参列することも拒否します。そのため神社のお参りや葬儀を頻繁に断っている人はもしかしたら顕正会の信者かもしれません。

顕正会の活動の一つに一般人を勧誘するというものがあります。信者は勧誘活動の事を「折伏(しゃくぶつ)」と呼んでおりノルマも課せられているので常に新しい信者を勧誘することに必死です。もし学校や職場で急に馴れ馴れしく近づいてくる人がいたら顕正会の信者の可能性があります。

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顕正会は定期的にビデオ放送による会合に参加しています。顕正会のビデオ放送は平日の19時ごろから始まるので社会人の信者は残業などせずにビデオ放送のために急いで会社を後にします。そのため顕正会は残業やその他の予定よりも19時のビデオ放送をより重要視します。

顕正会は毎週日曜日に「日曜勤行」と呼ばれる行事に参加してその後勧誘活動を行います。そのため顕正会の信者は日曜日は丸一日信者としての活動に時間を費やすので基本的に日曜日は常に空いていません。

顕正会は上記のビデオ放送や日曜勤行などに参加するため他人との付き合いが悪くなります。加えてお酒を飲んだ状態で活動することは厳禁なので尚更付き合いが悪くなります。そのため顕正会の信者は会社の飲み会には全然参加しないので上司からの評価が低くなりがちです。しかし顕正会の信者にとっては会社での評価よりもビデオ放送や勤行の方が大事なのです。

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顕正会の信者は勧誘へのノルマが課せられているため新しい信者を勧誘(本人たちは折伏と呼んでいる)するやり方がかなりしつこいです。そのため顕正会のしつこい勧誘のせいでこれまで数多くの被害が出ていますし、あまりにもしつこい勧誘のせいで警察に逮捕される信者も続出しています。

顕正会の信者は最初に目的を告げずにターゲットを喫茶店やファミレスなどに誘います。最初の頃は他愛ない話をしてターゲットと親しくなりある程度話が進んできたところで顕正会への勧誘を開始します。

ここまで来たら顕正会の信者はノルマをこなす為にもターゲットが入信を了承するまでしつこい勧誘を繰り返して絶対に離しません。場合によっては集団で暴力を奮うこともあります。仮に他の宗教や組織に属しているから入信出来ないと言っても「あなたは騙されている」と言ってターゲットを説得しようとしてきます。

特に顕正会はノルマをこなす為に新宿周辺に一人で歩いている学生に声をかけることが多いようです。

ちなみに顕正会の信者の数は年々増えていますが、入信してもほとんどの人がノルマをこなさず活動を止めてしまうので実働会員は5万人程です。信者の数は年々増えているのは死亡者が出ても数を減らさないからなのだそうです。

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顕正会の信者に勧誘されて一度入信してしまうと脱会するのは至難の業なのでなるべく早い段階で断りを入れるのがベストです。しかし顕正会の勧誘はかなりしつこいので断るのも大変です。「これをやれば必ず大丈夫」という方法はありませんが顕正会の勧誘を断るのに有効的な断り方をいくつかご紹介します。

顕正会の一番良い断り方はなるべく早い段階できっぱりと断ることです。信者と深い関係になってからだと底なし沼の様にしつこく勧誘してきますので早い段階で断って下さい。それでも信者はしつこく説得してこようとしますので断る際は相手の話を一切聞かずに「興味無い」「嫌だ」と拒絶する態度を貫いて下さい。

顕正会の信者は顕正新聞や顕正会が発行した冊子をターゲットに渡して勧誘しようとします。それらは信者にとって崇拝の対象となっているので無下に扱われることをひどく嫌います。なのでそれらを渡されたらビリビリに破いたり地べたに置いたりしてみて下さい。信者は「そんなことしたら無間地獄に落ちる」と言ってくるでしょうが同時にターゲットを救いようのない人間だから勧誘の対象外だという風に見て勧誘を自然と止めてしまいます。

上記できっぱりと断ると言いましたがそれは拒絶するだけでなく激昂するという意味もあります。あまりやりすぎると騒ぎになってしまいますが相手がケンカや口論に慣れていなそうな人物だった場合「ふざけんな！」と一喝すればそれ以降勧誘が止まることもあります。

これはかなり難易度が高いですが口喧嘩が得意な人ならば信者に対して逆に理攻めで断るという方法もあります。例えば顕正会の信者は「祈れば何でも叶う」が口癖なので「祈っておれを入信させてみろ」と言ったり、「やってみなければ分からない」と言ってきたら「じゃあおれが入信しなかったら罰が当たるかどうかも分からないよな」という方法があります。これは顕正会の知識をある程度持っている必要もありますので自信のある人だけ試してみて下さい。

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上記のような入信の断り方があります。ただしこれらを試したとしても必ずしも断り切れるとは限りません。信者側に「この人には顕正会の教えが必要だ」「この人を何とか顕正会に入れたい」と思われてしまったらしつこく勧誘されてしまいます。断るためには「顕正会など必要ない」という態度を絶対に崩さないで下さい。無論信者に連絡先を教えるのもNGです。

もし信者が同じ学校や会社などにいて関係を断ち切れない場合はその場の責任者(学校なら教職員、会社なら上司など)にすぐに相談して下さい。それでもしつこく勧誘されたり被害が続くようでしたら警察に通報することを相手に言って、なお続くようなら実行して下さい。

ちなみに顕正会の信者と思わしき人物と連絡が途絶えているのであれば無視しておくのがベストです。放っておいても何も問題は起きないはずですし可能であれば携帯に入っている連絡先から削除してしまうのも良いでしょう。

顕正会は一度入ってしまうと脱会するのはかなり難しいです。そのため勧誘の時点で断ることがベストです。しかしそれでも顕正会に入ってしまってどうしても脱会したいと思っている人はいるはずです。これまでにごくわずかですが運良く顕正会を脱会できた人はいますので顕正会を脱会できる可能性のある方法をご紹介します。

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ちなみに顕正会を脱会しようとすると信者から嫌がらせを受けたり、執拗に脅されることがあります。顕正会は入るのも脱会するのも大変危険なので気を付けて下さい。

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どうしても顕正会を脱会したい人の為の最終手段は除名処分を受けることです。除名処分を受ける方法としては「ビデオ放送の中身を別の物に差し替える」「般若心経(別の宗派の為)を唱える」「顕正会の矛盾点を訴え続ける」などの信者としての不良素行があります。

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信者としての問題行動を起こし続けるとその内上役から除名を言い渡されるので、スグに入信時に渡した自分の書類を返してもらって信者のPC内にある自分の個人データも消してもらって下さい。顕正会は除名処分をしても信者数を減らさない為に書類やデータを保持しておく傾向にあります。もし返してくれないのであれば「法的手段を取る」と言って強気に出て下さい。

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顕正会はノルマをこなすために警察も困るほどのしつこい勧誘を日々繰り返しています。顕正会にターゲットとして狙われるとしつこく勧誘されます。脱会するのは至難の業なので身の危険を感じたら被害が広がらないうちにすぐに身内に相談したり警察に通報するなどして早期解決を図って下さい。